今日のGetUpEnglishは、hypeという表現を学習しよう。
hypeは大きく分けて、二つ意味がある。
一つは「(商品・政策などの)誇大宣伝、はでなプロモーション」という意味だ。こちらは動詞(誇大に……を宣伝する)としても使われる。
もう一つ、語源が異なり、「皮下注射」、あるいは「ヤク中、麻薬常用者」という意味で使われる。こちらも動詞(……を興奮させる、刺激する)としても使われる。
まずは、「誇大広告」の意味で使われる用例を紹介する。以下のように、「大げさな取り上げられ方」という意味で使われることもよくある。
○Practical Example
"The hype around the iPad in Tokyo highlights what has become a sobering reality for this country."
"Exactly. Japan now frequently looks overseas for innovation."
「東京ではiPadが過剰に取り上げられているが、これによって、今の日本にどれほど深刻な現実が突きつけられているか、はっきりと示されている」
「確かに。今や日本は技術革新を海外に求めることが多くなってしまっているんだ」
●Extra Point
つづいて、「……を興奮させる」という意味の用例を。
◎Extra Example
"What are you so hyped up about, Ashihara?"
"Japan beat Denmark 3-1 and reached the last 16 of the World Cup for the first time on foreign soil!"
「芦原さん、どうしてそんなに浮かれているんだい?」
「だって、日本がデンマークを3対1で下して、海外開催のワールドカップで初めてベスト16入りしたんだよ!」