GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2024 Uesugi Hayato(上杉隼人)

HALF-COCKED

2010-07-21 00:38:23 | H

 今日のGetUpEnlgishも、Love Storyから見つけた表現を紹介する。

 half-cockedは銃の撃鉄を半分起こした「安静段」のこと。その状態at half cockあるいはhalf-cockedという。ここから、go off at half cock(早まって発射する)という表現が生まれ、ここから「早まってしくじる」の意味で使われるようになった。 

 そしてこれはgo off half-cockedとも言う。go off half-cockedもgo off at half cockも、「(計画など)準備不十分のうちに始まる、早まって失敗する」といった意味で使われる。 

 本日のGetUpEnglishでは、この表現を紹介しよう。

 オリバーは、父Barrettに、ジェニーのことをどう思うかたずねる。しかし、父はオリバーがジェニーと付き合うことに賛成しない。

○Practical Example

 Barrett: "What attracts you most?"

 Oliver:  "I’m leaving."

 Barrett: "Don’t go off half-cocked, dammit. I would only ask that you-wait a bit."

 バレット 「では、おまえは何がいちばん気に入っているんだ?」 

 オリバー 「ぼくは帰るよ」 

 バレット 「早まるんじゃない、しょうがない子だ。とにかくちょっと待ちなさい」

●Extra Example

 日常生活では、よくこのような形で使われる。

◎Extra Example

 "I’ll quit my job. I can't stand my boss anymore."

 "Don't go off half-cocked, Yuri. If you quit your job now, it won't be so easy to find another."  

 「仕事はもうやめるわ。もうこれ以上、あの上司にはがまんできない」 

 「有里さん、早まったことをするなよ。いま辞めたら、次の仕事を探すのが大変だぜ」

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