5月4日、May the 4thは、May the Force(be with you).にかけて、「スター・ウォーズの日」です。昨年12月に公開されたシリーズ最終作『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』のDVDも発売され、ネット配信もされているので、この映画を中心に、スター・ウォーズ・ファンはstay homeでも盛り上がっているようです。
わたしもStar Warsの大ファンなので、本日のGetUpEnglishは最新作The Rise of Skywalkerにあったセリフを紹介します。
レイアがレイにドロイドのやさしさと賢さを伝えるこのセリフ。
“Never underestimate a droid.”
「ドロイドを侮っちゃだめ。」
レイもこれを知ってのちに同じ言葉を繰り返す。
今回もドロイドのR2-D2とC-3POの名コンビが大活躍した。実際、シリーズ全作I~IXまで通して出てくるのはこの2体のドロイドだけだ。
C-3POのセリフが泣かせる。
“In the event I do not return, I want you to know you have been a real friend, Artoo. My best one, in fact.”
「戻ってなかったときのために、言っておきたいけど、R2、おまえは本当にいい友達だったよ。最高の友達だった。」
もうひとつ。
“Taking one last look, sir, at my friends.”
「最後にメモリーに焼きつけているのです。友達の姿を。」
ランド・カルリジアンのこのセリフもイカしている。
“Leia sent me a transmission. Told me you might need a helping hand,”
「レイアから連絡を受けてな。助けてやってほしいと。」
そして最後のパルパティーンとレイの対決における名セリフ。
Palpatine: “Let your death be the final word in the story of the Rebellion. You are nothing. A scavenger girl is no match for the power in me. I am all the Sith.”
「反逆史の最後を、おまえの死の描写で終わらせよう。この小娘が! たかがガラクタ漁りが余の内なる力に勝てると思うか? 余こそシスのすべて。」
Ray: “And I am all the Jedi.”
「わたしこそ、ジェダイのすべて。」
すでに翻訳してゲラ校正待ちのStar Wars: The Rise of Skywalker: A Junior Novelには上のセリフはもちろんのこと、映画でわからなかったキャラクターの感情が実にドラマチックに書かれている。たとえば、最後にレイとベンがフォースを通じて交わす会話、触れ合いには、誰もが感動するだろう。
そして映画には登場しないキャラクターや場面もふんだんに出てくる。
どうかご期待ください!
https://starwars.fandom.com/wiki/Star_Wars:_The_Rise_of_Skywalker:_A_Junior_Novel
『スター・ウォーズ』エピソードI~VI(講談社文庫)につづいて、『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』(ディズニーストーリーブック)、そして最新作『スカイウォーカーの夜明け』まで翻訳させていただけるのは、翻訳者として身に余る光栄なことです。
『スカイウォーカーの夜明け』には映画には登場しないキャラクターや場面もふんだんに出てくるうえに、キャラクターの感情が実にドラマチックに描かれています。
どうかご期待ください!
https://starwars.fandom.com/wiki/Star_Wars:_The_Rise_of_Skywalker:_A_Junior_Novel
May the Force be with you always...
Episode 9「スカイウォーカーの夜明け」、ついに公開!
その前にぜひ!
原書にある写真も文字情報もすべて盛り込み、必要に応じて日本人に必要な知識も盛り込んだ充実の1冊、すべてのStar Warsファンに手に取っていただけますと、うれしいです。
May the Force be with you!
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http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000325533
STAR WARS クリーチャーズ&エイリアンズ大全 制作秘話と創造の全記録 大型本 – 2019/10/6
マーク・ソールズベリー (著), 上杉 隼人 (翻訳)
内容紹介
ヨーダは、はじめは妖精のような姿だった?
ジャバ・ザ・ハットの巨体はどのように動かされ撮影されたのか?
「最後のジェダイ」のポーグは試作品もめちゃめちゃかわいかった?
「スター・ウォーズ」の世界になくてはならないクリーチャーとエイリアン。
彼らは一体どのように創られ、撮影されたのか?
本書では主だったクリーチャーとエイリアンが製作される過程を、
貴重なコンセプトアートや、試作品、撮影の様子をおさめた多数の写真と、
当時のスタッフの証言であますところなく見せている。
エピソード1~6のほかに、「フォースの覚醒」「最後のジェダイ」「ローグ・ワン」「ハン・ソロ」のクリーチャー&エイリアンも収録。
ファン必携であることはもちろん、無から有を生み出す過程がすべてのクリエーターの想像力を刺激する一冊!
著者について
マーク・ソールズベリー(Mark Salisbury)
1966年生まれ。スクリーンライター、ジャーナリスト、作家。著書に、『アリス イン ワンダーランド ビジュアル メイキングブック』(講談社)、『ティム・バートンのコープスブライド メイキングブック』(河出書房新社)、『ティム・バートン[映画作家が自身を語る]』(フィルムアート社)、『エリジウム ビジュアルガイド』(小学館集英社プロダクション)、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(ハーパーコリンズ・ ジャパン)、『ギレルモ・デル・トロ クリムゾン・ピーク アート・オブ・ダークネス』(DU BOOKS)、『エイリアン|アーカイブ』(ボーンデジタル)ほか。
上杉隼人(うえすぎ・はやと)
翻訳者(英日、日英)、編集者、大学英語講師。訳書に、『スター・ウォーズ』エピソードI, II, III, IV, V, VI(講談社文庫)、『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』『スター・ウォーズ フォースの覚醒』『アベンジャーズ エンドゲーム』『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』『スパイダーマン:スパイダーバース』(ディズニーストーリーブック)、『MARVEL マーベル最強ヒロイン ファイルBOOK』(講談社)ほか多数。http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000325533