中国しか行くところのがない人権抑圧国家北朝鮮独裁者金正日

2010-05-04 05:44:12 | Weblog


 人権抑圧国家北朝鮮の独裁者金正日(キム・ジョンイル)が厳戒態勢にお門違いにも守られ、守られるべきは北朝鮮国民のはずだが、4年ぶりの中国訪問を行った。

 北朝鮮国民を飢餓・餓死に陥れ、人権を抑圧し、国民の生命・財産を守らない独裁的国家指導者を厳戒態勢で守るという逆説を以ってして中国は唯一の訪問受入れ国となっている。金正日の独裁性に何ら抵抗を感じない、それと響き合う近親性を自らの血の中に抱えているからではないのか。

 両者にあるのは国民のあるべき存在性を欠いた国家の存続性のみ。

 中国は今回の金正日の訪問受入れで経済援助と引き換えに北朝鮮の6者協議復帰、核の放棄を狙っているというが、6者協議に復帰することはあり得ても、復帰は経済援助を受けた単なるお返しとしての形式で終わり、核は金独裁体制を維持するお守り札となっているだろうから、その放棄は表面的に演じることはあっても、隠匿する形で保持し続けるに違いない。

 中国が唯一の訪問受入れ国なのは独裁者金正日にとって自分の場所以外に行くところは中国しかないからではあるが、他に行くところがあるとしたら、絞首台とすべきだ。絞首台こそが、自らの最終訪問場所とすべきだが、その点でも北朝鮮国民を裏切り続けている。

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