■中ノ島線用新3000系完成に伴い
京阪電鉄では10月19日の中ノ島新線開業に伴い、新型車両として3000系を導入する。これに伴い、京阪電鉄では半世紀ぶりという車両塗装の変更を実施中である。
京阪電鉄のテレビカーとして親しまれた3000系特急電車は、新型の8000系により大多数が代替されつつも、予備車両として3505F編成が維持されていたが、今回の新3000系電車の導入にともない、類別上8000系に編入する変更を実施した。6月28日から営業運転が再開されている旧3000系であるが、このほど大和田駅にてその様子を撮影したので、掲載したい。
3000系から8000系に編入されたことに伴う、新しい車番は、8531F,つまり8000系30番台の車両というかたちとなっている。なお、8000系特急の新塗装も、この旧3000系、つまり現8000系30番台の営業運転が再開された6月28日より試運転を実施している。
基本的にカラーリングの大きな変更はないものの、車番号は8081と改められている。また、京阪特急を示す“K”マークのロゴも、従来の金属プレート方式から、近年の各車両に行われている改造と同じく塗装で表現されている。金属プレート方式を改めた背景には、8000系のような新塗装への移行が目的としてあるのかもしれないが、現段階では8000系30番台の塗装変更が行われるかについて、不詳だ。
HARUNA
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