北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

東北地方太平洋沖地震発生から本日で一週間 巨大地震・規格外津波・原発事故

2011-03-18 23:58:45 | 北大路機関特別企画

日本民族の将来について

戦後最悪の一週間が過ぎました、今回の災厄により被害を受けられた方へ心からお見舞い申し上げるとともに犠牲となった方々の御冥福をお祈りします。

Img_7_750  本日1446時、その一週間前はまだ平時でしたが、現在では有事という日本。マグニチュード9.0という前代未聞の巨大地震、続く20m超の大津波が広く太平洋岸を襲い、原子力発電所一か所が津波により機能を喪失し爆発事故に発展。送られてくる報道は悲劇的なものを伝えるばかりの48時間、しかし100時間を経ても人々の絆の強さと奇跡を感じさせられる報道もあり、考えさせられるばかりです。大災害は現在も進行中という事案、被害範囲は広範囲すぎて今なお孤立住民がいるという状況、被害の全容は一週間を経ても曖昧模糊としたもので在日米軍を筆頭に各国から送られる救援の手を含めても全く救援は足りていないという状況は信じられない一言に尽きるのですが、まだ生存者はいる、同胞の気力を無為にしてはならないという気概も必要であるのはいうまでもありません。

Img_36_36  こういうことは被害がひと段落した後に掲載したかったのですが、まだまだ状況は沈静化していません。しかし、書かなければ、という気持ちもあり掲載に踏み切った次第。次の災害にも考えが及ぶなど非常に失礼な話でもありますが、誠心誠意考えを巡らせた結果、掲載する事としましたので、御不快に思われた方はどうかご了承ください。他人事すぎるのでは、と思われるかもしれませんが、日本列島は地殻運動により誕生した現実を見れば、次が我々の番、しかもそう遠い話では無いのです。そして必ずやってくる訳で、いつかだけが問題。

Img_41_39  首都圏の線量は0.04マイクロシーベルト、イタリアの国営放送ではローマが0.25だから大丈夫だ、と報じていた話を耳にしました。日本という国そのものが無くなってしまうのではないのか、という危機に曝されているのが原発事故。地図で見れば明らかなのですが、首都東京まで福島第一原発からの距離は僅か230km、チェルノブイリの事例を見れば今後数十年間は30km半径への居住が不可能となる可能性もあり、加えて第三号炉の燃料棒が冷却できず爆発すればプルトニウムが飛散することになり、日本の国家としての存続危機はいよいよ現実となってきます。もっと放水を、とか、電力を海上の艦船から供給したら等など、口にする人はいますが、しかしそれは後方の安全な距離を保った建物の中から言える発言であって、広義には死んでこい、と言っているに等しい訳でして、当方はとてもではないですが思っても口にすることはできません、記載も出来ませんでした、被爆の危険がある原子炉に近付き、津波の危険がある中で船舶を横付けして、そんなことは書けません。

Img_0669  国民保護法が出来る前に何処とは言いませんが、原子力事故発生を想定した住民避難訓練を何度も提案した指揮官とお会いした事があります。現在は退官されている方ですが、電力会社が原発へのマイナスイメージにつながるとして何度も反対したものの、押し切って初めての訓練を実施された方、個人的に尊敬している方です。しかし反対を押し切って行った訓練の成果は少しでも今回の災害派遣での人命救助に繋がったのだろうと。言い換えれば訓練で実施した事以外の事を急にやれば失敗する、という事でしょうか。ただ、これは今後最悪の場合に陥った場合、恐れ多い事ですが日本民族の未来を考え、皇太子殿下夫妻に駐米大使をお願いし、同盟国アメリカからの最大限の支援、物的では無く最悪の場合では難民受け入れや通過国際金融での支援等をアメリカの国際政治の力をお願いする事を検討するべきです。もちろん、これは東京放棄というような最悪の場合を想定した場合の話ですが。

Img_0836  こうならないよう、日本の危機管理とは、どうあるべきなのかを考える事もWeblog北大路機関の大きな目的であったのですが、今後の東海東南海地震南海地震に備えた20m超の巨大津波に備える“太平洋の壁”というべき巨大防波堤の太平洋沿岸への建設、原子力災害に備えた原子力防災特務艦の建造も必要でしょうし、今回のような交通網の途絶という事案を想定すれば、航空母艦の保有は現実的に検討しなければならないでしょう。ヘリコプターの動員数も自衛隊の規模を考えれば空前の動員数でしたが、絶対数が足りません。夜間と悪天候時に飛行できるヘリコプターは取得費用が30億円から50億円に達しますが、数が欲しかった。港湾施設が稼働しない場合にこそ必要な輸送艦も3隻では全然足りない。

Img_3105  防衛計画の大綱そのものも見直す必要が出ているでしょう。例えば全国に均一な部隊を配置する基盤的防衛力を見直すという発想は、根本から元に戻し、各地域を年当時地域の広さ、人口密集度合の二点を勘案した部隊配置体制というものは必要で、しかし、陸上自衛隊を韓国陸軍並の52万とか、人口割合に応じて日本は韓国の三倍の人口があるのだから120万、という数値を考える事は不可能です。従って、18万定員まで戻した場合であっても、動的防衛力、つまりヘリコプターや輸送艦、輸送機といった機動力を付与して動的運用を行う必要性は出てくるのでしょうね。

Img_3123  ただし、自衛隊は軍事機構ですので、戦車や野砲、戦闘機や護衛艦といった装備との均衡が必要です。こういう場合では、これは阪神大震災でもあった事ですが自衛隊を国土防災隊に改編しろ、というような非常に意味不明な論調が出てくるかもしれません、国家への現時点での最大の脅威は震災ですが、先週の午前中までは同じ比重で軍事的脅威があり、割合が転換しただけの事です。今後、師団や旅団についての再考が行われる事となりましょうが、師団には戦車大隊と特科連隊は不可欠で、その上で施設大隊に加えて各部隊本部に施設作業小隊を充実させるとか、飛行隊をヘリコプター隊に格上げするなどの配慮のもとで行わなければ、未来永劫震災の脅威度合いが比重として軍事的脅威に勝る事では無いという部分、覚えておくべきでしょう。

Img_4053  その折衷案として、自治体が独自に運用する民間防衛隊というような組織は議論の余地があります。消防や警察に比べて自衛隊がこうした災害時に大きな能力を発揮できるのは、自己完結能力を有しているからです。防災ヘリコプターを有している自治体は多いですが、ヘリポートが無い地域を整地する能力や、野外整備能力はありません。警察にしても省簿にしても可搬式シャワーを保有している場合はありますが、入浴洗濯や炊事となれば民間インフラに依存しています。これは発想としては正しく、炊事機具を装備するくらいならば民間のコンビニへ、入浴や洗濯はコインランドリーや公衆入浴施設に行けばいい、平時の発想で成り立っている訳で、それよりは平時に重要な消防車を充足させる予算に集中させる必要があるでしょう。それならば、自治体が独自に消防や警察以外に、また国家直轄の自衛隊以外に防災組織を置く、という事は議論としてはアリなのかもしれません。他方で、数百人単位で平時から実質的な余剰公務員を雇用し訓練することが出来るのか、と問われれば厳しいところが多く、結果的に地域格差の要因ともなりかねないのですね。出来る事と言えば消防団と水防団の都道府県単位での組織化、消防本部の垣根を越えた集団化なのかもしれませんが、どの範囲で行うのか、差し迫った難題となりました。

Img_4098  ともあれ、指揮系統の画一化統一化は絶対必要です。自衛隊の指揮系統は東北方面隊を中心にいち早く立ち上げられましたが、福島原発の事案では遅まきながら自衛隊を中心とした指揮系統が構築されました。自衛隊の指揮下に民間が組み込まれる、これは自衛隊発足以来の出来事です。反対する人もいるのかもしれませんが、指揮系統が複雑化して得られる支援が受けられず亡くなった方を考えれば、反対こそ無責任です。情報の一括化は物資の残量を一括化する事にも繋がり、通信の集約は情報集約の迅速化にも繋がります。ただし、これは現場レベルの話での一括化で、首相官邸などでは部門ごとにタスクフォースを区分する必要があります、前述の震災への自衛隊の指揮系統は、市ヶ谷では無く仙台駐屯地に設けられた事と同じです。

Img_4195  アメリカに対しては今後百年の借りが出来ました。自国民以外の支援の為に兵士が被曝した、しかし万単位での支援の手を被災地へ差し伸べてくれたのはアメリカだけです。韓国は朝鮮戦争での恩をヴェトナム戦争で返す努力を行いました、日本は必然的に今後のアメリカの世界へ向けての努力に対して、共に歩む覚悟が必要となる、国家の矜持とはそういうものだろうと考えます。反戦団体などは反発するでしょうが、しかし、そういう連中がこうした時に備えた準備を怠った事が現状に繋がっているのであって、これはもう無視するしか仕方のない事です。

Img_4517  原子力発電は今後どうなるのだろう、せめて原子炉を地下に移設して緊急時には即座に石棺を構築できるよう、とは考えていたのですが、改めて痛感しています。しかし、今後日本では原子力発電は受け入れられるのでしょうか、太陽光発電を行うにはまず太陽電池生産に必要な電力が太陽電池が経年劣化するまでの総発電量よりも少ない事は有名で太陽光発電にシフトすればその為の電力に原発が必要となってしまいます。全て火力発電にシフトするとしても、火力発電は多量の燃料を必要とします、二酸化炭素や石油確保という問題ではなく火力発電所を地震が襲い、厖大な発電用燃料が津波で拡散し着火した場合どうなるのか、首都圏の計画停電という現状を見ますと地熱発電と水力発電でこの膨大な電力需要を満たせるとはとても思えません。首都圏の電力需要は最大4000万kwとのことですが、地熱発電所は首都圏最大規模なもので八丈島の3300kw、日本最大である秋田の葛根田地熱発電所で8万kw。福島第一原発の発電量497万kwと比べると桁が違います。

Img_5225  非常に身勝手な事だと憤慨する方も多いでしょうが、福島第一原発が稼働を開始したのは1971年、現在問題になっている三号炉は1974年に稼働を開始しています。石油危機以降の電力需要増大に原子力発電が応えていたという現実があります。原子力発電所の地下移転、火力発電所シフト、地熱発電所を国土全域へ建設、それにしても電気料金に跳ね返る事なのですが、日本が製造業を廃止し金融業の充実を図ったり、通勤という制度を廃止し在宅勤務か農林漁業にシフトしない限り、電力は必要になってしまう訳で、これも真剣に考えなければならないのでしょう。

Img_5233  しかしなにより人命救助が最初です。上記の話は今後十年や二十年の話。人民解放軍が派遣されるとか、韓国軍の派遣とか、色々と聞くのですが何故来ないのでしょうか。侵略される、と聞きますが災害派遣に乗じて占領した事例はありません、着上陸のデータが収集されるという声もありますが三陸に将来上陸される可能性は実際のところ考えられるのでしょうか、四川地震の際に自衛隊の救援を中国が断った際に我々は奇異に思いましたが、恐らく先方も奇異に思っている事でしょう。とにかく生存者がまだ海上にいるのです、駆逐艦でもフリゲイトでも、足りていないのですから10隻でも20隻でも三陸沖まで来れる海軍には中国海軍でも韓国海軍でも台湾海軍でも一隻単位でも良いので派遣をお願いしたいです。

Img_5648  人命救助と重なる部分もあるのですが、避難所への物資輸送よりも人命救助を最重要視しているため、なかなか避難所への物資輸送が届かない状況が続いていました。一部で捜索救難を縮小して物資輸送へ、という声があるのですが、しかし見殺しにしていいのか、だが生きている人を避難所で助けるのも重要だ、どちらも重要なのだけれどもどちらも同時に行うまでの能力が無い、苦しい話です。一部の地域では集団疎開も検討されているとの事、落下傘で投下すればとの声もありますが落下傘も日本に無尽蔵にある訳ではありませんし、落下傘投下では押し潰される人も出てくるでしょう。仙台空港が復旧すれば余剰の日本航空や全日空のボーイング747を長期リースして物資集積拠点とし、そこからC-1やC-130を拠点として、とも考えるのですが。ともあれ、日本民族は辛い境遇にあった同胞は絶対に見捨てない、という事を改めて強く明示してほしいと思います。このあたりの諸外国への広報を含め、現政権はその最たるものですが日本国の政府が不得手とするところですからね。

Img_5654  復旧ですが、輸送業者や生産業者等を包括して指揮運用することが可能となる武力攻撃事態法を適用しないのは何故なのでしょうか、社民党出身の与党議員は反対するかもしれませんが党議拘束を掛けて押し通せば可能でしょう、とにかく建機にしても輸送車両にしても、統一指揮系統で運用しなければ無駄が生じてしまいます、道路復旧は現時点で急務の一つですから、このあたりを考えて武力攻撃事態法の初適用を真剣に検討するべきです、自民党も武力攻撃事態法を大災害時でも適用できる法律を議員立法で提案することが、一つ重要なのかな、と考えます。国土交通省HPを見ますと少しづつではありますけれども道路は復旧しつつあります、これを更に強化しなければ、復旧はままなりませんし、原発からの避難もままなりません。

Img_5954  復興、これは考え方が速すぎるかもしれませんが、震災特例で住居を失った方を優先で生活保護を受給できる新法制定が必要でしょう。仕事が事業所ごと、工場ごと、機材ごと失った方が多くいます。現在受給している自治体ごとの生活保護を一旦財源ごと国が回収し、それを総額を数割程度削減した規模で再分配し、配れる総数を増加させることが必要です。むろん、受給しやすいよう生活保護と震災支援保護と呼称を変える必要もあるのですが、大災害に置いても暴動や略奪が起きないわが国では、こうしたかたちで日常を復興させる必要があるでしょう。明らかに地方自治の観点からは問題ですけれども、地方分権では対応できない規模の災害、被害が無い自治体地方公共団体であっても、今回は被害が無かっただけの話ですので被災者受け入れや救援物資に加えて、財源の面でも御願が必要だと信じます。

Img_6057  コンクリートから人へ、を推し進めましたが今回人が被災しました、コンクリートが人を護る、そういう発想での公共事業強化は不可欠です。復興には構造改革特区制度を利用する法案が必要です。減税により生活復興に専念できる制度と建設基準法の緩和により仮設住宅程度の建築物であっても永住家屋として建築できる構造改革特区とし、国の直轄事業として今回を超える津波を想定した防波堤の建設も行わなければ人々は戻って生活することが出来ないように考えます。家屋を失った人への私有地への仮設住宅を直轄事業で建設することは財産権の侵害にもあたってしまいますが、被災地を無人化してしまう事と比べれば新法制定による対応は真剣に考えなければなりません。

Img_70351  財源ですが、自衛隊10万動員命令でも予備費は54億円、厳しいのは分かるのですが、この国は本気なのか、とも。しかし、復興には地震と津波、そして原発を考えれば100兆円規模の復興資金が必要になってくると思います。首相は震災に合わせた増税は行わない、としているのですがその分復興資金も増額させない、というのでは困ります。これ以上国債を乱発して日本銀行に背負わせたとしても、結局国債への信用度を低下させてしまうだけで、この場合は時限立法で一年単位の特別措置法でもいいので、消費税を被災地以外の地域で30%や50%というレベルで掛ける必要が出てくるかもしれません。どこまでが被災地かで、論争が起きてしまうでしょうが、とにかく復興資金が必要、消費税以外に控除廃止を含め個々人の国民にお願いするほかありません。他に方策があるのならば、御指摘いただけると幸いなのですが、日本を復興させる活力である製造業等生産を阻害しない範囲では個々人にお願いするほかないのではないのかな、とも考えました。

Img_9331  教育の再建、原子力災害が発生し広範囲が汚染される状況ではこちらも難題です。まず現時点での被災地域、卒業等の手続きが完了していない地域での学位はもちろんですが、被災者が大学進学などを行う場合、高額な授業料をどうするのか、ということは無視してはならない問題でしょう。加えて、これは非常に心が痛む話ですが、配偶者を失った学童、なんとか有能な人材はその実力を最大限引き伸ばしたい、有能な人材を放置することこそが国家への計り知れない損失になるのですし、まだ新学期や入学時期まで若干の時間はあるのですから行き届いた重要でしょう。他方で、これは日本の歴史上はじめての事となるやもしれませんが、原子力災害が広域化した場合、もしくは長期化した場合、新学期の開始を延期し、夏季休暇を前倒しで実施することで入学シーズンを五月中旬以降に遅らせる配慮が必要となるかもしれません。既に京阪神地区への原子力災害地域からの疎開は個人単位で始まっていますから、無理に編入転校を行うのではなく、まず時間を置くことが重要です。

Img_17781  地域医療ですが、医薬品の備蓄体制を再考しなければならないでしょう。余剰を戒めとする合理化は節税歳出削減の際には重要な命題なのですが、現時点では単なる医薬品不足の要因となっています。医薬品の購入に対する国庫補助の比率を高め結果的に総合備蓄数の増大を図り、他方で備蓄状況をデータリンク化しておく必要があります。結果的に行政機能の肥大化を生み、税金の無駄が多くなることは自明で、その分余剰公務員の天下り先が増大する結果になるのは見えているのですが、しかし、ストックが無ければ現状がどうにもならない実情で、それを勘案すれば我慢できないものでしょうか。

Img_0844  このように幾つか挙げた事例なのですが、地方自治の再建、住民自治制度の再建など課題は山積しています。そうした中で、今この瞬間も救援を求める生存者と支援を必要とする孤立者が居る訳で、事態は現在進行中、そして始まったばかりです。苦しい時代が来ます、そしてそう簡単には終わりません。第二次大戦敗戦に匹敵する国難の時であり、有事です。そうした中ですが、乗り切れるよう個々人が努力しましょう。次は必ず来ます、その時への備えとともに。

HARUNA

(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)

コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東北地方太平洋沖地震に対する防衛省自衛隊の対応(3月18日1600)

2011-03-18 23:28:48 | 防災・災害派遣

◆防衛省発表

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震自衛隊の活動状況(16時00分現在)
平成23年3月18日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は前回からの変更箇所

派遣規模人員約76,000名(陸約45,000名、海空合計約31,000名)
(総理指示を踏まえ、10万人態勢にすべく準備中。)
・回転翼203機、固定翼324機
・艦船59隻
が活動中

※3月14日(月)東北方総監を長とする統合任務部隊を編成

自衛隊による救助状況○大規模地震災害派遣による活動

・自衛隊による救助者数 約19,400名(現時点で確認されているもの)

  11日~15日 16日 計
救助者数
(名) 19,300 100 19,400

○原子力災害派遣による活動

・原子力災害派遣に係る除染者数(民間人のみ)1,290名

災害派遣要請元11日14時52分 岩手県知事
11日15時02分 宮城県知事
11日16時20分 茨城県知事
11日16時47分 福島県知事
11日16時54分 青森県知事
11日18時50分 北海道知事
12日01時00分 千葉県知事

連絡員の派遣北海道(根室振興局、日高振興局、釧路総合振興局、胆振総合振興局、えりも町)、宮城県(県庁、東松島市)、岩手県(県庁、山田町役場)、秋田県庁、青森県(県庁、八戸市役所)、福島県(県庁、田村市役所)、山形県庁、茨城県庁

自衛隊の実施事項(調整中含む)○大規模地震災害派遣による活動
11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09:20原子力災害派遣命令発出のため廃止)
12日09時20分 原子力災害派遣命令
航空機による情報収集
被害者の救助
防衛大学校が周辺住民約190名を武道館に受け入れ
人員、物資等輸送、給食・給水支援
ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への提供

○原子力災害派遣による活動
避難支援、冷却水、給水支援、物資等輸送

○現地調査団等の輸送支援
政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
DMAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援
防衛大臣現地視察(統合任務部隊編成)

自衛隊の活動○派遣部隊
陸 自  東北方面隊
第6師団(第20普通科連隊(神町)、第22普通科連隊(多賀城)、第44普通科連隊(福島)、第6特科連隊(郡山)、第6後方支援連隊(神町)、第6戦車大隊(大和)、第6高射特科大隊(郡山)、第6施設大隊(神町)、第6通信大隊(神町)、第6偵察隊(大和)、第6飛行隊(神町)、第6特殊武器防護隊(神町)、第6師団司令部付隊(神町))
第9師団(第5普通科連隊(青森)、第21普通科連隊(秋田)、第39普通科連隊(弘前)、第9特科連隊(岩手)、第9後方支援連隊(青森)、第9戦車大隊(岩手)、第9高射特科連隊(岩手)、第9施設大隊(八戸)、第9通信大隊(青森)、第9対戦車隊(八戸)、第9偵察隊(弘前)、第9飛行隊(八戸)、第9化学防護隊(青森)、第9師団司令部付隊(青森))
第4地対艦ミサイル連隊(八戸)、第2施設団(船岡)、東北方面特科隊(仙台)、第5高射特科群(八戸)、東北方面通信群(仙台)、東北方面航空隊(霞目)、東北方面後方支援隊(仙台)、東北方面衛生隊(仙台)、東北方面総監部付隊(仙台)

北部方面隊
第2師団(第3普通科連隊(名寄)、第25普通科連隊(遠軽)、第26普通科連隊(留萌)、第2特科連隊(旭川)、第2後方支援連隊(旭川)、第2施設大隊(旭川)、第2通信大隊(旭川)、第2偵察隊(旭川)、第2飛行隊(旭川)、第2化学防護隊(旭川)、第2師団司令部付隊(旭川))第5旅団(第4普通科連隊(帯広)、第6普通科連隊(美幌)、第5戦車隊(鹿追)第5特科隊(帯広)、第5後方支援連隊(帯広)、第5偵察隊(帯広)、第5飛行隊(鹿追)、第5高射特科中隊(帯広)、第5施設中隊(帯広)、第5通信中隊(帯広)、第5音楽隊(帯広)、第5旅団司令部付隊(帯広))
第7師団司令部(第11普通科連隊(東千歳)、第72戦車連隊(帯広)、第7後方支援連隊(東千歳)、第7施設大隊(東千歳)、第7通信大隊(東千歳)、第7飛行隊(丘珠)、第7師団司令部付隊(東千歳))
第11旅団(第18普通科連隊(真駒内)、第28普通科連隊(函館)、第11戦車隊(真駒内)、第11後方支援隊(真駒内)、第11旅団司令部付隊(真駒内))
第1特科団(北千歳)、北部方面施設隊(南恵庭)、北部方面航空隊(丘珠)、北部方面後方支援隊(島松)、北部方面通信群(札幌)、北部方面会計隊(札幌)、北部方面補給処(島松)

東部方面隊
第1師団(第1普通科連隊(練馬)、第32普通科連隊(大宮)、第34普通科連隊(板妻)、第1特科隊(北富士)、第1後方支援連隊(練馬)、第1化学防護隊(練馬)、第1師団司令部付隊(練馬))
第12旅団(第2普通科連隊(高田)、第13普通科連隊(松本)、第30普通科連隊(新発田)、第12特科隊(宇都宮)、第12後方支援隊(新町)、第12ヘリコプター隊(相馬原)、第12偵察隊(相馬原)、第12対戦車中隊(新町)、第12高射特科中隊(相馬原)、第12施設中隊(新町)、第12通信中隊(相馬原)、第12科学防護隊(相馬原)、第12旅団司令部付隊(相馬原))第1施設団(古河)、東部方面後方支援隊(朝霞)、東部方面航空隊(立川)、第2高射特科群(松戸)、東部方面通信群(朝霞)、東部方面会計隊(朝霞)、第1教育団(武山)

中部方面隊
第3師団(第7普通科連隊(福知山)、第36普通科連隊(伊丹)、第37普通科連隊(信太山)、第3特科隊(姫路)、第3後方支援連隊(千僧)、第3戦車大隊(今津)、第3高射特科大隊(姫路)、第3通信大隊(千僧)、第3飛行隊(八尾)、第3偵察隊(千僧)第10師団(第33普通科連隊(久居)、第35普通科連隊(守山)、第10特科連隊(豊川)、第10後方支援連隊(春日井)、第10戦車大隊(今津)、第10高射特科大隊(豊川)、第10施設大隊(春日井)、第10通信大隊(守山)、第10偵察隊(春日井)、第10化学防護隊(守山)、第10師団司令部付隊(守山))
第13旅団(第8普通科連隊(米子)、第17普通科連隊(山口)、第46普通科連隊(海田市)、第13特科隊(日本原)、第13後方支援隊(海田市)、第13偵察隊(出雲)、第13飛行隊(防府)、第13戦車中隊(日本原)、第13高射特科中隊(日本原)、第13施設中隊(海田市)、第13通信中隊(海田市)、第13師団司令部付隊(海田市))
第14旅団(第15普通科連隊(善通寺)、第50普通科連隊(高知)、第14特科隊(松山)、第14後方支援隊(善通寺)、第4偵察隊(善通寺)、第14飛行隊(北徳島)、第4戦車中隊(日本原)、第14施設中隊(高知)、第14通信中隊(善通寺)、第14旅団司令部付隊(善通寺))
第4施設団(大久保)、中部方面後方支援隊(桂)、中部方面通信群(伊丹)、中部方面航空隊(八尾)、中部方面衛生隊(伊丹)、中部方面会計隊(伊丹)、阪神病院(川西)

西部方面隊
第4師団(第16普通科連隊(大村)、第40普通科連隊(小倉)、第41普通科連隊(別府)、第4特科連隊(久留米)、第4施設大隊(大村)、第4通信大隊(福岡)、第4偵察隊(福岡)、第4飛行隊(目達原)、第4後方支援連隊(福岡)、第4師団司令部付隊(福岡))第8師団(第12普通科連隊(国分)、第42普通科連隊(北熊本)、第43普通科連隊(都城)、第8特科連隊(北熊本)、第8後方支援連隊(北熊本)、第8戦車大隊(玖珠)、第8施設大隊(川内)、第8高射特科大隊(北熊本)、第8通信大隊(北熊本)、第8偵察隊(北熊本)、第8化学防護隊(北熊本)、第8師団司令部付隊(北熊本))
第15旅団第15後方支援隊(那覇)第5施設団(小郡)、西部方面特科隊(湯布院)、第2高射特科団(飯塚)、西部方面後方支援隊(目達原)、西部方面通信群(健軍)、西部方面航空隊(目達原)、西部方面衛生隊(健軍)

中央即応集団
第1空挺団(習志野)、第1ヘリコプター団(木更津)、中央即応連隊(宇都宮)、中央器特殊防護隊(大宮)、対特殊武器衛生隊(朝霞)、中央即応集団司令部付隊(朝霞)
通信団(市ヶ谷)、警務隊(市ヶ谷)、高射学校(下志津)、施設学校(勝田)、需品学校(松戸)、化学学校(大宮)、自衛隊中央病院(三宿)
  
海 自 指揮官:横須賀地方総監
航空集団(厚木)、教育航空集団(下総)、横須賀地方総監部(横須賀)、掃海隊群(横須賀)、第1護衛隊群(横須賀)、第2護衛隊群(佐世保)、第3護衛隊群(舞鶴)、第2潜水隊群(横須賀)、第1航空群(鹿屋)、第2航空群(八戸)、第4航空群(厚木)、第5航空群(那覇)、第21航空群(館山)、第22航空群(大村)、第31航空群(岩国)、下総教育航空群(下総)、第1護衛隊(横須賀)、第2護衛隊(佐世保)、第3護衛隊(舞鶴)、第4護衛隊(大湊)、第5護衛隊(横須賀)、第6護衛隊(佐世保)、第11護衛隊(横須賀)、第12護衛隊(呉)、第15護衛隊(大湊)、第1掃海隊(呉)、第2掃海隊(佐世保)、第51掃海隊(横須賀)、第101掃海隊(呉)、第41掃海隊(横須賀)、第42掃海隊(呉)、第43掃海隊(佐世保)、第44掃海隊(舞鶴)、第45掃海隊(大湊)、第46掃海隊(佐世保)、第203教育航空隊(下総)、第211教育航空隊(鹿屋)、第2潜水隊(横須賀)、第1海上訓練支援隊(呉)、横須賀警備隊(横須賀)、第2ミサイル艇隊(舞鶴)、横須賀衛生隊(横須賀)護衛艦「はるさめ」、護衛艦「たかなみ」、護衛艦「おおなみ」、護衛艦「さわゆき」、護衛艦「やまゆき」、護衛艦「しらね」、護衛艦「くらま」、護衛艦「ゆうぎり」、護衛艦「あまぎり」、護衛艦「せとぎり」、護衛艦「さわぎり」、護衛艦「きりしま」、護衛艦「ちょうかい」、護衛艦「あしがら」、護衛艦「ひゅうが」、護衛艦「あぶくま」、護衛艦「おおよど」、護衛艦「ちくま」、護衛艦「とね」、掃海艦「やえやま」、掃海艦「はちじょう」、掃海母艦「ぶんご」、輸送艦「くにさき」、輸送艦「ゆら」、輸送艦「のと」、訓練支援艦「くろべ」、訓練支援艦「てんりゅう」、多用途支援艦「ひうち」、多用途支援艦「すおう」、多用途支援艦「あまくさ」、海洋観測艦「すま」、海洋観測艦「わかさ」、海洋観測艦「にちなん」、潜水艦救難母艦「ちよだ」、試験艦「あすか」、補給艦「ときわ」、補給艦「はまな」、補給艦「おうみ」、補給艦「ましゅう」、掃海艇「ひらしま」、掃海艇「たかしま」、掃海艇「つしきま」、掃海艇「まえじま」、掃海艇「くめじま」、掃海艇「とびしま」、掃海艇「まきしま」、掃海艇「ながしま」、掃海艇「のとじま」、掃海艇「ゆげしま」、掃海艇「つのしま」、掃海艇「なおしま」、掃海艇「とよしま」、掃海艇掃海艇「あいしま」、掃海艇「あおしま」、掃海艇「みやじま」、掃海艇「ししじま」、掃海管制艇「さくしま」、特務艦艇「はしだて」、ミサイル艇「はやぶさ」、ミサイル艇「うみたか」
空 自 第2航空団(千歳)、第3航空団(三沢)、北部航空警戒管制団(三沢)、第6高射群(三沢)、北部航空施設隊(三沢)、第4航空団(松島)、第6航空団(小松)、第7航空団(百里)、中部航空警戒管制団(入間)、第1高射群(入間)、第4高射群(岐阜)、中部航空施設隊(入間)、西部航空方面隊司令部支援飛行隊(春日)、第5航空団(新田原)、第8航空団(築城)、西部航空警戒管制団(春日)、第2高射群(春日)、西部航空施設隊(芦屋)、南西航空混成団司令部(那覇)、第83航空隊(那覇)、南西航空警戒管制隊(那覇)、第5高射群(那覇)、南西航空施設隊(那覇)、第1輸送航空隊(小牧)、第2輸送航空隊(入間)、第3輸送航空隊(美保)、三沢ヘリコプター空輸隊(三沢)、入間ヘリコプター空輸隊(入間)、千歳救難隊(千歳)、秋田救難隊(秋田)、新潟救難隊(新潟)、百里救難隊(百里)、浜松救難隊(浜松)、【総隊】航空総隊司令部飛行隊(入間)、偵察航空隊(百里)、警戒航空隊(浜松)、警戒航空隊(三沢)、高射教導隊(浜松)、航空システム通信隊(市ヶ谷)、第1航空団(浜松)、第1術科学校、第2術科学校

陸 自
(11日) 18時25分 東北方面特科隊(仙台)27名人員をもって保育所への救出のため出発し、救援活動を実施
18時45分 第2施設団、名取市(宮城県南部)家屋に取り残された10数名救助のため、初動小隊30名派遣
22時17分 仙台病院に患者20名を収容
23時48分 東北方面特科隊が仙台市内の避難所にストーブ約260台を搬送。
(12日) 05時15分 第1空挺団(習志野)の人員約40名、車両6両(水トレーラー4両含む)により、給水支援及び輸送支援を実施
20時00分頃、21時00分頃 第6師団が被災民に対する約5万食のパンの輸送を実施
(13日) 00時20分 第6後方支援連隊(東根)がDMAT64名を東北大学病院まで輸送。
06時46分 第9特科連隊第2中隊が野田村でがれきの除去を実施
07時51分 第20普通科連隊がヘリで志津川小学校から要救助者6名を救出
08時00分 第6師団が気仙沼等で捜索活動を実施
08時57分 第130大隊が26名を救出
18時30分 第6師団が石巻で125人を救助するとともに糧食及び毛布を配布
22時20分 第9特科連隊(滝沢村)が岩手県下閉伊郡山田町で消火活動を実施
(14日) 09時45分 第9師団第4地対艦ミサイル連隊が炊き出し800食作成完了
13時00分 札幌病院2コ医療チーム巡回診療のため宮古市避難所へ前進中
13時15分 英国レスキューチーム46名を三沢から大船渡に搬送
13時25分 第6師団が石巻で36名救助
15時00分 第12飛行隊が福島第1原発20km圏内の要救助者の空輸を再開
15時43分 石巻駅北側の住宅地の2階における要救助者については、現在6師団の隊員がボートで救出を実施中
17時40分 第2施設大隊 老木公園集結完了 同地にて展開
(15日) 07時10分 第5旅団司令部及び第5旅団司令部付部隊 苫小牧東港に到着
(16日) 17時09分 第4地対艦ミサイル連隊 物資輸送(米、毛布、りんご)
20時21分 第25普通科連隊 給水支援1t
23時32分 後方支援連隊 給水支援6t、物資輸送(ガソリンドラム缶×18樽)
他、細部確認中
(17日) 16時00分 第9飛行隊 UH915 新浜町へ食料毛布等650kg空輸、UH718 唐丹中学校へ食料毛布等650kg空輸
16時05分 第10師団司令部付隊 蔵王向山地区の給水支援(3t)、丸森町筆甫(ひっぽ)避難所での給食支援(460食)
17時30分 第26普通科連隊 給水支援3.4t、炊き出し(1220食)

海 自
(11日) 20時45分 八戸基地体育館に770名の避難者、私有車両140両を収容。
21時50分 大湊地方隊、毛布3000枚(青森県六ヶ所村500枚、風間浦500枚、三沢市500枚、八戸市500枚、むつ市1000枚)、缶詰1000個を搬出。
(12日) 12時40分 第2護衛群第6護衛隊「はるさめ」の回転翼が気仙沼で13名救助
13時04分 第111航空隊のMCHが陸前高田病院から花巻空港まで人員輸送
13時38分 第2護衛隊群第6護衛隊の「たかなみ」から内火艇×2隻が孤立した被災者27名を救助。別に、救助された5名をあわせた32名のうち、4名を搭載ヘリにより日赤病院に搬送。残りの28名は艦内で待機。
14時32分 第111航空隊(岩国)のMCH-101が陸前高田病院から花巻空港までの人員輸送
15時23分 第2航空群UH64が「ちきゅう」から80名を救助、八戸まで移送
16時45分 「はるさめ」搭載の回転翼機が浦島小学校から被災者12名を救助、気仙沼小学校へ搬送
16時30分 第4護衛隊群第8護衛隊「きりしま」の回転翼が鹿妻小学校への物品輸送
17時56分 「おおなみ」搭載の回転翼機が阿武隈川河口から被災者33名を救助、岩沼市陸上競技場へ搬送
(13日) 07時02分 73空 UH64号が大湊を離陸、尻屋から宮古にかけて孤立した住民の捜索救助を実施
07時36分 「おおなみ」搭載の回転翼機が亘理町立荒浜中学校から被災者31名を救助、岩沼市陸上競技場へ搬送
08時30分 さわぎりHS阿武隈川河口の要救助者10名を岩沼市に搬送
10時40分 第73航空 救助者11名を大槌から県立釜石病院搬送完了
10時55分 111航空隊が南三陸町に非常糧食を輸送
12時00分 ときわからMH53Eにより宮城県長沼市に応急糧食3,000食を輸送完了
15時43分 MH―53Eが遠野運動公園へ非常用糧食9000食、毛布500枚、水157箱を輸送
17時50分 UH78号が白浜小学校から被災者37名を救助、釜石市民体育館へ搬送
18時00分 横須賀警備隊が72トンの給水支援を実施
19時20分 UH66号が白浜小学校から被災者66名を救助、釜石市民体育館へ搬送
19時31分 SH00号が白浜小学校から被災者28名を救助、釜石市民体育館へ搬送
・ときわからMCH-101により気仙沼市及び長沼市に非常用糧食152箱を輸送

(14日) 13時13分 浦戸桂島(塩釜市)で「おおなみ」の内火艇及び作業艇により物資輸送(水140L、カンパン192個、パン174個)
14時14分 「ときわ」から発艦した回転翼機が2.5トンの非常用糧食を女川総合運動公園に輸送中
14時30分 「さわゆき」が引き渡した救援物資
14時37分 25空隊の回転翼機が孤立住民等の捜索・救助のため離陸
15時40分 「おおなみ」による物資輸送(乾電池単1単2単3各20、水170L、缶飯168缶、乾パン64食、乾パン用オレンジスプレッド72本、コーンドミート48缶)
午後 「たかなみ」艦内で待機していた28名を海自ヘリ(MCH-101)で石巻専修大学グランドに搬送
17時47分 「はるさめ」搭載の回転翼機が被災者8名を波伝谷地区から石巻赤十字病院へ搬送
(15日) 09時47分 UH-60Jにより厚木から長沼に飲料水1トンを輸送
10時18分 MCH-101により「はまな」から八戸に糧食15トンを輸送
13時51分 大湊地方総監部は海上保安庁と協力し、八戸港の入港に係る、港湾調査を実施
14時02分 「ぶんご」は牡鹿半島および田代島の被災者に対する救援物資(牡鹿半島:糧食1800食、水約1トン、田代島:糧食180食)を輸送
14時30分 SH-60Jにより三沢から久慈に糧食50食分を輸送
16時08分 2空群 八戸基地避難小中学生に対する登下校支援(根木小4名 多賀小1名 市川中3名)16日~19日基地隊車両で輸送
17時15分 「はしだて」 漁船からの救援物資の要請に対し、物品を提供 (ガソリン8リットル、米50キロ)
(16日) 08時55分 「くにさき」LCACにより3回目の救援物資陸揚げ(缶飯、缶詰、水等)。石巻市渡波周辺の被災民の安否確認実施。渡波公民館 500名(傷病者15名、重傷者なし、搬送の用なし)、渡波農協 55名、渡波保育園 55名、洞源院 300名、シクタ1区集会所 220名、シクタ2区集会所 60名、渡波小学校 1300名、タンノウラ中学校 2000名、ケヤキ水産 400名
14時57分 21空群 千葉県東方沖を震源とする地震の状況偵察を実施。異常なし
他、細部調査中
(17日) 07時58分 「くらま」搭載HSにより、網地島に飲料水1トン、乾電池300個、懐中電灯等生活用品を提供
08時38分 「さわぎり」搭載HSにより、宮戸島に懐中電灯30個、タオル900枚、トイレットペーパー300個を提供
09時13分 「にちなん」搭載艇により、志津川湾細濱漁港にて、白米125kg、トイレットペーパー4箱(400ロール)引渡し
09時15分 「くらま」搭載HSにより、宮戸島に飲料水1.8トン、乾電池500個を提供
09時30分 「ぶんご」搭載艇により、気仙沼市大島(大発平地区)に対する診療等支援
10時38分 「くにさき」LCACにより、渡波地区に白米470kg、おにぎり5000食、懐中電灯30個等生活用品を提供
11時00分 UH-60Jにより、柱島に飲料水4トン、パン100kgを、野々島に飲料水1トンを、寒河沢島に食料を提供
14時18分 「あしがら」搭載艇により、宮古島に、米750kg、飲料水320L、医薬品等を提供
14時24分 下総消防車及び給水車搭載の水全てを空自消防車MB-3に補給
16時00分 「ぶんご」搭載艇により、気仙沼市東湾地区に缶詰5000食を提供
17時45分 「ぶんご」搭載艇により、気仙沼市唐桑小鯖漁港に缶詰3600食、ガソリン54L、軽油54L等を提供
(18日) 13時00分 MH-53E 石巻へ毛布400枚輸送
他、細部確認中

空 自
(11日) 18時10分 三沢ヘリ、陸前高田で11名を救助完了
18時48分 陸前高田の高台へ11名の救助者を御下
(12日) 06時14分 航空支援集団(府中)が福島第1原発へバッテリーを空輸
08時41分 第1輸送航空隊(小牧)のC-130×1機がDMAT要員約65名を花巻へ輸送。
08時51分 第3輸送航空隊(美保)のC-1×1機がDMAT要員約40名を輸送。
09時30分 第1輸送航空隊(小牧)のC-130×1機がDMAT要員約65名を花巻へ輸送。
09時40分 三沢ヘリ空隊CH-47×1機が10回の空中消火及び要救助者30名を収容。
10時36分 三沢ヘリ空隊CH-47×1機が岩手県下閉伊郡山田町の43名を救助。
12時40分 第3輸送航空隊(美保)のC-1×1機がDMAT要員約30名を輸送。
23時33分 第2輸送航空隊(入間)がDMAT8名を羽田から福島まで輸送。
(13日) 06時07分 百里救難隊の回転翼3機が阿武隈川付近で計47名を救助
06時45分 新潟救難隊の回転翼が南気仙沼で10名を救助
06時50分 空教団が回転翼で要救助者20名を収容。阿武隈川で要救助者20名を移送完了。
07時32分 航空支援集団の回転翼が要救助者20名を収容
07時39分 航空支援集団の回転翼が要救助者84名を収容
08時20分 新潟救難隊の回転翼が救助者69名を気仙沼小学校に搬送
09時18分 航空支援集団の回転翼が要救助者66名を気仙沼へ移送完了
12時51分 空教団が回転翼が岩手県下閉伊郡山田町で要救助者18名救出完了
13時40分 秋田救難隊が回転翼が岩手県下閉伊郡山田町で要救助者12名救出完了
14時20分 航空支援集団の回転翼が36名搬送完了
(14日) 06時45分 百里救難隊の回転翼が12名救出
07時03分 回転翼が東浜小学校で高齢者2名救助
07時17分 回転翼が東浜小学校で8名救出
08時34分 秋田救難隊の回転翼が石巻郵便局要救助者10名収容
08時45分 三沢ヘリ隊が湊中学校で41名収容完了
08時55分 入間ヘリ隊が石巻第2小学校より17名を搬送
12時03分 百里救難隊がよりいそ小学校で要救助者11名(大人7名、子供4名)の収容完了
15時34分 第1輸送航空隊(小牧)が救援物資の毛布5000枚を福島空港に輸送
20時34分 第2輸送航空隊(入間)が救援物資の糧食600箱を新潟へ輸送
(15日) 07時00分 北空 大槌トンネル付近地上での消火活動開始
07時13分 CH-47J消火活動開始(大槌トンネル)
09時54分 北空第1派遣隊 折笠地区消火活動開始
13時57分 航空支援集団司令部(府中)が気仙沼での孤立者80名を空輸
16時20分 CH-47J×1機消火活動終了(天候悪化のため)
18時37分 原発給水部隊 福島県庁到着
22時06分 第2輸送航空隊C-1×1機(入間)が非常糧食(カップ麺)を花巻に4200個、福島に1500個輸送
22時19分 第2輸送航空隊C-1×1機(入間)が消火バケット輸送のため百里に向け名古屋発
22時57分 第1輸送航空隊KC-767×1機及びC-130×1機(小牧)、第3輸送航空隊C-1×1機(美保)が非常糧食(パン)18万2000食を花巻に空輸
※15日を通じて、航空支援集団(府中)の回転翼が石巻市で187名、東松島市で8名孤立者等を空輸
(16日) 07時00分 北空 大槌トンネル付近地上での消火活動開始
08時11分 UH-60J 捜索救難のため千歳離陸
08時17分 U-125A 捜索救難のため千歳離陸
08時22分 第1輸送航空隊C-130×1機が物資輸送のため入間離陸
第3輸送航空隊C-1×1機が糧食輸送のため広島到着
08時46分 第1輸送航空隊C-130H×1機が物資輸送のため百里到着
09時37分 第1輸送航空隊C-130H×1機が水輸送(10トン)のため花巻到着
10時04分 第3輸送航空隊C-1が水輸送(5.2トン)のため花巻到着
15時32分 第1空輸隊C-1×1機が物資輸送(カンテラライト及び糧食3.2トン)のため松島着陸
15時39分 第3輸送航空隊C-1×1機が糧食輸送のため入間離陸
16時17分 第3輸送航空隊C-1×1機が水輸送のため福島着陸
16時20分 北空:山田第1派派遣 毛布配布完了、豊間根生活改善センター200枚、豊間根中学校580枚、豊間根小学校350枚、自治交流センター40枚(合計:1170枚)
16時39分 第3輸送航空隊C-1×1機が救援物資(マドレーヌ3.2トン)空輸のため花巻到着
17時38分 第1輸送航空隊C-130Hが水輸送(13.4トン)のため福島到着
18時34分 第1輸送航空隊C-130Hが水輸送(10トン)のため福島到着
18時53分 第3輸送航空隊C-1が糧食30000食(3.3トン)を百里に輸送
19時13分 第3輸送航空隊C-1が救援物資(糧食3.6トン)空輸のため百里到着
19時30分 第1航空輸送隊C-1×1機(小牧)が糧食30000食を百里基地に輸送
23時00分 小牧空港から福島空港にKC-767×1機 糧食158000食を輸送
23時45分 第1輸送航空隊C-130Hが救援物資(毛布2000枚)空輸のため福島到着
他、細部確認中
(17日) 12時57分 第3輸送航空隊C-1が救援物資(毛布、水、紙オムツ)空輸のため福島着陸
13時46分 第3輸送航空隊C-1が救援物資(防護マスク、防護衣、米)空輸のため福島着陸
14時33分 第2輸送航空隊C-1が救援物資(ビスケット)空輸のため福島着陸
15時37分 第1輸送航空隊C-130が救援物資(カーゴローダー、毛布)空輸のため松島着陸
16時15分 第1輸送航空隊C-130が救援物資空輸のため松島着陸
16時19分 第1輸送航空隊C-130が救援物資(水)空輸のため花巻着陸
16時36分 第1輸送航空隊C-130が救援物資空輸のため松島着陸
17時40分 第1輸送航空隊C-130が救援物資(水)空輸のため花巻着陸
17時40分 第2輸送航空隊C-1が救援物資(防護マスク、ガスフィルタ)空輸のため花巻着陸
(18日) 06時13分 第1輸送航空隊KC-767×1機が小牧から福島へ救援物資(おにぎり及びパン)を空輸
07時56分 第2輸送航空隊C-1が救援物資(カップ麺)空輸のため松島到着
07時56分 第1輸送航空隊C-130が救援物資(おにぎり、パン)空輸のため福島着陸
08時20分 第2輸送航空隊C-1×1機が入間から松島へ救援物資(カップ麺)を空輸
08時27分 第3輸送航空隊C-1が救援物資(パン)空輸のため花巻着陸
08時31分 第2輸送航空隊C-1が救援物資(カップ麺)空輸のため松島着陸
08時51分 那ヘリCH-47J×1機が入間から松島へ救援物資(カップ麺及び燃料)を空輸
09時00分 第3輸送航空隊C-1×1機が千歳から松島へ救援物資(水)を空輸
09時27分 第1輸送航空隊C-130が救援物資(水)空輸のため松島着陸
09時45分 第1輸送航空隊C-130が救援物資(水)空輸のため松島着陸
09時54分 那覇ヘリCH-47が救援物資(カップ麺)空輸のため松島着陸
他、細部確認中
  
○原子力災害派遣による活動
(11日) 21時20分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)が駐屯地を出発。
(12日) 02時05分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)が矢板ICへ到着。
02時25分 東京電力のケーブルを輸送するための第1ヘリコプター団のCH47×3機が霞ヶ浦飛行場へ到着。到着後、ケーブルを搭載し、福島第2原子力発電所へ輸送予定。
03時35分 中央特殊武器防護隊(大宮)の副隊長含む2名が福島第一原発付近のオフサイトセンターへ到着
04時50分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)が白河ICへ到着。じ後、オフサイトセンターへ向け前進。
06時48分 東北方面隊の人員約100名、車両50両がオフサイトセンターに向け福島駐屯地を出発。(活動場所は、確認中。)
08時30分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)がオフサイトセンター到着。
20時00分 CH-47×3機、UH-1×3機をもって、双葉町老人福祉会館及び厚生年金病院の寝たきり・要介護老人等約200名を川俣町農村広場へ空輸。
20時34分 CRF(朝霞)のUH-3機、CH47×3機が福島第1原発周辺住民の避難輸送を終了。
22時07分 第1輸送航空隊(小牧)のC-130×1機が冷水ポンプ用のモーター3個を福島へ輸送。じ後、陸上自衛隊の車両で輸送。
(13日) 08時05分 原発冷却水支援のため、北部航空方面隊、中部航空方面隊、航空総隊直轄部隊の水タンク車9台が四倉町到着
10時50分 第12化学防護小隊が二本松で除染対象者40数名のうち約半数を除染完了
13時37分 CRFの回転翼が空中モニタリングのため木更津駐屯地を離陸
13時56分 CRFの回転翼が空中モニタリングのため大宮に着陸
14時00分 第12化学防護小隊が二本松の除染所において除染対象50名の除染
15時15分 CRFの回転翼が空中モニタリングのため大宮を離陸
15時55分 CRFの回転翼が空中モニタリング一時中止
17時57分 空自給水車両10両が福島第2原発に到着、作業開始
17時58分 CRFが福島第2原発での給水作業を開始
20時28分 空自による福島第2原発での給水作業終了
(14日) 01時00分 中央特殊武器防護隊(大宮)が川俣町体育館において住民100名に対して除染
01時30分 空自による福島第2原発での給水作業(第2回目)再開
05時00分 空自による福島第2原発での給水作業(第2回目)終了
06時45分 福島第2原発に対する給水活動継続実施中
12時34分 福島第2原発で人員50名が給水活動を実施中
20時56分 福島第1原発2号機が危険な状態のため、オフサイトセンターから郡山駐屯地へ移動(但し、CRF副司令以下14名はオフサイトセンターに残留)
※福島第1原発3号機の爆発により自衛隊員が4名負傷(細部については確認中)
(15日) 08時15分 回転翼による空中モニタリング終了(女川原発付近)
15時52分 冷却水注入に必要なポンプ燃料の第2原発への輸送完了
16時30分 回転翼による空中モニタリング終了 (横須賀教育隊付近)
16時46分 福島県庁で中央特殊武器防護隊27名が除染終了
18時35分 除染部隊 県庁から郡山駐屯地へ撤収
22時20分 福島県立医大病院に、中央特殊武器防護隊15名で除染所を設置
(16日) 09時00分 大滝根山放射線測定値:5.8μSv/h(中性子検出せず)
10時00分 大滝根山放射線測定値:6.0μSv/h(中性子検出せず)
17時20分 本日はヘリによる放水作業を実施しない
22時36分 原発空中消火のための回転翼 霞目基地到着
23時20分 原発放水支援部隊 Jビレッジより郡山駐屯地に到着
他、細部確認中
(17日) 09時14分 モニタリング機(UH-60×1)、福島第1原発へ向けJ-ビレッジを離陸
09時48分 CH-47が福島第1原発3号機に散水(1回目)
09時53分 CH-47が福島第1原発3号機に散水(2回目)
09時56分 CH-47が福島第1原発3号機に散水(3回目)
10時00分 CH-47が福島第1原発3号機に散水(4回目)
16時14分 消防車Gp Jビレッジ出発 原発へ 消防車5、化防車2、小型1、マイクロ(東電)1 合計9両
17時37分 自衛隊の消防車×5及びその他の関係車両が第一原発正門に到着
19時35分 自衛隊の消防車による福島第1原発3号機への放水開始
20時07分 自衛隊の消防車による福島第1原発3号機への放水(5回)終了
(18日) 12時50分 自衛隊の消防部隊が福島第1原発へ向けJビレッジ出発
13時10分 モニタリング機(CH-47×1)、福島第1原発へ向けJ-ビレッジを離陸
13時16分 モニタリング機、福島第1原発上空でビデオ撮影開始
13時21分 モニタリング開始
13時44分 モニタリング機、福島第1原発上空を離脱
14時38分 消防部隊による福島第1原発3号機の放水終了

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平成23 年(2011 年)東北地方太平洋沖地震 消防庁災害対策本部201103181130

2011-03-18 17:22:47 | 防災・災害派遣

◆東北地方太平洋沖地震

 消防庁発表のPDF文書をそのまま添付します。本日1130時に作成されたものですがPDF文書をそのまま添付したため、若干見辛い点がありますが予めご了承ください。

出典:tp://www.soumu.go.jp/main_content/000107309.pdf

◆消防庁発表

1
平成23 年(2011 年)東北地方太平洋沖地震(第56 報)
平成23年3月18日(金)11時30分
消防庁災害対策本部
1 地震の概要
(1) 地震の概要(気象庁調べ)
① 発 生 日 時 平成23年3月11日 14時46分頃
② 震 央 地 名 三陸沖(北緯38.1度、東経142.9度)
③ 震源の深さ 24㎞
④ 規 模 マグニチュード9.0(暫定値)
⑤ 各地の震度(最大震度6弱以上)
震度7 宮城県:栗原市
震度6強 宮城県:涌谷町、登米市、大崎市、名取市、蔵王町、山元町、仙台市、
塩竈市、東松島市、大衡村
福島県:白河市、須賀川市、二本松市、鏡石町、楢葉町、富岡町、大熊
町、双葉町、浪江町、新地町
茨城県:日立市、笠間市、筑西市、鉾田市
栃木県:大田原市、宇都宮市、真岡市、高根沢町
震度6弱 宮城県:気仙沼市、南三陸町、白石市、角田市、岩沼市、大河原町、川
崎町、亘理町、石巻市、松島町、利府町、大和町、富谷町
福島県:郡山市、桑折町、国見町、川俣町、西郷村、中島村、矢吹町、
棚倉町、玉川村、浅川町、小野町、田村市、福島伊達市、いわ
き市、相馬市、広野町、川内村、飯舘村、南相馬市、猪苗代町
茨城県:水戸市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、ひたちなか市、茨城
町、東海村、常陸大宮市、城里町、小美玉市、土浦市、石岡市、
取手市、つくば市、鹿嶋市、潮来市、坂東市、稲敷市、かすみ
がうら市、行方市、桜川市、つくばみらい市
栃木県:那須町、那須塩原市、芳賀町、那須烏山市、那珂川町
岩手県:大船渡市、釜石市、滝沢村、矢巾町、花巻市、一関市、奥州市
群馬県:桐生市
埼玉県:宮代町
千葉県:成田市、印西市
⑥ 津 波
11日14時49分 大津波警報・津波警報発表(解除済み)
→13日7時38分現在、津波注意報を発表している地域
:北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸中部、北海道太
平洋沿岸西部、青森県太平洋沿岸、岩手県、宮城県、福島
県、茨城県、千葉県九十九里・外房、伊豆諸島、小笠原諸
島、三重県南部、和歌山県、高知県、宮崎県
→13日17時58分現在、全ての津波注意報が解除された。
(2) 地震の概要(気象庁調べ)
① 発 生 日 時 平成23年3月11日 15時15分頃
② 震 央 地 名 茨城県沖(北緯36.0度、東経141.2度)
③ 震源の深さ 約80㎞
④ 規 模 マグニチュード7.4(推定値)
⑤ 各地の震度(最大震度5弱以上)
震度6弱 茨城県:鉾田市
震度5強 茨城県:鹿嶋市、筑西市
栃木県:真岡市
千葉県:銚子市、旭市、多古町、匝瑳市、香取市、成田市
震度5弱 福島県:白河市、須賀川市、二本松市、鏡石町、
茨城県:石岡市、利根町、
栃木県:大田原市、那須町、茂木町、芳賀町、高根沢町、那須烏山市、
下野市
埼玉県:加須市、春日部市、草加市、八潮市、吉川市、宮代町
千葉県:東金市、神埼町、東庄町、大網白里町、九十九里町、芝山町、
2
一宮町、長生村、白子町、横芝光町、山武市、千葉市、佐倉
市、浦安市、八街市、印西市、栄町、富里市、いすみ市
東京都:江戸川区
神奈川県:二宮町
⑥ 津 波 津波警報等発表中→13日17時58分現在解除
(3) 地震の概要(気象庁調べ)
① 発 生 日 時 平成23年3月11日 16時29分頃
② 震 央 地 名 三陸沖(北緯39.0度、東経142.8度)
③ 震源の深さ ごく浅い
④ 規 模 マグニチュード6.6(推定値)
⑤ 各地の震度(最大震度5弱以上)
震度5強 宮城県:大崎市
震度5弱 岩手県:一関市、色麻町、涌谷町
宮城県:栗原市
福島県:二本松市、富岡町、大熊町、双葉町、浪江町、南相馬市
⑥ 津 波 津波警報等発表中→13日17時58分現在解除
(4) 地震の概要(気象庁調べ)
① 発 生 日 時 平成23年3月11日 17時41分頃
② 震 央 地 名 福島県沖(北緯37.5度、東経141.3度)
③ 震源の深さ 約30㎞
④ 規 模 マグニチュード5.8(推定値)
⑤ 各地の震度(最大震度5弱以上)
震度5強 福島県:浜通り
震度5弱 福島県:中通り
⑥ 津 波 津波警報等発表中→13日17時58分現在解除
(5) 地震の概要(気象庁調べ)
① 発 生 日 時 平成23年3月12日 3時59分頃
② 震 央 地 名 新潟県中越地方(北緯37.0度、東経138.6度)
③ 震源の深さ 約10㎞
④ 規 模 マグニチュード6.6(推定値)
⑤ 各地の震度(最大震度5強以上)
震度6強 長野県:栄村
震度6弱 新潟県:十日町市、津南町
震度5強 群馬県:中之条町
新潟県:上越市
⑥ 津 波 この地震による津波の心配はなし
(6) 地震の概要(気象庁調べ)
① 発 生 日 時 平成23年3月12日 4時32分頃
② 震 央 地 名 新潟県中越地方(北緯37.0度、東経138.6度)
③ 震源の深さ 約10㎞
④ 規 模 マグニチュード5.8(推定値)
⑤ 各地の震度(最大震度5弱以上)
震度6弱 長野県:栄村
震度5弱 長野県:野沢温泉村
⑥ 津 波 この地震による津波の心配はなし
(7) 地震の概要(気象庁調べ)
① 発 生 日 時 平成23年3月12日 5時42分頃
② 震 央 地 名 新潟県中越地方(北緯37.0度、東経138.6度)
③ 震源の深さ ごく浅い
④ 規 模 マグニチュード5.3(推定値)
⑤ 各地の震度(最大震度6弱以上)
震度6弱 長野県:栄村
3
⑥ 津 波 この地震による津波の心配はなし
(8) 地震の概要(気象庁調べ)
① 発 生 日 時 平成23年3月15日 22時31分頃
② 震 央 地 名 静岡県東部(北緯35.3度、東経138.7度)
③ 震源の深さ 約14㎞(暫定値)
④ 規 模 マグニチュード6.4(暫定値)
⑤ 各地の震度(最大震度5弱以上)
震度6強 静岡県:富士宮市
震度5強 山梨県:忍野村、山中湖村、富士河口湖町
震度5弱 神奈川県:小田原市、山北町
山梨県:身延町、南アルプス市、市川三郷町、富士吉田市
静岡県:富士市、御殿場市、小山町
⑥ 津 波
この地震により、日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれないが、被害の心配は
なし
2 被害の状況
(1) 人的被害(死者3,617人、行方不明者7,762人、負傷者2,517人)
※人的被害については都道府県で確認している数のみである。
詳細は別紙のとおり
その他、次のとおり(孤立状況含む)
【対応中・確認中】
福島県 :須賀川市において藤沼貯水池の堤防が決壊し、長沼地区及び滝地区に流出→長
沼地区において要救助者4人のうち3人の死亡を確認。残り1人は救助活動継
続中
滝地区において要救助者4人のうち3人の死亡を確認。残り1人は救助活動継
続中
【対応完了・救助完了事案】
岩手県 :陸前高田市ショッピングモールの屋上から15人
長円寺で8人(13 日23 時30 分時点)
:釜石市大平中学校にて2人(13 日23 時30 分時点)
やまざき機能訓練デイサービスホームにおいて約200人の要救助者あり
→釜石大槌地区行政事務組合消防にて救助完了(13 日23 時30 分時点)
:山田町船越半島小鳥谷地区において200人(14 日12 時20 分時点)
:大船渡市のマイヤ本店屋上の53人、プラザホテルの15人~30人、丸五ビ
ルの3人(1人歩行不能)、只野旅館の6人(13 日23 時30 分時点)
:宮古市の温泉施設マースの10人(14 日12 時20 分時点)
:大槌町において92時間ぶりに70歳の女性を大阪府隊により救出(15 日18
時22 分時点)
: 山田町船越半島大浦地区において約300人→継続的な物資支援活動中(16 日
8 時30 分時点)
:山田町船越小学校における200人の孤立解消(16 日15 時00 分時点)
:大槌町赤浜地内の無線中継所で数十人が救助要請(12 日23 時00 分時点)→救
助完了 (16 日15 時00 分時点)
:蓮乗寺において50人、赤浜小学校において150人、浪板観光ホテルにおい
て40人がそれぞれ孤立(13 日16 時00 分時点)→浪板観光ホテルにおいては
孤立者を確認できず(14 日12 時20 分時点)→赤浜小学校において陸路が確保
できたため孤立解消(15 日14 時55 分)→蓮乗寺において孤立していた50人
救助完了(16 日15 時00 分時点)
大槌町役場及び大槌消防署における孤立者80人(16 日17 時00 分時点)
:宮古市山田地区において消防職員2人を含む行方不明者多数(12 日12 時00 分
時点)
→秋田県隊により58人を救出したが、全員死亡を確認(17 日3 時17 分時点)
→他地域へ転戦(17 日19 時00 分時点)
宮城県 :名取市仙台空港の1,300人(13 日23 時30 分時点)
4
:仙台市中野中学校屋上の400人(13 日23 時30 分時点)
荒浜小学校の約230人(13 日23 時30 分時点)
:塩釜市いけの産婦人科・小児科医院の約20人(14 日19 時00 分時点)
:石巻市において96時間ぶりに25歳の男性を新潟県隊により救出(15 日20
時25 分時点)
:多賀城市の堤防における多数(15日)
茨城県 :東海村常陸那珂火力発電所の9人。(うち4人は死亡を確認)(13 日23 時
30 分時点)
神奈川県 :横浜市ボーリング場の9人(12 日15 時00 分時点)
(2) 物的被害(全壊5,793棟、半壊3,827棟、一部破損96,524棟)
詳細は別紙のとおり
(3) 火災の発生状況(280件うち276件鎮火)詳細は別紙のとおり
(主な火災の発生状況)
【延焼中の火災】
16日17時00分時点において延焼中の火災はなし
【鎮圧済みの火災】
宮城県:石巻市門脇地区における広範囲な建物火災の延焼(18 日7 時45 分時点)
:気仙沼市鹿折地区の街区の延焼(18 日7 時50 分時点)
:気仙沼市内の脇地区の建物火災(18 日7 時50 分時点)
千葉県:市原市(石油コンビナート)コスモ石油(株)千葉製油所の高圧ガスタンク火
災。負傷者5人うち重傷者1人(17 日12 時00 分現在)
【鎮火した火災】
岩手県:野田村の大規模火災1件、宮古市内火災5件、山田町火災1件(15 日10 時00
分時点)
:大槌町城山体育館及び古廟坂トンネル周辺での林野火災(16 日7 時45 分時点)
:山田町及び宮古市田老町の2地域における大規模火災(16 日7 時30 分時点)
宮城県:仙台市宮城野区の民家数棟の延焼(13 日10 時00 分時点)
:仙台市泉区明通工業地帯印刷工場火災
:石巻市広範囲での延焼
:多賀城市(石油コンビナート)JX日鉱日石エネルギー(株)仙台製油所の火
災(15 日14 時30 分)
:石巻市東北電力女川発電所タービンビルの火災(13 日23 時30 分時点)
:石巻市蛇田地区の住宅火災1件4棟延焼(13 日13 時00 分時点)
:気仙沼市大島地区(離島)の山林火災(18 日7 時50 分時点)
:気仙沼市大浦地区山林区域の延焼(18 日7 時50 分時点)
福島県:南相馬市東京電力原町火力発電所敷地内のオイル棟の火災(3 月14 日20 時00
分現在)
千葉県:市原市(石油コンビナート)チッソ石油化学(株)五井製造所のポリプロピレン
ペレット火災(12 日5 時00 分時点)
:市川市(石油コンビナート)(株)杉田製線の危険物施設火災。負傷者1人(軽
傷)(14 日6 時30 分時点)
神奈川県:川崎市(石油コンビナート)JFEスチール(株)東日本のケーブル火災(11 日
17 時30 分時点)
(4) 津波被害
【対応中・確認中】
青森県:津波で車が流され1人が行方不明→調査中(16 日7 時25 分時点)
:三沢市三沢漁港内において、屋外タンク3基(重油220キロリットル×2基、
軽油50キロリットル×1基)が津波により倒壊し、重油110キロリットル
が流失(12 日12 時00 分時点)→重油110キロリットルの流出は誤報で流出
の痕跡なし。軽油50キロリットルタンクの所在は不明(17 日14 時00 分時点)
宮城県:石巻市において住宅10棟流出、市街地水没→救出活動困難(12 日10 時00 分
時点)→屋根の上の避難者は救助完了(16 日6 時00 分時点)
5
福島県:相馬地方広域において津波により海岸に数人取り残された(詳細確認中)
(16 日5 時40 分時点)
:いわき市塩屋崎地区において救出活動中→31人の行方不明者あり(16 日17 時
30 分時点)
【対応完了・救助完了】
青森県:八戸市において広範囲にわたる津波による浸水被害。建物上の要救助者(13 日
10 時00 分時点)
岩手県:宮古市宮古地区の浸水家屋の6人(12 日12 時00 分時点)
:陸前高田市の県立高田病院の入院患者等100人(13 日10 時00 分時点)
:陸前高田市役所屋上に避難した100人(13 日10 時00 分時点)
:陸前高田市の建物屋上への避難者(13 日16 時00 分時点)
:陸前高田市内(株)シェリールの約30人(15 日15 時45 分時点)
:久慈広域消防管内における浸水家屋の1人(消防団が実施)、浸水家屋の屋根
から7人(12 日12 時00 分時点)
:釜石市海上保安庁釜石海上保安部の22人(14 日8 時30 分時点)
:陸前高田市気仙町長谷堂裏に7~8人の孤立者あり(14 日8 時30 分時点)→救
助完了(16 日15 時00 分時点)
:釜石市SMC株式会社釜石工場の駐車場に孤立者あり。人数不明(14 日8 時30
分時点)→現場確認するも該当者なし(16 日15 時00 分時点)
:大槌町高森団地で孤立情報3人(14 日8 時30 分時点)→孤立解消(16 日15 時
00 分時点)
:陸前高田市広田半島で孤立情報4人(14 日8 時30 分時点)→孤立解消(16 日1
5 時45 分時点)
:釜石市において、箱崎小学校、尾崎小学校及び浜町において孤立者多数(15 日
14 時55 分時点)→道路開通により孤立解消(16 日16 時00 分時点)
宮城県:名取市内各所の屋根の上の多数(13 日時点)→孤立解消(16 日17 時00 分時点)
:南三陸町役場が冠水し電話も通じない状況(12 日23 時00 分時点)→仮設の町
役場を設置し、消防防災無線を確保して役場機能を回復(13 日12 時00 分時点)
:女川町役場冠水し機能せず(12 日8 時30 分時点)→仮設の町役場を設置し、消
防防災無線を確保して役場機能を回復(13 日12 時00 分時点)
:仙台市仙台港南防波堤において住民20人、警察官2人取り残されたほか津波
による死者・行方不明者については相当数の可能性があるものの現在不明→孤
立している要救助者の救出を自衛隊ヘリ2機において実施している模様(12 日
14 時00 分時点)→要救助者の救助完了(16 日6 時50 分時点)
:南三陸町において老人福祉施設慈恵園入所者の半数が孤立→京都府隊にて4人
病院搬送(13 日10 時00 分時点)→入所者68人のうち生存者20人の救出完
了(死亡31人、不明者17人)(16 日14 時10 分時点)
:女川町の女川第三小学校、保福寺、指ヶ浜地区、塚浜小屋取集会所及び江島の
5地区において、約630人の孤立者あり(15 日7 時00 分時点)→孤立解消
(16 日17 時00 分時点)
:気仙沼市の鶴ヶ浦高台、大浦高台及び浦島小学校の3地区において、約600
人の孤立者あり(15 日7 時00 分時点)→大浦高台から3人搬送し、浦島小学校
から児童約10人をヘリで避難所へ搬送(16 日6 時00 分時点)→孤立解消(1
6 日17 時00 分時点)
:名取市閖上地区屋上の避難者はボートにて救出完了(17 日6 時40 分)
:石巻市の雄勝地区、牡鹿地区、網地島、田代島及び荻浜地区の5地区において、
孤立者あり(16 日6 時00 分時点)→孤立解消(16 日22 時53 分時点)
(5) その他の被害
【対応中・確認中】
宮城県:仙台市(石油コンビナート)全農エネルギー株式会社仙台石油基地のガソリン
タンクの配管からガソリンが防油堤内に漏えい→バルブを閉止し配管からの噴
出を止めた(17 日12 時40 分時点)
:多賀城市(石油コンビナート)JX日鉱日石エネルギー仙台製油所において津
波により配管が破損し油が海上等に漏えい→漏えいの拡大及び火災危険なし
(漏えい箇所等調査中)(17 日13 時10 分)
6
山形県:酒田市(石油コンビナート)東西オイルターミナル(株)において屋外タンクの
浮き屋根上にガソリンが被さり火災危険あり→巡回強化し対応中→タンク内の
ガソリンの抜き取り作業実施中(14 日17 時00 分時点)→窒素充填作業完了
(17 日3 時50 分時点)
千葉県:市原市(石油コンビナート)コスモ石油(株)千葉製油所のアスファルトタンク
側板がガスタンク火災の影響で開口しアスファルトが海上に流出した→事業所
がボート6隻により回収作業中(17 日9 時10 分時点)
神奈川県:川崎市(石油コンビナート)東亜石油(株)扇町工場扇町地区の浮き屋根式タ
ンク(重油)の浮き屋根が沈没(14 日12 時00 分時点)→タンク内の残油を移
送処理中。(17 日8 時50 分時点)
:川崎市(石油コンビナート)エム・シー・ターミナル(株)川崎事業所の浮き
屋根式タンクの屋根上に灯油が溢れた→タンク内の残油を18日と20日に船
に移送する予定(17 日8 時50 分時点)
屋外タンクの内部浮き蓋上にキシレン(危険物第4類第2石油類)約600リッ
トルが溢れた→タンク内に窒素を充填中(17 日8 時50 分時点)
:川崎市(石油コンビナート)東燃ゼネラル石油(株)川崎工場の浮き屋根式屋
外タンク(原油)が地震によるスロッシングにより浮き屋根上に原油が溢流
(15 日18 時00 分時点)→タンク内の残油を移送中(17 日8 時50 分時点)
【対応完了】
岩手県:遠野市本庁舎使用不可で屋外テントにおいて災害対策本部運営中(12 日6 時00
分時点)
:住田町及び岩泉町とは連絡がとれるが、通信が不安定な状態(12 日20 時00 分
時点)
:九戸村役場において庁舎停電及び電話不通(12 日23 時00 分時点)→電気復旧
し、通信可能
:14日7時59分(消防覚知)盛岡市内のデパートの地下において爆発があり、
1階フロアが崩落、負傷者12人が発生→消防隊対応完了(15 日9 時55 分時点)
:久慈市(石油コンビナート)久慈国家石油備蓄基地において、排水タンク3基
が流され、スロップタンク1基が傾いた。スロップタンクから漏洩したが、バ
ルブを閉止し漏えいは停止(15 日22 時30 分現在)
:花巻市葛丸ダムにおいて岩盤崩落し川をせき止め→土砂撤去済(12 日20 時00
分時点)
:二戸市において2棟地滑りで移動(12 日23 時00 分時点)→電気復旧し、通信
可能(14 日21 時00 分時点)
:陸前高田市広田地区の情報が全くない状況で陸路からの確認不可(12 日23 時
00 分時点)→15日埼玉県隊及び千葉県隊により7人救出(すべて死亡)→1
6日埼玉県隊、千葉県隊及び福井県隊により検索活動中(17 日3 時17 分時点)
→他地域へ転戦(17 日19 時00 分時点)
茨城県:行方市と鉾田市を結ぶ鹿行大橋が倒壊(11 日18 時30 分時点)
:東海村日本原子力発電(株)東海第二発電所において残留熱除去系ポンプが停止
したが、高圧炉心スプレイポンプが自動起動し、運転継続中(14 日6 時30 分時
点)
千葉県:市原市(石油コンビナート)古河電気工業(株)千葉事業所において絶縁油が
流出→回収済み(12 日10 時00 分時点)
:袖ヶ浦市(石油コンビナート)東京ガス(株)袖ヶ浦工場においてLNG が漏えい
→応急処置を実施し復旧済み(12 日10 時00 分時点)
:船橋市(石油コンビナート)JX 日鉱日石エネルギー(株)船橋油槽所においてガ
ソリン漏えい→措置完了済み(12 日10 時00 分時点)
:市原市(石油コンビナート)コスモ石油(株)千葉製油所の浮き屋根式タンクの
屋根上にナフサが溢れた。(12 日23 時00 分時点)→タンク内の残油移送完了
(17 日1 時15 分時点)
新潟県:聖籠町(石油コンビナート)東北電力(株)東新潟火力発電所において原油微量
漏えい1件→火災危険なし(12 日10 時00 分時点)
:聖籠町(石油コンビナート)新潟石油共同備蓄(株)東基地及び西基地におい
て特定屋外タンク2基、液面飛散による原油微量漏えい→火災危険なし
7
3 避難の状況(18 日11 時30 分時点)
確認されている避難者数合計 443,077人
北海道【道内避難者なし】
避難指示 21市町村 対象16,995世帯 34,874人 → 解除済み
(3 月12 日21 時00 分時点)
避難勧告 15市町村 対象19,515世帯 47,569人 → 解除済み
(3 月12 日21 時00 分時点)
青森県【県内避難者数 288人】
3月13日9時00分現在、4市町村に避難指示、2町に避難勧告発令
→13日18時02分 避難指示・勧告ともにすべて解除
3月14日10時46分から沿岸22市町村が避難指示・避難勧告を発令
→14日13時08分 避難指示・勧告ともにすべて解除
岩手県【県内避難者数 48,413人】
宮古市5,510人、大船渡市8,737人、陸前高田市 10,547人、釜
石市7,905人、大槌町6,221人、山田町5,677人、ほか
宮城県【県内避難者数 217,486人】
仙台市 宮城野区中野小学校に250人、若林区荒浜小学校に約230人避難中
→中野小学校避難者は救出完了
:南三陸町 気仙沼ベイサイドアリーナに1,000人、志津川高校に500人、
志津川小学校に2,000人、気仙沼向洋高校に50人避難中
:石巻市 石巻湊中学校に40人避難中
山形県【県内避難者数 526人】
福島県【県内避難者数 124,357人】
双葉町 約2,250人は道路状況が悪く車による避難は困難な状況
:大熊町 約4,000人は大型バス27台で福島県警の誘導により順次避難を開

茨城県【県内避難者数 45,952人】
避難指示8市町、避難勧告8市町村、40市町村において避難所594箇所設置
栃木県【県内避難者数 574人】
千葉県【県内避難者数 3,590人】
市原市 16時45分 五井地区36,367世帯85,024人に避難勧告
→12日 7時00分解除
:県内48市町村593ヶ所の避難所に47,270人が避難中
新潟県【県内避難者数 300人】
新潟市自主避難者16人、見附市24人→全員帰宅
:十日町市及び津南町の一部地域に避難勧告発令中、十日町市、上越市及び津南町
において300人が避難中(自主避難者を含む)(13 日18 時00 分現在)
長野県【県内避難者数 1,579人】
栄村において3月12日11時00分避難指示発令(3 月17 日15 時00 分現在継
続中)
静岡県【県内避難者数 4人】
避難指示 富士市
避難勧告 海岸のある全市町(吉田町を除く)
→12日 13時50分~ 解除対象全市町村避難指示・避難勧告すべて解除
三重県【県内避難者なし】
5市町において避難指示、5市町において避難勧告発令中→12日21時45分
解除(18時現在50人が避難中、ピーク時避難者数2,247人→13日10
時00分全員帰宅)
宮崎県【県内避難者数 8人】
11市町において、41,637世帯、96,306人に対し避難指示・勧告を
発令→12日21時までにすべて解除済み
4 地方公共団体における災害対策本部等の設置状況
11日
北海道 15時30分 災害対策本部設置
青森県 14時46分 災害対策本部設置
岩手県 14時46分 災害対策本部設置
8
宮城県 14時46分 災害対策本部設置
秋田県 14時46分 災害対策部設置 → 15時34分災害対策本部に移行
山形県 14時46分 災害対策連絡会議
→ 13日 18時00分 災害対策本部に移行
福島県 14時46分 災害対策本部設置
茨城県 14時46分 災害対策本部設置
栃木県 14時46分 災害対策本部設置
群馬県 14時55分 災害対策本部設置→ 12日17時25分災害警戒本部に移行
埼玉県 14時46分 災害対策本部設置
千葉県 14時46分 災害対策本部設置
東京都 16時30分 災害対策本部設置
神奈川県 15時10分 災害対策本部設置
新潟県 15時00分 災害対策本部設置
静岡県 16時10分 警戒本部設置 → 12日13時50分 警戒本部廃止
愛知県 15時30分 災害対策本部設置→ 16日 9時30分廃止
三重県 15時30分 災害対策本部設置→ 14日 8時40分廃止
兵庫県 15時14分 災害警戒本部設置→ 12日20時20分廃止
徳島県 15時30分 災害対策本部設置
佐賀県 15時30分 災害情報連絡室設置
→ 21時35分 災害警戒本部に移行→ 12日 13時50分廃止
12日
長野県 3時59分 災害対策本部設置
5 消防機関の活動
(1) 緊急消防援助隊
派遣人員合計 6,099人
派遣部隊数合計 1,558隊(うち陸上部隊 1,511隊、航空部隊 47隊)
① 派遣状況(詳細「緊急消防援助隊の派遣・活動状況」のとおり)
岩手県へ陸上部隊491隊、航空部隊15隊が出動
宮城県へ陸上部隊838隊、航空部隊20隊が出動
福島県へ陸上部隊182隊、航空部隊12隊が出動
茨城県へ陸上部隊60隊、航空部隊1隊が出動 → 全隊が他県へ部隊移動
千葉県へ陸上部隊12隊、海上部隊2隊が出動 → 全隊引揚
新潟県へ陸上部隊1隊、航空部隊1隊が出動 → 全隊が他県へ部隊移動
長野県へ航空部隊2隊が出動 → 全隊が他県へ部隊移動
静岡県へ航空部隊1隊が出動
② 活動実績(速報値)
ア 航空部隊は情報収集、人命救助及び空中消火等に、陸上部隊は消火・救助活動等に
従事し、17日17時までに把握している救助者数は3,278人(地元消防本部と
協力し救出したものを含む。)。(そのほか警察と協力し、1,300人救出)
なお、福岡市ヘリコプター及び福井県ヘリコプターが福島県内での活動終了後放射
線線量の測定を行ったところ、人体に影響のないレベルの数値を検値したため、除染
を実施
イ 海上部隊は、11日からコンビナート火災の消火活動に従事
(2) 地元消防本部等
① 被災地では、消防機関の人員(消防吏員、消防団員)が県内の広域応援も含め、消火、
救助、救急等の対応を行っている。
特に被害の大きい岩手県、宮城県、福島県における消防吏員等の数は下記のとおり。
岩手県 合計25,330人(吏員1,910人、団員23,420人)
宮城県 合計24,622人(吏員2,941人、団員21,681人)
福島県 合計37,737人(吏員2,397人、団員35,340人)
(吏員は、平成21年4月1日現在、団員は、平成22年4月1日現在)
② 救助者数については全体を把握していないが、仙台市消防局(職員数1,068 人)では、
16日11時10分現在までに2,996人の救助を行っている。
9
(3)原子力発電所対応
① 消火・搬送
・福島第一原子力発電所(1号機)において爆発が発生、負傷者4人
・福島第二原発3km圏内の住民を消防により要援護者等の搬送支援を実施(12 日)
・福島第一原発から10km 圏内の病院の入院患者(自力避難困難者21人)と病院関
係者の避難を実施。関係者のスクリーニングを行った結果、3人について除染後も高
い値が検出されたため、第2次被ばく医療機関に搬送。この搬送に関係した消防隊員
60人のスクリーニングで3人について、バックグランドの2倍程度の放射線が検出
されたため、60人に対し除染を行った。(12 日)
・14日11時1分頃、福島第一原子力発電所(3号機)において白煙が発生
双葉地方広域市町村圏組合消防本部の救急隊2隊、救助隊1隊が出動し、負傷者6人
を搬送(14 日14 時50 分時点)
・福島第一原発から4号機において火災が発生した旨の通報があり、双葉地方広域市
町村圏組合消防本部から6隊21人が消火のため順次出動→自然鎮火した模様(16
日)
・福島第一原発から20~30㎞圏内の病院の患者の一部について、県内応援隊によ
り除染ポイントまで移送し、滋賀県隊により他の病院まで搬送。(17 日)
② ①以外の対応
・原子力保安院からの要望を受けて、福島県原子力災害対策センターにいわき市消防本
部及び双葉地方広域市町村圏組合消防本部が参画(12 日)
・原子力安全・保安院から施設を冷却するための装備を持った部隊を派遣してほしい
との要請があり、福島第一原発に東京消防庁のハイパーレスキュー隊及び仙台市消防
局の特殊装備部隊の派遣を消防庁より要請→原子力安全・保安院の要請取り消しによ
り、中止 (12 日)
・「官房長官指示」により、消防庁から下記の消防本部に協力要請し、合計4台の消
防ポンプ自動車を東京電力に貸与。
○郡山地方広域消防組合消防本部(2台)13日20時45分到着
○いわき市消防本部(1台) 14日 0時45分到着
○須賀川地方広域消防本部(1台) 14日 0時45分到着
・「官房長官指示」により、消防庁から下記の消防本部に協力依頼し、合計8台(総
計12台)の消防ポンプ自動車を東京電力に貸与。
○米沢市消防本部(1台) 14日21時45分到着
○会津若松地方広域市町村圏
整備組合消防本部(1台) 14日19時10分到着
○宇都宮市消防局(2台) 14日21時50分到着
○さいたま市消防局(2台) 15日 1時15分到着
○新潟市消防局(2台) 14日23時45分到着
・ 総理大臣から東京都知事に対し、福島第一原発への特殊車両等の派遣の要請があり、
都知事がそれを受諾(17 日夜)。それを受けて消防庁長官が東京消防庁に対し、福島
県への緊急消防援助隊の派遣を要請(18 日0 時50 分)。→東京消防庁から特殊災害
対策車等30隊139人が出場(18 日3 時20 分)
・消防庁からも福島第一原発対応のため、職員1人を派遣(18 日3 時10 分)
6 消防庁の対応
震度6弱以上を記録した都道府県に対し、適切な対応及び被害報告について要請するとと
もに、震度6弱以上を記録した関係消防本部に直接被害状況の問い合わせをした。
対応状況は以下のとおりである。
11日 14時46分 消防庁災害対策本部設置(本部長:長官/第3次応急体制)
消防庁コンビナート特命班設置
14時55分 震度6弱以上を記録した都道府県に対し、適切な対応及び被害報
告について要請
15時00分 震度6弱以上を記録した岩手県、宮城県及び各消防本部に対し、
119番通報及び被害状況を確認するも、軒並み不通
→ 通信可能
15時00分 岩手県及び宮城県に消防庁職員各2人派遣を決定
15時03分 消防庁長官から北海道、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉
県、神奈川県、富山県、山梨県の航空部隊に出動準備の指示
10
15時05分 岩手県庁と連絡確認 現在のところ被害状況不明
15時40分 消防庁長官から緊急消防援助隊に対して出動指示
16時30分 消防庁職員2人(出張中)を福島県に派遣
→21時15分福島県庁到着
17時30分 消防庁職員2人を宮城県に派遣
→21時05分宮城県庁到着
消防庁職員2人を岩手県に派遣
18時00分 政府調査団の一員として消防庁職員1人(総務課長)を宮城県に
派遣→21時00分宮城県庁到着
18時50分 消防庁職員2人を茨城県に派遣
19時50分 消防庁職員1人(青森県八戸市合同庁舎に出張中)に現地での情
報収集指示
21時15分 内閣官房広域医療班として消防庁職員1人を被災地に派遣
22時40分 緊急災害対策本部要員として消防庁職員3人を派遣
12日 4時15分 新潟県中越地方を震源とする地震において震度5強以上を記録し
た長野県、新潟県及び群馬県に対し適切な対応及び被害報告につ
いて要請するとともに関係消防本部に直接被害状況の問い合わせ
をした。→長野県については119番通報なしとの情報
→新潟県柏崎市においてホテルの避難階段より転落1人
負傷(軽傷)
8時30分 政府調査団の一員として消防庁職員1人を岩手県に派遣
9時00分 政府調査団の一員として消防庁職員1人を福島県に派遣
13日 片山総務大臣及び鈴木総務副大臣等が岩手県及び宮城県を視察
14日 1時00分 「東京電力の需給逼迫による計画停電の実施について」を東京電
力管内の9都県及び管内消防本部に対して連絡
11時25分 消防庁長官から山口県、四国、九州及び沖縄県の緊急消防援助隊
に対して出動指示
15日 22時31分 22時31分に発生した静岡県東部を震源とする地震において、
震度5弱以上を記録した都道府県に対し、適切な対応及び被害報
告について要請
22時35分 震度5弱以上を記録した神奈川県、山梨県、静岡県並びに各消防
本部に対し、119番通報及び被害状況を確認。
「富士宮市消防本部において、119番通報殺到中。富士市消防
本部及び御殿場市・小山町広域行政組合消防本部において119
番通報数件入電中」
22時55分 消防庁長官から緊急消防援助隊として東京消防庁の指揮支援部隊
及び横浜市消防局の航空部隊へ静岡県に出動指示。すでに平成23
年(2011 年)東北地方太平洋沖地震へ応援のため出動指示を受け、
東北地方に向け付近を前進中の福岡県及び宮崎県に対して転戦指

23時50分 静岡県災害対策本部からの聞き取り情報
「静岡県内においてはすべての市町村と連絡が取れており現在の
ところ大きな被害情報なし」
17日 7時00分 福島第一原子力発電所対応に係る連絡調整班を設置
7 政府の対応
11日 14時50分 官邸対策室設置、緊急参集チーム招集
15時14分 緊急災害対策本部設置
15時37分 第1回緊急災害対策本部会議開催
15時38分 関係閣僚会議開始
16時過ぎ 第2回緊急災害対策本部会議開催
17時05分 原子力災害対策本部設置
17時08分 総務大臣から宮城県知事、福島県知事、茨城県知事及び岩手県知
事に順次電話連絡により状況確認等を実施
18時00分 宮城県に政府調査団の派遣を決定
18時08分 総務大臣から青森県知事に電話連絡により状況確認等を実施
19時03分 原子力災害対策本部会議開催
11
19時23分 第3回緊急災害対策本部会議開催
21時23分 総理大臣により福島第一原発半径3㎞以内に避難指示、半径3㎞
~10㎞以内に屋内待避指示→12日5時45分頃 福島第一原
発半径10㎞以内に避難指示→10時50分現在避難対象者の6
割が避難完了→18時25分総理大臣により福島第一原発半径2
0km に避難指示
→双葉消防本部が8km 圏内にあるため20km 圏外の川内出張所へ
移動。今後、川内出張所が本部機能を担う
12日 5時30分 福島県及び岩手県に政府調査団の派遣を決定
8時30分 第4回緊急災害対策本部会議開催
9時15分 総理大臣により福島第二原発半径3㎞以内に避難指示、半径3㎞
~10㎞以内に屋内待避指示→9時50分現在半径3キロ以内の
住民については避難開始(3,070世帯8,210人)
→17時39分総理大臣により福島第二原発半径10㎞圏内に避
難指示
11時36分 第5回緊急災害対策本部会議及び第3回原子力災害対策本部開催
21時40分 第6回緊急災害対策本部会議及び第4回原子力災害対策本部開催
13日 9時32分 第7回緊急災害対策本部会議及び第5回原子力災害対策本部開催
21時01分 第8回緊急災害対策本部会議及び第6回原子力災害対策本部開催
14日 9時33分 第9回緊急災害対策本部会議及び第7回原子力災害対策本部開催
15日 12時30分 第10回緊急災害対策本部会議及び第8回原子力災害対策本部開

22時35分 22時31分に静岡県東部を震源とする地震が発生したことによ
り緊急参集チーム招集
16日 16時00分 第11回緊急災害対策本部会議及び第9回原子力災害対策本部開

17日 18時00分 第12回緊急災害対策本部会議及び第10回原子力災害対策本部
開催
平成23年3月18日
11時30分現在
指揮
支援
県隊長消火救助救急特殊後方消防艇航空
岩手県名古屋市1 隊5 人1
(12日)陸上部隊は岩手県庁にて指揮支援、ヘリコプター隊は人命救助、情報収
集活動
(13日~18日)陸上部隊は岩手県庁にて指揮支援
東京消防庁2 隊9 人1 1
(12日)陸前高田市内にて、滝ノ沢工業団地にて指揮支援及びヘリコプターによ
る人命救助、情報収集活動
(13日)陸前高田市内にて、滝ノ沢工業団地にて指揮支援及びヘリコプターによ
る救助活動
(14日~18日)陸前高田市内にて指揮支援人命検索及びヘリコプターによる救
助活動
横浜市2 隊11 人1 1
(12日)宮古市消防本部にて、指揮支援及びヘリコプターによる人命救助、情報
収集活動
(13日)宮古市消防本部にて、指揮支援及びヘリコプターによる救助集活動
(14日~18日)宮古市消防本部にて指揮支援
浜松市2 隊12 人1 1
(12日)久慈市消防本部にて、指揮支援及びヘリコプターによる救急搬送、情報
収集活動
(13日)宮古市にて指揮支援
(14日~18日)久慈市消防本部にて指揮支援
大阪市1 隊4 人1
(13日)大槌町にて堺市指揮支援隊とともに指揮支援
(14日~16日)大船渡市消防本部にて指揮支援及びIRT(中国、イギリス、アメリ
カ)の活動支援
(18日)大船渡市消防本部にて指揮支援及びIRT(中国)の活動支援
堺市1 隊4 人1
(13日)大槌町にて大阪市指揮支援隊とともに指揮支援
(14日~16日)大槌町にて指揮支援
(17日~18日)釜石市消防本部にて指揮支援及びIRT(イギリス、アメリカ)の活
動支援
大阪府111 隊376 人3 49 14 20 25
(13日~15日)大槌町にて人命捜索
(16日~17日)釜石市にて林野火災の消火活動
(18日)釜石市にて人命検索
青森県30 隊105 人1 8 2 5 14 (14日)久慈市長内町及び夏井町にて人命検索
(15日~18日)久慈市にて人命検索
秋田県44 隊147 人2 7 6 14 15
(12日)宮古市内にて、道路啓開及び人命検索
(13日~14日)宮古市田老町及び山田町にて人命検索・救助
(15日~17日)宮古市田老町及び山田町にて消火活動と人命検索
(18日)宮古市にて沿岸地域の人命検索及び救急搬送
山形県33 隊137 人2 13 4 7 7
(12日~13日)陸前高田市内及び大船渡市内に分かれ、津波被害による倒壊家
屋を中

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

54億円を東北地方太平洋沖地震自衛隊活動経費に予備費より計上

2011-03-18 17:13:24 | 防災・災害派遣

◆防衛省発表

平成23年東北地方太平洋沖地震に係る自衛隊の活動経費について
平成23年3月18日
防衛省

 平成23年東北地方太平洋沖地震に係る災害派遣活動を実施する自衛隊の活動経費について、本日の閣議において、下記のとおり、予備費により措置することが決定されました。


 東北地方太平洋沖地震による被災地域において自衛隊の部隊が実施する救援活動等に必要な経費

約54億円
※ なお、上記以外の自衛隊の災害派遣活動に係る経費については、平成22年度の既定経費により措置しています

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島第一原発第一号機(東北地方太平洋沖地震)に関する事実関係(2011.03.18.1604)

2011-03-18 17:07:09 | 防災・災害派遣

◆NHKHPより転載

 災害時の混乱要因となる流言飛語を排し事実関係のみを報じるべくNHKHPより転載しましたのもを掲載します。

◆出典:NHKHP/201103181604

自衛隊“水は届いたと思う”
航空自衛隊トップの岩崎茂航空幕僚長は、記者会見で、福島第一原子力発電所で18日午後に行われた放水作業について、「活動は終了した。映像を見るかぎり水は本体に届いていると思う」と述べました。
18日午後行われた会見の中で、岩崎航空幕僚長は、福島第一原子力発電所の3号機へ向けて午後行われた自衛隊の消防車による放水活動について、「自衛隊の消防車6台と東京電力がアメリカ軍から借りたポンプ車1台で、きょう午後2時前から放水活動を行い、終了した。映像を見るかぎり水は本体に届いていると考えている。50トンの水を放水する計画だったが、放水量についてはまだ報告がきていない」と述べました。
さらに作業に当たる隊員の安全確保については、「これまでのところ隊員が浴びた放射線量は最大でも数ミリシーベルト以下で、活動には支障がないと思っている。あす以降も放水活動をするかどうかは専門家の判断を待ちたい。今後もすべての力を使って原子力災害派遣の活動に取り組んでいく」と述べました。

3月18日 16:04更新

自衛隊 3号機への放水を実施
福島第一原子力発電所3号機を冷却するため、自衛隊は、各地の航空基地から集めた消防車を使って、18日午後2時前からおよそ40分間、放水作業を行いました。
このあと、東京消防庁の消防車が放水を行う計画で、深刻な状況にあるとされる3号機の冷却を急いでいます。
福島第一原子力発電所の3号機と4号機は、いずれも使用済み燃料を保管したプールが冷却できない状態になっており、このままでは放射性物質が大量に漏れ出すおそれがあります。
このうち3号機について、自衛隊は、17日、ヘリコプターと消防車を使って上空と地上から放水作業を行いましたが、依然としてプールの水位が低い状態が続いているとみられています。
このため、自衛隊は、18日も地上からの放水作業を行うことを決め、全国の航空基地から集めた特殊な消防車6台が午後2時前からおよそ40分間にわたって、放水を行いました。
6台は、17日と同じように1台ずつ、3号機の近くまで前進して放水し、これに続いて東京電力の協力会社の社員が在日アメリカ軍から借りた消防車1台を使って放水を行ったということです。
放水した量は、この7回であわせて50トンで、防衛省によりますと、水は3号機の建屋のなかまで届いているということです。
18日は東京消防庁の消防車も派遣され、すでに現地に到着しているということで、まもなく3号機へ向けて放水する予定だということです。

3月18日 16:36更新

▲ページトップへ30キロ地点で高い放射線量
文部科学省は、福島第一原子力発電所周辺の放射線の量について、18日の測定結果を発表し、原発から北西におよそ30キロ離れた地点で、17日に続いて1時間当たり100マイクロシーベルト台の比較的高い値を検出する一方、そのほかの地点ではふだんよりやや高いものの、直ちに健康には影響のないレベルとなっています。
周辺の放射線の量は、文部科学省などが福島第一原発から20キロから60キロ離れた福島県内の8か所で、18日午前10時から正午まで専用の測定車両を使って屋外で測定しました。
その結果、最も高かったのは、現在、屋内退避の指示が出ている原発から北西30キロ付近の地点で、午前11時33分の時点での放射線の量は、1時間当たり140マイクロシーベルトという値でした。
この地点では、17日午後2時にも1時間当たり170マイクロシーベルトを検出しています。
これらの値は、屋外にいると一般の人が1年間に浴びても差し支えないとされる限度量の1ミリシーベルトに6、7時間で達する数値です。
一方、福島第一原発から30キロから60キロ離れたそのほかの測定地点では、1時間当たり40マイクロシーベルトから1マイクロシーベルトだったということで、ふだんの値よりは高いものの、直ちに健康には影響のないレベルとなっています。
これについて、枝野官房長官は午前の記者会見で、「直ちに人体に影響を与える値ではない。
地形や風向きなどの気象状況にも左右されるので、モニタリングを強化して詳細にデータを分析していく」と述べました。
そのうえで、「この値が長期間続くという可能性が万一あれば、しっかり対応する」と述べました。

3月18日 15:18更新

▲ページトップへ東電と東京消防庁も放水へ
東京電力福島事務所によりますと、18日午後1時55分ごろ、福島第一原子力発電所の3号機で自衛隊による放水が始まったということです。
自衛隊の車両6台が作業に当たっているということです。
東京電力福島事務所によりますと、自衛隊の放水のあとは東京電力と東京消防庁が相次いで放水作業を行うことにしているということです。
東京電力の作業は、アメリカ軍の消防車両を使って東京電力の協力会社の社員が行うと説明しています。

3月18日 14:27更新

▲ページトップへ
自衛隊 3号機への放水開始
福島第一原子力発電所3号機を冷却するため、自衛隊は、各地の航空基地から集めた消防車を使って、先ほどから放水作業を開始しました。
福島第一原子力発電所の3号機と4号機は、いずれも使用済み燃料を保管したプールが冷却できない状態になっており、このままでは放射性物質が大量に漏れ出すおそれがあります。
このうち、3号機について、自衛隊は、17日、ヘリコプターと消防車を使って上空と地上から放水作業を行いましたが、依然としてプールの水位が低い状態が続いているとみられています。
このため、自衛隊は、18日も地上からの放水作業を行うことを決め、午後0時50分、全国の航空基地から集められた特殊な消防車が福島県内の集結拠点から現地へ向けて出発しました。
そして、先ほど午後2時前から3号機へ向けて放水を始めました。
防衛省によりますと、18日に作業に当たる消防車はあわせて7台で、17日と同じように、1台ずつ3号機の近くまで前進し、あわせて50トンの水を放水する計画です。

3月18日 14:18更新

▲ページトップへIAEA事務局長“深刻な事故”
福島第一原子力発電所の事故を受けて、IAEA=国際原子力機関の天野事務局長が、18日午前、成田空港に到着し、「深刻な事故だ。総理と話をしたい。国際社会の連携と情報の公開がもっと必要だ」と述べました。
IAEAの天野事務局長は、福島第一原子力発電所の事故を受けて、急きょ日本を訪れることを決め、17日、本部のあるウィーンを出発して、成田空港に到着しました。
天野事務局長は報道陣に対し「これは深刻な事故だ。総理をはじめ、日本のトップと会って話をしたい。国際社会の連携と、情報の公開がもっと必要だ」と述べ、日本政府に事故の状況について詳しい説明を求めるとともに、国際社会と連携して事故に対応する必要があるという考えを示しました。
事務局長とともにIAEAの専門家チームも日本に到着し、福島第一原発の周辺で大気中に含まれている放射性物質を調査することなどを検討しているということです。

3月18日 13:05更新

▲ページトップへ“30キロ付近 詳細に分析”
枝野長官は18日午前の記者会見で、福島第一原子力発電所周辺の放射線の量について、屋内退避の指示が出ている30キロ付近で1か所、1時間当たり100マイクロシーベルト台の値が継続して出ている地点があることを明らかにし、「直ちに人体に影響を与える値ではない。地形や風向きなどの気象状況にも左右されるので、モニタリングを強化して詳細にデータを分析していく」と述べました。
そのうえで、「この値が長期間続くという可能性が万一あれば、しっかり対応する」と述べました。
また、原子力発電所の敷地周辺の放射線の量が高くなっていることについて「残念ながら一定程度の放射線物質が出ている。原発に水を入れることで、放射性物質のさらなる発生を抑えて、発生した放射性物質も水で抑えるという二重の意味で注水を急いでいる」と述べました。

3月18日 11:49更新

▲ページトップへ自衛隊の消防車 冷却を再開へ
福島第一原子力発電所3号機を冷却するため、自衛隊は、全国の航空基地から集めた消防車を使って、18日午後、地上からの放水作業を行うことを決め、準備を進めています。
福島第一原子力発電所の3号機と4号機は、いずれも使用済み燃料を保管したプールが冷却できない状態になっており、このままでは放射性物質が大量に漏れ出すおそれがあります。
このうち3号機について、自衛隊は17日にヘリコプターと消防車を使って上空と地上から放水作業を行いましたが、依然としてプールの水位が低い状態が続いているとみられています。
このため、自衛隊は、全国の航空基地から集めた特殊な消防車を使って、18日も地上からの放水作業を行うことを決め、現在、原発から20キロほどのところにある福島県楢葉町の運動施設で水の積載などの準備を進めています。
防衛省によりますと、18日に作業に当たる予定の消防車は5台で、17日と同じように、1台ずつ3号機の近くまで前進し、あわせて30トンの水を放水する計画です。
防衛省によりますと、17日に消防車で作業に当たった隊員について、それぞれが携帯していた線量計を調べたところ、被ばく線量はいずれも数ミリシーベルトだったということです。
これは、自衛隊が緊急時の作業で許容されると定めている被ばく線量を下回っていますが、自衛隊は安全確保に万全を期すため、18日も隊員を消防車の中で作業させ、長時間、現場にとどめることがないようにしたいとしています。
福島第一原子力発電所の敷地内では、東京電力によって冷却機能を回復させるための外部電源の復旧工事の準備が進められており、自衛隊による放水作業は、この工事が終わったあと、午後2時以降に行われる見通しだということです。
また、17日に行ったヘリコプターによる上空からの水の投下は18日は行わず、東京電力の専門家が上空の放射線量を測定する「モニタリング」の支援のみ続けるということです。

3月18日 11:41更新

▲ページトップへ外部電源 復旧は19日までに
福島第一原子力発電所で、冷却機能を回復させるため進められている外部電源の復旧工事について、東京電力は、18日午前10時すぎの記者会見で、18日中に1、2号機の電源設備に電線をつなぐ作業を終え、19日までには電源を使えるようにしたいという考えを明らかにしました。
福島第一原発では、地震による停電に加え、津波で非常用の発電機が故障して電気が使えなくなり、1号機から3号機で原子炉などが冷やせずに深刻な事態に陥っています。
東京電力によりますと、原子炉や使用済み燃料プールの冷却機能を回復するため、17日から外部電源を復旧させる工事を始めていて、これまでに送電線をつなぐための配電盤を1号機の隣の事務本館別館付近に設置したということです。
そして、午前中に1号機を経由して2号機の変圧器につなぐ作業を行う予定です。
現場は、最も高いところで1時間当たり20ミリシーベルトの高い放射線量が計測されており、放射線の量を注意深く監視しながら作業に当たることにしています。
東京電力では、放水作業の状況を見ながら、午後、送電線を引き込む作業を行い、18日中に1、2号機の電源設備に電線をつなぐ作業を終える予定で、19日までには電源を使えるようにしたいとしています。

3月18日 11:30更新

▲ページトップへ保安院 放射線量は微減傾向続く
経済産業省の原子力安全・保安院は、18日午前9時10分すぎの記者会見で、福島第一原子力発電所の周辺の放射線の数値は引き続き減少していることを明らかにしました。
福島第一原発の3号機から西に1.1キロ離れた西門付近の放射線の数値は、警察や自衛隊による地上からの放水が行われる前の17日午後3時30分に、1時間当たり309マイクロシーベルトだったのに対し、放水が行われたあとの午後8時40分には、1時間当たり292マイクロシーベルトと、わずかに下がっていました。
放射線の数値が減少する傾向はその後も続き、18日午前7時半の段階では271マイクロシーベルトに下がっているということです。
これについて、保安院は「放水によって放射線の量が減ったかどうかは、直ちに判断できないが、今後の変化を注意深く見守りたい」と話しています。
また、発電所への電力供給については、冷却機能が失われている原子炉や使用済み燃料プールを冷やすため、1、2号機は18日中に、3号機、4号機については20日を目標に回復させる考えを明らかにしました。

3月18日 10:02更新

▲ページトップへ緊急消防援助隊 原発で放水へ
東京消防庁は、政府の対策本部からの要請を受けて深刻な状態が続いている福島第一原子力発電所に特殊な消防車を派遣して放水作業を行うことを決め、18日午前3時すぎ、緊急消防援助隊が現地に向けて出発しました。
東京消防庁によりますと、18日午前1時前、政府の対策本部から東京都の石原知事に対して福島第一原子力発電所に消防車の派遣を求める要請があったということです。
これを受けて午前3時すぎ、東京消防庁のハイパーレスキュー部隊など30の部隊、139人で編成する緊急消防援助隊が消防車とともに現地に向けて出発しました。
東京消防庁によりますと、派遣される消防車は、▽高い場所や、近づくのが難しい建物などの火災の際に地上22メートルの放水塔から消火活動を行う屈折放水塔車や▽航空機火災の消火活動で使われ、1分間に5トンの水を放水できる大型化学車、それに▽海や河川から水を補給し、大量の放水を行うことが可能な送水車などです。
緊急消防援助隊は、午前中に現場近くに到着する予定で、東京電力などと安全対策について協議したうえで、自衛隊の消防車とともに放水作業を行うものとみられます。

3月18日 6:20更新

▲ページトップへ5・6号機 水温上昇で監視
福島第一原子力発電所の、5号機と6号機の使用済み燃料プールの水温が少しずつ上がっていることから、東京電力は、非常用タンクから水をつぎ足す対策を取りながら監視を続けています。
福島第一原発では、使用済み燃料を保管するプールの水が冷却できないために、3号機や4号機で水の蒸発や爆発が相次ぎ、放射性物質の放出が続く深刻な事態に陥っています。
一方、津波が発生したときに定期検査中で停止していた5号機と6号機でも、使用済み燃料プールの水が冷却できない状態が続いています。
東京電力によりますと、5号機には燃料が946本、6号機には876本、それぞれプールに保管されています。
プールの水温は、17日午後5時の時点で5号機で64度5分、6号機で64度と、2日前の15日の午前中と比べると、いずれも9度5分上がっています。
このため東京電力では、水温が上昇を続けた場合、水が蒸発してプールの水位が下がるおそれもあることから、非常用のタンクから断続的に水をつぎ足す対策を取りながら監視を続けています。

3月18日 4:25更新

▲ページトップへ
福島第一原発 新たな映像公開
東京電力は、17日夜、記者会見し、使用済み燃料を保管するプールの水を冷やすことが出来なくなっている福島第一原発の新たな映像を公開しました。
公開したのは、東京電力が16日の午後4時ごろ、航空機から撮影した福島第一原発の映像です。
このうち、4号機を撮影した映像では、鉄骨がむき出しになった建物の隙間から燃料を移動するための薄緑色のクレーンの一部が見えます。
このクレーンの奥にわずかに白く光っているように見える部分があり、プールの水面ではないかと東京電力は説明しています。
また、3号機は、天井や壁が大きく破損して白い煙が上がっているのが確認できます。
東京電力では、この撮影の結果、4号機の燃料の保管プールに水が残っていると判断し、自衛隊や警察が実施する放水作業を、まず3号機で行うことを決めたとしています。

3月18日 0:45更新

▲ページトップへ自衛隊 3号機への放水実施
福島第一原子力発電所3号機を冷却するため、自衛隊の特殊な消防車が、午後7時半すぎからおよそ30分にわたって放水作業を行いました。
防衛省によりますと、放水した水は原子炉の入った建屋の中に届いているということです。
福島第一原子力発電所の3号機と4号機は、いずれも使用済み燃料を保管したプールが冷却できない状態になっていて、このままの状態が続くと放射性物質が大量に漏れ出すおそれがあることから、政府の対策本部が自衛隊に対して冷却作業を行うよう要請していました。
このうち、3号機について、自衛隊は、17日午前、上空からヘリコプターによって、海水を投下したのに続き、午後7時35分から、特殊な消防車5台を使って地上からの放水作業を始めました。
自衛隊の消防車は、2台目が午後7時45分から、3台目が午後7時53分から、4台目が午後8時から、5台目が午後8時7分から、それぞれ3号機へ向けて放水し、放水した水の量は5台であわせて30トンに上るということです。
放水作業はおよそ30分後の午後8時9分に終了しましたが、防衛省統合幕僚監部によりますと、放水した水は原子炉の入った建屋の中に届いているということです。
ただ、建屋の中にある使用済み燃料を保管したプールに届いたかどうかについては、距離があるため、確認できていないということです。
消防車5台は、いずれも隊員が車外に出ずに放水作業を行える特殊なタイプだということです。
自衛隊は、15日に福島第一原子力発電所3号機に地上から水を注入する作業を行った際、爆発が起き、4人の隊員がけがをしたことから、今回は放水している間、全員を車両の中にとどめることで安全確保を図ることにしたとしています。
福島第一原子力発電所3号機については、警視庁の機動隊の高圧放水車も放水作業を行いましたが、目標に届かず、放射線量も高く危険なため、作業を中断して安全な場所に退避しました。
自衛隊は、政府から要請があった場合は、18日も福島第一原子力発電所3号機への冷却作業を行えるよう準備を整えておくとしています。

3月18日 1:52更新
出典:tp://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする