◆本記事は全て報道情報の転載です
流言飛語による混乱防止の観点から、現在報道各社が報じている情報のみを記載しています。事実関係を重視し、曖昧な情報に注意してください。遠回りに見えてそれが唯一の近道です。
◆報道引用
- 17:34NHK・・・原発の敷地境界で高い放射線・・・3月12日 17時34分 福島県によりますと、福島第一原子力発電所の敷地の境界では放射線が観測され、その値は、1時間に1015マイクロシーベルトになったということです。この値は、一般の公衆が1年間に浴びる放射線の限度量を僅か1時間で受ける量に当たり、また国が法律に基づいて電力会社に緊急事態の通報を義務づけている基準の2倍ほどの放射線の強さだということです。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110312/t10014628691000.html
- 17:30朝日新聞・・・原子力安全・保安院、会見を延期「情報集約してから」2011年3月12日17時30分 東京電力福島第一原発1号機であったとみられる爆発に関して、原子力安全・保安院は12日、午後5時15分に予定していた記者会見を延期した。広報担当者は記者団に「首相官邸とも調整をして、情報を集約してから会見する。非常に厳しい状況だ」と述べた。http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY201103120442.html
- 17:24読売新聞・・・福島第一原発1号機、建屋吹き飛ぶ…4人けが 東日本巨大地震関連情報 津波情報 地震速報 12日午後3時36分頃、東京電力福島第一原子力発電所1号機建屋付近で、ドーンという大きな爆発音とともに白煙が上がり、原子炉建屋が骨組みを残して吹き飛んだ。 経済産業省原子力安全・保安院は同日午後、1号機の燃料集合体の一部が高熱で溶ける炉心溶融の可能性を指摘しており、炉心溶融による爆発の可能性もある。 東電によると、1号機の原子炉建屋内で、圧力が異常に上昇した格納容器内の水蒸気を逃がす作業をしていた同社社員2人、協力会社2人の計4人が負傷し、病院に運ばれた。福島県庁によると、原発周辺で毎時1000マイクロ・シーベルトの強い放射線が観測された。福島県警は、同原発の半径10キロ・メートル以内にいる人に対し、ただちに避難するよう要請した。 同1号機では、11日の東日本巨大地震で被災し、緊急時に原子炉を冷やす水を注入するためのポンプを動かす非常電源などが入らず、原子炉の十分な安全性を失っていた。格納容器内の圧力が異常に上昇していたため、12日朝から作業員らが建屋内に入り、水蒸気逃がし弁を開ける作業を進めていた。 事故発生直前には、難航していた水蒸気の建屋外への放出に成功していた。(2011年3月12日17時24分 読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110312-OYT1T00519.htm?from=top
- 17:24毎日新聞・・・東北沖大地震:福島第1原発1号機で爆発、白煙 4人けが・・・2011年3月12日 17時24分 更新:3月12日 17時33分東京電力は12日、福島第1原発1号機で同日午後3時36分ごろ、建物の直下で大きな揺れを感知し、その直後に爆発音とともに白煙が上がったことを明らかにした。同社の社員2人と復旧作業に当たっていた協力会社の社員2人の計4人が負傷し、病院で手当てを受けている。 建物の天井が落下したとみられる。敷地境界の放射線量は、人間が自然界から1日に受ける線量(6.6マイクロシーベルト)の約150倍に当たる1015マイクロシーベルトだったとの情報もある。 経済産業省原子力安全・保安院は「官邸とも連携し、事実関係を精査する」としている。http://mainichi.jp/select/today/news/20110313k0000m040007000c.html
- 17:21朝日新聞・・・福島第一原発1号機から爆発音 煙を確認、4人搬送2011年3月12日17時21分 東京電力福島事務所によると、福島第一原発1号機(福島県)で午後3時半ごろ、ドンという爆発音がし、約10分後に煙が確認された。社員が負傷したという。 同事務所によると、煙が見えたのは原子炉建屋とタービン建屋の中間付近。実際にどこから煙が出たのかは把握できていないという。負傷者の人数やけがの程度、外部放射能の測定値の変化、格納容器が破損したかどうかは不明。原子炉の水位は異常な低下はしていない。 社員2人と協力企業の2人が病院に運ばれた模様。http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY201103120437.html
- 14:22朝日新聞・・・福島第一原発1号機、燃料の溶融が進んでいる可能性2011年3月12日14時22分 経済産業省の原子力安全・保安院は12日午後2時すぎに記者会見を開き、東京電力福島第一原子力発電所の1号機(福島県大熊町)で、原子炉内の燃料の溶融が進んでいる可能性が高い、と発表した。 放射線医学総合研究所が原子炉敷地内で、燃料中に含まれる核分裂生成物であるセシウムを確認した。 1号機の燃料Aの水位は、マイナス90センチがマイナス170センチまで下がり、燃料が水面から露出しているとみられる。燃料Bの水位についても、80センチから145センチまで下がっていることが確認されたという。格納容器内の圧力は750キロパスカルが754キロパスカルで、圧力は比較的安定している。 炉心溶融は、想定されている原発事故の中で最悪の事態だ。これが進むと、爆発的な反応を引き起こして広く外部に放射能をまき散らす恐れもある。http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY201103120408.html
- 14:18読売新聞・・・福島第一原発1号機で炉心溶融の可能性・・・東日本巨大地震関連情報 津波情報 地震速報・・・炉心溶融が起きている可能性がある東京電力福島第一原発(11日夕、読売ヘリから)=菅野靖撮影 経済産業省原子力安全・保安院は12日、東日本巨大地震で被災した東京電力福島第一原子力発電所1号機の原子炉内で、核燃料をまとめた炉心の一部に溶融が起きている可能性が高いと発表した。 周辺2か所の放射能監視で、ウランの核分裂によって生じるセシウム137などが検出された。 セシウム137は放射能の強い放射性物質で、原子爆弾が爆発した際に生じる「死の灰」の成分。核燃料棒に何らかの損傷が起きている証拠と考えられる。 1号機では、原子炉格納容器内の圧力が異常上昇し、圧力を下げるため水蒸気を建屋外に放出する作業が行われているが、放射線量が多く作業は難航していた。冷却水の水位が下がり、燃料棒が露出、空だきのような状態になり、過熱が進んだ可能性がある。 対策としては、冷却水を大量注入する方法があるが、現在、仮設の消防ポンプによる注入にとどまっている。保安院では、自衛隊や米軍にポンプ車などの応援を求めることも検討している。 今回は、1986年の旧ソ連チェルノブイリ原発事故や、1979年の米スリーマイル島原発事故のように、炉心が溶け落ちるメルトダウン(炉心溶融)には至っていないと見られる。(2011年3月12日14時18分 読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110312-OYT1T00454.htm?from=main1
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