北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

東北地方太平洋沖地震に対する防衛省自衛隊の対応(3月13日1530)

2011-03-13 21:52:11 | 防災・災害派遣

■マグニチュード9.0

 今回の東北地方太平洋沖地震は気象庁により、その地震エネルギーを示すマグニチュードが9.0であったと修正されました。大津波、そして原子力事故と未曽有の事態となりましたが、以下に防衛省の対応を防衛省hpより転載します。

■防衛省発表

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(15時00分現在)
平成23年3月13日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は前回からの変更箇所

自衛隊の実施事項(調整中含む)○大規模地震災害派遣による活動
11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09:20原子力災害派遣命令発出のため廃止)
12日09時20分 原子力災害派遣命令
航空機による情報収集
被害者の救助
防衛大学が周辺住民約190名を武道館に受け入れ
ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への提供

○原子力災害派遣による活動
福島第1原発のオフサイトセンターに80名を派遣

○現地調査団等の輸送支援
政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
D-MAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援

災害派遣要請元11日14時52分 岩手県知事
11日15時02分 宮城県知事
11日16時47分 福島県知事
11日16時54分 青森県知事
11日18時50分 北海道知事
12日01時00分 千葉県知事

連絡員の派遣北海道(襟裳振興局、根室振興局、日高振興局、釧路振興局、胆振振興局)、宮城県庁、岩手県庁、秋田県庁、青森県庁、福島県庁、山形県庁

自衛隊の活動(1)派遣部隊
陸 自  第21普通科連隊(秋田)、第39普通科連隊(弘前)、第44普通科隊(福島)、第9特科連隊(岩手)、第4師団(福岡)、第6特科連隊(郡山)、第10特科連隊(豊川)、第35普通科連隊(守山)、第33普通科連隊(久居)、第10師団(守山)、第38普通科連隊(多賀城)、中央特殊武器防護隊(朝霞)、第12旅団(相馬原)、第1空挺団(習志野)、第26普通科連隊(留萌)
海 自 第1航空群(鹿屋)、鹿屋航空分遣隊(鹿屋)、第2航空群(八戸)、第4航空群(厚木)、第5航空群(那覇)、第21航空群(大湊)、第21航空隊(館山)、第24航空隊(小松島)、第31航空群(岩国)
空 自 第2航空団(千歳)、第3航空団(三沢)、第6航空団(小松)、第7航空団(百里)、百里救難隊(百里)、浜松救難隊(浜松)、第8航空団(築城)、第1輸送航空隊(小牧)、第2輸送航空隊(入間)、三沢ヘリコプター空輸隊(三沢)、入間ヘリコプター空輸隊(入間)、第3輸送航空隊(美保)、秋田救援隊(秋田)、新潟救援隊(新潟)、千歳救援隊(千歳)、偵察航空隊(百里)、警戒航空隊(浜松)

(2)派遣規模
人員約50,000名(総理指示を踏まえ、10万人態勢にすべく準備中。)
※3月14日(月)東北方総監を長とする統合任務部隊を編成予定

(3)自衛隊による救助状況
○大規模地震災害派遣による活動

・自衛隊による救助者数 約9,700名(現時点で確認されているもの)

【陸 自】 (11日) 18時25分 東北方面特科隊(仙台)27名人員をもって保育所への救出のため出発し、救援活動を実施中。
18時45分 第2施設団、名取市(宮城県南部)家屋に取り残された10数名救助のため、初動小隊30名派遣
19時00分 東北方面航空隊(霞目)UH-1×4機で中野小学校において救出活動実施。(現在は一時中止)
19時10分 第6特科連隊(郡山)第1大隊白河市(福島)8名生き埋め者救助のため出発し、救援活動を実施中。
22時17分 仙台病院に患者20名を収容中。
23時48分 東北方面特科隊が仙台市内の避難所にストーブ約260台を搬送。
・第44普通科連隊(福島)の人員約80名、車両18両が被災地に向けて移動。 
     (12日) 05時15分 第1空挺団(習志野)の人員約40名、車両6両(水トレーラー4両含む)により、給水支援及び輸送支援を実施中
20時00分頃
21時00分頃 第6師団が被災民に対する約5万食のパンの輸送を実施
・第12旅団(相馬原)(人員約2,200名、車両約640両)が現地に向け移動開始
・第10師団(守山)(人員約1,670名、車両約510両)が現地に向け移動開始

(13日) 00時20分 第6後方支援連隊(東根)がDMAT64名を東北大学病院まで輸送。
・第12旅団(相馬原)が福島に到着。救援活動を開始
・第10師団(守山)が福島に到着。救援活動を開始
・第26普通科連隊(留萌)(人員約450名、車両確認中)が現地に向け移動開始
・第4旅団(福岡)(人員約4,000名、車両確認中)が現地に向け移動開始
他、細部確認中 
06時04分 第9特科連隊第3大隊が宮古市及び田老市で人員捜索及び救助活動を開始
06時46分 第9特科連隊第2中隊が野田村でがれきの除去を実施
07時51分 第20普通科連隊がヘリで志津川小学校から要救助者6名を救出
08時00分 第6師団が気仙沼等で捜索活動を実施
08時20分 第20普通科連隊がヘリで志津川小学校から要救助者等5名収容
08時57分 第130大隊が26名を救出
13時47分 第20普通科連隊が要救助者等6名をヘリで石巻の病院へ搬送完了
【海 自】 (11日) 20時45分 八戸基地体育館に770名の避難者、私有車両140両を収容。
21時50分 大湊地方隊、毛布1000枚(青森県六ヶ所村500枚、風間浦500枚)を搬出。
(12日) 12時40分 第1護衛群「はるさめ」のヘリコプターが気仙沼で13名救助
13時04分 第1護衛群のMCHが陸前高田病院から花巻空港まで人員輸送
13時38分 第1護衛群の「たかなみ」から内火艇×2隻が孤立した被災者27名を救助
14時32分 第111航空隊(岩国)のMCH-101が陸前高田病院から花巻空港までの人員輸送
16時30分 第1護衛群「きりしま」のヘリコプターが鹿妻小学校への物品輸送
他、細部確認中
(13日) 07時02分 73空 UH-60J64号が大湊を離陸、尻屋から宮古にかけて孤立した住民の捜索救助を実施
08時30分 さわぎりHS阿武隈川河口の要救助者10名を岩沼市に搬送
10時40分 第73航空 救助者11名を大槌から県立釜石病院搬送完了
10時55分 111航空隊が南三陸町に非常糧食を輸送
12時00分 ときわからMH53Eにより宮城県長沼市に応急糧食3,000食を輸送完了
12時39分 ちょうかいが洋上で生存者1名を救出
【空 自】 (11日) 18時10分 三沢ヘリ、陸前高田で11名を救助完了
18時48分 陸前高田の高台へ11名の救助者を御下
(12日) 06時14分 航空支援集団(府中)が福島第1原発へバッテリーを空輸
08時41分 第1輸送航空隊(小牧)のC-130×1機がDMAT要員約65名を花巻へ輸送。
08時51分 第3輸送航空隊(美保)のC-1×1機がDMAT要員約40名を輸送。
09時30分 第1輸送航空隊(小牧)のC-130×1機がDMAT要員約65名を花巻へ輸送。
09時40分 三沢ヘリ空隊CH-47×1機が10回の空中消火及び要救助者30名を収容。
10時36分 三沢ヘリ空隊CH-47×1機が山田の43名を救助。
12時28分 ヘリ空隊のCH-47×1機が田の浜の100名の救助に向かう。
12時40分 第3輸送航空隊(美保)のC-1×1機がDMAT要員約30名を輸送。
23時33分 第2輸送航空隊(入間)がDMAT8名を羽田から福島まで輸送。
(13日) 06時07分 百里救難隊の回転翼3機が阿武隈川付近で計47名を救助
06時45分 新潟救難隊の回転翼が南気仙沼で10名を救助
06時50分 空教団が回転翼で要救助者20名を収容。阿武隈川で要救助者20名を移送完了。
07時32分 航空支援集団の回転翼が要救助者20名を収容
07時39分 航空支援集団の回転翼がで要救助者84名を収容
08時20分 新潟救難隊の回転翼が救助者69名を気仙沼小学校に搬送
09時18分 航空支援集団の回転翼が要救助者66名を気仙沼へ移送完了
12時51分 空教団が回転翼でが岩手県下閉伊郡山田町で要救助者18名救出完了
13時40分 秋田救難隊が回転翼で岩手県下閉伊郡山田町で要救助者12名救出完了
14時20分 航空支援集団の回転翼が36名搬送完了
   ○原子力災害派遣による活動

(11日) 21時20分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)が駐屯地を出発。
(12日) 02時05分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)が矢板ICへ到着。
02時25分 東京電力のケーブルを輸送するための第1ヘリコプター団のCH47×3機が霞ヶ浦飛行場へ到着。到着後、ケーブルを搭載し、福島第2原子力発電所へ輸送予定。
03時35分 中央特殊武器防護隊(大宮)の副隊長含む2名が福島第一原発付近のオフサイトセンターへ到着
04時50分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)が白河ICへ到着。じ後、オフサイトセンターへ向け前進。
06時48分 東北方面隊の人員約100名、車両50両がオフサイトセンターに向け福島駐屯地を出発。(活動場所は、確認中。)
08時30分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)がオフサイトセンター到着。
20時00分 東北方面航空隊のCH-47×3機、UH-1×3機をもって、双葉町老人福祉会館及び厚生年金病院の寝たきり・要介護老人等約200名を川俣町農村広場へ空輸。
20時34分 CRF(朝霞)のUH-3機、CH47×3機が福島第1原発周辺住民の避難輸送を終了。
22時07分 第1輸送航空隊(小牧)のC-130×1機が冷水ポンプ用のモーター3個を福島へ輸送。じ後、陸上自衛隊の車両で輸送。
(13日) 10時50分 第12化学防護小隊が二本松で患者40数名のうち約半数を除染完了
13時37分 CRFの回転翼が空中モニタリングのため木更津を離陸
13時56分 CRFの回転翼が空中モニタリングのため大宮に着陸
14時00分 第12化学防護小隊が二本松の除染所で汚染されたと思われた住民200名のうち、除染対象と判明した50名の除染を完了

http://www.mod.go.jp/j/press/news/2011/03/13b.html

■平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(06時00分現在)
平成23年3月13日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は前回からの変更箇所

自衛隊の実施事項(調整中含む)○大規模地震災害派遣による活動
11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09:20原子力災害派遣命令発出のため廃止)
12日09時20分 原子力災害派遣命令
航空機による情報収集
被害者の救助
防衛大学が周辺住民約190名を武道館に受け入れ
ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への提供

○原子力災害派遣による活動
福島第1原発のオフサイトセンターに80名を派遣

○現地調査団等の輸送支援
政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
D-MAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援

災害派遣要請元11日14時52分 岩手県知事
11日15時02分 宮城県知事
11日16時47分 福島県知事
11日16時54分 青森県知事
11日18時50分 北海道知事
12日01時00分 千葉県知事

連絡員の派遣北海道(襟裳振興局、根室振興局、日高振興局、釧路振興局、胆振振興局)、宮城県庁、岩手県庁、秋田県庁、青森県庁、福島県庁、山形県庁

自衛隊の活動(1)派遣部隊
陸 自  第21普通科連隊(秋田)、第39普通科連隊(弘前)、第44普通科隊(福島)、第9特科連隊(岩手)、第4師団(福岡)、第6特科連隊(郡山)、第10特科連隊(豊川)、第35普通科連隊(守山)、第33普通科連隊(久居)、第10師団(守山)、第38普通科連隊(多賀城)、中央特殊武器防護隊(朝霞)、第12旅団(相馬原)、第1空挺団(習志野)、第26普通科連隊(留萌)
海 自 第1航空群(鹿屋)、鹿屋航空分遣隊(鹿屋)、第2航空群(八戸)、第4航空群(厚木)、第5航空群(那覇)、第21航空群(大湊)、第21航空隊(館山)、第24航空隊(小松島)、第31航空群(岩国)
空 自 第2航空団(千歳)、第3航空団(三沢)、第6航空団(小松)、第7航空団(百里)、百里救難隊(百里)、浜松救難隊(浜松)、第8航空団(築城)、第1輸送航空隊(小牧)、第2輸送航空隊(入間)、三沢ヘリコプター空輸隊(三沢)、入間ヘリコプター空輸隊(入間)、第3輸送航空隊(美保)、秋田救援隊(秋田)、新潟救援隊(新潟)、千歳救援隊(千歳)、偵察航空隊(百里)、警戒航空隊(浜松)

(2)派遣規模
人 員  約20,000名(東北方面隊中心に派遣・準備中)
   ※総理指示を踏まえ、5万人態勢にすべく準備中。
航空機     約190機(活動及び準備中)
艦 艇      約45隻(活動及び準備中)

(3)自衛隊による救助状況
○大規模地震災害派遣による活動

【陸 自】 (11日) 18時25分 東北方面特科隊(仙台)27名人員をもって保育所への救出のため出発し、救援活動を実施中。
18時45分 第2施設団、名取市(宮城県南部)家屋に取り残された10数名救助のため、初動小隊30名派遣
19時00分 東北方面航空隊(霞目)UH-1×4機で中野小学校において救出活動実施。(現在は一時中止)
19時10分 第6特科連隊(郡山)第1大隊白河市(福島)8名生き埋め者救助のため出発し、救援活動を実施中。
22時17分 仙台病院に患者20名を収容中。
23時48分 東北方面特科隊が仙台市内の避難所にストーブ約260台を搬送。
・第44普通科連隊(福島)の人員約80名、車両18両が被災地に向けて移動。 
     (12日) 05時15分 第1空挺団(習志野)の人員約40名、車両6両(水トレーラー4両含む)により、給水支援及び輸送支援を実施中
20時00分頃
21時00分頃 第6師団が被災民に対する約5万食のパンの輸送を実施
・第12旅団(相馬原)(人員約2,200名、車両約640両)が現地に向け移動開始
・第10師団(守山)(人員約1,670名、車両約510両)が現地に向け移動開始

(13日) 00時20分 第6後方支援連隊(東根)がDMAT64名を東北大学病院まで輸送。
・第12旅団(相馬原)が福島に到着。救援活動を開始
・第10師団(守山)が福島に到着。救援活動を開始
・第26普通科連隊(留萌)(人員約450名、車両確認中)が現地に向け移動開始
・第4旅団(福岡)(人員約4,000名、車両確認中)が現地に向け移動開始
他、細部確認中 
【海 自】 (11日) 20時45分 八戸基地体育館に770名の避難者、私有車両140両を収容。
21時50分 大湊地方隊、毛布1000枚(青森県六ヶ所村500枚、風間浦500枚)を搬出。
(12日) 12時40分 第1護衛群「はるさめ」のヘリコプターが気仙沼で13名救助
13時04分 第1護衛群のMCHが陸前高田病院から花巻空港まで人員輸送
13時38分 第1護衛群の「たかなみ」から内火艇×2隻が孤立した被災者27名を救助
14時32分 第111航空隊(岩国)のMCH-101が陸前高田病院から花巻空港までの人員輸送
16時30分 第1護衛群「きりしま」のヘリコプターが鹿妻小学校への物品輸送
他、細部確認中
【空 自】 (11日) 18時10分 三沢ヘリ、陸前高田で11名を救助完了
18時48分 陸前高田の高台へ11名の救助者を御下
(12日) 06時14分 航空支援集団(府中)が福島第1原発へバッテリーを空輸
08時41分 第1輸送航空隊(小牧)のC-130×1機がDMAT要員約65名を花巻へ輸送。
08時51分 第3輸送航空隊(美保)のC-1×1機がDMAT要員約40名を輸送。
09時30分 第1輸送航空隊(小牧)のC-130×1機がDMAT要員約65名を花巻へ輸送。
09時40分 三沢ヘリ空隊CH-47×1機が10回の空中消火及び要救助者30名を収容。
10時36分 三沢ヘリ空隊CH-47×1機が岩手県下閉伊郡山田町の43名を救助。
12時28分 ヘリ空隊のCH-47×1機が岩手県下閉伊郡山田町の100名の救助に向かう。
12時40分 第3輸送航空隊(美保)のC-1×1機がDMAT要員約30名を輸送。
23時33分 第2輸送航空隊(入間)がDMAT8名を羽田から福島まで輸送。
(以下の部隊等に係る活動内容等については、調整中)
・第2輸送航空隊(入間)のC-1×1機が韓国支援チーム、シンガポール支援チームを本日輸送予定。
じ後、陸上自衛隊の車両で被災地まで輸送。
他、細部確認中
   航空機の在空状況 陸 自 回転翼 2機、固定翼 0機
海 自 回転翼 7機、固定翼 5機
空 自 回転翼11機、固定翼 3機
艦船の状況 活動中  護衛艦14隻、輸送艦・補給艦等16隻
移動中 護衛艦 4隻、輸送艦・補給艦等23隻
(準備中含む)

自衛隊による救助者数 約3600名(※時点更新作業中)

○原子力災害派遣による活動

(11日) 21時20分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)が駐屯地を出発。
(12日) 02時05分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)が矢板ICへ到着。
02時25分 東京電力のケーブルを輸送するための第1ヘリコプター団のCH47×3機が霞ヶ浦飛行場へ到着。到着後、ケーブルを搭載し、福島第2原子力発電所へ輸送予定。
03時35分 中央特殊武器防護隊(大宮)の副隊長含む2名が福島第一原発付近のオフサイトセンターへ到着
04時50分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)が白河ICへ到着。じ後、オフサイトセンターへ向け前進。
06時48分 東北方面隊の人員約100名、車両50両がオフサイトセンターに向け福島駐屯地を出発。(活動場所は、確認中。)
08時30分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)がオフサイトセンター到着。
20時00分 東北方面航空隊のCH-47×3機、UH-1×3機をもって、双葉町老人福祉会館及び厚生年金病院の寝たきり・要介護老人等約200名を川俣町農村広場へ空輸。
20時34分 CRF(朝霞)のUH-3機、CH47×3機が福島第1原発周辺住民の避難輸送を終了。
22時07分 第1輸送航空隊(小牧)のC-130×1機が冷水ポンプ用のモーター3個を福島へ輸送。じ後、陸上自衛隊の車両で輸送。

http://www.mod.go.jp/j/press/news/2011/03/13a.html
■平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(20時00分現在)
平成23年3月12日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は前回からの変更箇所

自衛隊の実施事項(調整中含む)○大規模地震災害派遣による活動
11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09:20原子力災害派遣命令発出のため廃止)
12日09時20分 原子力災害派遣命令
航空機による情報収集
被害者の救助
防衛大学が周辺住民約190名を武道館に受け入れ
ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への提供
北部方面隊の人員、車両を米艦艇による輸送(14日以降で調整中)
海自(横須賀)と米海軍(第7艦隊)による共同捜索救難活動(調整中)

○原子力災害派遣による活動
福島第1原発のオフサイトセンターに80名を派遣

○現地調査団等の輸送支援
政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
D-MAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援

災害派遣要請元11日14時52分 岩手県知事
11日15時02分 宮城県知事
11日16時47分 福島県知事
11日16時54分 青森県知事
11日18時50分 北海道知事
12日01時00分 千葉県知事

連絡員の派遣北海道(襟裳振興局、根室振興局、日高振興局、釧路振興局、胆振振興局)、宮城県庁、岩手県庁、秋田県庁、青森県庁、福島県庁、山形県庁

自衛隊の活動(1)派遣部隊
陸 自  第21普通科連隊(秋田)、第39普通科連隊(弘前)、第44普通科隊(福島)、第9特科連隊(岩手)、第4師団(福岡)、第6特科連隊(郡山)、第10特科連隊(豊川)、第35普通科連隊(守山)、第33普通科連隊(久居)、第10師団(守山)、第38普通科連隊(多賀城)、中央特殊武器防護隊(朝霞)、第12旅団(相馬原)、第1空挺団(習志野)、第26普通科連隊(留萌)
海 自 第1航空群(鹿屋)、鹿屋航空分遣隊(鹿屋)、第2航空群(八戸)、第4航空群(厚木)、第5航空群(那覇)、第21航空群(大湊)、第21航空隊(館山)、第24航空隊(小松島)、第31航空群(岩国)
空 自 第2航空団(千歳)、第3航空団(三沢)、第6航空団(小松)、第7航空団(百里)、百里救難隊(百里)、浜松救難隊(浜松)、第8航空団(築城)、第1輸送航空隊(小牧)、第2輸送航空隊(入間)、三沢ヘリコプター空輸隊(三沢)、入間ヘリコプター空輸隊(入間)、第3輸送航空隊(美保)、秋田救援隊(秋田)、新潟救援隊(新潟)、千歳救援隊(千歳)、偵察航空隊(百里)、警戒航空隊(浜松)

(2)派遣規模
人 員  約20,000名(東北方面隊中心に派遣・準備中)
   ※総理指示を踏まえ、5万人態勢にすべく準備中。
航空機     約190機(活動及び準備中)
艦 艇      約45隻(活動及び準備中)

(3)自衛隊による救助状況
○大規模地震災害派遣による活動

【陸 自】 (11日) 18時25分 東北方面特科隊(仙台)27名人員をもって保育所への救出のため出発し、救援活動を実施中。
18時45分 第2施設団、名取市(宮城県南部)家屋に取り残された10数名救助のため、初動小隊30名派遣
19時00分 東北方面航空隊(霞目)UH-1×4機で中野小学校において救出活動実施。(現在は一時中止)
19時10分 第6特科連隊(郡山)第1大隊白河市(福島)8名生き埋め者救助のため出発し、救援活動を実施中。
22時17分 仙台病院に患者20名を収容中。
23時48分 東北方面特科隊が仙台市内の避難所にストーブ約260台を搬送。
・第44普通科連隊(福島)の人員約80名、車両18両が被災地に向けて移動。 
     (12日) 05時15分 第1空挺団(習志野)の人員約40名、車両6両(水トレーラー4両含む)により、給水支援及び輸送支援を実施中
(以下の部隊等に係る活動内容等については、細部確認中)
・第6特科連隊(郡山)の要員が東松山市に向けて移動。
・第26普通科連隊(留萌)の要員が現地へ向けて移動。
・12旅団(人員約2,200名、車両約640両)が被災地へ向けて移動。
・10師団(人員約1,000名、車両約230両)が被災地へ向けて移動。
・4師団(人員約4,500名、車両 確認中)が駐屯地を被災地へ向けて移動。
他、細部確認中 
【海 自】 (11日) 20時45分 八戸基地体育館に770名の避難者、私有車両140両を収容。
21時50分 大湊地方隊、毛布1000枚(青森県六ヶ所村500枚、風間浦500枚)を搬出。
(12日) 04時40分 教育航空団司令部のP-3C×2機により、毛布500枚、缶飯1,200食を空輸予定。
他、細部確認中
【空 自】 (11日) 18時10分 三沢ヘリ、陸前高田で11名を救助完了
18時48分 陸前高田の高台へ11名の救助者を御下
(12日) 08時41分 第1輸送航空隊(小牧)のC-130×1機がDMAT要員約65名を花巻へ輸送。
08時51分 第3輸送航空隊(美保)のC-1×1機がDMAT要員約40名を輸送。
09時24分 カーゴ2分隊を松島基地に自主派遣。
09時30分 第1輸送航空隊(小牧)のC-130×1機がDMAT要員約65名を花巻へ輸送。
09時40分 三沢ヘリ空隊CH-47×1機が10回の空中消火及び要救助者30名を収容。
09時54分 UH-60J×2機が要救助者の捜索・救助を実施。
10時36分 三沢ヘリ空隊CH-47×1機が山田の43名を救助。
11時48分 ヘリ空隊のCH-47×1機が6名を救助。
12時28分 ヘリ空隊のCH-47×1機が田の浜の100名の救助に向かう。
12時40分 第3輸送航空隊(美保)のC-1×1機がDMAT要員約30名を輸送。
13時05分 UH-60J×1機が3名を救助。
他、細部確認中
   航空機の在空状況 陸 自 回転翼53機、固定翼 1機
海 自 回転翼 4機、固定翼 6機
空 自 回転翼 5機、固定翼12機
艦船の状況 活動中  護衛艦 9隻、輸送艦・補給艦等 5隻
移動中 護衛艦 9隻、輸送艦・補給艦等22隻
(準備中含む)

自衛隊による救助者数 約3100名

○原子力災害派遣による活動

(11日) 21時20分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)が駐屯地を出発。
(12日) 02時05分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)が矢板ICへ到着。
02時25分 東京電力のケーブルを輸送するための第1ヘリコプター団のCH47×3機が霞ヶ浦飛行場へ到着。到着後、ケーブルを搭載し、福島第2原子力発電所へ輸送予定。
03時35分 中央特殊武器防護隊(大宮)の副隊長含む2名が福島第一原発付近のオフサイトセンターへ到着
04時50分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)が白河ICへ到着。じ後、オフサイトセンターへ向け前進。
06時48分 東北方面隊の人員約100名、車両50両がオフサイトセンターに向け福島駐屯地を出発。(活動場所は、確認中。)
08時30分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)がオフサイトセンター到着。
・第44普通科連隊の人員約50名により、原発地域において電源運搬支援を実施中(時間確認中)
・第44普通科連隊の人員約30名により、オフサイトセンター周辺において避難誘導活動を実施。(時間確認中)
・第6化学防護隊(郡山)の人員8名が駐屯地を出発。

http://www.mod.go.jp/j/press/news/2011/03/12e.html
■平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(15時00分現在)
平成23年3月12日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は前回からの変更箇所

自衛隊の実施事項(調整中含む)○大規模地震災害派遣による活動
11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
11日19時30分 原子力災害派遣命令
航空機による情報収集
被害者の救助
防衛大学が周辺住民約190名を武道館に受け入れ
ヘリコプター映像伝送による官邸及び報道機関等への提供
北部方面隊の人員、車両を米艦艇による輸送(14日以降で調整中)
海自(横須賀)と米海軍(第7艦隊)による共同捜索救難活動(調整中)

○原子力災害派遣による活動
福島第1原発のオフサイトセンターに80名を派遣

○現地調査団等の輸送支援
政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
D-MAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援

災害派遣要請元11日14時52分 岩手県知事
11日15時02分 宮城県知事
11日16時47分 福島県知事
11日16時54分 青森県知事
11日18時50分 北海道知事
12日01時00分 千葉県知事

連絡員の派遣北海道(襟裳振興局、根室振興局、日高振興局、釧路振興局、胆振振興局)、宮城県庁、岩手県庁、秋田県庁、青森県庁、福島県庁、山形県庁

自衛隊の活動(1)派遣部隊
陸 自  第21普通科連隊(秋田)、第39普通科連隊(弘前)、第44普通科隊(福島)、第9特科連隊(岩手)、第4師団(福岡)、第6特科連隊(郡山)、第10特科連隊(豊川)、第35普通科連隊(守山)、第33普通科連隊(久居)、第10師団(守山)、第38普通科連隊(多賀城)、中央特殊武器防護隊(朝霞)、第12旅団(相馬原)、第1空挺団(習志野)、第26普通科連隊(留萌)
海 自 第1航空群(鹿屋)、鹿屋航空分遣隊(鹿屋)、第2航空群(八戸)、第4航空群(厚木)、第5航空群(那覇)、第21航空群(大湊)、第21航空隊(館山)、第24航空隊(小松島)、第31航空群(岩国)
空 自 第2航空団(千歳)、第3航空団(三沢)、第6航空団(小松)、第7航空団(百里)、百里救難隊(百里)、浜松救難隊(浜松)、第8航空団(築城)、第1輸送航空隊(小牧)、第2輸送航空隊(入間)、三沢ヘリコプター空輸隊(三沢)、入間ヘリコプター空輸隊(入間)、第3輸送航空隊(美保)、秋田救援隊(秋田)、新潟救援隊(新潟)、千歳救援隊(千歳)、偵察航空隊(百里)、警戒航空隊(浜松)

(2)派遣規模
人 員  約20,000名(東北方面隊中心に派遣・準備中)
航空機     約190機(活動及び準備中)
艦 艇      約45隻(活動及び準備中)

(3)自衛隊による救助状況
○大規模地震災害派遣による活動

【陸 自】 (11日) 18時25分 東北方面特科隊(仙台)27名人員をもって保育所への救出のため出発し、救援活動を実施中。
18時45分 第2施設団、名取市(宮城県南部)家屋に取り残された10数名救助のため、初動小隊30名派遣
19時00分 東北方面航空隊(霞目)UH-1×4機で中野小学校において救出活動実施。(現在は一時中止)
19時10分 第6特科連隊(郡山)第1大隊白河市(福島)8名生き埋め者救助のため出発し、救援活動を実施中。
22時17分 仙台病院に患者20名を収容中。
23時48分 東北方面特科隊が仙台市内の避難所にストーブ約260台を搬送。
・第44普通科連隊(福島)の人員約80名、車両18両が被災地に向けて移動。 
     (12日) 05時15分 第1空挺団(習志野)の人員約40名、車両6両(水トレーラー4両含む)により、給水支援及び輸送支援を実施中
(以下の部隊等に係る活動内容等については、細部確認中)
・第6特科連隊(郡山)の要員が東松山市に向けて移動。
・第26普通科連隊(留萌)の要員が現地へ向けて移動。
・12旅団(人員約2,200名、車両約640両)が被災地へ向けて移動。
・10師団(人員約1,000名、車両約230両)が被災地へ向けて移動。
・4師団(人員約4,500名、車両 確認中)が駐屯地を被災地へ向けて移動。
他、細部確認中 
【海 自】 (11日) 20時45分 八戸基地体育館に770名の避難者、私有車両140両を収容。
21時50分 大湊地方隊、毛布1000枚(青森県六ヶ所村500枚、風間浦500枚)を搬出。
(12日) 04時40分 教育航空団司令部のP-3C×2機により、毛布500枚、缶飯1,200食を空輸予定。
他、細部確認中
【空 自】 (11日) 18時10分 三沢ヘリ、陸前高田で11名を救助完了
18時48分 陸前高田の高台へ11名の救助者を御下
(12日) 08時41分 第1輸送航空隊(小牧)のC-130×1機がDMAT要員約65名を花巻へ輸送。
08時51分 第3輸送航空隊(美保)のC-1×1機がDMAT要員約40名を輸送。
09時24分 カーゴ2分隊を松島基地に自主派遣。
09時30分 第1輸送航空隊(小牧)のC-130×1機がDMAT要員約65名を花巻へ輸送。
09時40分 三沢ヘリ空隊CH-47×1機が10回の空中消火及び要救助者30名を収容。
09時54分 UH-60J×2機が要救助者の捜索・救助を実施。
10時36分 三沢ヘリ空隊CH-47×1機が山田の43名を救助。
11時48分 ヘリ空隊のCH-47×1機が6名を救助。
12時28分 ヘリ空隊のCH-47×1機が田の浜の100名の救助に向かう。
12時40分 第3輸送航空隊(美保)のC-1×1機がDMAT要員約30名を輸送。
13時05分 UH-60J×1機が3名を救助。
他、細部確認中
   航空機の在空状況 陸 自 回転翼53機、固定翼 1機
海 自 回転翼 4機、固定翼 6機
空 自 回転翼 5機、固定翼12機
艦船の状況 活動中  護衛艦 9隻、輸送艦・補給艦等 5隻
移動中 護衛艦 9隻、輸送艦・補給艦等22隻
(準備中含む)

自衛隊による救助者数 約790名

○原子力災害派遣による活動

(11日) 21時20分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)が駐屯地を出発。
(12日) 02時05分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)が矢板ICへ到着。
02時25分 東京電力のケーブルを輸送するための第1ヘリコプター団のCH47×3機が霞ヶ浦飛行場へ到着。到着後、ケーブルを搭載し、福島第2原子力発電所へ輸送予定。
03時35分 中央特殊武器防護隊(大宮)の副隊長含む2名が福島第一原発付近のオフサイトセンターへ到着
04時50分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)が白河ICへ到着。じ後、オフサイトセンターへ向け前進。
06時48分 東北方面隊の人員約100名、車両50両がオフサイトセンターに向け福島駐屯地を出発。(活動場所は、確認中。)
08時30分 中央特殊武器防護隊(大宮)の車両7両(化学防護車×4両を含む)がオフサイトセンター到着。
・第44普通科連隊の人員約50名により、原発地域において電源運搬支援を実施中(時間確認中)
・第44普通科連隊の人員約30名により、オフサイトセンター周辺において避難誘導活動を実施。(時間確認中)
・第6化学防護隊(郡山)の人員8名が駐屯地を出発。

http://www.mod.go.jp/j/press/news/2011/03/12d.html

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする