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福島第一原発(東北地方太平洋沖地震)に関する事実関係(2011.03.24.1018)

2011-03-24 10:59:32 | 防災・災害派遣

◆記事は全てNHK情報

 日本史上最悪の原子力事故に対し多くの情報が飛び交っていますが一部には信頼性に欠ける情報も流されています、このため流言飛語を防止する観点から本記事は全てNHKHPからの転載です。

◆出典:NHK

死亡・不明 2万5000人超
3月24日 10時18分 
警察庁によりますと、今回の大震災で、これまでに死亡が確認された人は9523人となり、警察に届け出があった行方不明者を合わせると、2万5000人を超えています。

【宮城県】警察庁によりますと、宮城県ではこれまでに5714人の死亡が確認されています。沿岸部では壊滅的な被害を受けた地域が多く、宮城県警察本部によりますと、女川町や石巻市がある牡鹿半島などで、多くの人が遺体で見つかったということです。また、宮城県内で、警察に家族などから届け出があった行方不明者は6196人となっています。このほか、各自治体が所在を確認できていない人もいます。石巻市では通信手段が限られていることから被害の全容はまだ分からず、行方不明者の数は1万人に上ると推定されるとしています。【岩手県】岩手県では、これまでに2939人の死亡が確認されています。▽陸前高田市が859人、▽釜石市が580人、▽大槌町が478人、▽山田町が400人、▽宮古市が323人、▽大船渡市が245人などとなっています。このうち陸前高田市は、震災で死亡した人は市内だけで1000人を超えるという見通しを示しています。また、岩手県内で行方が分からなくなっている人は4947人となっています。【福島県】福島県では、いわき市や南相馬市それに相馬市や新地町で大きな被害が出ていて、あわせて812人の死亡が確認されています。また、行方が分からない人は4920人となっています。福島県では、死亡が確認された人が宮城・岩手に比べて少なくなっていますが、これは避難指示の対象の福島第一原子力発電所から半径20キロの範囲内での捜索が中断していることが影響しているとみられます。【他の東北・北海道】このほか、▽青森県で3人、▽山形県で1人、▽北海道の函館市で1人が死亡しています。【関東】関東地方では、▽茨城県で20人、▽千葉県で17人、▽東京で7人、▽栃木県と▽神奈川県で4人、▽群馬県で1人の死亡が確認されています。今回の大震災で、これまでに死亡が確認された人はあわせて9523人となりました。警察庁によりますと、このうち5770人は身元の確認が終わり、5210人についてはすでに家族に遺体が引き渡されたということです。また、警察に家族などから届け出があった行方不明者は1万6067人で、死亡した人と合わせると2万5000人を超えています。今回の大震災では、津波に家族全員が巻き込まれて警察などへの届け出が行われていないケースも多いとみられ、人的被害の全容は依然として分かっていません。
tp://www3.nhk.or.jp/news/html/20110324/t10014868391000.html

福島第一原発3号機 注水作業再開
深刻な状態が続いている福島第一原子力発電所では23日、3号機から黒い煙が上がったため、1号機から4号機でのすべての作業が中断していましたが、黒い煙が収まったことから、東京電力は、24日午前5時30分すぎに3号機の使用済み燃料プールへの注水作業を再開しました。
福島第一原発では23日、3号機のポンプに外部からの電源をつないで冷却水を送り込む機能を復旧させる作業などを予定にしていましたが、午後4時20分ごろに3号機の原子炉が納められた建物から黒い煙が上がったため、東京電力は、作業員を退避させ、1号機から4号機でのすべての作業を中断しました。
東京電力福島事務所によりますと、3号機から上がっていた黒い煙は、23日午後11時30分の時点と、24日午前4時50分の時点で、発生が止まっていたことが確認されたということです。
このため東京電力は、作業員への退避命令を解除し、午前5時30分すぎに3号機の使用済み燃料プールへの注水作業を再開したということです。
東京電力はこのあと、23日に予定していた、3号機のポンプに外部からの電源をつないで冷却水を送り込む機能を復旧させる作業などを再開することにしています。
また、1、2号機の中央制御室に電源を復旧させる作業も再開する予定で、作業が順調に進めば、24日中に1号機の中央制御室の照明が点灯するということです。
一方、5号機では23日夕方、ポンプにトラブルが発生し、冷却機能が再び失われましたが、使用済み燃料プールの温度は24日午前5時の時点で45.1度と安全な状態になっているということで、東京電力は、午前中には冷却機能を復旧させたいとしています。

3月24日 10:06更新

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4基から水蒸気のようなもの
24日午前7時前、NHKのヘリコプターから、福島第一原子力発電所の1号機、2号機、3号機、4号機の4基の原発から、いずれも水蒸気のようなものが上がっているのが確認されました。
福島第一原子力発電所ではこれまでも2号機、3号機、4号機からは水蒸気のようなものが上がっているのが確認されていましたが、1号機から上がっているのが確認されたのは初めてです。
NHKのヘリコプターは、原子力発電所から30キロ以上離れた上空から撮影しています。

3月24日 9:30更新

▲ページトップへ福島第一原発 外部電源作業再開目指す
深刻な状態が続いている福島第一原子力発電所では、23日、3号機から黒い煙が上がったため、外部からの電源をつないで冷却機能を復旧させる作業などが中断しています。
このため、東京電力は24日、煙や発電所内の放射線の状態を見たうえで、復旧作業を再開することにしています。
福島第一原発では23日、3号機のポンプに外部からの電源をつないで冷却水を送り込む機能を復旧させる作業などを予定していましたが、午後4時20分ごろに、3号機の原子炉が納められた建物から黒い煙が上がったため、1号機から4号機でのすべての作業が中断されています。
このため、東京電力では24日、3号機の煙や発電所内の放射線の状態を慎重に見極めたうえで、冷却機能の復旧作業などを再開することにしています。一方、一足先に冷却用のポンプの電源を非常用の発電機から外部からの電源に切り替えた5号機では、23日午後5時20分ごろ、ポンプにトラブルが発生し、冷却機能が再び失われたということです。
5号機では、原子炉の中も使用済み燃料プールも、23日の午後5時の時点で温度が50度以下の安全な状態になっているということですが、東京電力は、24日の午前中には冷却機能を復旧させる計画です。

3月24日 7:15更新

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tp://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/

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