北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

東日本大震災 特殊作戦群投入は真剣に検討されるべきだったか

2011-03-30 23:58:41 | 防災・災害派遣

◆平時と有事、政府の切替は完全に失敗

未曽有の大災害、後知恵は失礼ではあるのですが、一つ思ったのは震災当初、交通難所に対しては特殊作戦群を迅速に投入する必要があったのかな、と今になって気付きました。

Img_9505  特殊作戦群、中央即応集団隷下の特殊戦専門部隊で、人員は300名、詳しいことは一切公開されていない部隊なのですが、米軍統合特殊戦司令部の置かれているフォートフラッグに要員を派遣し、グリーンベレーやデルタを模範として要員教育を行い部隊を編成したとのことですから、グリーンベレー並に長期間の医療教育を実施している、と考えます。

Img_5867  特殊部隊は独立した作戦を行いますので医療は自前で遂行する必要があり、浸透作戦では住民協力を得るための現地医療支援等を実施する観点から医療特技課程で55週間程度の教育を米軍では実施しています。空挺降下による浸透作戦の訓練を行っている特殊作戦群でしたら、孤立地域へ空挺降下し、携行する最小限の医療器具で最大限の医療支援が行えたのでは、と。これは孤立地域による病院機能麻痺により犠牲者が少なからず出ていた事を聞くとどうしても考えてしまいました。もっとも口述しますが現行法では不可能なので政令が必要ですが。

Img_9490  情報が不十分な状況で空挺降下を行う事はリスクが非常に大きいことは認識しています。しかし地震発生後から東北方面航空隊を筆頭に症状収集を続けている訳でして、津波により道路が完全に寸断された地域、そして交通手段である船舶を破壊され長期間孤立する離島等の地域には1戦闘小隊の十数名を派遣するだけでも、もっと助かった人命入るのではないか、これを痛感します。

Img_9610  特殊作戦群の隊員であれば、空挺降下誘導の教育を行っている可能性も高く、空中からの物資落下傘投下を指揮することが可能ですし、何よりも孤立地域の情報収集、通信の確立、必要な支援を極めて短期間で構築することが出来たでしょう。情報収集については導入計画があったRQ-4無人偵察機が配備されていれば、とか思ったりも、あれは広範囲情報を瞬時に収集できますし。また映像伝送にはUH-1では無くAH-64Dが充分な数を配備している事が出来れば、ミリ波レーダーであるロングボウレーダーが非常に夜間における情報把握に役立ったでしょう。

Img_7403_1  特にAH-64D,対戦車ヘリコプターではなく戦闘ヘリコプターと呼ばれている名称からも分かるように米軍が1990年代から2000年代までに大きく進めた情報優位に依拠した共同交戦能力付与の為の装備。したがって通信搬送や通信中継にも寄与するヘリコプターですし、高性能なロングボウレーダーの能力を最大限発揮するには最も適した装備。

Img_0438  AH-64D,五個の方面航空隊にそれぞれ一個飛行隊12機、中央即応集団に一個飛行隊12機、航空学校に6機、それだけで78機も必要になってしまいますが、あのレーダーならば地形被害情報なども全天候で把握できた。どこにどれだけの被害があり、孤立状況があるのか、UH-1よりは遥かに早く情報認識できた。機体はかなり高価であることは否めないのですが、現用の対戦車ヘリコプターAH-1Sは一個飛行隊定数が16機だったので96機取得されています、こういう地震災害があるのならば、本当にもっと揃えていればよかった。

Img_9408  しかしそれにしても有事と平時の切り替えが出来ていれば、という政府の危機管理能力があってはじめての話。武力攻撃事態法を適用でもしていればこういう手続きも迅速なのでしょうけれども、今回はそういう話さえ出なかった模様。というのも特殊作戦群の隊員が野戦衛生特技課程を出ていたとしても、医事法では野戦病院の開設の問題があり、それだけではなく医師免許を持っていないのであれば能力があっても医療行為には制約が掛かります。

Img_6017  この制約は平時のものであるので有事には緩和する、というような政令を一つ出せば問題は無いのですが、海外からの緊急人道援助隊医療チーム、日本の医師免許を持っていないという事で地震発生から最初の一週間は活動を政府が認めなかったとのこと、これでは駄目です。またAH-64Dにしても通信搬送等必要な情報収集を行うにも電波法の帯域制限がありますので、これを有事という事で情報収集に必要な72時間程度を緊急に緩和する政令を出さなければ何ともならない。

Img_9344  戦後最大の国難、と菅総理は震災当日の記者会見で表明していたのですが、表明している割には行動と一致していなかった。戦後最大の国難には平時にない手法で対処することが必要でしょうに、平時と有事の区分と切り替えは前述の通り海外からの援助隊受け入れの時点で失敗していますので、政府がしっかりしていなければ資材も活用できない、という事になってしまうのかも。それにしても、今回の震災、特殊作戦群、投入していれば孤立地域で助かった人命は多かったように、思ってしまうのです。

HARUNA

(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)

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福島第一原発(東北地方太平洋沖地震)に関する事実関係(2011.03.30.1905)

2011-03-30 23:28:47 | 防災・災害派遣

◆記事は全てNHK情報

 日本史上最悪の原子力事故に対し多くの情報が飛び交っていますが一部には信頼性に欠ける情報も流されています、このため流言飛語を防止する観点から本記事は全てNHKHPからの転載です。

◆出典:NHK

福島第一原発 米の協力得て対策へ
福島第一原子力発電所の事故について、政府は、事態を深刻視しているアメリカ側の協力を得て、対策に全力を挙げる方針で、各省庁の担当者に在日アメリカ軍なども加わった4つの作業チームを総理大臣官邸に設置して、事態収拾に向けた具体策の検討を本格化させています。
福島第一原子力発電所の事故を巡っては、周辺の海水から高濃度の放射性物質が検出されているほか、1号機から3号機で高い濃度の放射性物質を含む水が見つかるなど、予断を許さない状況が続いています。
アメリカ政府は、今回の事故について、深刻な事態だと受けとめており、無人偵察機「グローバル・ホーク」で原発の上空から撮影した写真の分析に当たるなど、日本政府に対し、全面的に協力することを伝えています。
これを受けて、政府は、福山官房副長官や細野総理大臣補佐官をトップに、原子力安全・保安院や経済産業省などの関係省庁の担当者に、在日アメリカ軍、それにアメリカの原子力規制委員会などの担当者が加わった4つの作業チームを総理大臣官邸に設置しました。
作業チームでは、▽漏えいが続いている放射性物質を空中や海中に拡散させないための方策や、▽作業員の被ばくを避けるため、原発敷地内で遠隔操作の無人機器を使って作業できないか、また▽核燃料棒の処理方法や▽原発周辺の住民の生活支援などについて検討を進めています。
関係者によりますと、これまでの協議で▽アメリカ軍の船舶で原発の冷却に使う真水を提供できる態勢を整えたほか、▽放射性物質の濃度を測定できるアメリカ製の無人ロボットを投入することを検討しており、日米両政府は、事態収拾に向けた具体策の検討を本格化させています。

3月30日 19:05更新

▲ページトップへ東電会長 原子炉の冷却に全力
事態収束の兆しが見えない福島第一原子力発電所の事故について、東京電力の勝俣恒久会長は、30日午後、記者会見し、まず原子炉の冷却に全力を挙げるとしたうえで、「国民に解決への道筋を示した工程表のようなものを出していきたいが、今は不透明なことが多くて、申し上げる段階には来ていない」と述べました。
この中で勝俣会長は、現在、抱えている課題として、原子炉を安定的に冷やしていく作業に全力を挙げているが、現場ではタービン建屋の地下に高濃度の放射性物質を含む水が大量にあり、原子炉の冷却作業を進める妨げになっているとしています。
そのうえで、まずは、できるだけ早く冷却機能を復旧させたいという考えを強調しました。
また、注入した海水によって原子炉内や配管に残った塩が、腐食を進ませる原因となることから、塩の除去作業を進める必要があるとしています。
さらに、建屋や原子炉格納容器などから出ている放射性物質をどうやって少なくして、外に出さないようにするかが大きな課題だとしています。
最終的には、遮蔽する手段として、チェルノブイリ原発と同じように全体をコンクリートで覆う方法も1つの選択肢だとしています。
勝俣会長は「国民に解決への道筋を示した工程表のようなものを出していきたいが、今は不透明なことが多くて、申し上げる段階には来ていない。政府や専門家、それにアメリカやフランス政府も含め、どのような技術が使えるか、総力を挙げて検討している」と話しています。

3月30日 19:05更新

▲ページトップへ官房長官 5・6号機も廃炉に
枝野官房長官は記者会見で、東京電力の勝俣会長が福島第一原発の1号機から4号機は廃炉にせざるをえないという考えを示したことについて、「判断以前の問題だ」と述べたうえで、5号機と6号機も廃炉にすべきだという認識を示しました。
この中で枝野官房長官は、東京電力の勝俣会長が福島第一原子力発電所の1号機から4号機については廃炉にせざるをえないという考えを示したことについて、「客観的な状況ははっきりしており、判断以前の問題だ」と述べました。
そのうえで、枝野長官は、5号機と6号機についても、「政府の判断以前に、全体の客観的な状況や社会的な見方はかなりはっきりしている」と述べ、同様に廃炉にすべきだという認識を示しました。
また、枝野長官は、政府と東京電力による統合対策本部の副本部長を務める東京電力の清水社長が入院したことについて、「東京電力の態勢いかんにかかわらず、組織体として、しっかりと責任を果たしてもらうことが重要だ」と述べました。
さらに、枝野長官は、東京電力が電力事業を継続していくための国からの公的資金の支援について、「首都圏に対して今後も安定して電力供給しなければならないのは間違いなく、今回の事故の補償もしっかりとやらなければいけないのは当然の前提だ。今は、東京電力も、政府も、まずは事故の収束に全力を尽くすことに尽きる」と述べました。

3月30日 18:45更新

▲ページトップへ東電会長 最終的安定に長期間
事態収束の兆しが見えない福島第一原子力発電所では、30日も、周辺の海水から放射性のヨウ素131が国の基準の3355倍と、これまでで最も高い濃度で検出されたことが明らかになるなど、施設外への影響の拡大が懸念されています。
事故発生から19日、東京電力の勝俣恒久会長は、30日午後の記者会見で、福島第一原発の状況について、「最終的に安定させるにはかなり長期間かかると思う」と述べ、冷却機能が復旧し原子炉が安定するまでのめどが立っていないという認識を示しました。
福島第一原発では、1号機から4号機の水を流す「放水口」の南330メートルの地点で、28日の午後、27.9倍まで下がった海水のヨウ素131の濃度が、29日午後1時55分に、これまでで最も高い、基準値の3355倍に当たる、1cc当たり130ベクレルを検出しました。
高い濃度のヨウ素131は、5号機と6号機の水を流す放水口の北50メートルの地点でも検出され、29日午後2時10分に、この地点としては最も高い、国の基準の1262.5倍となりました。
今月11日に事故が発生してから19日、1号機から4号機は、本来の冷却機能が失われ、核燃料の損傷が起きた結果、外部に放射性物質が放出される事態となっています。
特に、ここ1週間は、発電所の建物の中や外から、高い濃度の放射性物質に汚染された水や、極めて強い放射線が相次いで検出され、そのたびに事態の収拾に向けた作業が中断しています。
30日も、タービン建屋地下で見つかった放射性物質に汚染された水を取り除く作業が、一時中断していたことが明らかになるなど、事態収束の兆しは見えない状態が続いています。
これについて、東京電力の勝俣恒久会長は、30日午後3時から開いた記者会見の中で、「原子炉や格納容器、燃料棒の状況を正確に把握することが難しく、水温や圧力のデータを基に、一応の安定性を図っている状態だ」と述べました。
そのうえで、「原子炉の状況はとりあえずの安定で、最終的に安定させるにはかなり長期間かかると思う」と述べ、冷却機能が復旧し、原子炉が安定するまでのめどが立っていないという認識を示しました。
事故の当事者である東京電力のいわばトップが、事態収束までに長期化が避けられない見通しを示したことで、現在の避難や屋内退避、それに生活支援の在り方などについて、今後、議論が起きそうです。

3月30日 18:30更新

▲ページトップへ広範な海域 モニタリング検討
枝野官房長官は、午後の記者会見で、福島第一原子力発電所周辺の海水から国の基準の3355倍にあたる放射性のヨウ素131が検出されたことについて、現時点では魚介類への大きな影響はないという認識を示したうえで、より広範な海域で放射性物質のモニタリングの強化を検討する考えを示しました。
この中で、枝野官房長官は、福島第一原子力発電所周辺の海水から国の基準の3355倍に当たる放射性のヨウ素131が検出された理由について、「原子力発電所の建屋内で放射線物質の濃度の高い水が出ているし、それ以外の場所でも放射性物質を含んだ水が出ている可能性がある。具体的にどこから出ているか、さらに調査を進めてもらいたい」と述べました。
そのうえで、枝野長官は、流出した放射性物質に汚染された水による魚介類への影響について、「今の数値にとどまるならば、現時点で魚介類への影響は大きくないと受け止めている。しかし、人体の影響にも関わることであり、より広範な地域で検出されないよう、さらに態勢を強化できないか検討している」と述べ、放射性物質の汚染が拡大していないかどうかチェックできるように、より広範な海域で放射性物質のモニタリングの強化を検討する考えを示しました。

3月30日 18:30更新

▲ページトップへ東電会長 1~4号機は廃炉へ
東京電力の勝俣恒久会長は、福島第一原子力発電所の事故のあと、30日、初めて記者会見し、今回の事故について陳謝したうえで、事態の収束にはなお時間がかかるという見通しを示し、福島第一原発の1号機から4号機については廃炉にせざるをえないという考えを明らかにしました。
この中で勝俣会長は、「建屋の爆発や放射性物質を外部に放出したことによる大気への拡散などで、広く社会に不安とご心配、ご迷惑をおかけし、心から深くおわび申し上げます。さらに、発電所の周辺の住民には、大地震や余震に加え、放射性物質の放出によって避難や退避など過酷な状況となり、苦労をおかけしていることを申し訳なく思います」と述べ、陳謝しました。
さらに、「最近は少し安定してきたが、正直言って、原子炉の最終冷却ができていない状況だ。原子炉の安定を保てるように最大限努力する」としたうえで、「1号機から4号機についての状況を客観的に見ると、廃止せざるをえない」と述べ、福島第一原発の1号機から4号機については廃炉にせざるをえないという考えを明らかにしました。
また、今後の補償について、「最大限の補償をしたいと思っている。原子力賠償法の枠組みで、今後、法律がどうなるかの中で考えていきたい」と述べました。
一方、計画停電については、「多くの方々に大変なご不便をかけており、心からおわび申し上げたい。夏場に向けて供給力の確保に全力を挙げて、4650万キロワットまで供給能力を増やすとともに、ガスタービン発電機などでさらなる上積みを目指したい。また、需要面でも、政府が検討している総合的な節電対策と緊密に連携を取り、国民や産業界の協力を得て、夏の計画停電を最小限にとどめ、さらに回避できるように、あらゆる努力をしたい」と述べました。
さらに、東京電力を国有化すべきだという議論が一部で出ていることについて、勝俣会長は「いろんなご意見があるが、民営企業でありたい」と述べました。
そして、勝俣会長は、29日夜に入院した清水社長から、今の段階で辞意は伝えられていないとしたうえで、一連の問題を受けた経営責任については、「当面は、今の事態をいかに安定、収束させるのか、それが最大の経営責任だ」と述べました。

3月30日 18:10更新

▲ページトップへ海水の放射性物質 濃度が上昇
福島第一原子力発電所の事故で放射性物質の漏えいが続くなか、周辺の海水から検出される放射性のヨウ素131の濃度が再び上昇し、国の基準の3355倍という、これまでで最も高い濃度になりました。
東京電力では、福島第一原発から放射性物質に汚染された水の流出が続いているとみて、調査の範囲を沖合まで広げるとともに対応を検討しています。
福島第一原発の1号機から4号機の水を流す「放水口」の南330メートルの地点では、海水のヨウ素131の濃度が一時、国の基準の1000倍を超えましたが、28日午後の時点では27.9倍まで下がりました。
しかし、29日の朝になって再び上昇し、午後1時55分には、これまでで最も高い基準値の3355倍にあたる1cc当たり130ベクレルのヨウ素131が検出されました。
また、半減期がおよそ30年と長い、セシウム137も、これまでで最も高い、基準値の352.4倍にあたる1cc当たり32ベクレルが検出されました。
高い濃度のヨウ素131は、5号機と6号機の水を流す放水口の北、50メートルの地点でも29日午後2時10分に、この地点としては最も高い、国の基準の1262.5倍の値が検出されました。
再び海水中の放射性物質の濃度が高くなってきていることについて東京電力は「きのうは雨が降っていないので、雨で陸地の放射性物質が流されての上昇ではないとみられる。原発の作業を見ても、特別、多くの水が海に出るようなことはなかったとみられ、それ以外の原因があると思う」と述べ、流出経路の特定を急ぐとともに海水の調査の範囲を沖合まで広げる考えを示しました。
原子力安全・保安院は、30日午前の記者会見で「今後、海流で拡散するため、海産物を通して人が摂取するまでに相当、薄まると考えられるが、汚染された水が海に流れ込むことは避けなければならない」と述べ、対応を検討する考えを示しました。
これに関連して原子力安全・保安院は、事故で施設内に放出された放射性物質が海や施設の外に流出しないようにするため、水溶性の合成樹脂を、敷地の土壌にまく対策を31日から試験的に行うことを明らかにしました。
この対策は、のり面や埋め立て地で土が飛散しないよう塗りつけるために開発されたもので、まずは1号機から4号機の海に近い場所で行うとしています。
一方、事態の収拾に向けた作業の妨げになっている、タービン建屋地下の放射性物質に汚染された水については、まず1号機で今月24日から蒸気を水に戻す復水器という装置の中にポンプで移す作業が行われています。
しかし、29日午前7時半ごろ、復水器が満水になったため、東京電力は排水作業を一時、中断したということです。
経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、これまでの排水で当初40センチだった水位は、半分の20センチ程度に下がっているということで、現在、復水器の水を別のタンクに移すための準備を進めているということです。
また、2号機と3号機では、復水器がすでに満水だったため、別のタンクに玉突きのように水を移し替えて最終的に復水器に入れる計画です。
現在、復水器の水を入れる予定の「復水貯蔵タンク」の水を、別の「サージタンク」と呼ばれるタンクに移す作業を進めています。
しかし、サージタンクに移す作業だけで3日間かかるということで、汚染された水の排水に取りかかるまでにはさらに時間がかかる見通しです。

3月30日 16:30更新

▲ページトップへ全国の原発の安全対策求める
海江田経済産業大臣は、30日午後1時半ごろから記者会見し、福島第一原子力発電所の事故を受けて、全国のほかの原発の緊急の安全対策として、事故などに備えて非常用の電源を確保し、作業手順を確認したうえで訓練を行うよう、全国の電力会社に求めました。
記者会見で、海江田経済産業大臣は「福島第一原発の事故では、緊急時の電源が確保できなかったことや、原子炉の熱を冷却する機能が失われたことなどが、事故の直接的な原因だ」と述べました。
そのうえで、海江田大臣は、全国のほかの原発の緊急の安全対策として、原子炉などを安全に冷やすために、非常用の電源車による代わりの電源や、消防車による給水経路を確保したうえで、作業手順を確認して訓練を行うことを、全国の電力会社に求めました。
また、海江田大臣は「1か月をめどにこれらの対策をしっかりやってもらい、それがなければ原発は動かせないことになる」と述べて、運転中の原発は運転を続けながら、また、定期検査で止めている原発は検査中に、対策を実施するよう求めました。
さらに、海江田大臣は「わが国の電力はおよそ30%を原発に頼っている。電力の需要の問題があるので、運転中の原発を直ちに止めることは考えられない」と述べました。
福島第一原発と福島第二原発を除く、全国の15か所の原発について、NHKが28日現在で調べたところ、全体の9割余りの原発で、新たに非常用の電源車や発電機などを導入することを決めているほか、一部の電力会社が、非常用の発電機が故障したという想定で原子炉を冷やす手順を確認する訓練を行うなど、各地の原発で対応に追われています。

3月30日 15:55更新

▲ページトップへ1号機 排水作業を一時中断
福島第一原子力発電所1号機のタービン建屋の地下にある、高濃度の放射性物質に汚染された水の排水作業について、東京電力は、水を移していた復水器という装置が満水になったため、一時、作業を中断しています。
福島第一原発1号機では、タービン建屋の地下にたまった水から通常の原子炉の水のおよそ1万倍の放射性物質が検出されていて、原子炉の冷却機能を回復させる作業の妨げになっています。
このため、1号機のタービン建屋では、今月24日から蒸気を水に戻す復水器という装置の中に、汚染された水をポンプで移す作業が行われていました。
経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、これまでの排水により、当初40センチだった水位は半分の20センチ程度に下がっているということです。
しかし、29日午前7時半ごろ、復水器が満水になったため、東京電力は排水作業を一時、中断しました。
現在、別のタンクに移すための準備を進めています。
また、1号機のタービン建屋の外にある配管などを通す「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまった水について、水位が地上の開口部まで残り10センチだったことから、東京電力は、敷地内にある容量が2万5000トン余りの廃棄物処理施設に水を移すことを検討しています。
これによって水位を1メートルほど下げられるということです。
一方、2号機と3号機でもタービン建屋の地下の高濃度の放射性物質に汚染されている水を、それぞれ3000トンの容量の復水器に移す予定でした。
しかし、すでに満水になっていたため、別のタンクに、玉突きのように水を移し替える作業を進めています。
東京電力は、まず復水器の水を入れる予定の「復水貯蔵タンク」の水を別の「サージタンク」と呼ばれるタンクに移すため、2号機では1時間当たり10トン、3号機では1時間当たり25トンの水をくみ上げるポンプを使って、移送作業を急いでいます。
サージタンクに移す作業だけで3日間かかるということで、汚染された水の排水に取りかかるまでには、さらに時間がかかる見通しです。

3月30日 13:55更新

▲ページトップへ放射性物質 調査を沖合に拡大
福島第一原子力発電所周辺の海水から、国の基準の3355倍に当たる放射性のヨウ素131が検出されたことが分かりました。
原発周辺で採取した海水の中ではこれまでで最も高い値で、東京電力は、福島第一原発から放射性物質に汚染された水の流出が続いているとみて、経路を調べるとともに、調査の範囲を沖合まで広げることにしています。
東京電力の調査によりますと、福島第一原子力発電所の1号機から4号機の水を流す「放水口」の南330メートルの地点で、29日午前8時20分に採取した海水から、法律で定められた基準値の2572.5倍に当たる、1cc当たり100ベクレルのヨウ素131が検出されたのに続き、29日午後1時55分には、これまでで最も高い、基準値の3355倍に当たる、1cc当たり130ベクレルのヨウ素131が検出されました。
また、この地点からおよそ1.6キロ北にある、福島第一原発の5号機と6号機の水を流す放水口の北50メートルの地点では、29日午後2時10分に採取された海水から、国の基準の1262.5倍に当たる、1cc当たり51ベクレルのヨウ素131が検出されました。
この濃度も、この地点としてはこれまでで最も高い値です。
これについて、東京電力は、福島第一原発から放射性物質に汚染された水の流出が続いているとみて、経路を調べるとともに、海水の調査も範囲を沖合まで広げることにしています。
30日午前の記者会見で、原子力安全・保安院は、「原発から半径20キロの範囲は避難指示が出されているうえ、今後、海流で拡散するため、海産物を通して人が摂取するまでに相当薄まると考えられるが、汚染された水が海に流れ込むことは避けなければならない」と述べ、流出経路を特定し、対応を検討する考えを示しました。

3月30日 13:33更新

▲ページトップへ1号機“汚染水の水位減る”
深刻な事態が続いている福島第一原子力発電所では、1号機から3号機のタービン建屋の地下にある高濃度の放射性物質に汚染された水の排水作業が進められ、1号機では当初40センチだった水位が半分の20センチ程度に下がっていることが分かりました。
経済産業省の原子力安全・保安院では「楽観はできないが、少しずつ水位は減って成果は出ている」としています。
福島第一原発では、タービン建屋の地下にたまった水から、2号機では通常の原子炉の水のおよそ10万倍、1号機と3号機では、およそ1万倍の放射性物質が検出され、原子炉の冷却機能を回復させる作業の妨げになっています。
このため、汚染された水をいかに早く取り除くかが当面の課題となっています。
このうち、1号機のタービン建屋では、蒸気を水に戻す復水器という装置の中に、汚染された水を3台のポンプを使って移す作業が続けられています。
1号機の復水器に入る水の量は1600トンですが、経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、今月24日から始めた排水により、当初40センチだった水位が半分の20センチ程度に下がったということです。
原子力安全・保安院では「楽観はできないが、少しずつ水位は減って成果は出ている」としています。
また、1号機のタービン建屋の外にある配管などを通す「トレンチ」と呼ばれるトンネルにたまった水について、水位が、地上の開口部まで残り10センチだったことから、東京電力は、敷地内にある「廃棄物処理施設」に移す検討を進めているということです。
この施設は、2万5000トン以上の容量があり、原子力安全・保安院では、水を移すことで水位を1メートルほど下げられるとしています。
一方、2号機と3号機もそれぞれ3000トンの水を入れることができる復水器に水を移す予定でしたが、すでに別の水で満水になっていたため、復水器の水を「復水貯蔵タンク」に移し、「復水貯蔵タンク」の水を「サージタンク」に移すという、玉突きのように、水を移し替える作業を進めています。
東京電力では、まず「復水貯蔵タンク」の水を「サージタンク」に移すため、2号機では、1時間当たり10トン、3号機では1時間当たり25トンの水をくみ上げるポンプを使って、移送作業を急いでいます。
しかし、東京電力では、サージタンクに移す作業だけで3日間かかるとみていて、汚染された水の排水に取りかかるまでには時間がかかり、冷却機能の回復に向けた作業はさらに遅れるおそれが出ています。

3月30日 12:15更新

▲ページトップへ大気中の放射線量 減少続く
各地の自治体で30日午前9時までに観測された大気中の放射線量は、福島県や茨城県などほとんどの地点で減り続けています。
30日午前0時から午前9時までの各地の観測によりますと、福島県では、▽福島第一原子力発電所から北西に65キロほど離れた福島市で午前8時に1時間当たり3.32マイクロシーベルト、▽郡山市では午前3時に1時間当たり2.55マイクロシーベルトと、震災の前に観測されていた通常の値よりも高い放射線量を計測しました。
また、▽南相馬市では午前9時などに1時間当たり0.92マイクロシーベルト、▽いわき市では午前2時に1時間当たり0.85マイクロシーベルトと、通常の値よりもやや高い放射線量を計測しました。
宮城県では、▽福島第一原発から北東に120キロほど離れた女川町の女川原発で午前1時20分に1時間当たり0.62マイクロシーベルト、茨城県では、▽北茨城市で午前1時50分などに1時間当たり0.69マイクロシーベルト、▽水戸市で午前3時50分に1時間当たり0.21マイクロシーベルトと、いずれも通常よりやや高い数値を計測しました。
また、栃木県の宇都宮市や群馬県の前橋市、神奈川県の川崎市と横須賀市、それに茅ヶ崎市、東京の新宿区、さいたま市、千葉県市原市のそれぞれの観測地点などでも、通常よりもやや高い数値を計測しました。
しかし、大気中の放射線量はほとんどの地点で減り続けていて、これらの数値の放射線を浴びたとしても健康に影響が出るレベルではないということです。
一方、札幌市、青森市、秋田市、岩手県の盛岡市、山形市、静岡市、新潟県の柏崎市、甲府市、長野市などでは、引き続き、通常以上の放射線量は計測されませんでした。

3月30日 12:15更新

▲ページトップへモニタリング調査 拡大を検討
枝野官房長官は記者会見で、福島第一原子力発電所の敷地内の土壌から微量のプルトニウムが検出されたことについて、原子力発電所の外にも範囲を広げてモニタリング調査を行うことを検討する考えを示しました。
この中で、枝野官房長官は、福島第一原子力発電所の敷地内の土壌から微量のプルトニウムが検出されたことについて、「プルトニウムは大変重い物質なので、周辺地域のモニタリングができていれば、それより遠いところのリスクは小さいと報告を受けている。国民の心配も大きい点なので、念を入れて、専門家に意見を聞いているところだ」と述べ、原子力発電所の外にも範囲を広げてモニタリング調査を行うことを検討する考えを示しました。
また、枝野長官は、「原子力緊急事態」が宣言されている福島第二原子力発電所について、「原子炉も、使用済み核燃料を保管するプールも、冷却がしっかりできる状況だが、バックアップの部分に損傷がある。燃料棒の状態には問題ないが、バックアップのシステムについて復旧を急がせている状況だ」と述べました。

3月30日 11:55更新

▲ページトップへ原子炉温度 注水量調整し監視
福島第一原子力発電所では、原子炉の表面温度が、1号機で、29日、通常の運転中に想定している最高温度、いわゆる設計温度を超えましたが、その後下がる傾向にあり、一方、2号機では上昇傾向にあることから、東京電力は注水の量を調整しながら注意深く監視を続けています。
東京電力によりますと、福島第一原発の1号機の原子炉の表面温度は、29日午前2時に、通常の運転中に想定している最高温度、いわゆる設計温度の302度を超えて、329.3度まで上昇しました。
東京電力は、注水する量を増やすなどして調整したところ、その後、下降傾向が続き、30日午前4時で、281.2度まで下がりました。
一方、タービン建屋の地下で高濃度の放射性物質に汚染された水が見つかった2号機では、放射性物質を含む水が漏れ出すのを抑えようと、原子炉を冷やすために入れる水の量を減らしたところ、28日午前1時に124.8度だった原子炉の表面温度が、29日午後4時に、198度まで上昇しました。
30日午前4時では、170.7度となりましたが、全体として緩やかに上昇傾向が続いているということです。
東京電力は「1号機は温度は下がってきていて安定しているが、2号機は24時間前のデータと比べると緩やかに上がっているので、注水の量を調整しながら、注意深く監視を続ける」と話しています。

3月30日 11:55更新

▲ページトップへ放射性物質 拡散防止策を検討
枝野官房長官は、30日午前の記者会見で、福島第一原子力発電所の事故への対応について、破損した建屋に特殊な布をかぶせて放射性物質の飛散を防ぐことや、放射性物質に汚染された水をタンカーで回収することなどを、検討していることを明らかにしました。
この中で、枝野官房長官は、福島第一原子力発電所の事故への対応について、「周辺地域への放射能汚染を最小限に食い止め、健康被害を阻止するため、専門家を含めてさまざまな手法を検討している」と述べたうえで、破損した建屋に特殊な布をかぶせて放射性物質の飛散を防ぐことや、放射性物質に汚染された水をタンカーで回収することなどを検討していることを明らかにしました。
そのうえで枝野長官は、こうした対応策について、「専門家を含めてあらゆる選択肢を検討しており、最終的にどういう手法をとるのが効果的か、結論は出ていない。今は実務的な検討だが、ある段階では政治的な判断を求められるだろう」と述べました。
また、枝野長官は、福島第一原発の状況について、「原子炉内の燃料棒や使用済み燃料の温度が安定的に下がるまでには相当な時間がかかると考えている。今回の事故が収束する時期を責任を持って言える段階ではない」と述べました。

3月30日 11:10更新

▲ページトップへ汚染された水の処理 新たな問題に
深刻な事態が続いている福島第一原子力発電所では、冷却機能の本格的な回復を目指して懸命の作業が続いていますが、建物の中や外で放射性物質に汚染された水が相次いで見つかり、復旧作業の遅れにつながっているほか、汚染された水をどう処理するかといった新たな問題も浮上しています。
福島第一原発では、29日、4号機の中央制御室の照明が点灯したほか、1号機の中央制御室で、原子炉のデータなどを表示するパネルに直流電源を引き込み、一部の機器の状態が表示できるようになりました。
失われた冷却機能の回復を目指して、懸命の作業が続けられる一方で、原発の建物の中や外では、放射性物質に汚染された水がたまっているのが相次いで見つかり、復旧作業の遅れにつながっています。
このうち、2号機のタービン建屋の外にある「トレンチ」と呼ばれる配管などを通すトンネルで見つかった汚染された水は、表面の放射線の量がタービン建屋の地下にたまっていた水と同じように高かったことや、「トレンチ」が地下で建屋に入り込んでいることなどから、東京電力では同じ汚染された水の可能性が高いとみています。
また、1号機の「トレンチ」については、タービン建屋の1階とつながっているなどとして、建屋の地下で見つかった汚染された水が「トレンチ」に流れ込むことは考えにくいとして、津波によって海水が流れ込んだ可能性もあるとみています。
東京電力では、現在行っている放射性物質の分析の結果、問題がないことが確認されれば海に放出することも検討するということです。
一方、1号機から3号機までのタービン建屋の地下で見つかった放射性物質に汚染された水の除去は、依然、進んでいません。
これらの水は、原子炉から出ているとみられますが、どのような経路で漏れ出ているのか特定されていないことから、今後も増える可能性があります。
東京電力では、汚染された水をためられる場所を探しているほか、たまった水を処理して放射性物質を取り除く方法についても検討を始めていますが、汚染の高い水を通常の方法で処理できるかは分からないということで、汚染された水をどう処理するかといった新たな問題も浮上しています。

3月30日 5:20更新

▲ページトップへ仏 水除去支援へ専門家派遣
福島第一原子力発電所の事故を受けて、世界第二位の原発保有国であるフランスは、高濃度の放射性物質が混じった水を除去する作業を支援するため、合わせて5人の専門家を日本に派遣すると発表しました。
フランスが派遣するのは、世界最大規模の原子力複合企業「アレバ」の、高濃度の放射性物質を含む水の処理を専門とする技術者5人で、このうち2人はすでに東京に到着し、福島第一原発の復旧作業を妨げている放射性物質を含む水をどのように除去するのか、東京電力側と協議を始めているほか、残る3人もまもなくフランスを発つ予定です。
世界第二位の原発保有国フランスは、今回の事故を受けて、日本への支援の用意を早くから表明し、これまでに放射線を測定する専門の車両や防護服などを日本に送っていますが、専門家の派遣は初めてです。
また、フランスのサルコジ大統領は、G8=主要8か国や新興国などを含めたG20の議長国として31日、日本を訪問し、菅総理大臣と会談する予定で、この中でサルコジ大統領は、原発事故に関連し、さらなる技術支援の可能性について提案するものとみられています。

3月30日 5:20更新

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東北地方太平洋沖地震に対する防衛省自衛隊の対応(3月30日0800)

2011-03-30 23:25:21 | 防災・災害派遣

◆防衛省発表

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(08時00分現在)
平成23年3月30日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回からの変更箇所

1 災害派遣要請元及び要請日時岩手県知事 3月11日14時52分 宮城県知事 3月11日15時02分
茨城県知事 3月11日16時20分 福島県知事 3月11日16時47分
青森県知事 3月11日16時54分 北海道知事 3月11日18時50分
千葉県知事 3月12日01時00分
2 防衛省・自衛隊の対応(1) 派遣規模
人 員 : 約106,300名
(陸災部隊:約70,000名、海災部隊:約14,500名、空災部隊:約21,300名、原子力災派部隊:約500名)
航空機 : 541機
(回転翼220機、固定翼321機)
艦 船 : 50隻  が活動中
※3月14日、東北方面総監を指揮官とする統合任務部隊を編成

(2) 主な対応状況
ア 大規模震災災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
 3月11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
 3月16日11時58分 予備自衛官及び即応予備自衛官の災害等招集命令
 3月17日22時00分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 航空機による情報収集、被害者の救助(19,247名)、人員及び物資輸送、給食支援、給水支援、入浴支援、医療支援、ヘリコプター映像伝送(官邸等)、自衛隊施設(防衛大学校)における避難民受け入れ、慰問演奏

イ 原子力災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09時20分廃止)
 3月12日09時20分 原子力災害派遣命令
 3月17日03時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 3月19日01時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 避難支援、給水支援、人員及び物資輸送、原子炉冷却のための放水、モニタリング支援、ヘリコプター映像伝送(官邸等)、集じん飛行支援

ウ 現地調査団等の輸送支援

 ・ 政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
 ・ 経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
 ・ 総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
 ・ 政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
 ・ DMAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援
 ・ 防衛大臣現地視察(統合任務部隊編成)
 ・ 防災担当大臣現地視察
 ・ 防衛大臣現地視察(原子力災害派遣部隊現地調整所)
 ・ 防衛大臣現地視察(海災任務部隊、被災地、松島航空基地)

エ その他

 3月18日(金)東北地方太平洋沖地震による被災地域において、自衛隊の部隊が実施する救援活動等に係る予備費の使用を閣議決定(約54億円)

(3) 自衛隊の活動
○陸自

(29日)

04時30分 13旅団 新地町において給食支援開始

05時00分 10師団 岩沼市(市民会館)において給食支援開始

06時00分 13旅団 相馬市役所において給食支援開始

08時00分 13旅団 いわき市内において給水支援開始

08時55分 12旅団 須賀川市において給水支援開始

12時00分 13旅団 相馬市向陽高校において入浴支援開始

12時00分 13旅団 中央台南小学校において給食支援開始

16時30分 東北方面後方支援隊 宮城野区20カ所、若林区16ケ所において燃料巡回配布支援終了

18時30分 東北方面音楽隊 多賀城文化センターにおいて慰問演奏実施(18時30分~19時35分、聴衆者約500名)

細部確認中

○海自

(29日)

08時30分 八戸航空基地隊、災害ごみ搬出支援

08時44分 「おおすみ」、寒風沢漁港地区被災者に対する第1回入浴支援

09時01分 第21航空群UH-60J×1機が、三陸沖を捜索

09時00分 横須賀警備隊、石巻市内にて、入浴支援実施

09時07分 第4航空群P-3C×1機が房総沖から三陸沖を状況偵察

09時30分 第111航空隊のMH-53E×1機が、救援物資(生活用品1,082kg)を「ひゅうが」に搬送

10時11分 「おおなみ」、桂島被災者に対し、救援物資、水30箱提供

10時13分 「のと」、陸自北方大型トラック2台、軽油ドラム缶96本を函館から大湊に輸送

10時20分 「おおなみ」、朴島被災者に対し、ガソリン(ドラム缶1本)提供

10時22分 「せとぎり」、寒風沢島被災者に対し、救援物資、水30箱提供

09時52分 「ひゅうが」、大島にて入浴支援実施(計40名)

10時42分 「あすか」、三陸町石浜漁港被災者に対し、給食支援(カレー200人分)

10時55分 「せとぎり」、野々島の被災者に対し、救援物資、水20箱提供

12時08分 「おおすみ」、寒風沢漁港地区被災者に対する第2回入浴支援、タオル63枚、おにぎり300個提供

14時35分 「あいしま」、追波湾大須地区へのガソリン80Lの搬送

14時38分 「せとぎり」、寒風沢島の被災者に対し、ガソリン(ドラム缶1本)提供

14時52分 「あたご」、相川地区、荒川地区の被災者に対し、食料、日用品及び衛生用品提供

14時53分 「せよぎり」、桂島の被災者に対し、ガソリン(ドラム缶1本)提供

15時22分 「すおう」、大島の被災者に対し、救援物資搬送

16時00分 機動施設隊、八戸市内道路の災害ゴミの集積・撤去・搬送支援

17時00分 「ひらしま」、気仙沼西湾の大島磯草地区への日用品、灯油40L及びガソリン40L、岩月台ノ沢地区への食料の搬送

○空自

(29日)

07時10分 北空派遣隊(山田)が、山田町内にて炊出し開始

07時35分 北空派遣隊(山田)が、山田町内にて巡回医療開始

08時03分 北空派遣隊(山田)が、山田町内にて給水支援開始

08時06分 北空派遣隊(山田)が、山田町内にて道路啓開開始

09時06分 偵察航空隊RF-4E×1機が被災地の航空偵察のため百里を離陸(10時08分百里着陸)

09時11分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(パン)を名古屋から松島へ空輸

09時20分 第3輸送航空隊C-1×1機が救援物資(医薬品、食料)を美保から松島へ空輸

09時41分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(パン、民生品)を小牧から松島へ空輸

09時42分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(パン)を小牧から松島まで空輸

10時00分 松島基地が周辺住民に入浴支援開始

10時15分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(水、毛布)を入間から花巻まで空輸

10時24分 第3輸送航空隊C-1×1機が救援物資(医薬品、食料)を美保から松島まで空輸

11時25分 第3輸送航空隊C-1×1機が救援物資(医薬品、食料)を美保から松島まで空輸

12時58分 偵察航空隊RF-4E×1機が被災地の航空偵察のため百里を離陸(13時53分百里着陸)

13時18分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(毛布、オムツ)を福岡から松島まで空輸

13時32分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(毛布、タオル、水)を入間から松島まで空輸

13時50分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(民生品)を福岡から松島へ空輸

13時56分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(民生品)を入間から松島まで空輸

14時20分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(パン)を名古屋から松島まで空輸

14時32分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(毛布、タオル、オムツ)を入間から松島まで空輸

14時58分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(民生品)を千歳から松島まで空輸

15時03分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(パン)を名古屋から花巻まで空輸

15時06分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(民生品、水)を福岡から松島まで空輸

15時52分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(燃料)を入間から松島まで空輸

16時07分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(燃料)を入間から松島まで空輸

16時36分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(燃料)を入間から松島まで空輸

○原子力災害派遣による活動

(29日)

07時14分 CH-47(サーモグラフィ・放射線測定機搭載)×1機による福島第1原発上空モニタリング開始(07時50分終了)

08時57分 偵察航空隊RF-4E×1機が福島第1原発の航空偵察のため百里を離陸(09時35分百里着陸)

13時00分 第7航空団T-4×1機が集じん飛行のため百里を離陸(14時05分百里着陸)

15時59分 偵察航空隊RF-4E×1機が福島第1原発の航空偵察のため百里を離陸(16時27分百里着陸)

(30日)

07時36分 CH-47(サーモグラフィ・放射線測定機搭載)×1機による福島第1原発上空モニタリング開始(08時05分終了)
陸上自衛隊の活動
(29日)

04時30分  13旅団 新地町において給食支援開始

05時00分  10師団 岩沼市(市民会館)において給食支援開始

06時00分  13旅団 相馬市役所において給食支援開始

08時00分  13旅団 いわき市内において給水支援開始

08時55分  12旅団 須賀川市において給水支援開始

12時00分  13旅団 相馬市向陽高校において入浴支援開始

12時00分  13旅団 中央台南小学校において給食支援開始

16時30分  東北方面後方支援隊 宮城野区20カ所、若林区16ケ所において燃料巡回配布支援終了

18時30分  東北方面音楽隊 多賀城文化センターにおいて慰問演奏実施(18時30分~19時35分、聴衆者約500名)

細部確認中

(28日)

04時30分  13旅団 新地町において給食支援開始

06時00分  13旅団 相馬市役所及び須賀川市役所における給食支援開始

08時00分  13旅団 郷ヶ岡小学校及び中央台南中における給水支援開始

09時00分  13旅団 磯部小学校において給水支援開始

09時00分  13旅団 矢吹町松倉公民館において給水支援開始

09時08分  13旅団 新地町において給水支援開始

09時13分  14旅団 雄勝町大須小学校で入浴支援開始

09時50分  東北方面後方支援隊 宮城野区、若林区において燃料巡回配布支援開始

10時00分  13旅団 いわき市中央卸売市場において給水支援開始

10時00分  13旅団 相馬市向陽中学校において入浴支援開始

12時00分  第2施設団 宮戸島(鳴瀬地区)において給水支援実施

16時15分  第10師団 救援物資(民生品)を山元町中央公民会館、山下中学校等へ輸送

18時39分  第10師団 岩沼市(市民会館)において給食支援実施

細部確認中

(27日)
04時30分 13旅団 新地町において給食支援開始
06時00分 13旅団 相馬市で給食支援開始
07時30分 14旅団 女川総合運動公園で給食支援、入浴支援及び救護支援開始
07時30分 14旅団 女川町内で物資輸送開始
09時10分 13旅団 磯部小学校で給水支援開始
10時00分 14旅団 雄勝町で入浴支援開始
15時00分 東北方面後方支援隊 宮城野区20ヵ所で燃料巡回配布支援
16時00分 東北方面後方支援隊 若林区13ヵ所で燃料巡回配布支援
細部確認中
(26日)
04時30分 第13旅団 新地町役場において給食支援開始
06時00分 第13旅団 相馬市において給食支援開始
06時00分 第13旅団 須賀川市役所及び相馬市役所において給食支援開始
06時42分 第9師団 陸前高田市、大船渡市、釜石市、大槌町、山田町、宮古市、久慈市において給食支援開始
06時47分 第9師団 陸前高田市、大船渡市、釜石市、大槌町、山田町、宮古市において入浴支援開始
06時48分 第9師団 山田町、陸前高田市において燃料支援開始
07時00分 第13旅団 矢吹町において巡回給水支援開始
07時30分 第10師団 給水支援開始(1930終了)
08時00分 第13旅団 郷ヶ丘小及び中央台南中で給水支援開始
09時00分 第13旅団 磯部小学校における給水支援開始
09時04分 新地町、熊野神社、薬師堂において給水支援開始
10時27分 東北方面後方支援隊 宮城野地区、若林区において燃料巡回配布支援
16時18分 第14旅団 山野小学校へ物資輸送(シャンプー)
20時06分 第10師団 岩沼市、山元町における給水支援終了
(25日)
05時00分 第9師団 陸前高田市・大船渡市・釜石等で救護・給水・給食・物資輸送・入浴支援等を開始
06時00分 第13旅団 相馬市役所において給食支援開始
06時30分 第13旅団 須賀川市役所において給食支援開始
06時30分 第13旅団 いわき市内において給水支援開始
07時38分 第13旅団 新地町で給食支援開始
08時00分 第13旅団 郷ヶ丘小及び中央台南中で給水支援開始
08時01分 第14旅団 雄勝町において入浴支援開始
08時29分 東北方ヘリ隊 石巻市へ救援物資(食料・日用品)空輸
08時58分 第13旅団 新地町で給水支援開始
09時00分 第13旅団 大迎公会堂において給水支援開始
11時00分 第5旅団 鹿妻小学校において入浴支援開始
11時25分 東北方面後方支援隊 宮城野区及び若林区に救援物資輸送
11時57分 東北方面後方支援隊 若林区及び宮城野区に燃料巡回配布開始
13時00分 第5旅団 湊小学校において給食支援開始
13時00分 第13旅団 湯本高校及び藤原小学校において給水支援開始
(24日)
06時00分 第13旅団 相馬市役所及び塙町役場で給食支援開始
06時30分 第13旅団 須賀川市役所で給食支援開始
07時00分 第14旅団 雄勝町で入浴支援開始
08時00分 第5旅団 万石浦で入浴支援開始
08時00分 第13旅団 郷ヶ丘小及び中央台南中で給水支援開始
08時27分 第13旅団 新地町で給水支援開始
09時07分 東北ヘリ隊 青葉中学校へ救援物資(食料・衣類)空輸
09時19分 第5旅団 万石浦入浴支援開始
09時22分 第13旅団 大迎公会堂で給水支援開始
09時26分 東北ヘリ隊 好文館高校へ救援物資(食料・衣類)空輸
09時50分 渡波地区物資輸送出発
10時00分 東北方面後方支援隊 宮城野区及び若林地区に燃料巡回配布
10時10分 牡鹿総合支所物資輸送出発
10時45分 第5旅団 入浴支援開始
10時52分 第6飛行隊 玉川中学校、桂島及び寒風沢島へ救援物資(燃料)空輸
13時55分 東北方面後方支援隊 宮城野区3ヵ所に燃料巡回配布
14時00分 東北方面後方支援隊 宮城野区2ヵ所に燃料巡回配布
14時18分 東北方面後方支援隊 若林区2ヵ所に燃料巡回配布
(23日)
06時00分 第13旅団 相馬市役所で給食支援開始
08時00分 第13旅団 郷ヶ丘小及び中央台南中で給水支援開始
08時42分 等北方ヘリ隊 石巻市内3ヵ所に食料を空輸
12時00分 第13旅団 相馬市日向中学校で入浴支援開始
12時31分 東北ヘリ隊 石巻赤十字病院及び栗原総合病院へ患者空輸
14時28分 東北方面後方支援隊 宮城野地区14ヵ所に燃料巡回配布
15時00分 東北方面後方支援隊 若林地区7ヵ所に燃料巡回配布
(22日)
08時39分 第6飛行隊 衛生隊及び赤十字による巡回診療に伴う人員・物資輸送のため宮戸小学校、鷹来の森へ空輸
12時46分 第13旅団救助支援隊 炊き出し4000食を提供
13時00分 第2師団 山田高校等において入浴支援を開始
15時00分 第13旅団 新地町の8避難所に水、米等を輸送
15時27分 東北方面隊後方支援隊 若林区7ヵ所に燃料巡回配付
15時30分 東北方面隊後方支援隊 宮城野区6ヵ所に燃料巡回配付
15時37分 第14普通科連隊 山下第一小学校に物資輸送(タオル40箱)
15時37分 第14普通科連隊 知楽荘に物資輸送(タオル30箱)
15時37分 東北方面隊後方支援隊 若林区4ヵ所に燃料巡回配付
(21日)
11時36分 第108全般支援大隊 14ヶ所に燃料巡回配布
11時00分 第9特科連隊 岩手県山田町各地区で物資輸送及び給水支援
11時45分 第13後方支援隊 福島県矢吹町で給水支援
12時41分 東北ヘリ隊 石巻市網地島に避難者ニーズによる物資空輸(日用品)
15時00分 東北ヘリ隊 石巻市鮎川中学校に避難者ニーズによる物資空輸(日用品)
16時11分 第108全般支援大隊 37ヶ所に燃料巡回配布
16時59分 北方航空隊 UH730 山形から花巻まで物資空輸
17時02分 東方ヘリ隊 石巻市荻浜小学校に物資空輸(日用品、水、衣類)
17時30分 西方ヘリ隊 気仙沼市階上中学校に避難者ニーズによる物資空輸(日用品)
17時55分 中方ヘリ隊 南川陸町の各所に避難者ニーズによる物資空輸(食料、衣類)
(20日)
11時00分 中央即応集団司令部 内閣府副大臣空輸 霞目着陸
11時10分 東北方面航空隊 石巻市各所に避難者ニーズによる物資空輸(非常用糧食×25箱等)
12時20分 第9飛行隊 物資輸送(食糧品・生活用品等600Kg)終了 花巻空港
13時08分 第6飛行隊 宮戸小学校に物資(医薬品、日用品)空輸
13時12分 東北方面航空隊 石巻市・女川町各所に避難者ニーズによる物資空輸(灯油×10缶等)
16時04分 第108全般支援大隊 15ヶ所に燃料輸送
16時40分 第108全般支援大隊 6ヶ所に燃料巡回配布
18時27分 東北方面航空隊 石巻市各所に避難者ニーズによる物資空輸(灯油20L×10缶)
(19日)
00時19分 第40普通科連隊が志津川町で救援・捜索活動、物資輸送・瓦礫除去
17時15分 第2戦車連隊が田老地区で瓦礫の除去
(18日)
16時59分 第9飛行隊 UH915 青森空港、大船渡東高校へ食料品計600Kg空輸
17時57分 第1大隊が給水作業終了(給水量6.8t)
(17日)
16時00分 第10師団司令部付隊 蔵王向山地区の給水支援(3t)、丸森町筆甫(ひっぽ)避難所での給食支援(460食)
16時05分 第9飛行隊 UH915 新浜町へ食料毛布等650kg空輸、UH718 唐丹中学校へ食料毛布等650kg空輸
17時30分 第26普通科連隊 給水支援3.4t、炊き出し(1220食)
(16日)
17時09分 第4地対艦ミサイル連隊 物資輸送(米、毛布、りんご)
20時21分 第25普通科連隊 給水支援1t
23時32分 後方支援連隊 給水支援6t、物資輸送(ガソリンドラム缶×18樽)
他、細部確認中
(15日)
07時10分 第5旅団司令部及び第5旅団司令部付部隊 苫小牧東港に到着
(14日)
09時45分 第9師団第4地対艦ミサイル連隊が炊き出し800食作成完了
13時00分 札幌病院2コ医療チーム巡回診療のため宮古市避難所へ前進中
13時15分 英国レスキューチーム46名を三沢から大船渡に搬送
13時25分 第6師団が石巻で36名救助
15時43分 石巻駅北側の住宅地の2階における要救助者については、現在6師団の隊員がボートで救出を実施中
17時40分 第2施設大隊 老木公園集結完了 同地にて展開
(13日)
00時20分 第6後方支援連隊(東根)がDMAT64名を東北大学病院まで輸送。
06時46分 第9特科連隊第2中隊が野田村でがれきの除去を実施
07時51分 第20普通科連隊がヘリで志津川小学校から要救助者6名を救出
08時00分 第6師団が気仙沼等で捜索活動を実施
08時57分 第130大隊が26名を救出
18時30分 第6師団が石巻で125人を救助するとともに糧食及び毛布を配布
22時20分 第9特科連隊(滝沢村)が岩手県下閉伊郡山田町で消火活動を実施
(12日)
05時15分 第1空挺団(習志野)の人員約40名、車両6両(水トレーラー4両含む)により、給水支援及び輸送支援を実施
20時00分頃、21時00分頃 第6師団が被災民に対する約5万食のパンの輸送を実施
(11日)
18時25分 東北方面特科隊(仙台)27名人員をもって保育所への救出のため出発し、救援活動を実施
18時45分 第2施設団、名取市(宮城県南部)家屋に取り残された10数名救助のため、初動小隊30名派遣
22時17分 仙台病院に患者20名を収容
23時48分 東北方面特科隊が仙台市内の避難所にストーブ約260台を搬送。
海上自衛隊の活動
(29日)

08時30分  八戸航空基地隊、災害ごみ搬出支援

08時44分  「おおすみ」、寒風沢漁港地区被災者に対する第1回入浴支援

09時01分  第21航空群UH-60J×1機が、三陸沖を捜索

09時00分  横須賀警備隊、石巻市内にて、入浴支援実施

09時07分  第4航空群P-3C×1機が房総沖から三陸沖を状況偵察

09時30分  第111航空隊のMH-53E×1機が、救援物資(生活用品1,082kg)を「ひゅうが」に搬送

10時11分  「おおなみ」、桂島被災者に対し、救援物資、水30箱提供

10時13分  「のと」、陸自北方大型トラック2台、軽油ドラム缶96本を函館から大湊に輸送

10時20分  「おおなみ」、朴島被災者に対し、ガソリン(ドラム缶1本)提供

10時22分  「せとぎり」、寒風沢島被災者に対し、救援物資、水30箱提供

09時52分  「ひゅうが」、大島にて入浴支援実施(計40名)

10時42分  「あすか」、三陸町石浜漁港被災者に対し、給食支援(カレー200人分)

10時55分  「せとぎり」、野々島の被災者に対し、救援物資、水20箱提供

12時08分  「おおすみ」、寒風沢漁港地区被災者に対する第2回入浴支援、タオル63枚、おにぎり300個提供

14時35分  「あいしま」、追波湾大須地区へのガソリン80Lの搬送

14時38分  「せとぎり」、寒風沢島の被災者に対し、ガソリン(ドラム缶1本)提供

14時52分  「あたご」、相川地区、荒川地区の被災者に対し、食料、日用品及び衛生用品提供

14時53分  「せよぎり」、桂島の被災者に対し、ガソリン(ドラム缶1本)提供

15時22分  「すおう」、大島の被災者に対し、救援物資搬送

16時00分  機動施設隊、八戸市内道路の災害ゴミの集積・撤去・搬送支援

17時00分  「ひらしま」、気仙沼西湾の大島磯草地区への日用品、灯油40L及びガソリン40L、岩月台ノ沢地区への食料の搬送

(28日)

09時00分  横須賀警備隊、石巻市内にて、入浴支援実施

09時26分  「おおなみ」、野乃島、寒風沢島、朴島、桂島被災民に対し、灯油供与

11時37分  「おおなみ」、桂島被災民に対し、食料品、日用品供与

11時20分  「おおすみ」、馬場中山生活センターまでのLCACによる人員輸送実施

11時54分  「おおなみ」、朴島被災民に対し、食料品、日用品供与

11時38分  「おおすみ」、鮎川漁港地区被災民に対する第1回入浴支援、健康相談実施

12時29分  「おおなみ」、桂島被災民に対し、軽油供与

14時36分  「おおすみ」、鮎川漁港地区被災民に対する第2回入浴支援、健康相談実施

15時50分  「あいしま」、牡鹿郡追波湾荒地区被災民に対する生活物資供与実施

(27日)
07時51分 「ひゅうが」移動衛生班が桂島、野々島の被災者に対し、医療支援を実施
08時24分 「やえやま」が女川湾野ヶ浜地区の被災者に対し、生活用品、食料等救援物資を提供
09時00分 機動施設隊が、八戸市市川地区の災害ごみ撤去作業を実施(ダンプトラック(10トン)延べ18台分)
09時05分 「やえやま」が女川湾高白浜地区の被災者に対し、食料、医薬品等救援物資を提供
09時09分 「はちじょう」が女川湾小屋取地区の被災者に対し、燃料等救援物資を提供
09時20分 「にちなん」が、大須小学校へ支援物品、支援要員を搬送
09時54分 「ひゅうが」、「あけぼの」搭載回転翼航空機が米海軍艦艇「ESSEX」からの物品等を大須小学校へ搬送
10時00分 第22航空群が、三菱製紙航空障害灯用の給油作業を実施
10時10分 「おおなみ」搭載回転翼航空機が桂島の被災者に対し、水、食料、日用品等を搬送
10時10分 「おおなみ」搭載回転翼航空機が朴島の被災者に対し、水、食料、日用品等を搬送
10時12分 第25航空隊回転翼機が、被災地周辺を捜索・救助のための飛行実施
10時36分 「おおすみ」が鮎川漁港の被災者に対し、入浴支援、医療支援及び灯油30kl、食料、生活用品等物品を提供
12時22分 「はちじょう」が雄勝湾指ヶ浜地区の被災者に対し、生活用品を提供
14時34分 「やえやま」が雄勝湾水浜地区の被災者に対し、食料、生活用品等救援物資を提供
14時50分 「やえやま」が雄勝湾船戸神名呉壺地区の被災者に対し、水、生活用品等救援物資を提供
15時06分 「はちじょう」が雄勝湾尾浦地区の被災者に対し、生活用品を提供
15時33分 「やえやま」が雄勝湾小島地区の被災者に対し、食料を提供
細部確認中
(26日)
08時20分 回転翼航空機が寒風沢島の被災者に対し、水9箱、パン3箱、その他食料品12箱を搬送
08時30分 「やえやま」が南の沢・田の浦地区の被災者に対し、水24L、野菜30KG、乾電池170個、懐中電灯2個、その他救援物資搬送
08時32分 「まきしま」が岩月ノ沢地区の被災者に対し、トイレットペーパー70個、タオル13枚、その他救援物資搬送
08時35分 「さわぎり」搭載回転翼航空機が朴島の被災者に対し、水2箱、パン1箱、その他食料品5箱を搬送
08時37分 「はちじょう」が前浜地区の被災者に対し、乾電池200個、清涼飲料水90本、胃腸薬5箱、その他救援物資搬送
08時38分 回転翼航空機が野々島の被災者に対し、水9箱、パン2箱、その他食料品10箱を搬送
08時43分 回転翼航空機が寒風沢島の被災者に対し、水10箱、パン5箱、その他食料品19箱を搬送
09時06分 「さわぎり」搭載回転翼航空機が寒風沢島の被災者に対し、主食缶詰720個を提供
09時22分 「くらま」搭載回転翼航空機が野々島の被災者に対し、主食缶詰600個を提供
09時35分 「やえやま」が港地区の被災者に対し、味噌7.5KG、乾パン128袋、野菜27KG、その他救援物資搬送
09時37分 第2航空群P-3C94号機が、漂流船舶1隻を視認(3907N14325E)、塩釜保安に通報
09時41分 第2航空群P-3C94号機が、漂流コンテナ2個を視認(3910N14332E付近)、塩釜保安に通報
09時57分 「まきしま」が七半沢地区の被災者に対し、非常用糧食264個、乾パン64袋、飲料水18本搬送
10時25分 「まきしま」が前浜地区母体田地区の被災者に対し、トイレットペーパー50個、タオル13枚、水36L、乾パン128袋、副食瓶詰60個、副食缶詰72個、灯油60本、その他救援物資搬送
10時44分 第2航空群P-3C94号機が、漂流船舶1隻及び浮き桟橋1個を視認(3802N14240E付近)、塩釜保安に通報
10時48分 回転翼航空機が寒風沢島の被災者に対し、水270Lを搬送
11時37分 第2航空群P-3C94号機が、漂流コンテナ1個を視認(3627N14134E付近)、塩釜保安に通報
11時45分 「ぶんご」が大島の被災者に対し、軽油(ドラム缶×32本)、灯油(ドラム缶×20本)、ガソリン(ドラム缶×5本)を搬送
11時45分 「つきしま」が神止地区の被災者に対し、ウェットティッシュ16個、タオル108枚、バスタオル3枚、ポリ袋2200枚、乾パン384個を提供
13時35分 「やえやま」が蔵内地区の被災者に対し、主食缶詰120個、副食缶詰240個、味噌2.5KG、乾パン128袋、野菜10KG、乾電池70個、その他救援物資搬送
13時52分 第2航空群P-3C94号機が、漂流船舶1隻を視認(3714N14115E付近)、塩釜保安に通報
14時07分 「はちじょう」が小金沢地区の被災者に対し、主食缶詰100個、副食缶詰150個、ウーロン茶100本、その他救援物資搬送
14時42分 「あけぼの」等搭載回転翼航空機が大島ふれあい広場に、灯油(ドラム缶×26本)を搬送
15時08分 「おおなみ」搭載回転翼航空機が宮戸島の被災者に対し、救援物資搬送
15時22分 「やえやま」が今朝磯地区の被災者に対し、野菜40KG、乾電池189個搬送
15時26分 第2航空群P-3C94号機が、漂流コンテナ等3個を視認(3917N14243E付近)、塩釜保安に通報
16時00分 第2航空群が八戸地区の被災者に対し、宿泊支援及び入浴支援等を実施
16時04分 第2航空群P-3C94号機が、漂流コンテナ1個を視認(3957N14217E)、塩釜保安に通報
16時05分 機動施設隊が八戸市内道路の災害ゴミの集積・撤去・搬送支援を実施
16時26分 「おおすみ」が給分地区の被災者に対し、入浴支援、医療支援及び被服25箱、灯油65L、カイロ168個、タオル298枚、おにぎり400個提供
16時32分 「おおなみ」搭載回転翼航空機が宮戸島の被災者に対し、食料品26個を搬送
16時52分 「はちじょう」が天ヶ沢地区の被災者に対し、毛布50枚、副食缶詰300個搬送
19時05分 第25航空隊回転翼機が、被災地周辺を捜索・救助のための飛行実施
18時00分 八戸航空基地が八戸周辺の被災者に対し、入浴支援、診療支援を実施
(25日)
07時20分 「ちよだ」が寄磯地区の被災者に対し、牛乳300本を搬送
08時00分 「くにさき」が渡波漁港の被災者に対し、主食缶詰144個、副食缶詰240個を提供
09時11分 「にちなん」が大須小学校の被災者に対し、軽油1782Lを搬送
09時20分 「ちよだ」が泊地区の被災者に対し、米55kg、副食缶詰500食、ガソリン90L、乾電池(単1)50個、乾電池(単2)26個、軍手100組、さらし3反の搬送
09時57分 「まきしま」が長磯七半沢地区の被災者に対し、非常用糧食264個、ウィンナー240缶、オレンジスプレット192本、たくあん缶144個、乾パン64袋、清涼飲料水200本、飲料水(2L)18本、さんま蒲焼120個、パイン缶24個を搬送
10時16分 「ひゅうが」搭載回転翼機による「ひゅうが」と名足小学校間の米医療チーム4名、医官等3名の輸送及び医療支援
10時47分 第61航空隊のYS-11Mが生活物資2.5トンを厚木から八戸に搬送
12時55分 「ちよだ」が寄磯地区の被災者に対し、米35kg、食器150個、アルミホイル20本、ラップ14本、選択用洗剤10袋、スリッパ6足の搬送
13時53分 「くらま」搭載回転翼機が寒風沢島の被災者に対し、水(20L)14個を提供
14時10分 「くらま」搭載回転翼機が野々島の被災者に対し、水(20L)7個を提供
14時10分 「ひゅうが」搭載回転翼機が「ひゅうが」と志津川小学校間の米医療チーム4名、医官等3名の輸送及び医療支援を実施
14時10分 「あしがら」から「さわぎり」搭載回転翼機が桂島の被災者に対し、主食缶詰1200個を提供
14時27分 「くらま」搭載回転翼機が桂島の被災者に対し、水(20L)9個を提供
15時26分 「ひゅうが」、「はるさめ」及び「たかなみ」搭載回転翼機による気仙沼市大島ふれあい公園の被災者に対し、灯油(ドラム缶26本)を搬送
15時35分 「ぶんご」が気仙沼大島小・中学校の小学生22名、中学生21名、保護者5名に対する入浴支援を実施
16時12分 「ちよだ」が寄磯地区の被災者(男性14名、女性13名)に対する入浴支援及びガソリン90L、副食缶詰500食、軍手100組、乾電池(単1)50個、乾電池(単2)22個、乾電池(単3)48個の搬送
16時20分 機動施設隊が八戸市内道路の災害ごみ清掃支援を実施
16時35分 「くろべ」が仙台塩釜港において被災者43名に対し、入浴支援を実施し、タオル48枚、シャンプー3本、ボディーソープ3本、紙コップ80個を提供
17時23分 「くにさき」が石巻港にて被災者に対し、入浴支援を実施し、幼児服5箱、子供服1箱、男性衣服2箱、女性衣服1箱、衣類6箱、靴下1箱、毛布1箱、タオル256枚、石鹸19個、歯ブラシ2箱を提供
18時00分 八戸航空基地が八戸周辺の被災者に対し、入浴支援、診療支援を実施
(24日)
08時00分 「にちなん」搭載艇等が大須小学校卒業式支援(赤飯缶飯602食提供)
09時29分 「くらま」搭載回転翼航空機等が寒風沢島の被災者に対し、水860L、灯油(ドラム缶×2)、パン216袋、米55KG、カップラーメン17箱、缶詰53個、粉ミルク21缶、離乳食24袋、靴下190足、トイレットペーパー192個、石鹸150個、その他生活用品等提供
09時42分 「やえやま」が荒地区の被災者に対し、タオル10枚、ティッシュ10箱、乾電池40個、洗剤2個、食器洗剤4L、漂白剤1本、ローソク40本、ウェットティッシュ30個提供
10時01分 「さわぎり」搭載回転翼航空機等が野々島の被災者に対し、灯油(ドラム缶×2)、パン216袋、米50KG、カップラーメン17箱、缶詰53個、粉ミルク15缶、離乳食20袋、靴下170足、トイレットペーパー192個、石鹸105個、その他生活用品等提供
10時27分 「くめじま」搭載艇が門前公民館の被災者に対し、缶飯240個、副食缶768個、乾パン128個、水120L、醤油18L、その他生活用品等提供
11時06分 「くろべ」搭載艇がコミュニティーセンターの被災者に対し、トイレットペーパー300個、乾電池96個、感冒薬72個、胃薬64個その他生活用品等提供
12時57分 「さわぎり」搭載回転翼航空機等が宮戸島の被災者に対し、灯油(ドラム缶×3)、パン492袋、米120KG、カップラーメン42箱、缶詰87個、粉ミルク50缶、離乳食74袋、靴下450足、トイレットペーパー276個、石鹸150個、その他生活用品等提供
13時00分 「たかなみ」搭載回転翼機が大島中学校から気仙沼高校第2グラウンドまで急患輸送(患者1名)を実施
13時07分 「くらま」搭載回転翼航空機等が桂島の被災者に対し、水648L、灯油(ドラム缶×2)、パン228袋、米85KG、カップラーメン23箱、缶詰55個、粉ミルク21缶、離乳食24袋、靴下240足、トイレットペーパー192個、石鹸150個、その他生活用品等提供
13時15分 「たかなみ」搭載回転翼機が大島中学校から気仙沼高校第2グラウンドまで急患輸送(患者1名)を実施
13時42分 「くらま」搭載回転翼航空機等が桂島の被災者に対し、灯油(ドラム缶×1)、パン144袋、米25KG、カップラーメン10箱、缶詰51個、靴下144足、トイレットペーパー96個、石鹸45個、その他生活用品等提供
13時57分 「やえやま」が小指区の被災者に対し、缶飯48個、副食缶96個、乾電池60個、洗剤2個、漂白剤1本、ローソク40本、タオル6枚、紙オムツ352枚、粉ミルク4缶、お尻拭き24個提供
14時00分 「くめじま」が泊里集落の被災者に対し、非常用糧食432食、副食481食、乾パン128食、醤油18L、その他生活用品等提供
14時13分 「やえやま」が大室地区の被災者に対し、米10KG、副食缶192個、消毒用エタノール3個、洗剤2個、木炭18KG、タオル13枚、ウェットティッシュ26個提供
15時17分 YS-11T2機が福島に、生活用品2.3tを提供
15時32分 回転翼機が石巻総合公園から宮戸島小学校へ消石灰を輸送
16時02分 「せとぎり」搭載回転翼機が新日鉄グラウンドへ支援物資(毛布等)提供
16時14分 「くめじま」が唯出集落の被災者に対し、非常用糧食480食、副食768食、乾パン128食、水120L、醤油18L、その他生活用品等提供
16時19分 111空の回転翼機が「おうみ」から気仙沼中学校へ、救援物資(飲料水3.9t)提供
16時47分 「ちよだ」搭載艇が寄磯の被災者に対し、ガソリン90L提供
18時00分 八戸航空基地隊が八戸周辺の被災者に対し、入浴支援等実施
18時00分 「くにさき」が仙台周辺の被災者に対し、入浴支援等実施
(23日)
08時40分 「くらま」搭載回転翼機が寒風沢島へ衛生資材を提供
09時14分 「くらま」搭載回転翼機が石巻総合公園へ生活用品等を提供
10時18分 回転翼機が玉川中学校、寒風沢島、野々島、柱島及び朴島の被災者に対し、生活用品、食料品を提供 
12時30分 「しらね」搭載回転翼が釜石市陸上競技場へ洋上被災民を輸送
13時04分 「くにさき」が仙台沖にて、被災者の入浴支援及び衣類等の提供を実施(入浴者:男性30名、女性39名)
13時28分 「やえやま」が雄勝湾水浜地区へ、紙おむつ110枚、粉ミルク 2缶、生理用品22枚、おしりふき8パック、ウェットティッシュ30個、タオル5枚を提供
16時00分 YS-11T2機が福島に、生活用品4.5tを提供
16時41分 「さわぎり」搭載回転翼機が宮城県立水産高校へ衛生班機材を移送
17時20分 「ちよだ」が女川原発地区へウェットティッシュ5箱、ティッシュ2箱、タオル・バスタオル10箱、オムツ10箱、お尻拭き6箱、粉ミルク1箱、離乳食等を提供
18時00分 機動施設隊が八戸市市川町周辺の災害ゴミの撤去、処理場への搬送
21時31分 回転翼機2機が、福島県浜通りを震源とする震度5強の地震被害状況の偵察を実施、異状なし
(22日)
09時22分 「きりしま」搭載回転翼機が名足小学校の被災者に対し、生活用品を搬送
09時25分 「ぶんご」は気仙沼市大島の被災者に対し、灯油ドラム缶18本、軽油ドラム缶4本、ガソリンドラム缶1本、ポリ容器200個、 テント17張を搬送
09時57分 「きりしま」搭載回転翼機が燦さん館の被災者に対し、食料、生活用品を搬送
10時01分 「おうみ」の移動衛生班が宮戸島宮戸小学校の被災者13名に対し、診療を実施
10時17分 111空の回転翼機が八戸から「くらま」へ、救援物資3.7トンを輸送
11時45分 「きりしま」搭載回転翼機が広田小学校の被災者に対し、軽油ポリタンク4個を搬送
12時06分 「にちなん」が大須小学校の被災者に対し、軽油2736Lを搬  送
12時14分 「ちよだ」が寄磯の被災者に対し、米25Kg、副食缶詰528個、梅干2パック、缶切2個、コットンクロス(50枚入り)1個、紙タオル(300枚入り)1箱、日用品を搬送
12時33分 「きりしま」搭載回転翼機が小原木小学校の被災者に対し、軽油ポリタンク4個を搬送
12時49分 「ちよだ」が泊の被災者に対し、米25Kg、軽油90L、乾電池(単1)12個、乾電池(単2)10個、スリッパ12足、日用品を搬送
12時57分 第73航空隊の回転翼機が、大湊から玉川中学校、寒風沢島、野々島、桂島、朴島の被災者に対し、生活用品、防災無線機、米を搬送
13時14分 「きりしま」搭載回転翼機が清涼院の被災者に対し、軽油ポリタンク7個を搬送
13時15分 111空の回転翼機が八戸から「ぶんご」へ、救援物資1.2トンを輸送
13時40分 「きりしま」搭載回転翼機が小泉小学校の被災者に対し、軽油ポリタンク7個を搬送
13時48分 多用途支援艦「あまくさ」、宮古港で救援物資陸揚げ、陸自への引き渡し終了
13時55分 「さわゆき」搭載回転翼機が飯野川中学校の被災者に対し、支援物資提供
14時42分 111空の回転翼機が「おうみ」から「くらま」へ、救援物資4.0トンを輸送
14時50分 「くにさき」が小名浜港で、ミネラルウォーター(500ml)487584本、ほうじ茶12384本、ライトツナ(缶)12624個、さば水煮(缶)672個、さば醤油味付(缶)624個、さんま蒲焼(缶)2280個、クリーム玄米ブラン45840個、消毒用アルコールジェル12000本
14時57分 YS-11T2機が松島航空基地に3.4tの糧食等を輸送
15時12分 「さわゆき」搭載回転翼機が飯野川中学校の被災者に対し、支援物資提供
16時00分 「やえやま」が御前地区の被災者に対し、乾パン64個、

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東北地方太平洋沖地震に対する防衛省自衛隊の対応(3月29日0800)

2011-03-30 10:53:49 | 防災・災害派遣

◆防衛省発表

平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震に対する自衛隊の活動状況(08時00分現在)
平成23年3月29日
防衛省

※数値等は速報値であり、今後変わることがある。
※下線部は、前回からの変更箇所

1 災害派遣要請元及び要請日時岩手県知事 3月11日14時52分 宮城県知事 3月11日15時02分
茨城県知事 3月11日16時20分 福島県知事 3月11日16時47分
青森県知事 3月11日16時54分 北海道知事 3月11日18時50分
千葉県知事 3月12日01時00分
2 防衛省・自衛隊の対応(1) 派遣規模
人 員 : 約107,000名
(陸災部隊:約70,000名、海災部隊:約15,200名、空災部隊:約21,300名、原子力災派部隊:約500名)
航空機 : 536機
(回転翼214機、固定翼322機)
艦 船 : 50隻  が活動中
※3月14日、東北方面総監を指揮官とする統合任務部隊を編成

(2) 主な対応状況
ア 大規模震災災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日14時50分 防衛省災害対策本部設置(本部長:防衛大臣)
 3月11日18時00分 大規模震災災害派遣命令
 3月16日11時58分 予備自衛官及び即応予備自衛官の災害等招集命令
 3月17日22時00分 大規模震災災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 航空機による情報収集、被害者の救助(19,247名)、人員及び物資輸送、給食支援、給水支援、入浴支援、医療支援、ヘリコプター映像伝送(官邸等)、自衛隊施設(防衛大学校)における避難民受け入れ、慰問演奏

イ 原子力災害派遣

(ア)関係命令
 3月11日19時30分 原子力災害派遣命令(12日09時20分廃止)
 3月12日09時20分 原子力災害派遣命令
 3月17日03時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令
 3月19日01時00分 原子力災害派遣命令の一部変更命令

(イ)活動内容
 避難支援、給水支援、人員及び物資輸送、原子炉冷却のための放水、モニタリング支援、ヘリコプター映像伝送(官邸等)、集じん飛行支援

ウ 現地調査団等の輸送支援

 ・ 政府調査団(第1陣:宮城県)の現地派遣
 ・ 経済産業副大臣及び原子力安全・保安院職員等の現地派遣
 ・ 総理大臣の現地視察(福島第1原発及び宮城県被災地上空等)
 ・ 政府調査団(第2陣:岩手県及び福島県)の現地派遣
 ・ DMAT(災害派遣医療チーム)の輸送支援
 ・ 防衛大臣現地視察(統合任務部隊編成)
 ・ 防災担当大臣現地視察
 ・ 防衛大臣現地視察(原子力災害派遣部隊現地調整所)
 ・ 防衛大臣現地視察(海災任務部隊、被災地、松島航空基地)

エ その他

 3月18日(金)東北地方太平洋沖地震による被災地域において、自衛隊の部隊が実施する救援活動等に係る予備費の使用を閣議決定(約54億円)

(3) 自衛隊の活動
○陸自

(28日)

04時30分 13旅団 新地町において給食支援開始

06時00分 13旅団 相馬市役所及び須賀川市役所における給食支援開始

08時00分 13旅団 郷ヶ岡小学校及び中央台南中における給水支援開始

09時00分 13旅団 磯部小学校において給水支援開始

09時00分 13旅団 矢吹町松倉公民館において給水支援開始

09時08分 13旅団 新地町において給水支援開始

09時13分 14旅団 雄勝町大須小学校で入浴支援開始

09時50分 東北方面後方支援隊 宮城野区、若林区において燃料巡回配布支援開始 東北方面後方支援隊 宮城野区、若林区において燃料巡回配布支援開始

10時00分 13旅団 いわき市中央卸売市場において給水支援開始

10時00分 13旅団 相馬市向陽中学校において入浴支援開始

12時00分 第2施設団 宮戸島(鳴瀬地区)において給水支援実施

16時15分 第10師団 救援物資(民生品)を山元町中央公民会館、山下中学校等へ輸送

18時39分 第10師団 岩沼市(市民会館)において給食支援実施

細部確認中

○海自

(28日)

09時00分 横須賀警備隊、石巻市内にて、入浴支援実施

09時26分 「おおなみ」、野乃島、寒風沢島、朴島、桂島被災民に対し、灯油供与

11時37分 「おおなみ」、桂島被災民に対し、食料品、日用品供与

11時20分 「おおすみ」、馬場中山生活センターまでのLCACによる人員輸送実施

11時54分 「おおなみ」、朴島被災民に対し、食料品、日用品供与

11時38分 「おおすみ」、鮎川漁港地区被災民に対する第1回入浴支援、健康相談実施

12時29分 「おおなみ」、桂島被災民に対し、軽油供与

14時36分 「おおすみ」、鮎川漁港地区被災民に対する第2回入浴支援、健康相談実施

15時50分 「あいしま」、牡鹿郡追波湾荒地区被災民に対する生活物資供与実施

○空自

(28日)

08時11分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(パン)を名古屋から松島へ空輸

08時27分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(パン、民生品)を名古屋から松島へ空輸

08時46分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(民生品)を名古屋から松島へ空輸

08時59分 偵察航空隊RF-4E×2機が被災地の航空偵察のため百里を離陸(10時22分百里着陸)

09時48分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(民生品)を入間から松島へ空輸

10時02分 北空派遣隊(山田)が、山田町内にて道路啓開開始

10時30分 北空派遣隊(山田)が、山田町内にて炊出し開始

10時45分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(民生品)を千歳から松島へ空輸

11時20分 第3輸送航空隊C-1×1機が救援物資(紙おむつ)を福岡から松島へ空輸

11時32分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(カップラーメン)を松島から花巻へ空輸

11時35分 第3輸送航空隊C-1×1機が救援物資(民生品)を福岡から松島へ空輸

12時00分 北部航空音楽隊が、山田町織笠小学校卒業式に派遣演奏(10時00分~10時50分、聴衆者102名)引き続き、同場所にて慰問演奏(11時30分~12時00分、聴衆者150名)

12時04分 第3輸送航空隊C-1×1機が救援物資(民生品)を福岡から松島へ空輸

12時24分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(毛布、長靴)を福岡から松島へ空輸

12時51分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(民生品)を福岡から松島へ空輸

12時59分 偵察航空隊RF-4E×2機が被災地の航空偵察のため百里を離陸(13時56分百里着陸)

13時20分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(パン)を名古屋から松島へ空輸

13時36分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(民生品)を名古屋から松島へ空輸

13時55分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(民生品)を名古屋から松島へ空輸

14時38分 第3輸送航空隊C-1×1機が救援物資(水、日用品)を千歳から松島へ空輸

14時49分 第2輸送航空隊C-1×1機が救援物資(民生品)を千歳から松島へ空輸

16時04分 第1輸送航空隊C-130×1機が救援物資(パン、民生品)を那覇から福島へ空輸

○原子力災害派遣による活動

(28日)

07時34分 CH-47(サーモグラフィ・放射線測定機搭載)×1機による福島第1原発上空モニタリング開始(07時57分終了)

08時57分 偵察航空隊RF-4E×1機が福島第1原発の航空偵察のため百里を離陸(09時33分百離着陸)

09時15分 第7航空団T-4×1機が集じん飛行のため百里を離陸(10時25分百里着陸)

15時58分 偵察航空隊RF-4E×1機が福島第1原発の航空偵察のため百里を離陸(16時32分百離着陸)

17時51分 「あまくさ」、バージ船のえい航を終了し、小名浜港に入港

18時26分 「はたかぜ」、バージ船えい航の警戒任務を終了し、小名浜港に入港

派遣部隊
陸 自  東北方面隊
第6師団(第20普通科連隊(神町)、第22普通科連隊(多賀城)、第44普通科連隊(福島)、第6特科連隊(郡山)、第6後方支援連隊(神町)、第6戦車大隊(大和)、第6高射特科大隊(郡山)、第6施設大隊(神町)、第6通信大隊(神町)、第6偵察隊(大和)、第6飛行隊(神町)、第6特殊武器防護隊(神町)、第6師団司令部付隊(神町))
第9師団(第5普通科連隊(青森)、第21普通科連隊(秋田)、第39普通科連隊(弘前)、第9特科連隊(岩手)、第9後方支援連隊(青森)、第9戦車大隊(岩手)、第9高射特科連隊(岩手)、第9施設大隊(八戸)、第9通信大隊(青森)、第9対戦車隊(八戸)、第9偵察隊(弘前)、第9飛行隊(八戸)、第9化学防護隊(青森)、第9師団司令部付隊(青森))
第4地対艦ミサイル連隊(八戸)、第2施設団(船岡)、東北方面特科隊(仙台)、第5高射特科群(八戸)、東北方面通信群(仙台)、東北方面航空隊(霞目)、東北方面後方支援隊(仙台)、東北方面衛生隊(仙台)、東北方面総監部付隊(仙台)

北部方面隊
第2師団(第3普通科連隊(名寄)、第25普通科連隊(遠軽)、第26普通科連隊(留萌)、第2特科連隊(旭川)、第2後方支援連隊(旭川)、第2施設大隊(旭川)、第2通信大隊(旭川)、第2偵察隊(旭川)、第2飛行隊(旭川)、第2化学防護隊(旭川)、第2師団司令部付隊(旭川))
第5旅団(第4普通科連隊(帯広)、第6普通科連隊(美幌)、第5戦車隊(鹿追)第5特科隊(帯広)、第5後方支援連隊(帯広)、第5偵察隊(帯広)、第5飛行隊(鹿追)、第5高射特科中隊(帯広)、第5施設中隊(帯広)、第5通信中隊(帯広)、第5音楽隊(帯広)、第5旅団司令部付隊(帯広))
第7師団司令部(第11普通科連隊(東千歳)、第72戦車連隊(帯広)、第7後方支援連隊(東千歳)、第7施設大隊(東千歳)、第7通信大隊(東千歳)、第7飛行隊(丘珠)、第7師団司令部付隊(東千歳))
第11旅団(第18普通科連隊(真駒内)、第28普通科連隊(函館)、第11戦車隊(真駒内)、第11後方支援隊(真駒内)、第11旅団司令部付隊(真駒内))
第1特科団(北千歳)、北部方面施設隊(南恵庭)、北部方面航空隊(丘珠)、北部方面後方支援隊(島松)、北部方面通信群(札幌)、北部方面会計隊(札幌)、北海道補給処(島松)

東部方面隊
第1師団(第1普通科連隊(練馬)、第31普通科連隊(武山)、第34普通科連隊(板妻)、第1特科隊(北富士)、第1後方支援連隊(練馬)、第1戦車大隊(駒門)、第1高射特科大隊(駒門)、第1施設大隊(朝霞)、第1通信大隊(練馬)、第1化学防護隊(練馬)、第1師団司令部付隊(練馬))
第12旅団(第2普通科連隊(高田)、第13普通科連隊(松本)、第30普通科連隊(新発田)、第12特科隊(宇都宮)、第12後方支援隊(新町)、第12ヘリコプター隊(相馬原)、第12偵察隊(相馬原)、第12対戦車中隊(新町)、第12高射特科中隊(相馬原)、第12施設中隊(新町)、第12通信中隊(相馬原)、第12科学防護隊(相馬原)、第12旅団司令部付隊(相馬原))
第1施設団(古河)、東部方面後方支援隊(朝霞)、東部方面航空隊(立川)、第2高射特科群(松戸)、東部方面通信群(朝霞)、東部方面会計隊(朝霞)、第1教育団(朝霞)、相馬原駐屯地業務隊(相馬原)、霞ヶ浦駐屯地業務隊(霞ヶ浦)、木更津駐屯地業務隊(木更津)、宇都宮駐屯地業務隊(宇都宮)、北宇都宮駐屯地業務隊(北宇都宮)

中部方面隊
第3師団(第7普通科連隊(福知山)、第36普通科連隊(伊丹)、第37普通科連隊(信太山)、第3特科隊(姫路)、第3後方支援連隊(千僧)、第3戦車大隊(今津)、第3高射特科大隊(姫路)、第3通信大隊(千僧)、第3飛行隊(八尾)、第3偵察隊(千僧)、第10師団(第14普通科連隊、第33普通科連隊(久居)、第35普通科連隊(守山)、第10特科連隊(豊川)、第10後方支援連隊(春日井)、第10戦車大隊(今津)、第10高射特科大隊(豊川)、第10施設大隊(春日井)、第10通信大隊(守山)、第49普通科連隊(豊川)、第10偵察隊(春日井)、第10化学防護隊(守山)、第10師団司令部付隊(守山))
第13旅団(第8普通科連隊(米子)、第17普通科連隊(山口)、第46普通科連隊(海田市)、第13特科隊(日本原)、第13後方支援隊(海田市)、第13偵察隊(出雲)、第13飛行隊(防府)、第13戦車中隊(日本原)、第13高射特科中隊(日本原)、第13施設中隊(海田市)、第13通信中隊(海田市)、第13師団司令部付隊(海田市))
第14旅団(第15普通科連隊(善通寺)、第50普通科連隊(高知)、第14特科隊(松山)、第14後方支援隊(善通寺)、第14偵察隊(善通寺)、第14飛行隊(北徳島)、第14戦車中隊(日本原)、第14施設中隊(高知)、第14通信中隊(善通寺)、第14旅団司令部付隊(善通寺))第4施設団(大久保)、中部方面後方支援隊(桂)、中部方面通信群(伊丹)、中部方面航空隊(八尾)、中部方面衛生隊(伊丹)、中部方面会計隊(伊丹)、守山駐屯地業務隊(守山)、大久保駐屯地業務隊(大久保)、善通寺駐屯地業務隊(善通寺)、出雲駐屯地業務隊(出雲)、自衛隊阪神病院(川西)

西部方面隊
第4師団(第16普通科連隊(大村)、第40普通科連隊(小倉)、第41普通科連隊(別府)、第4特科連隊(久留米)、第4施設大隊(大村)、第4通信大隊(福岡)、第4偵察隊(福岡)、第4飛行隊(目達原)、第4後方支援連隊(福岡)、第4師団司令部付隊(福岡))
第8師団(第12普通科連隊(国分)、第42普通科連隊(北熊本)、第43普通科連隊(都城)、第8特科連隊(北熊本)、第8後方支援連隊(北熊本)、第8戦車大隊(玖珠)、第8施設大隊(川内)、第8高射特科大隊(北熊本)、第8通信大隊(北熊本)、第8偵察隊(北熊本)、第8化学防護隊(北熊本)、第8師団司令部付隊(北熊本))
第15旅団(第15後方支援隊(那覇)、第51普通科連隊(那覇)、第15通信隊(那覇)第5施設団(小郡)、西部方面特科隊(湯布院)、第2高射特科団(飯塚)、西部方面後方支援隊(目達原)、西部方面通信群(健軍)、西部方面航空隊(目達原)、西部方面衛生隊(健軍)、西部方面会計隊(健軍)、自衛隊福岡病院(春日)、自衛隊熊本病院(熊本)

中央即応集団
第1空挺団(習志野)、第1ヘリコプター団(木更津)、中央即応連隊(宇都宮)、中央器特殊防護隊(大宮)、対特殊武器衛生隊(朝霞)、中央即応集団司令部付隊(朝霞)、国際活動教育隊(駒門)
通信団(市ヶ谷)、警務隊(市ヶ谷)、高射学校(下志津)、施設学校(勝田)、需品学校(松戸)、化学学校(大宮)、自衛隊中央病院(三宿)、武器学校(土浦)


海 自 指揮官:横須賀地方総監
航空集団(厚木)、教育航空集団(下総)、横須賀地方総監部(横須賀)、掃海隊群(横須賀)、第1護衛隊群(横須賀)、第2護衛隊群(佐世保)、第3護衛隊群(舞鶴)、第2潜水隊群(横須賀)、第1航空群(鹿屋)、第2航空群(八戸)、第4航空群(厚木)、第5航空群(那覇)、第21航空群(館山)、第22航空群(大村)、第31航空群(岩国)、下総教育航空群(下総)、第1護衛隊(横須賀)、第2護衛隊(佐世保)、第3護衛隊(舞鶴)、第4護衛隊(大湊)、第5護衛隊(横須賀)、第6護衛隊(佐世保)、第11護衛隊(横須賀)、第12護衛隊(呉)、第15護衛隊(大湊)、第1掃海隊(呉)、第2掃海隊(佐世保)、第51掃海隊(横須賀)、第101掃海隊(呉)、第41掃海隊(横須賀)、第42掃海隊(呉)、第43掃海隊(佐世保)、第44掃海隊(舞鶴)、第45掃海隊(大湊)、第46掃海隊(佐世保)、第203教育航空隊(下総)、第211教育航空隊(鹿屋)、第2潜水隊(横須賀)、第1海上訓練支援隊(呉)、横須賀警備隊(横須賀)、第2ミサイル艇隊(舞鶴)、横須賀衛生隊(横須賀)護衛艦「はるさめ」、護衛艦「たかなみ」、護衛艦「おおなみ」、護衛艦「さわゆき」、護衛艦「やまゆき」、護衛艦「しらね」、護衛艦「くらま」、護衛艦「ゆうぎり」、護衛艦「あまぎり」、護衛艦「せとぎり」、護衛艦「さわぎり」、護衛艦「きりしま」、護衛艦「ちょうかい」、護衛艦「あしがら」、護衛艦「ひゅうが」、護衛艦「あぶくま」、護衛艦「おおよど」、護衛艦「ちくま」、護衛艦「とね」、掃海艦「やえやま」、掃海艦「はちじょう」、掃海母艦「ぶんご」、輸送艦「くにさき」、輸送艦「ゆら」、輸送艦「のと」、訓練支援艦「くろべ」、訓練支援艦「てんりゅう」、多用途支援艦「ひうち」、多用途支援艦「すおう」、多用途支援艦「あまくさ」、海洋観測艦「すま」、海洋観測艦「わかさ」、海洋観測艦「にちなん」、潜水艦救難母艦「ちよだ」、試験艦「あすか」、補給艦「ときわ」、補給艦「はまな」、補給艦「おうみ」、補給艦「とわだ」、掃海艇「ひらしま」、掃海艇「たかしま」、掃海艇「つきしま」、掃海艇「まえじま」、掃海艇「くめじま」、掃海艇「まきしま」、掃海艇「ながしま」、掃海艇「ゆげしま」、掃海艇「つのしま」、掃海艇「なおしま」、掃海艇「とよしま」、掃海艇「あいしま」、掃海艇「あおしま」、掃海艇「みやじま」、掃海艇「ししじま」、掃海艇「とびしま」、掃海管制艇「さくしま」、特務艇「はしだて」、試験艦「くりはま」
空 自 第2航空団(千歳)、第3航空団(三沢)、北部航空警戒管制団(三沢)、第6高射群(三沢)、北部航空施設隊(三沢)、第4航空団(松島)、第6航空団(小松)、第7航空団(百里)、中部航空警戒管制団(入間)、第1高射群(入間)、第4高射群(岐阜)、中部航空施設隊(入間)、西部航空方面隊司令部支援飛行隊(春日)、第5航空団(新田原)、第8航空団(築城)、西部航空警戒管制団(春日)、第2高射群(春日)、西部航空施設隊(芦屋)、南西航空混成団司令部(那覇)、第83航空隊(那覇)、南西航空警戒管制隊(那覇)、第5高射群(那覇)、南西航空施設隊(那覇)、第1輸送航空隊(小牧)、第2輸送航空隊(入間)、第3輸送航空隊(美保)、三沢ヘリコプター空輸隊(三沢)、入間ヘリコプター空輸隊(入間)、千歳救難隊(千歳)、秋田救難隊(秋田)、新潟救難隊(新潟)、百里救難隊(百里)、浜松救難隊(浜松)、航空総隊司令部飛行隊(入間)、偵察航空隊(百里)、警戒航空隊(浜松)、警戒航空隊(三沢)、高射教導隊(浜松)、航空システム通信隊(市ヶ谷)、第1航空団(浜松)、第1術科学校、第2術科学校、北部航空音楽隊(三沢)、第4補給処東北支処長(東北町)、防空指揮群(府中)、プログラム管理隊(入間)、中部航空音楽隊(浜松)、教材整備隊(浜松)、第11飛行教育団(静浜)、幹部候補生学校(奈良)、第4術科学校(熊谷)、電子開発実験群(入間)、航空中央業務隊(市ヶ谷)、第1補給処(木更津)、第1補給処東京支処長(十条)、第2補給処(岐阜)、第3補給処(入間)、第4補給処(入間)、西部航空音楽隊(春日)、第12飛行教育団(防府北)、航空教育隊(防府南)、第3術科学校(芦屋)、西部航空施設隊(芦屋)、南西航空音楽隊(那覇)、作戦情報隊(府中)、航空保安管制群(入間)、航空気象群(府中)、飛行点検隊(入間)、航空開発実験団司令部(入間)、航空安全管理隊(立川)、航空警務隊(市ヶ谷)、航空機動衛生隊(小牧)、補給本部(十条)、基地防空教導隊(千歳)、第3高射群(千歳)、航空教育隊第2教育群(熊谷)、航空中央音楽隊(立川)、第1補給処立川支所(立川)、飛行開発実験団(岐阜)、第4補給処高蔵寺支処(高蔵寺)、飛行教導隊(新田原)、飛行教育航空隊(新田原)、第13飛行教育団(芦屋)、第5術科学校(小牧)、航空医学実験隊(入間)、幹部学校(目黒)、航空支援集団(府中)、航空救難団(入間)、航空教育集団(浜松)、岐阜病院(岐阜)

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