■我が国航空防衛力の現況
航空自衛隊の改編案に関する特集、それではまず航空自衛隊の装備航空機について、どの程度であるかを見てみましょう。

F-15戦闘機200機、F-2支援戦闘機80機、F-4戦闘機50機、以上戦闘機320機、ただし教育訓練用などに多数が転用されている。F-15は近代化改修が推進中で、F-2支援戦闘機のレーダー換装なども進んでいます、将来戦闘機として2017年よりF-35Aの配備が開始され42機がF-4戦闘機の後継機として配備される。

F-15はうち約90機を数十億円の予算により近代化改修を行い、その能力が大きく向上されているほか、他のF-15についてはデータリンク能力と外装ポッドによる能力向上を計画中、F-2支援戦闘機についても空対空戦闘能力の強化に向けた改修が進み、また旧式化著しいF-4戦闘機も90年代には初期のF-16と並ぶ空対空能力を付与させました。

この中で対領空侵犯措置任務へは、航空自衛隊は北海道の千歳基地と東北北部の三沢基地、北関東の百里基地と北陸の日本海沿岸は小松基地、北九州の築城基地と南九州の新田原基地、そして沖縄の那覇基地に戦闘機部隊をおき、レーダーサイトが我が国飛行情報区に併せ設定された防空識別圏へ国籍不明機が侵入した場合に五分以内に二機の戦闘機を離陸させ対処する体制を構築しています。

輸送機は、C-1輸送機26機とC-130H/KC-130H輸送機が16機運用中で、更に新輸送機C-2が試験中です。この他にKC-767空中給油輸送機4機を運用中であるほか、さらに4機の追加が決定しています。要人輸送機としてボーイング747が2機とYS-11が2機にU-4が5機運用中です。C-2輸送機は当面C-1輸送機の後継に充てられるほか、電子情報収集機などへの派生型開発計画があります。

早期警戒管制機E-767を4機運用、航空自衛隊は早期警戒管制機と早期警戒機を併用しており、早期警戒機はE-2C早期警戒機を13機運用中で、更にE-2D早期警戒機を4機導入予定、E-2Cは延命改修が行われる為早期警戒機は増勢する事となっています、これは既存E-2CがE-2Dに将来的に代替される事も意味するでしょう。

救難用航空機としてU-125が23機、UH-60Jが35機、CH-47が15機、運用中です。練習機はT-4練習機212機など311機ど運用中、このほか情報収集に当たる装備としまして、EC-1とYS-11EA/EBの電子戦機7機を運用中、偵察機はRF-4偵察機約30機を装備していますが、現在は老朽化により10機強まで縮小し、航空自衛隊はRQ-4高高度無人偵察機の導入計画を進めています。

この他全国28カ所のレーダーサイトと有力な地対空ミサイル部隊を有し、全国に広く基地を展開させると共に、更に哨戒機等を海上自衛隊が大型哨戒機等を運用している関係上利用できる自衛隊基地も多く、更に民間空港が全国に広く分布している事から、必要な滑走路の確保は比較的柔軟に対応でき、この部分も航空作戦能力を高めています。
北大路機関:はるな くらま
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
航空自衛隊の改編案に関する特集、それではまず航空自衛隊の装備航空機について、どの程度であるかを見てみましょう。

F-15戦闘機200機、F-2支援戦闘機80機、F-4戦闘機50機、以上戦闘機320機、ただし教育訓練用などに多数が転用されている。F-15は近代化改修が推進中で、F-2支援戦闘機のレーダー換装なども進んでいます、将来戦闘機として2017年よりF-35Aの配備が開始され42機がF-4戦闘機の後継機として配備される。

F-15はうち約90機を数十億円の予算により近代化改修を行い、その能力が大きく向上されているほか、他のF-15についてはデータリンク能力と外装ポッドによる能力向上を計画中、F-2支援戦闘機についても空対空戦闘能力の強化に向けた改修が進み、また旧式化著しいF-4戦闘機も90年代には初期のF-16と並ぶ空対空能力を付与させました。

この中で対領空侵犯措置任務へは、航空自衛隊は北海道の千歳基地と東北北部の三沢基地、北関東の百里基地と北陸の日本海沿岸は小松基地、北九州の築城基地と南九州の新田原基地、そして沖縄の那覇基地に戦闘機部隊をおき、レーダーサイトが我が国飛行情報区に併せ設定された防空識別圏へ国籍不明機が侵入した場合に五分以内に二機の戦闘機を離陸させ対処する体制を構築しています。

輸送機は、C-1輸送機26機とC-130H/KC-130H輸送機が16機運用中で、更に新輸送機C-2が試験中です。この他にKC-767空中給油輸送機4機を運用中であるほか、さらに4機の追加が決定しています。要人輸送機としてボーイング747が2機とYS-11が2機にU-4が5機運用中です。C-2輸送機は当面C-1輸送機の後継に充てられるほか、電子情報収集機などへの派生型開発計画があります。

早期警戒管制機E-767を4機運用、航空自衛隊は早期警戒管制機と早期警戒機を併用しており、早期警戒機はE-2C早期警戒機を13機運用中で、更にE-2D早期警戒機を4機導入予定、E-2Cは延命改修が行われる為早期警戒機は増勢する事となっています、これは既存E-2CがE-2Dに将来的に代替される事も意味するでしょう。

救難用航空機としてU-125が23機、UH-60Jが35機、CH-47が15機、運用中です。練習機はT-4練習機212機など311機ど運用中、このほか情報収集に当たる装備としまして、EC-1とYS-11EA/EBの電子戦機7機を運用中、偵察機はRF-4偵察機約30機を装備していますが、現在は老朽化により10機強まで縮小し、航空自衛隊はRQ-4高高度無人偵察機の導入計画を進めています。

この他全国28カ所のレーダーサイトと有力な地対空ミサイル部隊を有し、全国に広く基地を展開させると共に、更に哨戒機等を海上自衛隊が大型哨戒機等を運用している関係上利用できる自衛隊基地も多く、更に民間空港が全国に広く分布している事から、必要な滑走路の確保は比較的柔軟に対応でき、この部分も航空作戦能力を高めています。
北大路機関:はるな くらま
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