■終戦七〇年
本日は8.15、第二次世界大戦太平洋戦争大東亜戦争終戦が終わった日です。
犠牲者350万、戦後70年の安倍首相談話、先の大戦への反省と戦後の諸国への感謝を幾度も触れつつ、未来志向で希望が持てる内容にまとめられていました、併せて、子孫に謝罪を続ける宿命を負わせてはならない、とし、これは戦後一貫した平和政策と周辺国との和解に関する各国との合意にも示されています。
特に首相談話に示された第一次世界大戦後の世界平和への新しい国際秩序への挑戦者となった事による大戦勃発への反省は、視点を変えるならば、第二次世界大戦の膨大な犠牲のもとに成立した今日の国際秩序と平和について、戦後世界各国の厚意から世界政治の舞台へ復帰した我が国が、守る立場の諸国に対し、傍観者たるのか主体的に参画するのかを問うているようにも思えました。
平和について、祈るだけの平和主義から、如何にして戦火の惨禍から人々を守り、そして諸国民がより良い平安を憩う世界を構築するか、幸いにして我が国はその意味と価値を知り、更に参画する能力と気力を有しています。続いて、祈るだけの平和主義を密やかに営むのか、平和構築への世界からの責任に応えるか、70年の思索を広く示すべきでしょう。
併せて、大戦と植民地支配への反省は戦後の平和主義として結実しましたが、これは今日までの友好国への感謝と我が国社会を支えるあらゆる人々の努力により維持されたものですが、一方で、我が国の平和と不戦の誓いを他国に今日の国際秩序への力を以ての変更を試みる挑戦者に悪用させることは、過去の我が国の施策を反省するからこそ、防がねばなりません。
そして大戦への反省は、必ずしも戦前の我が国とおなじ道を歩もうとする国家への予防外交と国際秩序への挑戦から国際秩序への回帰を促す施策を制限するものではありません。過去の反省と過去からの歩みを信じ、未来へ向かわなければならないからです。戦後70年のこの日、こうした事を考えましたしだいです。
北大路機関:はるな くらま
本日は8.15、第二次世界大戦太平洋戦争大東亜戦争終戦が終わった日です。
犠牲者350万、戦後70年の安倍首相談話、先の大戦への反省と戦後の諸国への感謝を幾度も触れつつ、未来志向で希望が持てる内容にまとめられていました、併せて、子孫に謝罪を続ける宿命を負わせてはならない、とし、これは戦後一貫した平和政策と周辺国との和解に関する各国との合意にも示されています。
特に首相談話に示された第一次世界大戦後の世界平和への新しい国際秩序への挑戦者となった事による大戦勃発への反省は、視点を変えるならば、第二次世界大戦の膨大な犠牲のもとに成立した今日の国際秩序と平和について、戦後世界各国の厚意から世界政治の舞台へ復帰した我が国が、守る立場の諸国に対し、傍観者たるのか主体的に参画するのかを問うているようにも思えました。
平和について、祈るだけの平和主義から、如何にして戦火の惨禍から人々を守り、そして諸国民がより良い平安を憩う世界を構築するか、幸いにして我が国はその意味と価値を知り、更に参画する能力と気力を有しています。続いて、祈るだけの平和主義を密やかに営むのか、平和構築への世界からの責任に応えるか、70年の思索を広く示すべきでしょう。
併せて、大戦と植民地支配への反省は戦後の平和主義として結実しましたが、これは今日までの友好国への感謝と我が国社会を支えるあらゆる人々の努力により維持されたものですが、一方で、我が国の平和と不戦の誓いを他国に今日の国際秩序への力を以ての変更を試みる挑戦者に悪用させることは、過去の我が国の施策を反省するからこそ、防がねばなりません。
そして大戦への反省は、必ずしも戦前の我が国とおなじ道を歩もうとする国家への予防外交と国際秩序への挑戦から国際秩序への回帰を促す施策を制限するものではありません。過去の反省と過去からの歩みを信じ、未来へ向かわなければならないからです。戦後70年のこの日、こうした事を考えましたしだいです。
北大路機関:はるな くらま