■機甲教導連隊
本州の第一線部隊から戦車がひとつも無くなり戦車を観る機会も驚くほどに減りました。

機甲教導連隊の観閲行進が始まりました、連隊旗を掲げての前進、分かりやすく戦車連隊、という言葉を期待したのですが、連隊旗を掲げているのが16式機動戦闘車である通り、戦車部隊と偵察部隊と機動戦闘車の戦闘部隊から成る連隊です。

16式機動戦闘車、機動戦闘車中隊の観閲行進です。背景には10式戦車が見えるのですが、今や高速道路のサービスエリアなんかで目撃される事も多きなりましたこの16式機動戦闘車は陸上自衛隊の看板装備、派生型も次々と開発されており量産も間もなく。

24式装輪装甲戦闘車と24式装輪自走迫撃砲、名前はこの時点でそんな感じになるのだろうなあ、という段階ではありましたが、来年度の富士学校祭では普通科教導連隊に配備されている様子が見られるのだろうか、今年試作車は来ないのかあ。

装甲が薄いので戦車として運用する事は出来ない、と陸上自衛隊はこの装備の特性を強調しています。戦車であれば125mm戦車砲弾を近距離でも弾き返せるのですが、機動戦闘車は最初に当てないと、機関砲程度までしか耐える装甲を有していません。

MCV,キドセン、愛称は色々とありますが火器管制装置は10式戦車に準じる性能をのもの有する。もっとも、2022年の中部方面戦車射撃競技会では小隊射撃の成績で第3戦車大隊に負けているということですが。まあ、MCV射撃時が凄い豪雨だったのだけれど。

戦闘中隊の観閲行進です。二文字書くのが面倒だったのかな、と思われるかもしれませんが即応機動連隊を想定した部隊ではなく昨年度まで74式戦車を運用していた第4中隊の要員を以て編成され、偵察戦闘大隊の戦闘中隊を想定した戦術研究や教育を行う。

偵察戦闘大隊が全国で次々と編成されていますが、即応機動連隊に所属する機動戦闘車隊とは異なる運用だ、という事で偵察戦闘大隊戦闘中隊を想定した部隊という。装備している機動戦闘車は基本同じ、一部車両には冷房がついているようですけれども。

10式戦車の観閲行進、来年度予算で一両当たり14億円まで取得費用が高騰とはなっていますが、冷静に考えるとM-1A2-SEP-V3エイブラムス戦車やレオパルト2A7戦車の取得費用が軒並み40億円前後となっている事を考えると、もっとそろえるべき。

軍拡は要らない、という、一部政党の主張があるのですが、せめて戦車や火砲は野田政権時代、民主党政権時代まで戻してはどうかと思う、ミサイル防衛という多額の費用を要する防衛力整備をほとんど防衛予算を据え置きして進めたために現状は厳しい。

戦車大隊、せっかく10式戦車は90式戦車よりも防御力を高めたうえで日本本土、本州の橋梁や道路を想定して軽量に抑えているのだ、師団戦車大隊というものを再編すべきだし、即応機動連隊は師団にはおかず旅団に集約して旅団を強化すべきだ。

10式戦車は改良が始まるとのことですが、乗員定数4名の74式戦車を2個中隊から成る戦車大隊の定員は250名、すると乗員3名の10式戦車から成る戦車大隊をもう少し潤沢に編成しておけば、少子化の現代、貴重な隊員を有事の際に砲火から守れる。

90式戦車、安倍政権時代と民主党政権時代や麻生政権と福田政権時代のミサイル防衛を否定するわけではない、日米の技術で完成させたキネティック弾頭はイランの中距離弾道弾を宇宙空間で撃墜した、しかし、その為に削られた装備は、補填せねばらない。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
本州の第一線部隊から戦車がひとつも無くなり戦車を観る機会も驚くほどに減りました。

機甲教導連隊の観閲行進が始まりました、連隊旗を掲げての前進、分かりやすく戦車連隊、という言葉を期待したのですが、連隊旗を掲げているのが16式機動戦闘車である通り、戦車部隊と偵察部隊と機動戦闘車の戦闘部隊から成る連隊です。

16式機動戦闘車、機動戦闘車中隊の観閲行進です。背景には10式戦車が見えるのですが、今や高速道路のサービスエリアなんかで目撃される事も多きなりましたこの16式機動戦闘車は陸上自衛隊の看板装備、派生型も次々と開発されており量産も間もなく。

24式装輪装甲戦闘車と24式装輪自走迫撃砲、名前はこの時点でそんな感じになるのだろうなあ、という段階ではありましたが、来年度の富士学校祭では普通科教導連隊に配備されている様子が見られるのだろうか、今年試作車は来ないのかあ。

装甲が薄いので戦車として運用する事は出来ない、と陸上自衛隊はこの装備の特性を強調しています。戦車であれば125mm戦車砲弾を近距離でも弾き返せるのですが、機動戦闘車は最初に当てないと、機関砲程度までしか耐える装甲を有していません。

MCV,キドセン、愛称は色々とありますが火器管制装置は10式戦車に準じる性能をのもの有する。もっとも、2022年の中部方面戦車射撃競技会では小隊射撃の成績で第3戦車大隊に負けているということですが。まあ、MCV射撃時が凄い豪雨だったのだけれど。

戦闘中隊の観閲行進です。二文字書くのが面倒だったのかな、と思われるかもしれませんが即応機動連隊を想定した部隊ではなく昨年度まで74式戦車を運用していた第4中隊の要員を以て編成され、偵察戦闘大隊の戦闘中隊を想定した戦術研究や教育を行う。

偵察戦闘大隊が全国で次々と編成されていますが、即応機動連隊に所属する機動戦闘車隊とは異なる運用だ、という事で偵察戦闘大隊戦闘中隊を想定した部隊という。装備している機動戦闘車は基本同じ、一部車両には冷房がついているようですけれども。

10式戦車の観閲行進、来年度予算で一両当たり14億円まで取得費用が高騰とはなっていますが、冷静に考えるとM-1A2-SEP-V3エイブラムス戦車やレオパルト2A7戦車の取得費用が軒並み40億円前後となっている事を考えると、もっとそろえるべき。

軍拡は要らない、という、一部政党の主張があるのですが、せめて戦車や火砲は野田政権時代、民主党政権時代まで戻してはどうかと思う、ミサイル防衛という多額の費用を要する防衛力整備をほとんど防衛予算を据え置きして進めたために現状は厳しい。

戦車大隊、せっかく10式戦車は90式戦車よりも防御力を高めたうえで日本本土、本州の橋梁や道路を想定して軽量に抑えているのだ、師団戦車大隊というものを再編すべきだし、即応機動連隊は師団にはおかず旅団に集約して旅団を強化すべきだ。

10式戦車は改良が始まるとのことですが、乗員定数4名の74式戦車を2個中隊から成る戦車大隊の定員は250名、すると乗員3名の10式戦車から成る戦車大隊をもう少し潤沢に編成しておけば、少子化の現代、貴重な隊員を有事の際に砲火から守れる。

90式戦車、安倍政権時代と民主党政権時代や麻生政権と福田政権時代のミサイル防衛を否定するわけではない、日米の技術で完成させたキネティック弾頭はイランの中距離弾道弾を宇宙空間で撃墜した、しかし、その為に削られた装備は、補填せねばらない。
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