イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

無防備になり、のんびり待つのは素敵!

2008-04-02 | 第四章「愛とゆるし」

 テンポの速い今の日本にあって、のんびりと待つことは、どうだろうか?国や文化の違いにより、30分待てる文化。12時間待てる文化。2-3日待てる文化があるように思う。

 個人でも、成育史からくるのだろうか、せっかちな人もいるが、おっとりとしている人もいる。私は、少し良くなったかもしれないが、元来せっかちである。

 そして、若いころはさほど気にならなかったが、最近せっかちは良くないなと思うことが多い。不思議なことに、スローの良さも最近見直されているように思う。

 こころの鎧かぶとを取り去り無防備になる。そして、ゆっくりと傾聴するとき。一番最初に待つことの重要性に気づく。相手の考える間を大切にする。こころの奥底を語るときは、当然ながらじっくりと考える必要があるからだ。

 他人の傾聴だけでなく、自分のことでも基本は同じだと思う。表層のなにか紋切型の思考の流れから自由になって、本音がでてくるのを暖かく待つ。

 人を待つこと。待ってくれる方が居ること。人生の豊かさは、そんなところにあるように思う。

<無防備論2/4>

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