人と出会うことは、不思議である。自分が非常に稀なこととして今存在し、ある人も存在し、それが不思議な縁で出会う。膨大な時空間の中で、二人が出会うことというのは、恐らく不思議なこと以上の何物でもないであろう。
そして、その人のお話を傾聴し、普通は語らないホンネを語っていただくことがある。
自分とは違う、成育史と環境の中で、せつせつとお話されるホンネは、自分の尺度で批判するのは簡単であるが、そんな尺度はどうでもよい、なるほどと納得する力がある。魂からの声なのであろうか?
自己肯定・他者肯定のスタンスの中で、ホンネのお話をお聴きすることができるのは、天使の歌声を聴いているようなものかもしれない。
ただ、現実的に考え行動する私たちの鋳型のような時空間は、自分の尺度やお相手の尺度の中で妥協をゆるされないことが多いようだ。
それは、世界地図の上の妙にいびつな国境線や、妙にはっきりした直線の国境線のようである。しかし、この不自然な国境線の中でも、人々は逞しく生きていることも確かである。
傾斜地を利用した花壇で花々が綺麗に咲いている!
<他者受容2/4>
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尚、このブログは「生き甲斐の心理学」を参考にしています。