昨年バザーで買ってきたというか、貰った特大のガラス食器。邪魔になるので早く処分してほしいという家族の声で、どうしようか使い道を考えたが、なかなかない。
片手で、その皿を天井のライトに突き上げた写真がこれである。
ガラスの中の小さな気泡が、星のように光って美しい。学生時代に読んだ、アクショーノフの「星の切符」を思い出したりした。さらに、サンテグジュペリのことを思い出し、手元にあった、「人間の土地」を読み始めた。
読みはじめて、最初のところに、次の言葉があった。「努めなければならないのは、自分を完成することだ、試みなければならないのは、山野のあいだに、ぽつりぽつりと光っているあのともしびたちと、心を通じあうことだ。」(新潮文庫、サンテグジュペリ著、堀口大学訳 8ページ)
今地球には66億人の人間が住んでいると言われる。私もその中の一人。狭いエゴの世界に縛られることなく、自分の中の尊厳というか核心というか、を大切にし、変なしがらみに埋没することなく、自由に生きてゆきたい。
そんなふうなことを熱く想った。
自己主張。単なるエゴのレベルもあるが、魂をはじめとする深い尊厳といったレベルもある。66億人の中の一人として、叫ばなければならないことがあるに違いない。
<自己主張4/4>
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尚、このブログは「生き甲斐の心理学」を参考にしています。