イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

嫌いな人を想うより、嫌いだと感じる自分を想う!

2008-04-09 | 第四章「愛とゆるし」

 公園の池に映る景色を観たり、写真に撮ったりするのが好きである。実像と、池に映る鏡像の関係は不思議である。池の水面が風で揺れ、さざ波が立ったりする。

 先日行った公園には、桜の花びらが沢山浮いていた。水面に映る景色と浮かぶ桜の花びらは何とも美しい。

 さて、許すということを考える時、共感することが重要になる。この時嫌いな相手を共感することは、なかなかできない。本音が嫌いなのに、共感することはできるだろうか?相手の方のことを考える、理性的に長所を考えたりしても、真に共感できるだろうか?

 生き甲斐の心理学の中では、共感しにくい相手のことを想い続けるより、嫌っている自分を実感することを大切にする。嫌っている自分の感情を生んだ、思考・感情・行動を理解し、「嫌うのも無理がないね・・」と共感することが次のステップになる。

 世の中のしがらみから解放されて、自分に共感できた時、今まで見えなかったものが見え始め、愛とゆるしの世界が近づいてくる。

 何が実像であるか、何が鏡像であるか、私たちの世界は不思議である。

<ゆるし4/4>

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