イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

理解することの不思議!

2008-04-03 | 第四章「愛とゆるし」

 心の鎧かぶとを脱ぎ去り、無防備でいるときは、人の話がより理解できる時でもある。相手の方の、話の筋道の他に、背後の感情などが観えてくる。そして体感的に相手の話が理解できる。

 それに対し自分の立場を考えたり、隙あらば・・・という自意識が強いときは、相手も必ず鎧かぶとを付け、互いに相手を理解することが表面的になってしまう。言葉がいたずらに飛び交うだけだ。

 相手を理解しようとする意志。考え方だけを追うのではなく、相手の感情をより理解しようとすると、何かが変わってくるように思う。

 言語は、最近の研究によると20万年前ころに人類に言語に関係する遺伝子が誕生したそうだ。生命の歴史を40億年とすれば、ほんの最近に言語が発達してきたわけである。確かに、生まれたての赤ちゃんも言語を知らなくても母とコミュニケーションができる。

 言語も大切だが、言語以外の感情の表現を考えてみたい。理解することの不思議さをもう一度考えてみたい。

<無防備論3/4>

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