イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

ルーツを考え幸せな気分に浸る!

2008-07-30 | 第八章「魂と聖霊」

 私も、昔はコンピュータ会社の仕事をしていた。システム・エンジニアの方とも付きあったが、親しくなると、きつい仕事の中でのどういうストレス発散をしているかという話がよく出てきた。

 その中で、ある方は地球が出来てからの年表を取り出して、しげしげと見るという話をされていた。長い46億年以上の地球の歴史から見れば、現在の辛いことなど、どっかにすっ飛んでしまうというのだ。

 確かに、現在を生きている私たちにとって、今を生き抜くことは結構大変である。また、両親に、人生の苦労話を聴いたりすると、本当に生きるのは大変だと思う。特に生死を彷徨うような戦争体験を聴くと、神秘的ですらある。

 昔、ルーツという小説がヒットし、私も読んだが、恐らく、自分の2世代、3世代、4世代前の祖先達も大変な人生を歩んだと思う。その過去のルーツへの繋がりが保たれているので今の自分がいるのだが、神秘的を通り過ぎて実感もわかないのが現状である。

 さて、自分の1000世代前の祖先の時代、2000世代前の祖先。現世人類を辿る研究が、最近遺伝子の研究等で、驚くべき事実が判ってきている。そんな研究成果をもとにした本も図書館、本屋さんに並んでいる。

 日本に最初に辿りついた、現生人類は、南インドのほうから、海岸伝いに来た説が有力である。勿論、その前は、アフリカから紅海を渡り、アラビア半島経由でインドに辿りついた。そんなことも、最近では定説になってきている。

 こうしたことは高々数万年の歴史の話であるが、生命40億年、地球も46億年、宇宙は137億年の歴史である。その歴史を想ったり、自分の存在を想うと、何となく自然体になり謙虚になれる。

 真夏の楽しい過ごし方でもある。

<日本2/4>

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