イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

多摩の縄文・マインド・ダイバー!(自分の中の神話 3/10)

2012-11-14 | 第七章「光と復活体」

 「大阪アースダイバー」(中沢新一著)を読んでから、一時沈静化していた縄文熱が復活してしまったようだ。

 6-7年前、「アースダイバー」を読んで、東京だけでなく今住んでいる多摩の第四紀地図などを妄想し、多摩センターにある「東京都埋蔵文化センター」に行き、縄文時代等の勉強をした。

 今日は、ふらふらと散歩しつつ、近くの神社の30,000年前とか縄文時代の地形を想像したりした。もちろん、地形や建造物は、時代によって変わっていく(海面が上がって大河が現れたり、神社が墓地になったり・・・)。

 しかし、起源や原型を探ったり想像すると、つまらないような風景もイキイキしてくる。

 これは、自分の感情の起源(原型)を探るに似ている。

 先日、ちょっと娘と喧嘩をしてしまったことを思い出した。ゆるせないという感情の起源を、少し冷静になって考えている。それは、自分がいつの間にか持ってしまった理想(~すべき)から来ていて、何か引っかかったのだ。

 そして、その理想を深く探ってみると、実は自分にとっても、どこか馴染んでいない未消化の理想なのだ。心理学的には、まだ、アイデンティティの統合が必要な部分ともいえる。そして、その起源は4-5歳のころの体験に根差していたり。

 しかし、その4-5歳の時の体験は、母だけでなく、祖先・・・ひいては数万年の歴史があったりするかもしれない。特に宗教的なこと、哲学的なことなどはそうだ。

 人間の脳は、ある時期急速に進化したようである。この10万年とかのレンジで考えると、殆ど大差ないようである。昔は、縄文人は原始人?のようで野蛮というイメージがあったが、間違ったイメージだ。当然ながら縄文人と現代人は文化は違うかもしれないが、思考能力は変わらないのだろう。

 

 自分の中の神話 3/10

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