イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

東京タワーはお好き?

2009-11-24 | 第二章「五感と体感」

 多摩に住み、多摩で仕事をしていると、都心に行くことはめったになかったが、最近月に一日は東京タワーに近くに行っている。

 東京タワーは、世界で一番高いというキャッチフレーズで、小学生のときは、うきうきしつつ2-3回登った。確か黄色い虫眼鏡つきプラスティックの定規を、記念に頂いた。

 今は、東京スカイツリーが世界二位の634mの高さを目指し建設中であり、来年には、今の東京タワーは日本一の座がら降りる。因みに世界一位はドバイにあるが、1000mの超超高層ビルも計画中ということである。

 日本でもナンバーワンよりオンリーワンなど、50年前には想像もしなかった、キャッチフレーズが注目を浴びるようになってきた。日本も成熟してきたのだろう。その中で、東京タワーも近い将来世代交代する。

 ちょっとさびしい気持ちもあるが、時代は信じられないような大きな変化に向かっているようだ。

 さて、この東京タワー皆さまは好きですか、嫌いですか?私は、ちょっと微妙だが、やはり好きかな。

(「五感から」 8/16)

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幼児と笑い!

2009-11-23 | 第二章「五感と体感」

 孫娘はまだしゃべれないが、いろいろな表情をしたりする。お腹が空いた、音でびっくりした、気持が悪い・・・さまざまである。幼いなりに、理想と現実のギャップの中で、様々な感情が行き来しているのだろうかと想う。

 何となく退屈だという表情もある。

 昨晩、そんな表情をしていたので、孫娘は室内犬と生活をしていることもあり、私が犬の真似をして、「ワン!」と言ってみた。笑った。なるほど、どうも犬と私を別のものと認知していて、私がワンというのが可笑しいと感じたんだなと(かってに推測し)感動した。まだ、一言も話せないが、どうも認知力は著しく発達しているようだ(祖父母ばかか?)。

 嬉しくなって、盛んにワン、ワンといっていると、流石に飽きてきたのか、前ほど笑わなくなってしまった。どのように感じているのだろうか(私を犬と再認知するようになってしまったのか)?

 しかし、笑いというのは、不思議である。

(「五感から」 7/16)

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神仏(聖なるもの)のイメージ!

2009-11-22 | 第二章「五感と体感」

 啄木に凝ってから、どういうわけか、精神分析の本を読み始めている。精神分析というとフロイドが無意識を発見したりで有名であるが、19世紀的な機械論的哲学を基盤とした学問も、随分進歩しているようである。

 「聖なるものの精神分析」(J.W.ジョーンズ著 玉川大学出版部)をゆっくり読んでいる。それを読みながら、自分の神仏のイメージについて想いを巡らしている。

 幼いころの神(私は母がカトリックであったため、カトリックの幼児洗礼を受けた)は、厳しい神、裁く神のイメージが強かったようだ。思春期を迎え、青年時代は、実際の父のように怖い神のイメージ(無神論的な時期であっても、そういうイメージはあるようだ)であった。それが、恐らく教会に行くことを躊躇わせ、やがて、忙しくなってきた成年期は教会から完全に遠ざかった理由だと思う。

 20歳台。関西に5-6年独身で生活したが、そのころ良く京都や奈良を見学した。優しいお顔の仏像・・・厳格な神ではなく、自分の聖なるもののイメージは、もう少し穏やかになってきたようであった。

 そして、40歳台後半のある日。自分の神仏(聖なるもの)のイメージは決定的に変わった。愛そのものの神のイメージである。カトリック教会に再度通いだしたのもこの時期である。

 還暦まで2年を切っている。この世で暮らす期間も今まで生きた期間より短いだろう。これから豊かに暮らすためには、豊かな神仏のイメージをもったほうが良いようだ。自分はどうだろうか?

 今日は生憎天候が良くないが、素晴らしい紅葉も見られた。天国からのプレゼントのようである。

(「五感から」 6/16)

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五感と体感を鍛える!

2009-11-21 | 第二章「五感と体感」

 五感と体感を大切にすることは、イキイキと生きる上でも、仕事をするうえでも、人間関係を上手にする上でも、大切なことだと最近つくづく想う。

 「生き甲斐の心理学」テキストには、五感と体感を最良に保つには自然体を保持することが大切だという。NPOの仲間も太極拳などを学ばれ、日々訓練に励まれているが、私は特にこれといったお稽古をしていない。個人的にはブログの写真が好きで撮り続けているが・・・

 サラリーマンを辞めてから、変則勤務的な行動をしていることが一つあるが、考えねばとつくづく思う。

 さて、まだ何とも言えない興味の段階なのであるが、最近啄木の詩に凝ってしまい、先日「啄木かるた」(奥野かるた店)を買った。吉田光彦さんの選、作品とのことである。10歳以上向けということで、孫と遊ぶにはあと10年かかるが(おそらく、待てない)、自分一人でしばらく楽しみたい。美しい絵札と日本が誇る短歌の名句。これで五感と体感が鍛えられるだろうか?

 何か感ずることがあれば、同好の会などに入ってもと妄想は広がる。しかし、自分は何が本当に好きなのか、このあたり(体感)が最も重要なのだろう。好き嫌いをはっきりさせること。

(「五感から」 5/16)

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不親切も一流の教育のうち!

2009-11-20 | 第二章「五感と体感」

 最近、等価変換創造理論の勉強をしている。昔読んだ本を読み返したり、定例会の報告書のバックナンバーを読ませていただいたりしている。20歳台の時に夢中に読んだ本を30-40年の期間をおいて読み直すのも楽しい。

 その中に、市川亀久弥著 「創造性の科学」(日本放送協会)があった。最初の50ページ位が写真や図ばかりのユニークな本を読み、やっと著者の「はじめに」に辿り着く。その中に、何回も同じものを読んだりしていると、新しいことに気付いたりするので、創造的不親切も大切にしているという記述があった。

 今の世の中、ビジネス的価値観(時にはビジネス原理主義?)が浸透し、短時間での判りやすさが当たり前、時間がかかること、あいまいなことは嫌われてきたようであるが、最近は少し風向きが変わりつつあるのかなと思うこともある。

 さて、昨日も勉強会で、「生き甲斐の心理学」を勉強した。このテキストは、U先生が書かれた147ページの本で、初版が2005年3月であるが、良い意味での創造的不親切にあふれた本である(このブログの左にアマゾンドットコムとリンクできる写真あり)

 こころの問題は微妙であり、かつ教育も、お仕着せの判ったつもりになる浅い知識ではなく、自分の体感で判る必要のある勉強なので、ちょっと何かなと思う箇所が多くなるのだと思う。

 5年近くこの本(とU先生に)に密着していると、「読書百遍意自ずから通ず」の意味が判ってくるが、それでもまだまだなようである。

 先日、上野の博物館で素晴らしい芸術に触れた後、見た噴水。夕焼けが迫り、池に映る姿は神秘的ですらあった。上野の噴水も今まで何回も見たが、これも新しい発見であった。

(「五感から」 4/16)

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