三重県立美術館に行ったついでに開館したばかりの石水博物館にも行ってきました。
ここは地域文化の振興と社会福祉活動の拠点として川喜田半泥子が昭和5年に設立した
「財団法人石水会館」を母体とし、川喜田家ゆかりの地である三重県津市の千歳山に
展示施設を新築、移転開館したもの。開館は5月10日なので、できたてホヤホヤ。
国道23号線から久居方面へ行く県道776号に入り、岩田池の手前を左に曲がった
細い道の先にあり、隠れ家的なところ。あらかじめ調べておかないと行けません(笑)。
建物は直線を基調としたコンクリート打ちっぱなしのモダンなもので、
茶の湯関係の展示品とはミスマッチ?。2階建てで1階は川喜田家の
コレクションを展示、2階は川喜田半泥子の茶陶と書画を展示しています。
半泥子の茶陶と書画については、以前、三重県立美術館の
企画展で見たことがあるものもありました。
茶陶や書画についてワタシはその良さがわかりませんが、
書『波和遊』(How are you?)に氏のユーモアを感じました。
過去のエントリー:2010.06.22 三重県立美術館『川喜田半泥子のすべて展』★4
石水博物館のHP:石水博物館
というわけで、今回は『堀文子展』にちなんだランチ(2,400円)をオーダー。
ヒマラヤに咲く【幻の花 ブルーポピー】をイメージして
~ポレンタのタルトレット~
色々な野菜マリネ ココナッツミルク風味
けしの実のチュイルとカレーオイル
ポレンタというのはとうもろこしの粉末の練り物のようです。
ティアドロップ型のものはたぶんピスタチオが使われていると思いますが、
ケシの実をトッピング。なかなか美味。カレーオイルも効いています。
34歳“軍鶏”
~天城軍鶏のクレピネット ブイヨン仕立て~
春野菜と堀文子が見た世界のエッセンス
メインは軍鶏肉のハンバーグですが、香味野菜やハムも入っています。
特に生姜が効いています。
ブイヨンスープが旨味を足しているという感じ。
皿の四隅には、パプリカ、モロヘイヤの粉末、ミックススパイス、
粒マスタードがあり、お好みでつけていただくという趣向。
モロヘイヤの粉末は味に関係なかったようですが(笑)。
~デザート“極微の宇宙に生きるものたち”~
色々なプティフールで表現して
珈琲または紅茶
トンボの型抜きのビスケット?がカワユイ。
デザートはひとつひとつ覚えていませんが、とにかく甘い!
ワタシは甘いのがあまり得意ではないので、今回は
コーヒーをブラックで中和しました。
行こう、行こうと思っていてようやく行ってきました。天気がいいと気分が華やぎます。
正直なところ、堀文子氏について全く知らないままこの美術展を観に行きました。
入ってすぐの作品はヘタウマのようにも見えるもので、そんなものかとも思ったのですが、作品を見ていくにつれ、とてつもない作家であると認識しました。
作風は日本画のものもあれば洋画のものもあり、さらに言えばあらゆる文化の作風を吸収し、試しているという感じでした。しかも、それが若い時代だけではなく、お年を召して以降も変わらないというところがスゴイ。ちなみに氏は齢93歳にしてご存命!
三重県立美術館の公式サイト:三重県立美術館
同 企画展:三重県立美術館/企画展
秋田県大仙市・八重寿銘醸(株)『美山錦 純米酒』
(980円/720mℓ)。
原材料名:米・米麹
原料米:美山錦100%
精米歩合:65%
アルコール分:15-16度
瓶裏のラベルには次のように書かれています。
秋田の酒造りは、山内杜氏により醸し出され、その
伝統の技は今も連綿と受け継がれています。
「美山錦 純米酒」は、酒の命である原料米に酒造
好適米「美山錦」を用いました。ふくよかで素朴な
心地よい米の旨味と香りをもった秋田の旨酒です。
かなり黄色味が強く辛口。ワタシ的には好みでも嫌い
でもなしの味ではありました。
同社公式サイト:ようこそ八重寿銘醸株式会社 "八重寿(やえす)" のホームページへ!
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1つ目は「日本酒義援金プロジェクト」。4月に始めたもので、全国の酒蔵53社、酒販店211店、飲食店336店が参加。
日本酒1本につき500円の義援金を設定。
4万本の義援金付き日本酒の販売、義援金2,000万円が目標。
義援金は酒蔵、酒販店、飲食店、消費者が一定割合ずつ負担、日本酒造組合中央会や日本赤十字社へ寄付。
飲食店で消費者が一合を飲むと20円負担。支援の証しとして「さかずきん」シールがもらえる。
日本橋の寿司店では、20円高くなるから注文を控えるのではなく、義援金対象の酒を選ぶという脚の方がむしろ多いとのこと。
プロジェクトチームの事務局長は、ずっと1年2年先も寄付できるかというと無理があるが、日頃の消費活動の中で無理なく寄付できるシステムが必要だとしている。
2つ目は福島県の矢吹町の酒蔵・大木代吉本店からのレポート。地震で酒蔵は全壊したが、製造ラインは助かったため、製造を再開。どの商品も放射能汚染をチェックした上で販売している。
ここでは「呑みボラ」(呑むことでボランティア)の助けを受けているとのこと。
これは日本酒愛好家などからなるNPO「酒蔵環境研究会」が日本酒を飲むことで酒蔵を支援しようと提唱した企画。
その第1弾として、この酒蔵の純米酒2本セット(5,000円)など約300セットを販売。
義援金は一律に集めて配るので、どこに使われるかわからないが、この企画なら日本酒ファンが酒蔵を支えることができると語っています。
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5月11日は名古屋で用事があったため欠席致しました。
5月は残り2週、スケジュール上、教室の予定が組まれていないので、5月の出席は0ということになりました。
秋田県横手市・浅舞酒造(株)の『天の戸 特別本醸造』
(1,029円/720mℓ)。
アルコール分:15-16度
原材料名:米・米麹・醸造アルコール
精米歩合:60%
香りは少ないですが、旨味と酸味のバランスがなんとも
言えない味でした。
同社公式サイト:秋田の地酒は「天の戸」-浅舞酒造株式会社-
同社は先の震災での特段の被害はなかったようで
なによりです。
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宮城県大崎市・(株)一ノ蔵の『一ノ蔵無鑑査 本醸造 辛口』
(836円/720mℓ)。
原材料名:米・米麹・醸造アルコール
精米歩合:65%
アルコール分:15-16度
ほんのりフルーティな香りがあり、味は辛口でございました。
同社公式サイト:HOME 一ノ蔵
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新潟県長岡市・柏露酒造『越乃柏露 純米酒』
(1,100円/720mℓ)。
原材料名:米・米麹
精米歩合:65%
アルコール分:15-16度
甘くも辛くもなく、スッキリとした味でした。
同社公式サイト:新潟長岡の酒蔵 柏露酒造
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青森県上北郡・桃川(株)の『おいらせ流 純米吟醸』
(980円/720mℓ)。
原材料名:米・米麹
精米歩合:60%
アルコール分:15-16度
飲んでみると、スッキリしていながら微妙に旨味が
感じられました。
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新潟県阿賀野市・越後桜酒造(株)『大吟醸 越後桜』
(980円/720mℓ)。
アルコール分:15-16度
原材料名:米・米麹・醸造アルコール
精米歩合:50%
飲んでみると、スッキリ感があるものの、酸味も旨味も
強く感じられ、結構好み。
常温でも美味しいし、ロックでもグー。
うちの近所のスーパーで買えるし、値段もソコソコ
なので、また飲んでみようと思います。
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青森県上北郡・桃川(株)の『純米酒 奥八甲田』
(980円/720mℓ)。
原材料名:米・米麹
精米歩合:75%
アルコール分:15度
どういうわけか、青森県の桃川のお酒はワタシの
身近でよく目にします。このお酒はイオン鈴鹿ベル
シティ店で購入しました。
黄色味がかっていて、普通に辛口。ちょっとワタシ
好みではありませんでしたけれど(笑)。
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宮城県加美郡・(株)田中酒造店の『真鶴 本醸造』
(1,180円/720mℓ)。
アルコール分:15-16度
原材料名:米・米麹・醸造アルコール
飲んでみると、香り少なめで辛口。
普通のお酒という感じでした。
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福島県郡山市・(有)渡辺酒造本店の『雪小町 吟楽』
(1,180円/720mℓ)。
アルコール分:15度
原材料名:米・米麹(福島県産米100%使用)
精米歩合:60%
飲んでみると、香りは控えめでやや辛口でした。
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岩手県盛岡市・菊の司酒造(株)の『七福神 純米酒』
(1,020円/720mℓ)。
アルコール分:15-16度
原材料名:米・米麹(国産米使用)
精米歩合:麹65%、掛65%
日本酒度:+2.0
酸度:1.7
飲んでみると、無色透明で辛口。旨味は少々。
ワタシ的には特に好きでも嫌いでもない味。
とはいえ、常温で1本空けてしまいました(笑)。
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