ここのところ料理をする意欲がなく、
ご飯にインスタント味噌汁に
プラス缶詰とか、プラス肉とか、
あるいはカップ焼きそばとかシリアルで済ませています。
さて、5日ぶりに真面目に料理しました。
といってもお手軽に炒め物ですが(笑)。
具材は豚レバー、キャベツ、ハナビラタケ、ピーマン、ニンジン。
まずフライパンで野菜だけをごま油で炒め、一旦お皿に取り出します。
続いて豚レバーを焼きます。火が通り過ぎると固くなるので、
弱火でじっくり色が変わるのを待ちます。
裏返して両面の色が変わったところで炒めた野菜を戻し入れ、
レバーに付属していた焼肉のたれをまわしかけ、
全体に馴染んだら完成。
食べてみたら、それなりに美味しかったのですが、
やはり豚レバーは火が通りすぎでした。
一方、ニンジンは火の通りが足りず、もう一息。
2週間の東京出張の後、撮影後の後処理が今日やっと終わりました。
それまではカップ麺とか、ご飯に味噌汁に焼き物1品的なお手軽食事でしたが、
ようやく普通に料理ができました。
今回は冷蔵庫のあり物から牛サイコロステーキと野菜の炒め物。
野菜はもやし、ピーマン、オクラ、ブナシメジ、ハナビラタケ。
全部をまとめて炒めてしまうとサイコロステーキが生焼けになる可能性があるので、
まずはサイコロステーキだけをフライパンで8〜9割がた火を入れて取り出しました。
続いて野菜類をフライパンに投入。ごま油で炒めて、ナンプラーも投入。
サイコロステーキをフライパンに戻して、オイスターソースを投入。全体に絡めて完成。
出来上がってみたら2人前ぐらいの分量になってしまったのですが、
意外にも全部ペロリと平らげることができました(ご飯・味噌汁等はナシ)。
味はまぁまぁイイ感じ。ピーマンがシャキシャキなのに対し、
オクラがネバネバ食感でいいコントラスト。
本当は国立西洋美術館のレストランで
『ル・コルビジュエ プレート』なる料理を楽しみたかったのですが、
あいにく結構な人が並んでいたので諦めて美術館を出ました。
で、新宿まで戻ってしばらく用事で歩き回った後は『KIRIN CITY』。
昼といっても3時前で、ランチタイム終了間際の店もあったので。
ここは絶対ビール飲めるし(笑)。
で、まず注文したのが『ハイネケン』と
「最上川ポークの冷しゃぶ ネギのピリ辛和え」。
それぞれ単品で注文すると1,160円ですが、セットで980円。
ビールにはグラスがつかず、ラッパ飲み。
冷しゃぶはそれなりに美味。暑い夏にグーです。
それだけでは足りないので追加注文したのが
「タパス盛合わせ4種」(680円)。
左から なめこマリネ、たこきゅう、ピクルス、ポテサラ。
酒のつまみとしてはなかなかグー! 野菜が多いのもグー!でした。
東京滞在でヒマなのも今日まで。
11時半までホテルでボケボケして、暑いさなかに出かけたのは
国立西洋美術館。『松方コレクション展』を観るためです。
国立西洋美術館:国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展
そもそも国立西洋美術館は松方幸次郎が集めた西洋絵画のコレクションを
収蔵・展示するために造られた美術館。
個別の絵を観たいというより、国立西洋美術館を設立するに至った
コレクションがどんなものかということに興味を持ちました。
ちなみに松方幸次郎は松方正義(明治期の日本において
内閣総理大臣を2度務めるとともに大蔵卿、大蔵大臣を
長期間務めて日本銀行を設立したり、金本位制を確立するなど、
財政通として財政面で業績を残した。Wikipedia)の息子で
川崎造船所(現・川崎重工)の社長で、第一次大戦時に
造船で巨万の富を得て、そのカネで西洋絵画を買いまくったそうです。
その数は3,000点にものぼるのですが、昭和金融恐慌により
造船所は経営破綻。コレクションの一部は売却されました。
さらにイギリスの倉庫にあった約1,000点の絵画は
倉庫の火事で焼失。また、フランスにあった絵画は
第二次大戦時に敵国所有物としてフランス政府に接収。
戦後、国立西洋美術館を設立することを条件に
「寄贈返還」(フランスは「寄贈」という表現にこだわった)。
しかし、特別価値のある作品は返還されなかったとのこと。
さて、前置きが長くなりましたが、コレクションは
モネ、ルノワール、ゴッホ、ピカソ、ゴーガン、セザンヌ、ロダンなど、
西洋近代美術のビッグネームがたくさん。
ワタシ的に気に入ったのは・・・
・チャールズ・ネイピアー・ヘミー『水雷艇夜戦の図』
・エドヴァルド・ムンク『女』
・ルノワール『アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)』
あたりです。
なかなか満足の展覧会でした。
JICAの後は新宿に立ち寄って、午後3時にはホテルに戻りました。
本当は美術展に行きたかったところですが、暑すぎてギブアップ(笑)。
明日に持ち越しです。
部屋で缶チューハイを呑んだくれて少し寝た後、TV。
22時ごろにごそごそと外に出て晩酌のお店探し。
で、結局、百人町交差点のところにある『大衆ラーメン酒場 桔梗』に入ることに。
24時間営業で、ラストオーダーを気にする必要がなかったので。
まずは角ハイボール(330円)。
「ワカウキン(ミャンマーのポークソテー)」(380円)。
揚げ焼きのようなポークトテーに何かのハーブが散らしてあり、
ケチャップのようなもの(ケチャップ?)にディップして食べます。
意外にもケチャップがいい仕事をしています。
自宅でもできそうですが、ケチャップとの組み合わせは新鮮でした。
「炙りレバー刺し」(480円)。
すりおろしニンニクとネギでいただきます。これも美味。
「シロコロホルモン」(550円)。
脂身の甘さがたまりません!
「ホッピーセット」(380円)。
こーゆー大衆居酒屋だとホッピーが似合います。
「つまみオクラ」(290円)。
オクラを麺つゆのようなものに漬けたもの。
このお店は野菜系のメニューが少ないので
コレを注文してみました。
「ヤンゴン玉子焼き」(480円)。
平べったく四角いオムレツのようなもので、
中には玉ねぎが入っています。
食べてみたら、味付けが結構濃いめ。
健康には悪いかもしれませんが、酒は進みます(笑)。
トータル2,980円。内容の割には安上がりに収まりました。満足。
JICAの『J's Cafe』でキューバ料理を食べた後は、
せっかくなので『JICA地球ひろば』の展示を見学。
ちなみにJICAという名称はよくTVで目にしますが、
「独立行政法人 国際協力機構/Japan International Cooperation Agency」
のことです。こんなところのビルに入るとは思いませんでした(笑)。
常設展的なエリアでは、世界の民芸品。
各国の民族衣装が着られるコーナーも。
とはいえ、中年のおっさんが一人で来て
コスプレする勇気なし(笑)。
展示コーナーには世界が抱える17の課題が紹介されています。
ここではディスプレイパネルの下に国のカードを差し込むと
その国の課題解決度がカラーライトで表示される仕組み。
日本は「4 質の高い教育をみんなに」が唯一の緑で、
5項目が赤。意外にも達成度は低いようです。
緒方貞子さん。人間の安全保障についてのスピーチビデオを拝見しました。
自国が自国の平和や安全などだけをしてはならないし出来ない、
グローバルに相互協力していくことが必要という内容でした。
教育。世界の多くの国々で教育が行き届いていないという内容。
教育が行き届かないと所得格差が縮まらないというデータも。
相互依存。ここでは主に日本で食べられる食材の多くが
海外に依存していることが示されていました。
もし輸入がストップしたら、コメとイモは十分だけれど、
肉や魚が今に比べて大幅に食べられなくなると示されていました。
世界の主食分布。
結構ワタシ的に興味深いブース。
コメや小麦、トウモロコシやイモが主食というのは
イメージできますが、「肉と乳」が主食というエリアもあり、
ちょっとビックリ。
健康医療。ここでは母子手帳を各国に普及させていることを示していました。
日本では現在、水道の蛇口をひねれば当たり前のように水が出ますが、
世界にはそうもいかない地域がいくらでもあり、
水の確保が日々の生活の大きなウェイトを占めるケースも。
JICAでは井戸ポンプの普及を進めているようです。
貧困。開発途上国では貧困であるために教育が受けられず、
教育が受けられないために、良い仕事に就けず、
病気にかかっても病院に行けず、貧困のマイナススパイラルが起こっているとのこと。
このような状況を打破するためには教育へのサポートが必要。
紛争。日本ではあまり報道されていませんが、
世界各地では紛争がいまも起きています。
現在、自国に住めず、海外に避難しているのは圧倒的にシリア人。
受入国の1番はトルコのようですが、難民対策には各国の支援が必要です。
熱効率の良いかまどの見本。
発展途上国にJICAが製作指導をしているようです。
マラリア蚊を入れないための蚊帳(かや)。
網目が4mmになっていて、糸には殺虫剤成分が練り込まれており、
5年間は効果が持続するそうです。
これを現地生産させ、現地の経済支援にもなっているようです。
帰り際に「国際協力適正診断テスト」。
一番上の質問に対する答えの穴にビー玉を落とすと、
次の質問にビー玉が落ちるという仕組み。
で、最初の質問は「捨て猫を見つけたらどうするか?」という内容。
「見なかったことにして、そのまま放っておく」
を選んで、そのままいくつかの質問に回答したら・・・
「国際協力は自分には関係ないと考えている、面倒臭がり屋のあなた
まずはせみなーやイベントなどに参加して、国際協力について
勉強してみよう!」と出てしまいました(笑)。
最初の質問で「捨て猫を連れて帰る」を選んだ場合は、
最終的に「正義感があり、慎重派のあなた。・・・
国際協力に役立つ資格を身につけよう!」でした(笑)。
今日ものんびり東京ライフ(笑)。
朝起きてテレビを見て二度寝して起きたら11時。
とりあえず国立西洋美術館にでも行くかと電車に乗り、
スマホで自分の行きたいところリストをチェックしたら、
『JICA地球ひろば J’s cafe』というのが出てきたので、
予定を変更してそこに行くことにしました。
公式サイト:JICA 地球ひろば 食のゾーン J’s Cafe(食堂)
参考にしたのは次のネット情報・・・
メシ通 | ホットペッパーグルメ
市ヶ谷駅で降りて結構な坂道を登って、防衛相を横目に見ながら
『JICA 地球ひろば』へ。徒歩約10分。
ネット情報通り受付で「食堂を利用しに来ました」と伝えると、
「GUEST」バッジを渡されたので胸につけて2Fの『J’s Cafe』へ。
『J’s Cafe』は言って見ればJICAの社員食堂であり、
ぱっと見 広くて空いていました。のんびり入口の写真などを撮っていたら、
突然、JICA職員が大勢なだれ込んできました。
つまり、12:00になったということ。おかげで大勢の職員の後に並ぶことに。
入場時間を15分でも早くしていればゆったり食べられたのに・・・。
『J’s Cafe』は普通の日本食も食べられますが、
週替わりエスニックランチセット、大使館お墨付きメニュー、
TFT(Table for Two)セット、M4R(Meal for ERefugees)セット
などがあるようです。
すでに2台の食券自販機には大勢が並んでいたので、
あまりのんびりと選んでいる暇もなく、
ワタシが選んだのは「エスニックセット」(650円)。
「ピカディージョ(キューバ挽肉炒め)」です。
本当はナイジェリアのサバのスープを注文したかったのですが、
食券機で見当たらなかったので諦めました(笑)。
また、あらかじめ場所取りしていなかったので、
一人席のカウンターは満席。料理の乗ったお盆を持ちながら
ウロウロしていて空席は4人席だけだったので
仕方なくその中の1つのテーブルに腰を落ち着かせました。
さて、「ピカディージョ」を食べてみると、なかなか美味。
日本人向けにアレンジされているのか、マイルドな味付けで、
カレーらしさを抑えたあっさり味カレーという感じ。
ライスは長粒米。久しぶりに食べました。
エスニック感を感じられます。
日本の短粒米に比べるとモチモチ感というか弾力は少ないですが、
違和感なく食べられました。
付け合わせのサラダはドレッシングがかかっていなくて、
配膳カウンターのどこかでかけられたのでしょうが、
しなかったので失敗。
スープは野菜コンソメスープ。
具材は玉ねぎ、ニンジン、キャベツ。
フツーに美味。
概ね食べ終わろうとしていた時に、
「相席いいですか?」と職員らしき人が訪ねてきたので、
もちろん「どうぞ」。でも相席もめんどっちいので、
職員が戻る前に全部平らげて、そそくさと席を立ちました(笑)。