IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

2023.12.03 【増税?ダメ♡絶対!デモ in 四日市】 & 山本太郎とおしゃべり会

2023年12月04日 00時10分59秒 | イベント・アートなど

首題のイベントに参加してきました。
前半は14時から1時間ほど四日市駅近辺の大通り・商店街をデモ行進。
後半は16時から2時間ほど、四日市市市民交流会館で山本太郎氏の演説と質疑応答。

【増税?ダメ♡絶対!デモ in 四日市】2023年12月3日(日) | れいわ新選組
【山本太郎とおしゃべり会 in 三重県・四日市市!】2023年12月3日(日) 16:00~ | れいわ新選組





前半のデモは13:30に四日市市民公園集合、ボランティアの方が参加者に幟やプラカード(のようなもの)を配り、
13:50頃からデモのやり方(コール&レスポンス)や注意点などを説明。





その後、山本太郎氏が登場して参加者に挨拶。たぶん警察への届出でキッチリ決まっているのであろう、
14時ピッタリにデモスタート。「サポーテッド・バイ・四日市南警察署」と言っていたのがちょっと笑えた。





ワタシは幟を持って行進したのですが、「風が強いのであまり高く上げないで」とか
「幟を真っ直ぐに立てて」とか注意されました(安全のため)。
車道を1車線使って行進するので、警察の方も同行。横断歩道や交差点などでは
信号優先になるので他の通行の迷惑にならないよう気を使っていました。





商店街を通って最後は近鉄四日市駅ふれあいモール前付近で解散。





後半のおしゃべり会の会場は四日市市市民交流会館という所。
16時までどこで時間を潰そうかと思って近鉄百貨店の中をしばらくうろうろしていましたが、
とりあえず初めて訪れる市民交流会館に行ってみるか、と。
グーグルマップでチェックしたら、四日市駅から15分もかかる! 慌てて会場に向かってすぐスタート。
会場に着いたのは15:20頃だったのですが、会場に参加者はチラホラ。
会場まで通りから参加者は少ないのかなぁと思っていたのですが、
16時前には立ち見ができるほどの満員に。たぶん200人は超えていたと思います。





さて、時間通りにおしゃべり会がスタート。
まず山本氏が参加者に挙手をさせてチェックしたのが「『れいわ新選組』についてどんな党か知らない人」。
意外と多くてちょっとビックリ。次いで「れいわフレンド」に登録している人、
「れいわオーナー」に登録している人、その他の人。その他の人が一番多かった。

その後、山本氏が5分ほどプレゼンした後は参加者との質疑応答。「質問したい人?」と挙手を促したら35人。
なるべく多くの人の質問を受けたいということで、質問は1人1つ。
全く政治に詳しくない人の質問も受けたいし、そのような人が置いてけぼりにならないように
「れいわマニア」の人とのマニアな質問にはバランスを取りたい、とのこと。

参加者の質問は「国会議員の任期はどれぐらいですか?」から「要介護者への支援対策は?」とか「自然災害時の援助は?」、
「政治には本当にカネがかかるんですか?」など。
これらに対する山本氏の回答は明快。方針が決まっていることには明確に答えるし、
決まっていないことには「答えを持ち合わせていません」と返答していて気持ちいい。

おしゃべり会の最後には「れいわフレンド」「れいわオーナー」登録のお願いとポスター貼りのお願い。
「ポスターを家に貼ると怪しい勧誘が来なくなる」とか、
「自宅がマンションの上階でも「アレは何だ?」と注目してくれる」と笑いを取っていました。





そして最後に「山本氏とのツーショット写真タイム」!
先着●名とか何時までとかでなく、希望者全員とツーショット。もちろん大行列。
ワタシも撮ってもらって握手もしてもらいました。弱小とはいえ、政党の党首にしては腰が低い!(笑)。
某政党党首ならボディガードがいっぱい付いて握手会なんてできないだろう(現実に事件があったし)。



こんな感じのイベントでした。


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2023.10.21 まずは品川のキヤノンギャラリー『高精細複製品で綴る 日本の美』

2023年10月21日 23時54分29秒 | イベント・アートなど

今回の上京の目的は、ワタシの東京在住時代の会社のOB会とスポーツクラブのOB会。
とはいえ、それだけのために上京するのはもったいないので、いろいろ詰め込もうとするワケです。貧乏人は。
で、まずは品川で降りてキヤノン プラザ S で新製品をいじってこようと思ったものの、行ってみたら
みたい新製品はいずれも品川のキヤノンにはないとのこと。「キヤノンともあろう大企業が自社の新製品を用意していなくてどうする?」
・・・と心の中では思ったものの、大人の対応で「あぁ、そうですか」と済ませたのだけれど。



とはいえ、怪我の功名というか、同じ施設の1階にあるキヤノンギャラリーSでは
『高精細複製品で綴る 日本の美』という展示をしており、せっかくなので見ていくことに。
超有名な屏風絵7点と襖絵・浮世絵各1点を(たぶん)原寸大で複製展示。







ギャラリーの外からみることができるのは『雲龍図』(曾我蕭白)。
縦1.65m、横10mあまりの巨大な襖絵。
ユーモラスな龍の目がお茶目な感じながら、全体の筆致は豪快で、
海外の美術館でなく日本にあれば国宝級ではないかという作品。
残念ながら、この作品はガラス越しの鑑賞となります。
(それにしても、指が写ってるやん。ヘタクソか!)




(撮り忘れたので、ネットから引用)
入室してすぐの作品が『江戸風俗図屏風』(菱川師宣)。
『洛中洛外図屏風』の江戸版といった趣の作品。
菱川師宣って、こんな作品も描いていたんですね。






菱川師宣と言えば『見返り美人図』。
他の屏風絵がデカいのでちょっと見劣りしてしまうかもだけれど、
間近に寄って見てみると、金箔の盛り上がりがハッキリわかり、
どのように複製したのか、その技法に興味が湧きます。







重要文化財『風神雷神図屏風』(尾形光琳)・『夏秋草図屏風』(酒井抱一)
『風神雷神図屏風』(尾形光琳)と『夏秋草図屏風』(酒井抱一)は
それぞれ別に評論・解説されることが多いと思いますが、
現物は同じ屏風の裏表であることを表現した複製画です。コダワリを感じますねぇ。





一方、尾形光琳の元ネタとなった国宝『風神雷神図屏風』(俵屋宗達)。
俵屋宗達と尾形光琳の『風神雷神図屏風』を同時に見られる機会は滅多にありません。
(以前、東京国立博物館で両作品の実物を見られる展示会がありましたが)
個人的には俵屋宗達の雷神の太鼓が画面からはみ出ているダイナミックさが好きです。
あと、いまだ残る疑問としては、風神・雷神が乗っている雲の素材が銀なのか鉛なのか・・・。










『樹下鳥獣図屏風』(伊藤若冲)。
若冲と言えば動植物の超絶精密描写で有名ですが、「枡目描き」でも緻密描写は健在。





国宝『松林図屏風』(長谷川等伯)。
これもまた、違った意味で日本の誇る美の一つの到達点では?
今回の展示ではこの作品だけ屏風にプロジェクションマッピングで
雪がしんしんと降り積もる様が映されていました。





重要文化財『竹に虎図襖』(狩野山楽・山雪)。
ワタシ的にはあまり思い入れのない作品ですが、
多分、見たこともないであろうトラを可愛く描いています。



この展覧会の良さは、ガラスなどに遮られることなく、絵の間近まで近寄って見ることができることですが、
ライティングも部屋を暗くして下からの照明のみで屏風絵を照らしていること。
たぶん、江戸時代の夜に絵を鑑賞するとしたら、こんな感じだったろうと想像することができます。

そんなワケで、実物ではないにも関わらず、感銘を受けた展示会でした。



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2022.11.04 MieMu『伊勢型紙 技をきわめる』

2022年11月04日 19時52分23秒 | イベント・アートなど



三重県立美術館のあとはMieMu(三重県総合博物館)で『伊勢型紙 技をきわめる』展。
企画展・常設展などは有料ですが、この展示は無料。





このエリアは撮影自由ということで何枚か撮影させていただきました。





「伊勢型紙」と言いつつ実際に作られていたのは三重県の白子・寺家エリア。
寺家はウチの隣町。小中学校の同級生の一人の親父さんが伊勢型紙の職人さんだったので、親近感アリ。













図案「たんぽぽ」。
たんぽぽの図柄はユニークですね。





図案「散り花」。
桜が散るところを図案にするところがナカナカ。





図案「扇流れ」。
雅びな図案ですねぇ。





図案「飛鶴」。
これまた雅びな図案ですねぇ。





これ、何だかわかりますか?
図案「大根おろし」。
大根おろしを図案にするって粋じゃないですか!
葉つき大根とおろし金が図案化されています。
今回見た図案の中でワタシ的にナンバーワン!!!







こんな感じで小さいスペースながらなかなか楽しめた展示でした。
どうせなら伊勢型紙をつかった手ぬぐいとか小物が売られていたらよかったのに。

今のMieMuのメイン企画展は『三重の円空』なのですが、
あまり興味がなかったのとどこかの小学校の課外授業で小うるさい小学生が
この展示会場にたくさん入っていったのを見て、観覧を止めました(笑)。



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2022.11.04 三重県立美術館『岡田米山人と半江』『三重の木の椅子展3』 

2022年11月04日 18時16分04秒 | イベント・アートなど



ミュゼ・ボンヴィヴァンでリッチなランチを楽しんだ後は
三重県立美術館『岡田米山人と半江』展。

岡田米山人は江戸時代の大坂の米屋でありながら書画のうまい変わり者。
津藩にその才能を買われ、子の半江と2代にわたり津藩の大坂屋敷に勤めることになりました。
一方、米山人と半江は、謎多き父子。出生地さえ諸説ある状況です。
江戸時代後期の文 人画家として高く評価されながらも、これまで開催された展覧会が極端に少ないのは、
その経歴に不明な点が多いことも無関係ではありません。開催された展覧会は1941年と1976年のわずか2回。
三重県では今回がはじめてとなる大規模な展覧会 とのこと。

正直なところ、父 米山人の山水画にはピンときませんでしたが(失礼!)、
酒を飲む自画像が2点あって、どちらも文人画家らしい楽しい画でした。

一方の半江は山水画が独特の筆致で興味深かったです。

あと、絵とは関係ありませんが、今回の展覧会はいつも常設展を行なっている2階を使用しています。
さらに2階の最後のエリアから階段で1階展示会場に移動するという流れはワタシの知る限り初めて。

1階では特集展示『生誕100年 元永定正展』もあり、一応拝見しましたが、あまりピンと来ず。

さらに1階の『柳原義達の芸術』はいつも2部屋使われているところの1つが
いつも2階の『常設展』で展示されている絵画のうち有名なものが展示されていました。





無料の県民ギャラリーではいつも受付で住所・氏名を書かされるのが面倒であまり入りたくないのですが(笑)、
せっかくなので入ってみたら、これがなかなか楽しかった! 今回は『三重の木の椅子展3』

三重県内の作家31組が三重の木で作った椅子の展示で、面白いのは実際に座れること!
現代美術展などで椅子が展示されることはありますが、見ることはできても座ることも触ることもできないですから。
直線的なベンチ(縁台)もあれば、尻のくぼみを削った椅子もあり、背もたれのあるなしなど、
バリエーションは多種多様。アンケートでどの椅子が気に入ったかを書くことになっていて、
来場者はみんな、アレがいい、コレがいいなどと座り比べていました。

ワタシ的には柱用の木を組んだような直線的なベンチ(縁台)や
尻のくぼみを鑿(ノミ)跡を残して削った椅子、キノコの形をした椅子が好みでした。


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2022.10.21 山梨県立美術館『縄文展』 

2022年10月21日 21時14分32秒 | イベント・アートなど



今日は仕事もなく山梨から三重に帰ればいいのですが、せっかくなので山梨県立美術館へ。





山梨県立美術館は芸術の森公園内にあり、美しい庭園です。





芝生の中央には佐藤正明作『BIG APPLE No.45』という作品が。
これはインパクト大で、シンプルに惹きつけられますね。
リンゴの表面全体にくぼみが刻まれているのも面白い。





あと、美術館内の大きな窓から富士山を眺めることもできます。





山梨県立美術館は常設でジャン・フランソワ・ミレーの作品がたくさん見られます。
撮影禁止なので写真はありませんが。
特別展は『縄文展』。山梨県は全国有数の縄文文化が発展した「縄文王国」だそうで。









『縄文展』は撮影OK。なので土偶やら土器やらをいろいろ撮影。
重要文化財に指定されているものが30点あまりありました。
まぁまぁ楽しめましたが、出来れば2・3点ぐらい触れるレプリカの展示が欲しかったかな。



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2022.08.09 ルーブル彫刻美術館★2

2022年08月09日 22時22分47秒 | イベント・アートなど





三重県立美術館『いわさきちひろ展』のあとはルーブル彫刻美術館。
三重県の美術館ですがこれまで未訪問。ヒマだったので行ってみました。
同じ津市ではありますが、三重県立美術館から数十分。山の中の美術館です。
入り口の大きな彫像に圧倒されます。

公式サイト:ルーブル彫刻美術館

ちなみにルーブル彫刻美術館の展示品はフランス・パリのルーブル美術館の収蔵物から
直接 型を取ったもので、趣旨としてはパリに行かないでもルーブルの美術品を見られるというもの。
先日行った『大塚国際美術館』と同じコンセプトだと感じました(規模は違うけれど)。





三重県立美術館『いわさきちひろ展』は結構な人出でしたが、
こちらは広い駐車場にクルマが2台。1台は美術館スタッフのクルマ?
つまりは来客はワタシひとり?(笑)。実際そのとおりでした。





入り口入ってすぐのところにツタンカーメンのマスク。
正直なところ、ワタシは東京で実物を見ているし、
なんならエジプト旅行の際にも実物を見ているので、感動はナシ。
むしろ、ツタンカーメンのマスク、背景に巨大な仏像、
サモトラケのニケ、得体の知れない巨大な壺という風景が
シュールな感じでした(笑)。







ミロのビーナスや自由の女神像の原型なんかもありました。







阿修羅像もあり、もうなんでもアリな感じ(笑)。
しかもワタシが見た阿修羅像とはなんか違う感じ。
ただ、背面から見ることができたのはヨカッタ。

過去のエントリー:2021.10.20 奈良観光その5 興福寺国宝館





個人的に見たかったものの1つが「ハンムラビ法典碑」。
社会科だか世界史かで出てきて名前は覚えているけれど、実物はどんなものか知らなかったので。
実物(レプリカ)は238cm。実物を見て特に感動はなかったけれど(笑)。




(サイズ感がわかるように手を出していますが、触ってはいませんよ)







個人的に見たかったもののもう1つが「ロゼッタストーン」(本物は大英博物館蔵)。
これまた社会科だか世界史かで出てきてよく覚えているのですが、実物(レプリカ)は95cm。
上段が「ヒエログリフ(神聖文字)」、中段が「デモティック(民衆文字)」、下段がギリシア文字だそうで。
これがエジプト文化の研究に大いに役立ったとか。かなり細かい文字が刻まれていました。





ところで、館内はエアコンでなく、業務用扇風機が使用されていました。
来場者が少なければ、エアコンよりも業務用扇風機のほうがコスパいいのかな?
なので館内は冷房があまり効いておらず、熱中症には注意が必要。





お土産のエジプトの猫の置物。30cm弱で65,000円。高い。
10cmぐらいの小さいものをいろいろとエジプト土産で買いました。





外へ出ると、カエルのオーケストラ。




『れすとらん味露』。
ずっと閉まっているようです。ホームページにも記載されていません。
まぁ、平日とはいえ客が1人では営業できませんわなぁ。



ルーブル彫刻美術館はこんな感じでした。





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2022.08.09 三重県立美術館『いわさきちひろ展 中谷泰を師として』★4

2022年08月09日 21時16分34秒 | イベント・アートなど



今週はヒマすぎて死にそうなので、久しぶりの三重県立美術館。
『いわさきちひろ展 中谷泰を師として』を開催中(8月28日まで)。

三重県立美術館のサイト:開館40周年記念 いわさきちひろ展―中谷泰を師として





ワタシと いわさきちひろ との出会いは小説『窓際のトットちゃん』(1981年/黒柳徹子 著)の表紙。
1981年ということはワタシが高校1年ということになりますがが、当時 一家に一冊という感じで売れていました。
内容はほとんど覚えていないです(笑)。ただ、戦時下なのか戦後なのか時代は忘れましたが、
「お昼のお弁当には海のもの(食材)と山のものを1つずつ入れてもらってください」という先生の指示のシーンだけ覚えています。
食糧難の時代に児童の間で弁当の貧富の差を感じさせない先生の工夫。
海のものは魚でもいいし、昆布の佃煮でもいい。山のものは肉でもいいし梅干しでもいい。

東京在住時代には、大学生の頃に一度、『いわさきちひろ絵本美術館』を訪れたことがあります。
ちひろ美術館のサイト:世界初の絵本美術館|ちひろ美術館・東京

住宅街にあって、建物も比較的コンパクトだった印象。
いわさきちひろの原画は小さいものが多かったので、ちょうどいい感じに思った印象があります。

さて、本展。いわさきちひろの初期のスケッチから晩年の作品までを網羅するとともに、
三重県出身の画家 中谷泰 を師として活動・交流していたことを
作品や手紙を通して展示しているところが三重県立美術館らしい内容。

今回、特に印象が強かったのが、戦争をテーマにした絵の数々。
モノトーンで子供たちを描いているのに、子供は銃を持っていたり、
あるいはおねえちゃんが弟をおんぶして歩いているけれど、はだしだったり。
そして、どの表情も悲しげ。よく見ないとただの綺麗な作品と思ってしまうけれど、
なかなか深い作品群でした。









企画展の最後のエリアでは、家族で楽しめるブースが2つ。
1つ目は正方形の床を歩くと、歩いた場所にいわさきちひろの水彩画のような
グラデーションのついた色のついた水滴が床に描かれるという体験コーナー(写真ナシ)。

もう1つが上の3枚のように、いわさきちひろ風ウォーターカラーのスクリーンに
自分の姿が白いシルエットとして抜かれる体験コーナー。



ところで、三重県立美術館に来たら、『ミュゼ・ボンヴィヴァン』でランチというのがワタシの定番なのですが、
ランチスタートの11:30に行ったら、予約客だけで満席とのこと。平日にも関わらず来場者が多かったので
嫌な予感がしたのですが、当たってしまいました。今日のリッチなランチは諦めました(悲)。




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2022.07.27 徳島観光(その1) 大塚国際美術館

2022年07月27日 22時38分05秒 | イベント・アートなど

徳島への出張撮影の仕事、7月25日はバドミントン団体戦(準々決勝〜決勝)の撮影で、次は28日の個人戦(準決勝〜決勝)のみ。なので26・27日はオフ。

26日はレンタカーを借りて大塚国際美術館と鳴門の渦潮観光あたりを考えたのですが、いきなりレンタカー店に行ったら、クルマはあるものの、「今すぐ出せるクルマはありません」と断られてしまい、ホテルに戻って残務処理をして1日を潰しました。

で、27日はレンタカーを使わず、路線バスを利用して大塚国際美術館と鳴門の渦潮観光に。徳島観光なら大歩危小歩危とか祖谷のかずら橋といったスポットも見てみたいところですが、徳島駅から2時間ほどかかるので、今回は諦めました。

朝(というか昼前)のんびり11:50発の路線バスに乗り、約50分後に大塚国際美術館。料金は720円(現金のみ)。


大塚国際美術館は小高い山の上に建物が建っていますが、入り口は地下4階(?)。料金は大人3,300円と結構お高め(現金のみ)。


入り口から地下3階への長いエスカレーターを降りると、システィーナホール。ここで度肝を抜かれます。




西洋絵画が古代・中世・ルネサンス・バロック・近代・現代と階を上がるごとに観ることができます。全部観て回ると4kmにもなるようです。
絵画はいずれも原寸サイズの陶板複製。オリジナルではないのが残念というところはありますが、ゴッホの『ひまわり』が7枚揃って観られるとか、フェルメールの名画が一堂に会して観られます。


TVアニメ『フランダースの犬』の最終回に出てくるルーベンス『キリスト昇架』も。








そもそも、『モナリザ』から『ヴィーナスの誕生』、ピカソ、ルノアール、・・・とあらゆる名画を一堂に会して観られるのが大塚国際美術館。






朝食を摂っていなかったので、14時ごろに『Café de Giverny』で「ヴィーナスカレー」(1,100円)とスーパードライ(500円)。
モネの睡蓮を模した人口池の前のテラス席でいただきました。
「ヴィーナスカレー」はボッティチェリの『ヴィーナスの誕生』をモチーフにしたものと思われますが、カレー自体はたぶん『ボンカレー(中辛)』(笑)。サラダとらっきょう付き。カレーにはホタテのフライ、蓮根、ズッキーニ、ヤングコーン、小エビなどが添えられており、女性好みな感じ。まぁ、それなりに美味しかったです。

ずっと観て回るとさすがに疲れました。3,300円の入場料に納得しました(笑)。



おまけ。館内の自販機は当然ながら大塚食品のドリンク類でした(笑)。




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2022.03.08 三重県立美術館 『春をまちわびて』 

2022年03月08日 20時43分12秒 | イベント・アートなど



三重県立美術館 『春をまちわびて』展 に行ってきました。

三重県立美術館のサイト:コレクションによる特別展示 
春をまちわびて 美術から考える自然との調和(=エコロジー)




正直なところ、特別観たい訳でもなかったのですが、ヒマで仕方なかったので(笑)。

まずビックリしたのが観覧料が500円! フツーは1,000円超ですが。
それは三重県立美術館の自前の収蔵品で構成しているからでしょう。

次に気がついたのが入場してすぐの「はじめに」とかの文章パネル。
これまでは明朝体で文字が組まれていたように思いますが、
毛筆体に近い感じの太丸ゴシック体でした。
ネットの記事か何かで読んだのですが、人によっては明朝体は読みづらいのだとか。
だからそれに対応したのかなーと。ただ、作品1点1点の表示ラベルは従来通りの明朝体でした。



さて、『春をまちわびて』展ですが、ワタシ的には無理クリな企画のような感じではありました。
「エコロジー」をキーワードにしていて、風景画、人間(人工物・文明)が入った風景画などが展示されていましたが。
いっそ「エコロジー」抜きで「春をまちわび」る感じの冬から春にかけての作品でまとめたほうが良かったような気がしました。

三宅克己『箱根双子岳』は単純に自宅に飾ると落ち着いて見られる風景画だと思いました。



次いで常設展。三重県立美術館は常設展をしっかり観るのがワタシのルーティーン。
シャガール、ダリ、ルノワール、ルオーなどの有名画家の絵が見られます。
今回は三重県立美術館の顔とも言えるシャガールの『枝』とともに
版画集『サーカス』の12点が壁一面にディスプレイされていたのが印象的でした。





あと、小林研三という三重県の画家の作品群が絵本のイラストっぽくてイイ感じでした。



こんな感じで、メチャクチャ感動したわけではありませんでしたが、
十分な暇つぶしにはなりました(失礼!)。コスパも良し。




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2021.10.20 奈良観光その4 奈良県立美術館『森川杜園展』

2021年10月20日 15時32分27秒 | イベント・アートなど





正倉院から奈良県立美術館へ。
途中、奈良らしい道路標示や下水道のフタを発見。







奈良県立美術館『森川杜園展』。
特別興味はなかったのですが、せっかく奈良に来たのだからと入ってみました。

森川杜園は江戸時代末期から明治時代に奈良人形(一刀彫)の制作を中心に活躍した奈良出身の彫工。
正倉院宝物の模写や模造にも取り組んでおり、それらの展示に興味が惹かれました。

奈良国立博物館の『正倉院展』を見ることはできませんでしたが、
「檜和琴」など模造品とはいえ間近で見ることができたのは望外の喜び。

特にビックリしたのが「正倉院御物 蘭奢待」。天下第一の名香と謳われる香木。
コミック『信長のシェフ』で織田信長が蘭奢待の一部を切り取らせることをめぐり
ストーリー展開していたのでよく覚えています。
教科書よりもマンガのほうがよく覚えていますよね(笑)。
で、模造品は鹿の胴体ぐらいの大きさ。もっと小さいものだと思っていたのでビックリ。
ただ、実物は長さ156.0㎝、最大径42.5㎝、重量11.6㎏と、もっと大きいようです。

こんな感じで、意外にも楽しめた特別展でした。

ところで、森川杜園は鹿の一刀彫や絵をたくさん残しているのですが、
どれも鹿の子斑点の彩色がほどこされています。
しかし、奈良公園の鹿はみんな茶色一色なのはど〜して?



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2021.02.18 三重県立美術館『ショック・オブ・ダリ』展★3

2021年02月18日 16時18分25秒 | イベント・アートなど



コロナになって以来、超・久しぶりに美術展に行ってきました。
三重県立美術館『ショック・オブ・ダリ』展。

ダリはワタシの中では好きな芸術家の上位5位には入っているので、
三重県で開催されるとなれば、行かないわけにはいきません。





エントランスにはSNS向けのセット。
唇のソファには座って撮影してもいいようですが、
独りで来ているので、ただセットを撮影するだけ(笑)。
2人以上で来た場合、撮りっこしたりセルフィーしたりが
一つのイベントになるのでしょうが・・・。



さて、本展。(公財)諸橋近代美術館蔵の作品をメインとした展示で、
第1部 サルバドール・ダリの世界
第2部 ダリは日本にどう知られたか?
第3部 日本の前衛 影響の広がりと新たな絵画言語の探求
という構成。ダリ本人の作品紹介だけでなく、
日本への影響を紹介したという点ではちょっと面白い内容。



正直なところ、シュールレアリズムは抽象画とともに
ワタシにはわかりづらい分野の芸術。
解説を読まないと理解できない作品多数。
解説を読んでも理解できない作品多数(笑)。



ワタシ的に印象に残ったのは、『ダンス(ロックンロール)』と『蛸』。

『ダンス(ロックンロール)』はシンプルな構成でわかりやすい。
ただ、男性が女性の首をつかんでいるのはどう読み解けばいいの?

『蛸』はひょっとして「魚拓」? 人間の脚とかは描かれているけれど。
そういう意味で、他の作品とは違う作品ですね。



ワタシ的には東京・秋葉原のミナミ美術館の『ダリ 宝飾展』から、
それを丸ごと移行したと思われる鎌倉・ダリ美術館の展示が
あまりにもインパクト大だったので、今回の展覧会は
インパクト小(笑)。でもまぁ、良しとしましょう。



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2020.02.14 三重県立美術館『三重大学 教育学部 美術教育コース 卒業終了展 '20』

2020年02月14日 15時46分48秒 | イベント・アートなど



久しぶりに三重県立美術館へ。今回は企画展や常設展ではなく、
『三重大学 教育学部 美術教育コース 卒業終了展 '20』を観るのが目的。
県民ギャラリーで2月16日まで開催されているもので、入場無料。







「なつまつり」(三林 実乃梨)

個人的に一番興味を持った作品が飛び出す絵本3冊のうちのコレ。
本が縦開きというのも斬新だし、飛び出るモノもなかなか凝っていました。







「猫猫鳴々」(有木 柊成)

小さな猫の絵やらその他の絵などのコラージュで巨大な猫の絵。





「朧月夜」(作野 光祐)

テラコッタで作ったベッドに眠る羊。
「眠る」と「羊」の組み合わせは安易な気もしますが、羊がカワイイ。





「Gato」(片岡 真希)

ブースの一角を模様入りの紙で貼りまくった作品。
写真ではよくわかりませんが、人型の針金のようなものにも貼り付けています。





「てつなごう」「しんじゃえ」(渡邉 この佳)

「床の作品です。ぜひ上を歩いてお楽しみください。」とあったので歩いてみましたが、
ちょっと意図不明(笑)。踏むと場所によって硬かったり柔らかかったりすると面白かったかも。





「向かう先に」(稲垣 貴也)

テラコッタのアンキロサウルスやステゴサウルスなど。皮膚など、まぁまぁ精密に作られています。







(福村 飛鳥)

たくさん作品がありましたが、松ぼっくりの作品がワタシ的に好き。





「女」(堀口 七瀬)

マンガタッチの女性の似たような顔がたくさんあり、
左右でどれかがペアになっている遊びでもあるのかと探してみましたが、
どうやらそうでもなさそうです(笑)。





「おそくおよげばよかった」(加藤 仁美)

意味不明。共感できず(失礼!)。







「未来」(竹好 佳苗)

中央の人物の顔がマンガの絵。上の2作品ほかもマンガの絵で人物を描いていますが、
それは「あえて」なのかな? もし普通に描けないとしたら、ちょっとガッカリ。





アンケートボックスはかわいくデコレートされていました。



ところで、今回の展覧会のテーマは「たこやき」だそうですが、
それを感じられる作品は一つもありませんでした!

(画面の横縞のムラはワタシのシャッター速度の設定ミスです)

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2020.01.13 MieMu『1960年代の熱気を未来につなぐ』 

2020年01月13日 19時13分59秒 | イベント・アートなど



超・久しぶりにMieMu(三重県総合博物館)に行ってきました。
企画展『1960年代の熱気を未来につなぐ』を観るために。
高度経済成長期の時代を振り返る企画展で、
当時の生活文化をモノを通して回顧したり、
鈴鹿サーキットの建築や近鉄名古屋線の線路拡幅工事を紹介しています。











まずは入り口を入ってすぐの「スバル 450」(左)と「スバル 360 カスタム」。
「てんとうむし」の愛称の懐かしいクルマですが、
色々なバージョンがあるのに気づかされました。

現代の軽自動車の外装だけ復刻したら結構人気出るのでは?







「ダイハツ ミゼット」(右)と「東洋工業 マツダ K360」。
子供の頃にたまに見た記憶が。





鈴鹿サーキットのコース案の変遷。
こんなにコース案の変遷があったのかとビックリ。
それにしても、最初の2案はかなりの難コース(笑)。





近鉄名古屋線の軌線拡幅工事(1959年)の紹介。
本来、近鉄設立50周年事業として1960年に行われるはずでしたが、
伊勢湾台風で線路が大規模に損害を受けたことを機に、
前倒しで工事を行なったとのこと。











拡幅工事の記録ビデオが上映されていました(約40分)。
建築や鉄道の専門用語がたくさん出てきて一部 理解できない部分もありました。
伊勢湾台風直後の状況も(ワタシには初めて)動画で見ることができました。
昨年は北陸新幹線の基地が台風で水没するというニュースがありましたが、
60年前には三重県でも同じようなことが起こっていたのだなぁ、と。

伊勢湾台風による被災の修繕工事は別として、
拡幅工事の本工事自体はわずか10日程度で行なったとのこと。
当時のことなので、もちろんほとんど人力だったのがスゴイ。

なお、この記録ビデオで当時の伊勢中川駅の役割がよくわかりました。
当時の近鉄大阪線はレール幅が広く、名古屋線は狭かったため、
直通運転ができず、電車を乗り換える切り替えポイントになるのが伊勢中川駅だったとのこと。
今でもその名残がありますね。





拡幅工事に併せて(拡幅工事前に)導入された初代ビスタカー(10000系)。
ワタシはこの車両を見た記憶がアリマセン。





修学旅行などの貸切専用の「あおぞら号」。
ワタシも乗車したことがあります。
今の車両は白地に水色になっているようですが。





変わって、当時の生活を顧みるコーナー。「家電が普及する前のくらし」。
ワタシが子供の頃、ウチにも親戚の家にも火鉢がありました。
部屋の中は寒く、手先だけ温めることができました。




「家電が普及した後のくらし」。
家電の導入をメインにディスプレイされていますが、
石油ストーブが冬にはありがたかったです。
もちろん電気コタツは大活躍でしたが。





ウチにはなかったと思いますが、親戚の家にもあった竃(かまど)。
薪をくべて煮炊きしていました。ガスコンロの導入でなくなりました。





学校関係では「収納付き児童机」。
ワタシが通っていた小学校は当時3棟あって、
一番古い校舎にはこの机がありました。
卒業するまでには無くなっていましたが。





「ガリ版刷り」の道具。
主に先生が使っていて、児童が使うことはあんまりなかったと思います。
でも、鉄筆を使った記憶もありますね。





「折り畳み木琴」。ワタシも(みんなも)使っていました。







別エリアでは「東京2020オリンピック 聖火リレー開催」。
今年のオリンピックで走る人の紹介や、
1960年の聖火リレーで着用したウェアやトーチ、シューズの展示など。



こんな感じで、昔を懐かしむことができる展示でした。

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2019.11.23 東京・渋谷 Bunkamura ザ・ミュージアム『リヒテンシュタイン公爵家の至宝展』

2019年11月26日 01時21分04秒 | イベント・アートなど



昼過ぎに東京駅近くで蘭州ラーメンを食べた後、
ホテルのチェックイン(16時)までの時間を潰すため、
渋谷 Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されている
『リヒテンシュタイン公爵家の至宝展』を観ることに。

公式サイト:建国300年 ヨーロッパの宝石箱リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展 | Bunkamura



ものすごく観たかった展覧会ではありませんが、
月曜日だったため、ほかに観たい展覧会がなく、消去法的に(笑)。
ホテルへのターミナル駅だったのも理由の一つ。





本展覧会では、肖像画や風景画・宗教画などが多数展示されていましたが、
東洋の磁器(中国の景徳鎮や日本の古伊万里など)に金などの装飾品を加えたものが
「西洋と東洋の出会い」として紹介されていて、興味深いものがありました。

なお、後半の展示エリアでは写真撮影が可能で、
みなさんカシャカシャと撮影しており、
ワタシも一応撮ってみました。
美術館もSNS拡散のためにいろいろ考えざるを得ないようです(笑)。



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2019.11.13 名古屋市美術館『カラヴァッジョ展』★2

2019年11月13日 23時56分38秒 | イベント・アートなど



今日は午前中はバドミントンをして午後は名古屋へ。
メインイベントは日が暮れてからのソニー・プロサポート懇親会への出席なのですが、
とりあえず名古屋に着いたのが15:30頃。
懇親会が19:00からなのでヒマつぶしのために名古屋市美術館へ。
名古屋市美術館は地下鉄のどこの駅からも遠い場所にあるので、
普段は名古屋駅から徒歩で延々歩いたりしているのですが、
17時に閉館になることと足の親指の巻き爪が化膿して痛かったので、
名古屋市美術館まで初めてタクシーを使いました(1,170円!)。



さて、『カラバッジョ展』。

公式サイト:【公式】カラヴァッジョ展|札幌・名古屋・大阪 巡回展



おどろおどろしい絵と本人の奇行が伝説めいているようですが、
正直なところ、あんまり響きませんでした。
特に描いている内容がキリスト教の新約聖書に材を取ったものが多く、
それを知らない日本人のワタシにとっては親しみが持てません。
(もっとも、日本の古典を題材にした日本美術もチンプンカンプンですが。爆)

むしろ、特別展のチケット購入で入場できた常設展の方が
ワタシには興味深い絵をたくさん観ることができました。
特に藤田嗣治『夢』はワタシ好みでしたし、
アメデオ・モディリアーニ『おさげ髪の少女』は名古屋市美術館収蔵品の花形。
マリー・ローランサンの『サーカスにて』も好みの絵。


16:40頃には美術館を出ましたが、その後、栄の中心地まで徒歩移動。



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