今日も夕食はパスタですが、ちょっと凝ってfarfalle(ファルファッレ)。
酒量販店で購入したファルファッレは del VESUVIO(デルヴェスヴィオ)社製(イタリア)。
500gで398円+税でした。ファルファッレを買うのは初めて。
ファルファッレはファルファーレとも表記されるようですが、
チョウチョのようなパスタ。というか、調べると《farfalla(チョウ)の複数形》とあります。
つまり、チョウという名のパスタ。
それにしても、イタリアの言葉って日本人には喋りづらい単語が多いですね(笑)。
パスタソースはオーソドックスに『マ・マー パスタキッチン ミートソース』。
ファルファッレは指定通り7分で上げたのですが、
ちょっと不満の残る噛みごたえ。もう少し茹でたほうが良かった感じでした。
「今日からゴールデンウィーク」とニュースで盛んに言われていますが、
ワタシは特にどこに行くでもなく、ウダウダと過ごしています(笑)。
そんな今日の昼食はパスタ。パスタソースはレトルトで手軽に。
パスタはウチからクルマで20分ほどのところにある酒量販店で見つけたもの。
DeCecco(ディチェコ)というイタリアのブランドで、パッケージから見るに1886年創業。
「Fettuccine all'uovo(フェットチーネ)No.303」とあり、
この会社は番号で製品を管理しているのでしょう。
店には他にもたくさんの種類のパスタが陳列されており、
「Capellini(カッペリーニ)No.9」とか、シャネルの香水 No.9 みたい(笑)。
「Fettuccine all'uovo(フェットチーネ)No.303」は250gで398円。
普通のフェットチーネは平らで直線的な乾麺を束ねてパッケージされていますが、
これは25g分の麺をインスタント麺のように丸くからめた状態の乾麺が10個。
この商品を1個しか買わなかったので、今日は4個で1人前分作れましたが、
あと2回は75gが2回となりそうです(笑)。
麺の表面がデコボコというかザラザラしています。
この丸くからめた麺のいいところは、そんなに大きな鍋でなくても茹でられること。
ストレート麺のフェットチーネを茹でるときは大きな鍋でないと
茹でムラができそうですが、この麺なら鍋の湯を有効利用できます。
ちなみに茹で時間は7分。
あと、この麺はデュラム小麦のセモリナのほか、卵も使っていて、
麺はゆでるとかなり黄色みがあります。
パスタソースはハチ食品(株)『パスタボーノ ポルチーニと生クリームのウニクリームソース』(95円+税)。
ウニエキスのほか、ポルチーニ茸、白ワイン、チーズ、生クリーム、
マーガリン、にんにくペースト、あさりのエキス、アンチョビペーストなど、
様々な材料が使われているようですが、原形をとどめないクリーム状になっています。
そこそこの味ですが、ちょっと商品名への期待からははずれてしまいました(笑)。
まぁ、95円+税なので、文句言うのは筋違い?(爆)。
昨日、とあるテレビ番組で『イカゴロ鍋』なる料理が紹介されていたので、
試しに作ってみました。
テレビ番組のレシピでは、イカのキモを醤油とみりんで漬けておき、
それを味噌と合わせてだし汁にします。
具材はキャベツ、イカ、ニラ。さらにバターをトッピング。
それらを全部鍋に投入して5分間煮れば完成。
というワケで、昨日あるスーパーに行ってスルメイカを買おうとしたところ、
胴とゲソが分離されていて、胴が凹んでいました。
つまりワタが抜かれているということで、
普通のお客さんには下処理されていて便利なのでしょうが、
今回のワタシの料理には全く向かない素材というワケでパス。
改めて今日、別のスーパーに行き、ちゃんとワタの入ったスルメイカを購入。
まずはキャベツをカット。1/4を使用。
葉脈の太い部分は捨てずに3つに薄切りにして鍋に投入。
イカをさばくのは久しぶりで、かなり手間取ってしまいました。
目玉をつぶして汁を飛ばしてしまったり、
イカスミ袋をつぶして食材がスミまみれに(笑)。
テレビではイカワタは醤油とみりんで漬け込んだものを使用していましたが、
面倒なので、それらと味噌・水を直接混ぜました。
全ての素材は大きめのフライパンに投入し、蓋をして5分煮込み、完成。
出来上がりはキャベツの体積が思ったよりも小さくなっていました。
実際に食べてみると、キモが効いていてコク深く感じられましたが、
味噌の分量がちょっと多過ぎたようでした。
なにしろ、分量はすべて目分量!(爆)。
レシピにあったバターを入れるのを忘れました!
とはいえ、そこそこの味だったので、次回はもっとうまくできそうです。
三重県立美術館で企画展『空飛ぶ美術館』を観たあとは、併設フレンチレストラン
ミュゼ・ボンヴィヴァンで『空飛ぶ美術館 特別ランチ』(2,500円)。
・・・というか、このランチを食べるために企画展を観たのでありますが(笑)。
メニューはこんな感じ。
~白い雲をイメージして・・・~
白い野菜のクレーム・レジェール
カニとハナビラ茸の茶巾包みを浮き身に
お皿を供されて、まず美味しそうな香りに惹かれました。
中央はカニとハナビラ茸をキャベツで巻いたもの。
ナイフで切ってみると、ほんの少しのカニの身(笑)とたっぷりのハナビラ茸。
ハナビラ茸の独特の歯触りというか噛みごたえがイイ感じ。
「クレーム・レジエール」はふんわりと軽いクリーム、というような意味だそうです。
使われているのはジャガイモとタマネギ。
塩がやや強めでしたが美味。ただ、スープと言うほどの量がなく、
皿の表面を飾っている程度。
なお、前菜のお皿は放射状の線が綺麗なのですが、
この線に凹凸があり、スプーンですくうと
ガチャガチャと音がしてちょっとイマイチ。
パンとオリーブオイル
いつもは前菜が出る前にパンが供されていたように思いますが、
今回は前菜が供された後に出てきました。
右はフランスパンで、左はハチミツを練り込んだパン。
小麦粉は美杉産とのこと。
~大空を飛ぶ鴨~
鴨もも肉のコンフィ
翼のようなレタスのチュイルを添えて
メインディッシュ。
皿の上にあるのがレタスのチュイル。
「チュイル」とはうす焼きクッキー。フランス語で「瓦」の意味だそうで。
レタスのチュイルをめくると温野菜が。
さやえんどう、プチトマト、カリフラワー、ナス、ネギ、ハナビラ茸。
ハナビラ茸は美味しいし食感がいいので好きですが、
前菜とかぶっているのが残念。
「コンフィ」は低温の油でじっくり加熱する料理法。
ウィキペディアによると「現在ではコンフィは贅沢な料理と考えられているが、
元々は冷凍技術のない時代に肉を保存する手段として始められた。」とあります。
鴨のもも肉は鶏よりも濃厚な味がしましたが、
骨つきのもも肉をナイフとフォークで食べるのはひと苦労。
~あこがれの青い空をデザートに~
乳酸のブランマンジェ
ブルーキュラソーのジュレと太陽に見立てたマンゴーのソルベ
一番下の「ブランマンジェ」は、「現在の日本では砂糖、洋酒、生クリーム、バニラなどで風味をつけた牛乳を、
ゼラチンで固めたレシピが多いが、本来は砕いたアーモンドからアーモンドミルクを抽出して
牛乳に香りを付けて作り、肉が入ることもあった。
名称は古フランス語で「白い食べ物」という意味の「blanc mangier」に由来する。」とあります。
ブランマンジェはムースのような食感で美味。
トッピングのマンゴーのソルベが濃厚でこれまた美味。
ただ、「青空」をイメージしたブルーキュラソーのジュレも「太陽」に見立てたマンゴーも、
ちょっと色がズレている気がします。青はもっと青く、太陽は赤いほうが。
どちらかと言えば、「南国の海」をイメージしてしまいます。
コーヒーまたは紅茶
ワタシはコーヒーを注文。アイスもあると言われ、試してみようかとも思いましたが、
無難にホットをいただきました。
ところで、現在ミュゼ・ボンヴィヴァンはスタッフ不足(たぶんシェフ?)だそうで、
それぞれの料理が出てくるのに結構時間がかかりました。
料理に時間がかかる旨は入り口にもボードに書かれており、結構深刻なのでしょう。
どの料理か分かりませんが、隣の席の方には「40分ほどかかるかもしれません」と伝えていたので、
予定が詰まっている人にはキビシイかも。
ワタシは暇を持て余しているのでさほどイライラもしませんでしたが(笑)。
一方、コーヒーはシェフ以外のスタッフでもコーヒーメーカーで出せるので、
デザートを食べている途中で出てきて、ちょっと笑えました。
ゴールデンウィークを前に、混まない平日のうちに三重県立美術館へ。
今回の企画展は『空飛ぶ美術館』。
公式サイト:三重県立美術館ー空飛ぶ美術館
もちろん、美術館が飛ぶわけはありません(笑)。
「飛ぶ」ことをテーマに雲、鳥、気球、飛行機、天女などの絵を集めた展覧会。
正直なところ、期待していなかったけれど、そういう意味では期待通り(笑)。
「飛ぶ」ことをテーマにするなら、『サンダーバード』1~3号、5号や、
『風の谷のナウシカ』のナウシカが操る「メーヴェ」と呼ぶ飛行具、
『スターウォーズ』の「Xウィング」、『宇宙戦艦ヤマト』の「ヤマト」など、
アニメ、映画などからいくらでも素材はあるだろうに。
もちろん、これらを「アート」と呼ぶには難しい気がしないでもないですし、
具体的に何を展示するかというのもこれまた難しいかもしれませんが。
それでも、映像をビデオモニターで流すとか、セル原画、プラモデルを飾るなどできるのでは?
それはさておき、展示品で一番興味深く観たのが中村岳陵『気球揚る』。
気球を見に訪れた鹿鳴館時代を彷彿させる貴婦人を描いたもので、
記念切手にもなった絵ですが、高さ約2mの大きなもの。
手に持つオペラグラスがかなり精密に描かれているところも見どころでしょうか。
常設展は「海」をテーマに絵を展示。
こちらもそんなに面白いものはなかったのですが、
「海」をテーマにした以外の展示で、工藤甲人の絵に出会えたのはビックリ。
工藤甲人は昆虫や動物を独特のタッチで描く画家で、
かなり以前に東京の展覧会で見た記憶があります。
今回展示されていたのはカラスの絵でしたが。
夕食はパスタ。
またまた「糖質ゼロ麺」というこんにゃくを麺にしています。
パスタソースは日本製粉の『オーマイ 和パスタ好きのためのたらこ ~ゆず風味~』。
こんにゃく麺はフライパンに汁ごと入れて茹でました。
ざるで水気を切って皿に盛り、パスタソースをからめたのですが、
思ったよりピンク色にはなりませんでした。
刻み海苔はパスタソースに入っていたもの。もったいないので使いました。
鮭の切り身は両面を焼いただけですが、ぎりぎりの火の通りで美味。
緑色はスーパーで買った刺身についていたパセリ。刻んで散らしてみました。
ちょっと刻み海苔とかぶってしまい、残念。
食べてみると、麺は水分が多くてちょっと残念。マズイとまでは言いませんが。
焼き鮭と一緒に麺を食べると、ちょうどイイ感じでした。