田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

田舎暮らしの浅い春

2009年03月05日 | 日記
3月5日(木) 晴れ ベールをかぶったような太陽 暖かな一日

久しぶりに太陽の光を感じる。
3月に入ってから晴れの日が極端に少なくなった。

浅間山は日の出からだいぶ時間がたってから雲の上に顔を出した。
煙はわずかに北東の方へ流れているようだ。


昼前に庭に出てみると鉢植えの福寿草は一つだけしか花を見せなかった。
やはりそっと野におけ・・・と云うのだろう。


少し離れた錦木のしたにある福寿草は少しだけ陽あたりが悪いためか、つぼみが土の中から出ようとしている。
ほったらかしながら沢山の花を見せてくれたのがうれしい。


家に入り続きの作業を始めたが集中できない。
鉛筆や消しゴムはほとんど使わないが、この時期だけは使わないわけにいかない。
鉛筆も好みのものは2Bですぐ丸くなって細かい字を書くのには鉛筆削りは必需品となる。
この機械は半世紀以上も元気に動いているブリキ製でお気に入りのものだ。
元はと云えばMの弟が使い、子どもが使いさらに現在の子どもは机に備えられている電動の物を使っているという。
今でもしっかり削れ芯のブレもなく電動のように無駄に鉛筆を消費させないのがよい。


Mが帰ってきてから昼飯となったが時間は午後の中頃に近かった。
気分転換に裏山に散歩にいった。
春とはいえ花を見るのはオオイヌノフグリだけだ。
この花は一年中咲いているように思うが花を見ない季節はいつごろなのだろう。


山の中腹にあるコブシも昨年は沢山の花を見せてくれたが今年は数えるほどしか見えない。
しかも、今はまだまだ固く蕾を閉ざしていた。


家に戻り庭のヤマボウシを見ると太い枝のまたになっているところに鳥の巣があった。
昨年のモズの巣だろうか・・・・・
ここを中心に盛んに警戒する叫びを上げたり、幼鳥に餌の取り方を教えている姿を見た。
巣の形も荒れてないところを見ると無事に雛は巣立ったようだ。


4時前の浅間山は朝見た姿とは代わり、頂上付近は地熱で雪が解けて火山灰の黒々した処を見せている。
相当の温度なのだろうか?

コメント (6)
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