田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

来年の冬の準備 楽しく過ごせる

2009年03月30日 | 日記
3月30日(月) 快晴 雲一つ無い 暖かな一日

快晴の下、今年最後であろうストーブも薪材集めにりんご園に向かった。
町のいちばん北の端「虎御前」集落だが、先週に雨が降ったので3日開ければ車が園内を走れると言うことだった。
しかし、その翌日が雪で結局週明けの今日の作業となった。

家を出るときには浅間山の噴煙は風もないのか真っ直ぐに立てに煙を上げていた。
暖かで外仕事には最高の日になった。


りんご園では湿り気を確かめながら軽トラを4駆にしてソロソロ坂を登る。
既に切り倒してある樹を運ぶだけだが、荷台からはみ出すような長い枝を集めてチェンソーで切る。
ここからも浅間山が見えるが今は白い鳩が羽を広げたような煙を出している。


浅間山を実ながら身体の向きを南へ向けると頂上から北斜面が町内になる蓼科山が見える。
この山が全容を表しているのは珍しいくらい雲にかくれることが多い山だ。
また、現在では蓼科山と表すが、飯盛山とかお碗山と言うそうだ。
明治の前までは“立科山”と書き表し、その表記を現在の町名『立科町』としている。
美しい山の姿だが、その昔は活火山で大爆発して左側がすっ飛んで今の形になっていると言われてる。


太い樹を積み込んで別の畑に移動するのだが、我が家で見る軽トラはソコソコの大きさをしているが、
りんごの樹の下にあると小さく見える。


2回目の積み込みを終えて山裾に戻ってきたのは4時半になっていた。
太陽は西に傾いているが、最後の槇集めを事故もなく終えたことに虹色の光線で祝ってくれてるようだ。


浅間七変化ではないが夕方の噴煙は流れる雲と合体してまるで大爆発をしたように見せていた。
薪材集めも重労働だが、浅間の噴煙に励まされ旨い空気を吸っての作業、最高に楽しい。

コメント (4)
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