9月4日(日) 曇り 暴風雨はない 時たま強い風と雨
夕べの集落の集まりで明日の防災訓練は中止になったことを聞いていた。今朝なって早くから携帯がなりだしたので、若しや防災訓練をやることになったと連絡かと ・ ・ ・
この町は全くと言っていいほど災害からは遠ざかったところで、実際のところ危機感はない。幸いなことなのだが、今回の大型で雨を沢山降らす台風でも被害の規模から言うとごくごく僅かなモノのようだ。
草刈りや薪割りもしなくてはいけないが、雨が続いたところではムリに作業をすることもないと、直ぐに萎えてしまう。一日中PCに向かい、月末にプレゼンをしなくてはならない資料を集めた。たいした事ではないのだが、俺が山裾に移り住んだ動機から現在の生活に関して写真を見ながら話をするということが持ち上がっている。
たった10年のことをイザ整理をしようと言うときにブログを掻き出してからだと簡単だが、その前の備忘録は手帳の端に思いつくことを書いていただけで、その手帳すら探すのに往生している。
書棚に頭を突っ込んでいると遠くの花火の音が聞こえた。この時期は町の東部塩沢地区の花火だろうか?町にある県立蓼科高校の文化祭?それとも望月町の ・ ・ ・ いずれにしても東の窓からは二山(実際には丘のようなもの)越えるので、どの位見えるかは定かでない。
台風の影響がないと言っても風は強く打ち上げ花火は難しそうだ。本来なら丸く見える花火も風に煽られ、文字通りカタナシだった。
見ていると火の玉が-真っ直ぐ昇パッと開くときは丸い。それが更に尾を引くように花開くと風に靡いてしまう。
今時の花火は夏の始まりとは違い趣がある。俺、個人的のことだが頭の上で大きな華を開きドスンッ腹に響く花火よりも、遠くで音もなく開き闇に吸い込まれてから、幽かに音が聞こえるのが好きだ。
この台風では死者も行方不明者も多く出ている。花火見物とは申し訳なく思う、長くは続かなかった花火 無意識に精霊流しを口ずさんでいた。