田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

オニヤンマ 懐かしい ゲルベとジタンと芋焼酎

2011年09月15日 | 日記

9月15日(木) 晴れ   少しだけ涼しさが戻る

 遅めの午後、草刈りの前に庭を一巡するといままで、ツボミが開く前から、カナブンや虫たちに痛めつけられていたピンクのバラがきれいな姿で咲いていた。春の花とはちがい、香を少しだけ抑えているのは虫たちに気付かれないように花を開く知恵なのだろう。

もう一つ知恵モノを発見したのは、白樺レストランの端っこでいつの間に花を開いた彼岸花。木漏れ日に怪しげに自己主張している。この花は毒草として名高いが、“幽霊花”“狐花”“死人花”など俗名が多い。俺がここの集落に移り住んだ翌年、集落の婆さまから「屋敷の中に植えるもんじゃねぇ」と云われたが、彼女も既にこの花と化している。

 

曼珠沙華を観察しながら遠くを見ると、オニヤンマのホバリングが眼に入った。近くで姿勢を低くして待つと、目の前の木に止まった。ブルーベリーの葉陰にレンズを隠しながら近づくと、どこかで見た顔だ。トルコ石のヘッドフォーンを頭に着けて ・ ・ ・ ケムクジャラ

下半身のスマートさとは比べものにならない顔つき、しかし、誰かを思い出せない。 

少し前から覗き込むと、やはり知った顔だ。

彼も俺を覚えてくれたのだろう。

ニッと笑い、唾液に濡れている歯を見せた。

彼には毒があるわけではないが、愛煙していたゲルベゾルテやブロンズのジタンそして、何故か芋焼酎の香りが俺の脳天を過ぎった。思い出しただけでもアノ香 イヤ 匂いは目眩がする、再度、ファインダーを覗き込むと見慣れた横顔は消えていた。煙草のヤニを消すためか常にガムを口にしていた彼、ヤケに歯が光っているのも同じだ。元気でこのブログを見てくれたら、一報欲しい懐かしさがある。

4時近くなっていたので慌てて、草刈り機を軽トラに積み込み道普請の先刈にでかけた。

午前中は滞っていたプリントするだけで昼の時間になってしまった。

金曜日に修理にだしたプリンターが戻って来た。8月の13日に購入したものだが、紙送りが悪いのか?それとも使った紙が合わないのかは定かでないが、修理報告書と共に戻って来た。

戻って来たのはありがたいが、いつもなら、ヤマトの宅配で手慣れているドライバー。ダンボールから本体だけを取り出して箱は持って帰る。しかし、近頃現れない“日本通運”で運ばれてきたので、そのまま受け取ったが、中から本体が出て来るまで沢山のパッキンがでてきた。エコを謳っているエプソンの商品なら、このプラ系には疑問を感じた。 

本体が出てきたところで修理報告書と云うものがあた。これには【現象の確認】プリンターエラー表示を確認しました。その為、印刷できませんでした。【原因】プリンターメカユニットの故障が原因でした。【修理内容】プリンターメカユニットの交換・印刷テスト・動作チェック【お願い】お客様のプリンターで印刷したサンプルを添付しましたのでご確認ください。とあり、最後に修理保証として、『修理完了後3ヶ月以内に同一箇所が故障の場合、弊社の責任として無料で修理いたします』とある。

この最後の文面を読み、少し疑問に感じた。今回の修理は購入後一ヶ月も経っていない。また、保証期間は一年となっている。基本的に“修理は客の扱いが悪いんだよね”的なのだろうか。

 

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秋風は何処へ行った 蒸し暑さに夏を思う

2011年09月15日 | 日記

9月14日(水)  曇は多いが 晴れ  湿り気のある夏日

今朝は太陽が昇る時間に草刈りをはじめる予定だった。このところ左肩に鈍痛を感じてある角度に肘を上げると腰にまでひびく ・ ・ ・ 原因は分かっているのだが、これを言葉にするには少々気が引けるので、バンテリンの大きな貼り薬に全てを吸い取ることを託している。

庭に出てみるといつの間にか、青じその花が咲いていた。皿の上にのって食卓にのぼる青じそと同じだろうが、手で触るとゴワゴワしている。

ニラの花の多くは既に種を実らせる体制になっているが、木漏れ日しかあたらないところではやっと花が咲き出している。イチモンジセセリが花にしがみつくように蜜を吸う姿に夏の終わりを感じた。

昨年は濃いムラサキの花だっと思うが、この花を見るとツボミはムラサキで花びらを見ると白い。紫の花をひらく条件はもっと秋が深くならないといけないのか、それとも土地のpHが条件に合わないのだろう。

白樺レストランの頭上に陣取った蜂の巣、険悪な関係となるなら“蜂ジェット”なる強力なハチ殺し用殺虫剤を用意してあるが、使わずに棲むことを願う。

夜には「たてしなエコ・クラブ」のスタッフミーティングが開かれた。環境フェアの前と云うこともあり、なぜか慌ただしく時間が過ぎた。

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