田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

アオスジハナバチ 小さい秋 みつけた 

2011年09月25日 | 日記

9月25日(日)  晴れ   風は冷たい  午後には曇が張り出す

風はたいして吹かなかった台風 コスモスにとっては雨だけでも花の重さの数倍になったのかほとんど倒れている。それでも用意した蕾は全て花を開き、秋の虫たちに栄養分を与えていた。

開いた花を我が物顔で飛び回るのはセセリチョウ、長い口吻を上手に曲げて蜜を吸い上げる姿がキュートだ。

セセリチョウに次いで目立つのがテントウムシ 彼らは花の芯よりも花片の縁を好むようだ。

星の形も数も中途半端なテントウムシ、覗き込むとなにかモグモグと口を動かしていた。

蝶の羽化のように花片の開き始めは折りたたまれているのか?セセリチョウは花が完全に開くのを待てないようだ。

コシオガマ この時期には庭に沢山の花を見せてくれる。ピンクの可憐な花に虫の姿を見ないのは、粘着性の軸を敬遠しているのだろうか。

花心を見るとシベの姿は春のスミレに似ている。三つに分かれた袋が弾けると花粉が飛び出す仕掛けがあるようだ。

シベの形もさまざま、見るタイミングで変化がある。

裏山との境ではタラの木が二度目の花を開いた。始めの花は既に黒い実となっているが、何の理由では新たな花を咲かせたのだろう。

タラの木の根元、ヤクシソウの黄色の花、ヒラタアブが花を選んでいる。彼の得意技ホバリングを楽しむかのように、花に近づいては離れる仕草を繰り返す。

こちらの花ではアオスジハナバチが胸から腹へと黄色い花粉を溜め込んでいた。ハチと云うと黒に黄色の帯を持っているが、コイツは青い帯を三本も巻いている。

の数倍はあると見える胴体、青色が美しさを際立たせていた。

PCの作業に追われながら 目と気を休めるために庭へ

羽音に身を引きながら レンズを向ける

アオスジハナバチの美しさ 彼らの巣を訪ねてみたい

コメント
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