田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

物憂げに 

2011年09月09日 | 日記

9月9日(金) 晴れ  曇は多いが 風は心地よい 

午前中は畑に残っているものを全て収穫し、冬野菜の準備をする。完全無肥料無農薬に変えて3年目、その前も殺虫剤は全く使わず、肥料も牛糞を原材料とした堆肥をいれた程度どだった。カボチャや辛南蛮はソコソコだが、ジャガイモは土作りがまだなようで大きさが小さい。

無薬無肥 採れ得るだけを 慶びに 辛味に濁す 我の農法

風は涼しいが土に向かっていると蒸し暑さを感じる。ジャガイモ掘っては休み、カボチャを拾っては休むと言うマイペースの畑仕事だ。

秋あかね 石に影置く 一文字

昨日もローズマリーの写真を載せたが、涼しくなったこともあり、ハーブの花が多い。さまざまな虫が来ているが中でもヒラタアブはホバリングの名手、この虫の特性などと言えば簡単だが、彼は胸から下を水平に保つのに相当腹筋を使っているようだ。また、ローズマリーが軟膏として使われることを書いたが、生薬とする漢方では“迷迭香”(メイテツコウ)と呼ぶそうだ。 

空中に 留まる名手 ヒラタアブ 腹を凹ませ 迷迭香

昼過ぎには今日の作業を終えてシャワーを浴びたが、窓を開けていると寒く感じる。空は秋の曇が広がっているが、遠くでは積乱雲が見える。女心(男もアリ)ではないが、今日の空浅間はどちらを選ぶのだろうか。

秋空に 見え隠れする 浅間山 頭隠して 魅せる山麓 

3時半には町の室内ゲートボール場で環境フェアの打合せをしたが、何か物足りなさを感じるのは何故だろうか?

コメント
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