田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

久しぶりのご来光 手を合わせる間もなく 濃霧

2011年09月13日 | 日記

9月13日(火) 晴れ 濃霧 蒸し暑い日中 午後は曇が張り出す

 目が覚めると未だ暗い、いつの間にかAlgoが俺のベッドに乗っている。彼を降ろすとまだ寝ぼけているのかそのまま、床で丸くなった。障子を開けるとうっすらと東の空が紅い ・ ・ ・ 

このところ日乃出を見ていないことを思い出し、直ぐにカメラを手に外にでた。急いで裏山に登る道を一気に歩くが息があがってしまう。登り切ったところで振り返るとまだ朝陽は顔をだしていないようだ。西隣の町、長和町との緊急連絡防災電話だという電線がやけにきれいに見えた。 

ここから東へ木が密集したところを急ぎ、浅間山と日乃出が見えるところにでたが、日乃出には間に合ったようだ。時刻は5時27分が日乃出となっているが曇も霞もあるので少々遅くしてくれたのだろう。 

久しぶりの朝陽が昇るところを眼にするまで待つことは無かった。しかし、上空には黒い曇が張り出しているのがきになる。 

青空が見えていたのは数分間で直ぐに西からの霧が木々を隠しだした。一廻りする散歩道を歩く予定だったが、余りにも濃い霧なので雨具を持っていないとびしょ濡れになることを考えて引き返した。 

もとのところへ戻ると少し、霧が収まっていた。しかし、キバナツリツリフネソウを庇うように上にある葉には水滴がついている。 

近くの赤いツリフネソウはこれからの霧の重さに耐えられるだろうか? 

先ほど昇ってきた道は既に霧に包まれ集落は既に霧の中に消えている。天気予報では朝から快晴だっと思うが、この霧が晴れると今日も残暑となるのだろう。 

霧のこない道を南へ歩くと直ぐにガマズミが赤く色づき始め実の形も徐々に丸くなりだしていた。 

集落を囲む山には所々誰が管理しているのは判らないが、果樹や畑がある。ここでも山椒の実が真っ赤になっており、そろそろ収穫を待ているのだろう。

 

畑の脇の草むらには花が咲いているように見えるマアコオシリヌグイと怖い名の草がある。ツボミが集合しているが、小さなツボミが開くとそれは可愛い花となる。

徐々に霧が迫ってきたので急いで家に降りた。庭を一巡りすると一昨日はまだ一輪しか見せていなかったコシオガマがたくさん花を開きだしてる。もう少し盛りになったがこの花の花芯を覗いてみたい。シベの姿がどのようになっているのだろうか?

 

東側の土手では太陽が白く見えるほど昇っているのに、未だ花を開いているマツヨイグサがあった。

 

十五夜に 杯伏せて 待宵草 

 

コメント
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