2月1日(水) 雪 昼前から大荒れの雪嵐 午後 一時青空が見えるが 再び 雪
昨夜は珍しく美しい星空にしばし寒さを忘れて見とれていた。今朝はてっきり朝陽を見ることができると信じていたが雪に変わっていた。
昼前には風が強くなり山襞から幾筋もの雪煙があがっているのが見えたが、やがて山裾の集落にも突風が雪煙を上げるようになった。風が通り過ぎる音はビュービューとうなり山の樹にしがみついていた枯れ葉が一気に舞い上がった。
外の激しい雪嵐を尻目にSalaはストーブの前でヨコになている。AlgoはSalaの腹を枕にして良いところ取りを決め込む。こう言う姿は今年の寒さの影響かSalaが高齢化に向かっている所以なのだろう。
低温ヤケドにってもイケナイのでストーブの近くを追い立てると、今度はSalaはベッドに潜り込んだ。Algoがジャマをするので毛布を掛けてやるとAlgoはSalaに上にのりタヌキ寝と決め込んだ。
午後も3時近くになると風が治まり青空が見えだした。太陽も西に傾いてはいるが、陽の光が射してくると樋から落ちる水が凍っていうのが緩みだした。数カ所の氷がダイアモンドのように輝きだしたが、束の間でしかなかった。
足下が急に寒く感じたと思うと外は既に雪が降りだしていた。二月は一番寒い日が多いとされるが、太陽さえでれば春の兆しを感じる。