田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

北北東 縁起を担いで 恵方巻

2012年02月03日 | 日記

2月3日(金)  快晴  極寒  太陽が照っても寒い 春を感じる

目覚めたとき顔をヨコに向けると枕が冷たく感じた。寝返りを伐って枕が冷たかったので目が覚めたのだろか? 未だ暗く夜明けまでは間がありそうだった。暗いうちから風呂に入り、東南の山並みがオレンジ色に染まるのを見る。風呂から出る頃には集落のも朝陽が射し込み始めるのだが、一月前と違うのは確実に春が近づいている。浅間山もぼんやりと見えるのは冷え切った空気に朝陽の暖かさで春霞に包まれたようだ。

浅間山もこのところ盛んに噴煙をだしている。日本列島が不安定なプレートに乗っているためか、それとも桜島の噴火を耳にしたのか?浅間の場合は殆どが水蒸気を吹き上げている白く見える煙だ。それでも頂上付近は雪が溶けるのが早く感じるのは地温が高くなっているのだろう。

我が家で一番に陽が当たるのは東の出窓、この窓には障子があるが障子の外側は三方がガラス戸になっている。寒冷地仕様のペア硝子を入れてあるが、今朝のように極寒の日には水蒸気が氷の結晶になって紋様を描く。この紋様は何かサインになっていうのだと思うがまだ、読解できていない。

リビングの前では雪の上に動物の新しい足跡がついていた。右から左へ進んでいるがその先は崖になっている。足跡はそのまま崖を下るように転げるでもなく同一の歩幅なのが不思議だ。

午前中は昨夜のパソコン講座の記録をまとめる作業に没頭した。ボランティア仲間が集まっての講座だが、当初の目的は情報交換や活動の連携をグループブログやSNSを立ち上げようと云う話しだった。ところが講座を開いてみると団塊の世代が多く、パソコンがコミュニケーションツールになりうるにはほど遠い状況だと判った。ならば、事務屋として電卓を使い始め、ワープロで頑張ったことを思い出し、60の手習いでパソコンの基礎から習おうと始まった。

判らないことは少しのアドバイスで納得するのだが、Wordで表を作りそこにきっちりと写真を入れたい。要するに週刊誌のグラビアの如くランダムながら整然とした写真集を作りたいのだ。また、中には家の系図をWordで作るのだが、線の微妙な移動ができない ・ ・ ・ Excelは何故、セルの中で行換えができないか?等々 このようなことは簡単な裏技的なキー操作で可能なのだが、先入観がジャマをして先に進めない愛しいオヤジ連だ。講師が言葉で説明したり、指先のキー操作で解決したことを、マニュアル化して文字で記録する作業は俺にとっても勉強になる。文字にして裏付けをとるのにネットでMicrosoftOfficeサイトで確認するのに時間がかかる。

朝から出かけていたMが戻って来たのは二時近くになっていた。昼飯に恵方巻を買ってきたと、太い海苔巻きを皿に載せての昼飯となった。北北西に向かって丸カジリをするのが良いそうだ。方角で縁起を担ぐのは陰陽師の云うことから日本古来からあった風習だろうか?2月はバレンタインが流行だしたころ、陰陽師がカタカナはいけないとスーパーに売り込んだのかもしれない㋧

レジュメの印刷を済ませた頃は既に日が落ちて辺りが暗くなっている。Mが出かけて行ったのも気がつかなかったが、町でる道沿いの灯りが幻想的だ。夜道を照らす灯り春が近づいているように見えた。

立春の 温もりを映す 道あかり(哉)

コメント
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