11月2日の日曜日にI市の某ホテルで数年ぶりのいとこ会があった。集まったのは15人で妻とか数人のいとこの連れ合いもいるが、基本的にはいとこだけの集まりである。これは全部が母の姉妹兄弟のいとこで遠く関東地方からも来た人もいた。
今回の会合は高知県に住む、いとこがすべて手配をしたらしい。彼女が参加者の一番の年長で、その席でいとこらが以前に書いた思い出を印刷出版した本の配布がなされた。小さいときは親戚の多くが朝鮮の釜山近くの鎮海という街に住んでいた。わたしも1940年から1945年の2月くらいまでそこに住んでいたが、戦争の終了の直前に引き上げて帰ったといういきさつがある。
59年ぶりだったかに鎮海を訪ねたのももう何年も前になってしまった。小さな桜のきれいな町で今では数百万の人が花見の季節には訪ねるという。
しかし、いとこ会の帰り道では足がふらついてしっかりしなかったが、夜半に喉が渇いたので水を飲んだら、気分が悪くなって戻してしまった。体調が悪かったのだろう。アルコールはそれほど強い方ではないが、普通には飲めるつもりだ。しかし、ときどきは悪酔いをするようになった。
もっとも11月3日のお昼には普通に昼食を取れたから、さほど二日酔いはひどくなかった。でも昨日は一日コタツで眠るともなくぶらぶらとして一日を過ごした。珍しいことである。