昨年も書いたが、今年もデザートに柿が出てくる季節となった。今年は柿の当たり年か方々から柿を貰ったり、また生協から柿を買ったりしている。
昨年も言ったかも知らないが、30年以上昔のことだが、ドイツで柿がスーパーに店先に出ていたので妻が柿がといって喜んだことがあった。
そのとき、一緒にいたドイツ人のKarlさんが、これはder KakiといってSpanienスペインから来たんだと言ったので二度びっくりした。日本と同じ名だったので。
でもいまKakiを辞書を引いても果物としては出ていない。カーキ色という意味でKakiまたはKhakiとして出ている。derではなくてdas Khakiである。私が覚え間違えたのかどうだろうか。
昨年は子規の有名な句「柿食えばーーー」を挙げたので、今年はもっと世俗的なことわざを挙げておこう。それは「柿が赤くなると医師が青くなる」ということわざだ。柿は体にいいのだろうか。そういえば、このごろ私も一日にたくさん柿を食べている。冷蔵庫の中も柿で満杯だ。
昨夜奥歯が割れたので今日歯医者さんにいったら、その病院前の平和通の句碑に漱石の
城屹として秋の空
があった。昨日は冷え込んで初冬に近く秋も深いが、通りの並木はまだそれほど紅葉してはいない。しかし、もうすぐ紅葉してくるだろう。