物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

自然対数の底、再論

2009-01-07 12:41:19 | 数学

「自然対数の底、再論」という数学エッセイを昨日仕上げて、愛数協の事務局に送った。

これはおなじみの自然対数の底を以前に連続複利法から導入した方法とは異なる、いくつかの導入法をレビューしたものである。

また、以前に「数学散歩」(国土社)に書いた、自然対数の底の近似値の漸化式による計算を改良したものも述べた。

これらは何れも私のオリジナルではないが、いくつかをまとめたところに新味があるであろうか。

そういうこともあって昨日はブログを休んでしまった。ブログより関心のあることが出てきたら、ブログを書くことがおざなりになることは仕方がない。

これらの構想は前からあって原稿を一年以上前にほとんど書き上げてあったが、図が描けないのでそのままになっていた。それが最近GRAPESのお陰で図を描くことが大分楽になった。

しかし、まだ十分に慣れてはいないので意を尽くしたものにはなっていないかもしれない。しかし、bmpでもlatexに取り込めることがわかって図の問題がある程度解決した。

エッセイはもう完成と思ったが、文章を5日の晩にもう一度見直したら、気になるところが出てきてかなり直した。しかし、もう自分ではこれ以上のものを当面は望めそうにないので脱稿とした。

「グラフの平行移動」の数学エッセイは妻に見てもらったら、1次関数の平行移動について付加すべきことが出てきたので、脱稿は延期した。

あと、「超幾何関数」と「最大公約数の求め方」とはまだ部分的な草稿があるだけである。「平方根の近似値(1)」も図を描くことの問題で止まっているから、これも少し先へ進めることができるだろうか。