e-Learningのコンテンツの作成を少しでも進めようとここ数日頑張っている。「代数」部分のコンテンツの残りをつくることとそれ以前に作成した箇所の演習問題の作成である。
下敷きにしている本には演習問題もあるのだが、演習問題はできるだけ物理の学習のときに出てくるような式を使いたいと私の昔の講義ノートとか物理演習の書を取り出してきて、その中の計算に出てくる計算を演習問題に使っている。
いつも演習問題が現実と離れた単なる演習に終始しているのではないかと思っているが、そういうことに気を使うと、なかなか気がつまる。下地にしている本の演習問題をそのまま使うことをよしとしないのだ。
もともと下敷きにしている本がアメリカで出版された本の翻訳で、物理とか工学とかの関連に気を使った本ではあるが、自分の経験に基づかないのはどうも気が進まない。代数のコンテンツの本文は9個の節をつくっているが、それに対して完全に演習問題をつけているのはまだ一つでいまやっと二つ目の途中である。今準備しているのは高校の1年か2年のくらいのレベルの代数である。
先日E大学の理学部でe-Leaningのコンテンツとその入力についてのワークショップがあった。その前半のどういうことが今までに行われているかの説明の時には私も出席して話を聞いた。そのときに私の関係しているところではWさんが報告をした。
その後で質問があってどこか国の機関でそういうことをe-Learingのコンテンツをすでに用意しているのではないかという質問があった。その発表の後で個人的にWさんから聞いたところではそういうコンテンツが既にあることは事実だが、その内容が十分でないということで各大学で独自にコンテンツが作られているというのが現状だとのことであった。
私たちのコンテンツの概要はあまり正確ではないが、インターネットを検索すればどこかにWさんのパワーポンイントが出ている。