火曜日は夕食にカレーをつくるから、カレー曜日というのはS & BかどこかのカレーメーカーのCMだったか。
私には水曜日は家に帰ってビールを飲む日であった。このごろはあまりストレスはないので、水曜日でもビールを飲むことは少なくなった。それでも思い出したようにワインを飲むこともあるが。
なぜ水曜日に家に帰って夕食にビールを飲んでいたかというと、水曜日の午後は2時間続けて熱力学の講義をするので、とても疲れるからであった。
そうやって気分転換でもしないことにはとてもやりきれなかった。もっとも熱力学を教えたのは定年前の5~6年間であった。
それまで熱力学を教えたことはない。それで最初の一年は苦労したが、2年目、3年目となるにつれて、私の苦労は減っていったが、それにもかかわらず学生にはなかなか分かってもらえなかった。
水曜日には現在でも特別の経験がある。火曜日の夜、テニスをここ何十年も続けているのだが、水曜日にはラジオ体操をするときに大抵ひざの痛みがある。
火曜日の後遺症ともいえる。木曜日になるとその痛みは和らいでいる。
水曜日は英語でWednesday(ウエンズデイ)という。その由来をあるときドイツ語のクラスの先生である、R氏から聞いた。
ドイツ語にwenden (ウェンデン:向きを変える)という語があるが、それと関係していて水曜日でその週を折り返すから、Wednesdayというのだという。
もっともドイツ語では水曜日のことをMittwoch(ミットヴォッホ)というので、Wednesdayは英語にしか残っていない。