物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

cr'emaill'ere

2013-05-17 15:00:31 | 外国語

cr'emaill\'ereという語で私が思い出したのはイタリア語のcremare(クレマーレ、火葬する)である。冒頭のcr'emaill\'ereはフランス語の辞書によれば「(暖炉の中に欠けて鍋などをつるす)自在鉤」だという。

ここでちょっと表記を注意しておくと ’ はアクサンテギュを表し、\'はアクサングラーブを表す。

NHKのラジオフランス語講座で何回目かの国枝さんとパトリスの放送に出てきた。どうも毎回同じところで反応しているのですでに1回このことをこのブログで書いているかもしれない。

Nous serions tr\'es heureux de vous accuiellir pour notre pedaison de  cr'emaill\'ere.

(新居祝いのパーティにみなさんをお迎えできたらうれしく思います)という。このcr'emaill\'ereのcremという綴りに条件反射してしまった。

大学院生のころ、トリノ出身のLivio Allesiという男性に半年イタリア語を学んだことがある。彼がいうにはローマの時代にローマの軍はヨーロッパのどこにでも出かけていた。

そして戦闘があったときにその戦闘で兵士が戦死すれば、楯の上に載せられて帰って来るが、あまりに遠いところでの戦闘では遺体は火葬されて帰ってくるというような話であり、火葬された遺骨はつぼか何かに入れられてやはり楯の上に載せられて帰ってくる。そのときに火葬するcremareという語を教えられた。

その当時に買ったイタリア語小辞典によれば、火葬はcremazi'oneとある。語源としてこのcremという部分が火に関係しているのではないかという連想が働く。

私は言語学者ではないから、その詳しいところはわからないが、そんなことでまたまたブログを書いてしまった。

これはきっと前にも書いたと思うが、prendre la cr'emaill\'ereは「新居祝いのパーティを開く」とフランス語の辞典にはある。


飲酒と事故

2013-05-17 12:00:55 | 日記・エッセイ・コラム

最近、私の近所の側溝に落ちて亡くなった人がいたという話を聞いた。

これは稀なことだろうか。私にはわからないが、飲酒をしてかどうかはわからないが、側溝に落ちて死亡事故を起こしたという記事は新聞によく出る。これらは小さな記事でほんとに新聞の片隅に載るのだが、結構多いのではないかと思う。

私も兄を交通事故で失った。彼も飲酒をしてはいたが、もし車を運転する人が少し注意深ければまだいまでも生きていたことであろう。

私の友人で街で飲酒をした後に帰宅を自転車でしていたときに、側溝に落ちて前歯を数本折ったという人がある。もっとも彼は前歯を折っただけでまだ健在である。

だから、飲酒後に帰宅途中で事故に会う人はそれなりの数があると思う。もちろん、十分気をつければ、いいだけの話ではあるが、そういうことを事故を起こす前に想像することは難しい。

私が大学を卒業する直前にH市の近郊の小さな町の小学校で数学を教える先生を募集したことがあり、それに私が応募したことがあった。それはその小学校の先生が飲酒後に帰宅途中でやはり側溝に落ちて死亡されたので、2か月ほどを臨時の教員を募集したのであった。

そういう風に私のほんとに小さな経験でも飲酒しての帰宅途中で側溝に落ちて死亡するという例はいくつかあると思える。

松山市では側溝はだんだん暗渠となって、少なくなって来てはいるが、それでも全部がなくなっているわけではない。それで不幸なことにこういう事故が起こるらしい。

お酒の好きな方は、そうでない方ももちろん、くれぐれもお気をつけてください。