物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

movementとscore

2014-10-20 15:39:22 | 日記
movementとscoreとは音楽用語である。

scoreは「楽譜」の意味であることは知っていたと思うが、movementが交響楽等の「楽章」の意味であることはついぞ知らなかった。先刻、「ニュースで英会話」をラジオで聞いていたら、third movementというのが出て来て、「第三楽章」の意味だとの伊藤サムさんの説明があった。

私の聞き間違いだといけないので、早速手元の英和辞典を引いてみると確かに「楽章」という意味がmovementの項の後ろの方の訳に出ていた。また一つ偉くなった。

ところで、これらをドイツ語ではなんというのだろうか。ということであわてて和独辞典を引いてみると、楽章はSatzであった。-r Satzは普通「文、文章」という意味である。こういう風にいうのか。der dritte Satzが第三楽章という意味である。

では「楽譜」はドイツ語でなんというか。これはdie Notenという。普通複数で使われる。単数での-e Noteなら「音符」と意味だとある。ちなみにNoteには「成績」とか「評点」の意味がある。「メモ」の意味もある。

メモはMemoでもドイツ語として通じるはずだが、手元の独和辞書には載っていなかった。-e Notizというドイツ語がメモの意味である。

30年以上前にメモという語のまちがいをしたことがあるので、そのために記憶している。

パターンの源泉

2014-10-20 10:55:03 | 日記
パターンの源泉としての行列式があるという事実を一昨日知った。

これはソーヤーという数学者の書いた『数学へのプレリュード』(みすず書房)という本を読んで知ったのである。この書は私の学生時代からの愛読書の一つである。

長い間書棚に眠っていたのだが、最近になって行列をどう教えるか学ぶかに関心があるので、この書を引っ張り出してきている。

循環行列式と関係した話題である。このことを書いた文献がないかと藤原松三郎『行列と行列式』(岩波書店)を探したら、循環行列式のことが載っていた。

昨日の午後をこの件をちょっと調べて計算をしてみたが、うまくいかない。それでしばらく置いておいたが、昨夜の12時を過ぎて計算をしたら、少しだけ計算が進んだ。

全く見当がつかなかったのことだから、昨日としてはよしとした。また私にとって新しい問題を見つけた。