物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

1968

2015-04-28 11:45:00 | 日記
1968とはなにか。野球の好きな方々はすぐにイチローが世界の王さんの得点を1968でようやく王さんに並んでいた1967から日本記録をつくったというその新記録の得点であることを知っているであろう。

昨日か一昨日にはすでに1969得点を記録している。得点というのはホームベースを自分で何回踏んだかということらしい。イチローはヒットを打って返してくれるのは他の人だから、自分はただ立っているだけだと。いかにも謙虚なイチローらしい。

実は私個人にとっても1968は記念すべき数である。1968年に学位を得て、大学に勤めることができるようになった。29歳のことである。学位をもらったときは28歳であったが、その年の5月には29歳になった。

大学に入った1958年、大学院を終えた1968年、フンボルト財団から奨学金を得て、ドイツへ留学した1976年は私の私の人生にとっては特別な年である。

もう一つ付け加えれば、定年退職した2005年も私にとっては記念すべき年である。

日米の安保ガイドライン

2015-04-28 11:05:03 | 日記
正式にどう言うのかわからないが、日米の安保ガイドラインが大きく変えられようとしている。
安倍政権のした悪政の最たるものとなるでしょう。そして、日本は平和な国からこれまで以上アメリカの言いなりになるのであろう。

そんなことは分かっているはずなのに安倍政権を選挙で支持している。バカなことをと思うけれどもそれが現実である。

これが今後の大きな分岐点に歴史的にはなるのであろう。国際的には一つにはアジアでの中国の存在が大きく影を落としている。いままでそういうことがなかったのに中国の資源外交とかアジアでの外洋への進出がある。

実体はどうなのかはわからないが、旧来と中国の外交とか政治が違って来ているのではないかそのことが日本の外交とか防衛方針にも違いが出てきた原因ではなかろうか。

だが、それは過剰反応と思えるほどであり、将来に禍根を残すことになりそうである。老い先の短い私にはあまり影響を与えないとは思えるが、それでも子ども世代には影響を与えることは必至である。

まあ、大きな戦争をすることは世界的な相互依存の現状ではできまい。だが、日本がテロの標的になることは想像に難くない。

原発の運転を続けることでも原発に少なくとも現状の見通しでは将来はない。放射性廃棄物の処理をどうしたらいいかはいまのところ解決策は見つかっていない。その段階でそのまま運転を続けることは勝利に大きな禍根を残すことになる。

これは単なる政治の問題ではない。そこらが多分一番大きな問題であろう。国の財政状況が悪いことが一番の改革の阻害原因になっている。それが経済優先の政策となり、それはそれでいいが、他の防衛政策までを変えてしまうという政権を維持している。

大学でもいいことはなにもない。特に中小の元国立大学でもみんなが急がしくしている割には業績があげ難くなっている。