Well begun is half done(はじめよければ半ばの成就)とは私が英語好きの中学生のころに覚えた文句である。
これとかAll is well that ends well(終わりよければすべてよし)とかはあまり自分では詳しくは読んだことのないが、旺文社の原仙作『英文標準問題精講』だったかに多分載っていた文句である(注)。
これは古くはシェ-クスピアの戯曲中の文句だったのかどうだかはわからない。
ちょっと似ているか全く似ていないかわからないが、ドイツ語にはAller Anfang ist schwer(アッラア アンファンク イスト シュヴェア: アンファングではない。ここではgはクと発音する。)ということわざがある。
いつかこのブログで、このことわざを紹介したことがある。これは「すべてはじまりが難しい」という意味だろう。
ドイツ語と物理ははじめが難しかったという実例までそのブログでは紹介した。
(注) はじめて気がついたが、Well begun is half doneにもAll is well that ends wellにもwellという語が使われている。
Annfangの発音と同様に付け加えていうと、ドイツという意味のドイツ語Deutschlandもドイチュランドではなく・・・ラントである。もっとも、このトは日本語の母音を含んだトではないから、あまりドと発音しているのかトと発音されているのか私たちドイツ語を母語しない者には判別は難しい。