専門家会議の議事録がなかったのはどうも政治家のご都合だったらしい。
これはテレビか何かでそういう話がでていたのだろうか。今朝、妻からそのことを聞いた。
そして都合が悪ければ、政治家は新型コロナウイルスの政策についても専門家の責任として、その政策の責任まで押し付けてしまうという。
西浦博さんがその責任を押し付けられる筆頭にいるらしい。専門家はなんでも諮問をしているだけで、その責任をとらされる筋合いのものではなかろう。
政策を決めているのはあくまで政治家である。その覚悟が政治家にはなくてはならない。
経済の方が最近は優先されて、新型コロナウイルスの感染防止の方は2の次となっている感がある。
いくら、専門家がワクチンが使えるようになるには2年近くかかると言っても安倍首相は日本の科学・技術だったら、1年でつくれるとか半年でつくれるとかいった楽観論を記者会見で話している。
手順を踏んでやらなければならないことを無視してはいけない。それは科学や技術に対する過信というか、「おおぼら」であろう。
現実を厳しく見つめて政策は一番最悪を予想して立てるべきである。そして、それが予想したほどはわるくなければ、そのときには素直に科学と技術に感謝すべきであろう。
そのときに、自分の政策がよかったという風な発言は厳に慎むべきであろう。