昨日、「数学・物理通信」10巻3, 4号を発行した。
ちょっとページ数は30ページに足らなかったが、あまりそのページ数にはこだわっていないので、発行した。
そしたら、いくつかの反応があった。その一つは「数学・物理通信」を自分のサイトに載せて下さっている名古屋大学の T さんからであった。
彼の教え子で現在では数学者の千葉逸人さんの話であり、千葉さんが学生のころに数学の本を書いて「その原稿の見てくれませんか」と T さんに頼んできたことについての便りであった。
はじめ T さんに編集後記に引用してもいいですかと許可を求めたが、それよりも「編集者への手紙」としたほうがいいのではないかと思ってそのような再度のお願いのメールをした。
どういう返事をもらえるかはわからないが、こういう風な反応があると編集者としては楽しい。今月は10巻5号をも発行予定であるから、それに掲載できるはずである。