物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

続・加法定理と還元公式

2020-06-26 17:40:26 | 本と雑誌
還元公式を先に学ばないで加法定理を導けないかとあくせくしている。

そのために何かヒントになるものがないかと思って、ソーヤー(田中・宮本訳)『数学へのプレリュード』(みすず書房)を取り出して来て、「行列の代数」のところを読んだら、何のことはない。最後のところで還元公式を使っていることがわかった。

2行2列の回転行列で加法公式を証明できることは事実なのだが、その回転行列を導くところで還元公式を使っていた。

後はうまく還元公式なしに加法公式を証明できそうなのは複素数の積くらいだが、はたしてこれはうまくいくのだろうか。

加法定理から還元公式を導くことはできるが、その加法定理をまったく還元公式を使わないで導くことはまだ私にはできていない。


三角関数の還元公式・再考

2020-06-26 11:19:17 | 本と雑誌
「三角関数の還元公式」についてのエッセイを以前に2つほど書いたことがある。

そして、それらはすでに「数学・物理通信」に掲載したのだが、最近読み返してどうも論旨があまり明解ではない気がしている。

つきつめて考えたつもりだったが、まだ論理が透徹していないのではないかという感じをもった。これではだめだ。もっとしっかりした、あいまいさのない論理で書かないといけない。

そういう反省をいまもっているのだが、なかなかどういう風に書き替えたらいいのかというアイディアが浮かばない。

世の中の頭のいい人から見たら、なにをもたもたしているとお叱りを受けそうであるが、しかたがない。


zoomドイツ語クラス(第3回)

2020-06-26 10:51:33 | 本と雑誌
zoomを使って遠く離れた人と話すという体験をようやく3回した。

いや、東京にいる子どもと1回したことがあるので、4回といった方が正しいか。

それはともかく4人のクラスで先生を含めてなら5人のクラスである。昨夜はみんなはじめてということでいろいろ使い方の指導があった。だからドイツ語ははじめはそっちのけである。

私たちのクラスは中級以上であるので、フリーにみんな話せる達意のドイツ語とはなかなかいかないが、カタコトドイツ語だが、いろいろのことを話そうとする。

それがやはりかなり難しいのだ。テーマがあるというか、自分で何かを決めてここ数か月の自分のしたことを話すのである。

普通だったら、それに日本で最近起こった事件とかニュースとかドイツで起こった事件とかニュースとかそういう話をするのである。これはかなり難しい。

大抵はそういう用語をドイツ語の勉強で教わったことがないことを無理やり話そうとするのである。もちろん、ドイツ語で。