これは私のつくっている、三角関数の教材のことである。
以前につくったe-Learningのコンテンツの補完部分として三角関数について書き始めているのだが、なかなか進まない。
昔、私が大学在職中に編纂した「電気電子工学科ミニマム」の三角関数の部分の大幅な書き換えをしたものをe-Learningのコンテンツの三角関数の部分としたい思っている。図の入力とか問とかその解答とかが必要なのだが、それがあまり進んでいない(注)。
これは6月は「数学・物理通信」の発行月にあたっていることもあり、今月はその編集発行に明け暮れた。
ようやく、その仕事もほぼ終わってあとは10巻5号の発行の作業のみが残っている。しかし、その作業も今日、明日のうちには終わる見込みである。
(注) 「電気電子工学科ミニマム」は私の編纂したある種の反公式集とでもいうべきものである。
はじめは初等数学の簡単な要約のつもりではじめたが、結構内容は豊富になった。
詳細はここで書くことができないが、ページ数は83ページである。これは3年目の第版だからはじめは40ページにも届かなかった。
第3版の数学的内容である各章の名前を挙げておこう。
第2章 三角関数
第3章 指数関数と対数関数
第4章 微分と積分
第5章 Taylor展開
第6章 ベクトル解析
第7章 フーリエ解析
第8章 微分方程式
第9章 複素数
第10章 線形代数の有用な定理と公式
第11章 偏微分
第12章 双曲線関数
第13章 デルタ関数
付録1 定数表
付録2 ギリシャ文字
付録3 逆双曲線関数