物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

スプライン補間の旧原稿

2021-03-01 18:09:10 | 数学
球面線形補間と関係してスプライン補間が使われているので、昔書いたスプライン補間の旧原稿を「数学・物理通信」に再掲載したらどうかと考えている(注)。

私の書いた旧原稿は「自然スプライン」というスプライン補間についてであったが、スプライン補間はいろいろなものがある。

既成のプログラムというかcodeというのかがあるらしいので、スプライン補間の原理とというか理論を勉強する必要はあまりないのだが、やはり「自然スプライン」に限っても、その説明をしておくのは悪くはないと思う。

昨日の日曜日に自著の『四元数の発見』の後ろの方を読んでみたが、たぶんするすると読めるのではないかと思う。自分なりに工夫をしてこの本を書いたつもりなので、初めて読む人にも引っかかるところはすくないはずだ。

私自身は球面線形補間がわかるのにあっちにひかかっかり、こっちにひっかかりして、悪戦苦闘した覚えがあるのだが。

(注)この「歩行者のためのスプライン関数入門」の記事は『数学散歩』(国土社、2005)に収録されている。『物理数学散歩』(国土社、2011)にはあまり汎用性がないと思ったのか収録しなかった。




定期的にしていること

2021-03-01 17:54:08 | 本と雑誌
大学退職後に定期的にしていることは

1.毎日ブログを書くこと(日曜日を除く)
2.毎月の第4土曜日に雑談会を開催
3.「数学・物理通信」の三か月ごとの発行

である。私の活動でどれが主でどれが従だということはない。この3つとも私には重要な自分に課した仕事である。

雑談会もすでに100回を越えているし、ブログを書くこともすでに10年を越している。詳しく調べたわけではないが、今年は17年目であろうか。

また一番後にはじめた「数学・物理通信」の発行もすでに既刊は通巻で95号を発行している。

今年の6月の通巻100号の発行を目指している。

球面三角法の連載を始めるか

2021-03-01 11:19:29 | 数学
「数学・物理通信」を発行する月となったのだが、原稿があまり用意されていない。

「三角形の面積1,2」を前に書いたが、当面投稿するつもりがない。それと数学の用語解説として3つほど書いてあるが、これには図をつけたほうがいいのもあり、その図はまだ描かれていない。

新しい原稿として、球面三角法の連載を始めようかなと思っている。これは小著『四元数の発見』を書いたときに、最後の11章の「四元数の広がり」で球面三角法についてまとめたいと書いたのだが、まったく手がつけられなかった。

『四元数の発見』は2014年10月の発行だから、あれから、あしかけ7年が流れたのだが、最近ようやくそれにとりかかる準備を遅まきながらはじめたのである。しかし、どうもなかなかできない。