冒険商人と言ったとて、すぐにわかる人は西欧の歴史を学んだ人は別として少ないに違いない。
冒険商人(merchant adventurer)とは交易を求めて中国や日本とかまたはアジアへの西方航路を求めた人々のことである。
マルコ・ポーロとかバスコ・ダ・ガマだとかはそれにあたるのだろうか。
広い意味ではコロンブスとかも入るのかもしれない。
冒険商人(merchant adventurer)という語を聞いたのは学生時代に同じ下宿の隣室の友人が教育学部の西洋史専攻の学生であり、彼の卒論のテーマがこの冒険商人だったので、卒論執筆中にこのS君から話を聞いたことがある。
ちなみにコロンブスはイタリア人だったと思うが、スペインの女王の支援を得て、インドとかの東方への西方航路から見つけようとしたはずだ。
イタリア語を大学院生のころイタリア人に半年だったか1年だったか学んだことがあるが、コロンブスはコロンボ(Colombo)と言っていた。ちなみにコロンボはハトのことだったと思う。
そういえば、刑事コロンボも同じイタリア系であった。