法事をしたことがないという日本人は少ないだろう。それくらい日本では宗教としての仏教が普及している。
ときどきキリスト教を信じている人もいるが、そういう人はまだ圧倒的に少ない。私の従兄にもクリスチャンになった人がいたが、彼は私と一つぐらいしか違わなかったが、会社を定年退職したのちに意外に早く亡くなってしまった。とてもやさしい、いい人だったのに。
今年のお盆は2月に次兄が亡くなったので、いわゆる新盆であった。そのために I 市に里帰りしたのだが、法事が終わったら、すぐに松山にとんぼ帰りした。
これはやはりコロナの影響を心配したからであった。それに東京にいる、姪などもスマホでのオンライン法事の参加であった。
こういうことができるようになったということは技術の進歩であり、すばらしいことである。しかし、一方でまことに味気ないことでもある。
しかし、現在のようなコロナ禍であれば、東京から帰省しないということの方が正しい判断であろう。